カラミティガンダム

登録日:2010/03/05 Fri 01:16:33
更新日:2024/03/02 Sat 10:27:23
所要時間:約 8 分で読めます






ふん、ウザいんだよ!




カラミティガンダムとは『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツ(MS)。


目次




基礎データ


機体名:カラミティ
型式番号:GAT-X131
全高:18.26m
重量:81.48t

動力:内蔵バッテリー
装甲材質:トランスフェイズ装甲

武装:
125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」
337mmプラズマサボット・バズーカ砲「トーデスブロック」
580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
115mm2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」



機体解説


地球連合軍大西洋連邦が開発した試作MS群「GATシリーズ」の一機であり、
その中でもヘリオポリスで開発された5機のGのデータ等をフィードバックして地上で開発された「後期GAT-Xシリーズ」に属する機体。
背面から突き出した二本の大型砲と左右に伸びた両肩アーマーによって特徴的なシルエットを形成しており、頭部は額に大きなブレードアンテナが一対、側頭部に短いアンテナが一対備わっている。
装甲色は青緑と深緑を基調とし、細部にオレンジ色を用いている。
機体名の「カラミティ」は「災厄」、転じて「疫病神」の意。


基礎部分には前期GAT-Xシリーズのデュエルバスターストライクなどと同系統の機体バランスに優れるX100系汎用フレームを採用。
そのうえで遠距離砲撃戦能力に特化していたバスターのコンセプトを更に推し進めた、後継発展機的な位置付けの機体として開発された。
通常のMSなら主兵装として機能するような高出力火器を複数搭載し、それらを併用した圧倒的火力による砲撃戦を得意としている。
バスターと違いミサイル類は装備していないものの個々の武装の威力が高く、その火力はバスターを凌駕する。
結果として火器管制システムが複雑化してしまい、ナチュラルでは操縦に支障が出るようになってしまったが、新型専用OSの搭載と生体CPU・ブーステッドマンを専属パイロットとすることで実戦投入に漕ぎ着けた。

また、同時期に建造された二機と同様トランスフェイズ装甲(通称:TP装甲)」が装備されている。
この装甲は物理攻撃の直撃時のみ相転位する仕組みで、なおかつ機体のバイタルエリアにのみ施す事によりエネルギー消費を最低限に抑える事に成功。
この省エネ化が武装の高出力化を可能とする一因となっている。
さらにPS装甲では「パワーダウン時に装甲表面がグレーに変わり、エネルギー切れが敵にもバレる」と言う問題点があったが、こちらは通常装甲と組み合わせる事により外観からのパワーダウンがバレにくくなった。


大型火器を複数持った鈍重そうな見た目とは裏腹に、ビーム兵器が主兵装のためバスターよりも機体重量が軽く、なんと後期GAT-Xシリーズ内最軽量。
運動性能自体も劇中の活躍を見る限り一般機以上に優れており、この辺もX100系フレーム機故の物と思われる。
肩の巨大バインダーや、背部バックパックに内蔵されたメインスラスターを使うことで、水陸問わず高速ホバー移動が可能な他、宇宙空間においても機敏な挙動をとれる。
ただし流石に大気圏内での単独飛行は不可能で、劇中で長距離を移動する際はMA形態となったレイダーの上に乗る、若しくはクローで掴まれて移動を補助されていた。
遠距離攻撃という戦法が主となるよう開発されたため「部隊指揮官機」としての役割を担うことも想定されていたが、実戦ではパイロットの性格もあってか中・近距離での立ち回りが多く、指揮官機として運用されることもなかった。


なお、劇中に登場した機体が先行建造機であり、
  • 制式仕様機とその発展型が存在するレイダー
  • 一部仕様を変更して水中用機とされたフォビドゥンブルー、ディープフォビドゥン等が正式採用・量産されたフォビドゥン
と異なり、カラミティには、後期GAT-Xシリーズとしては唯一直系の量産機が存在しない。
ソードカラミティ、ブラウカラミティといったバリエーション機も存在するが、いずれも試作機止まりとなっている。
ほぼ同コンセプトのバスターダガーとの差別化ができなかったのだろうか。



武装


  • 125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」
背部からのアームで接続された超大型ビーム砲。二基装備。
高火力かつ長距離射程を誇り連射も可能。加えて燃費も良いのか取り回しに優れており、劇中ではカラミティの主力兵装として活躍した。
名前はドイツ語で「衝撃」を意味する。

  • 580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
胸部に搭載された高出力エネルギー砲。
イージスの物と同型で本機最大の火力を誇る。イージスと違って変形などの予備動作無しで発射出来る為、緊急時の迎撃にも使えるようになり利便性が増した。
ラミネート加工されたジャスティスの盾を溶解させた事からも、その威力の高さは伺える。
反面燃費の悪さは相変わらずだったためか、ここぞという時のダメ押しの一手に近い扱われ方をされた。
ちなみにコクピットはこのユニットの下に位置している。

  • 337mmプラズマサボット・バズーカ砲「トーデスブロック」
発射時に弾頭を超高速加速し、プラズマ化させることで威力を上げたバズーカ。
また別の資料ではプラズマで包んだ実体弾を発射するバズーカとされるが、HGの取説ではビーム砲扱いされている。
……後付けや設定変更はガンダムの常だが、近年の作品でここまで設定が安定しないのも珍しい。
いずれにせよバズーカとあるが実質的には「携行式プラズマ発射砲」というべきもの。発射後に次の弾を装填しなければならないため連射はできない。
名前はドイツ語で「死刑台」を意味する。

  • 115mm2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」
先端部が鋭角なに小型ビーム砲を2門付けたもの。
先端部が鋭利なので刺突にも使えるが、盾としての機能共々に本編で使用された事はほぼ無い*1
むしろ前面に砲塔が付いているため、盾というより攻撃兵装としての性質が強い。
カラミティ唯一の接近戦向けの武装であるし、後方からの指揮官機というプランも考えれば、やはり防御より攻撃を重視してこういった物を装備しているのだろうか。
余談だが、元々はビーム砲であるはずが、リマスター版及びRe/100のパッケージ絵では実弾を示す黄色の光条が描かれていた。
特に設定変更などはされている様子は無く、後者の説明書にはビーム砲をしっかり記載されている。色指定ミスか見栄えを優先したのだろうか。



劇中での活躍


C.E.71(『SEED』)

初登場はPHASE-38。

同時期開発のフォビドゥン、レイダーと共にオーブ解放作戦において初めて実戦投入され、防衛部隊のM1アストレイを次々に撃墜する。
更にキラフリーダムとも交戦するが、突如戦況に介入したアスランジャスティスとフリーダムの連携を前に攻め切れず。
また、敵とは対照的に各々が勝手に行動する、僚機とのコンビネーションも何もない戦法によって時間を浪費してしまい、パイロットの薬切れで限界で撤退に追い込まれている。
二度目の戦闘でもフリーダムとジャスティスの連携を崩せず、今度はエネルギー効率を考えない攻撃によってエネルギー切れを起こして撤退。
最後のカグヤでの戦闘でも結局二機を仕留めきれず取り逃がすことになった。

その後、ドミニオンの艦載機となり、コロニーメンデル宙域では再度二機と交戦。
ジャスティスの盾でスキュラを破損させられたり、フリーダムにトーデスブロックを切り落とされたりとダメージを受けることはあったものの、
以前よりか三機の連携が取れるようになったため、状況によっては追い込むようなシーンも散見された。


ボアズ攻略戦や、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では機体の持つ圧倒的な火力と、ブーステッドマンであるオルガ自身の凶悪な戦い振りが合わさり、多数の敵機を撃破。
連合の核攻撃時も護衛に就かせ、発射阻止に向かった部隊を一切近寄らせないほどの実力を見せつけた。

しかし、第二ヤキン・ドゥーエ攻防戦後半ではミーティアを装備したフリーダムとジャスティスに一機で応戦すると言う無理ゲーを強いられる。
一応言っておくと、ミーティアは超広範囲攻撃を可能とする武装と高機動力の大型ユニットを組み合わせた強力なMS用追加兵装であり、モビルスーツに対艦戦闘能力を与えたような代物である。
敵側から見た場合、通常のモビルスーツよりも速く動く、超巨大な対艦刀付きの弾薬庫を相手にするようなものと言える。
カラミティはフリーダムの巨大ビームソードの一振りを躱すことには成功したものの、その回避動作の隙を突かれてあっという間にジャスティスに後ろからの接近を許してしまい、
最期はジャスティスの巨大ビームソードにより背後から真一文字に両断され、爆散した。

囲まれた時点で既に勝てる見込みはなかったと言ってよく、また、他の二機の最期はどちらも名有りパイロットとの一騎打ちという見せ場があったことに比べると、
敵との戦力差的にも、見せ場的にも後期Gシリーズ3機の中で一番可哀想なやられ方であった。


C.E.71(『ASTRAY』)

オーブ解放作戦の少し前、他の二機と共に訓練を兼ねてソキウスと戦闘を行う*2
といっても当のソキウスは反撃できないためあまり実りがある訓練ではなく、途中でパイロットたちの薬が切れたことで三機とも動けなくなり、ソキウスの脱走を許すことになった。



バリエーション


ソードカラミティ

機体解説

カラミティの改造バリエーション。
オリジナルの火器を一部オミットし、その代わりに対艦刀・ビームブーメランを二対装備させた近接用機。
急造感のある、オリジナル同様の青系統のボディカラーと追加武装の赤系統のカラーリングがちぐはぐな初号機と、
全身が赤系統のカラーリングに一新された2、3号機が生産された。
詳しくは個別項目で。



◆ブラウカラミティ

基礎データ

型式番号:GAT-X131B
全高:18.26m

装甲材質:トランスフェイズ装甲

武装:
125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」×4
580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」×2
115mm2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」×2
コンバインドシールド(30mm径6銃身ガトリング砲)×2


機体解説

アクタイオン・プロジェクトの一環として開発されたカラミティの強化発展機。
ブラウはドイツ語で「青」。

トーデスブロックが無くなっているが、代わりにI.W.S.P.の物に似たガトリング砲付きシールドを両腕に装備。
シュラークを背面に四基、スキュラを胸部に二基、ケーファー・ツヴァイを両肩に固定武装として二基それぞれ装備。
これにより固定武装が文字通り2倍になった。
機体重量の増加を補うためフロントスカートにブースターを追加する等機体各部の形状も変更されている。
…しかし相変わらず接近戦は苦手で、シミュレーションではストライクノワール(スウェン機)にあっさり負けていた。


なお、元々制式仕様の量産が決定していたレイダーや、特殊装備の応用によって貴重な水中戦力として後継機が誕生したフォビドゥンに比べると、
カラミティは再製造機を加えても1桁を超えない総数となっている。
それゆえ高級機でもあり、後期型のアクタイオン・プロジェクトにおいてもっとも金もかかった機体であり、当初の予算をこれ一機で費やしてしまっている。



◆エールカラミティ

基礎データ

型式番号:GAT-X130
全高:不明
重量:不明
装甲材質:不明
武装:
空戦用複合兵装「アドラー」
580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
57mm2連装ショルダーキャノン×2
120mm3連装ガトリングガン×2
220mm4連装多目的ミサイルポッド×2
ビームガントレット×2
125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲 シュラーク


機体解説

『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』に登場する、大西洋連邦が開発したカラミティのバリエーション機。
肩を換装し、バックパックの飛行モジュールにより単独での空戦能力を付加されており、高い機動力を誇る。
改修箇所には独自の武装が取り付けられており火力が高く、シュラークなどもオプションとして装備可能。これらを活かして空中から地表・水上の目標を砲撃出来る。
手持ち武器として装備された複合兵装「アドラー」は変形機能を持ち、巨大なウォーハンマーモードの他、ビーム刃を出すジャベリンモード、肩掛け式のライフルAモード、腰溜め式のライフルBモードに変形する。



立体化


ガンプラ

1/144コレクションシリーズ、HG GUNDAM SEED、FULL MECHANICSで発売。

HGはかなりの可動範囲を持ち、プロポーションも良好な良キット。
ただし、人によっては少々脚が短く感じるかも知れない。

バリエーションのソードカラミティは、HGカラミティ用の交換パーツセットがホビージャパンの付録として付属した。
このキットは、様々な工作を体験させる為の“教材キット”としての側面もあり、肉抜き穴、鋭い部分に付く安全性確保のためのフラッグ、パーティングライン等が意図的に付けられている。
これらを処理するための方法の解説DVDも付属。(ナレーションは桑島法子が担当)

ちなみに上記のソードカラミティ初号機は、このキットとカラミティのキットを無塗装で組んでも配色が成立するように生まれた設定である。

2012年にはHDリマスター連動企画で、成形色の変更とアクションベース展示用パーツと新規デカールが付属したRe版として再販された。
海外専売のものは更にビームエフェクトが付属する。


2020年11月には1/100で発売する事が決定。MGではなく、1/100 GUNDAM SEEDシリーズと表記されていた。
2021年2月に正式に情報公開され、1/100 FULL MECHANICSシリーズの第一弾であると発表。
6月に一般販売が決定。系譜としては鉄血のオルフェンズの同名ブランドを継承したものと判明。寄しくも同じオルガ繋がりで妙な繋がりを得てしまった。
実際発売してみれば、今までHGで手の届かなかったような部分が完全に補完され、かつ最新フォーマットで登場したため非常に好評だった。
他のMGシリーズのバックパックと互換性もあり、ストライカーパックやフリーダムのウイングを装着する人もいた。
きめ細かいディテールに、胸部装甲内部にはメッシュパーツまで入れる拘り具合。目を奪うシュラークの砲身はHG以上に上下左右の可動域で、ポージングには大きく役立ってくれる。
MG並の大きさとハイクオリティな商品だが、昨今のガンプラ転売ブームにより、発売初日でどの店舗でも完売騒ぎになっている。
再販を待つ他に無いが、2022年8月末現在ではその目途は立っていない。

2022年には同ブランドでレイダーガンダムが発売。懸念されていたMA形態での乗り込みだが、本キットは上部にアタッチメントが設けられているので非常に安定しやすい。

更にこのFULL MECHANICS版のアレンジキットとしてエールカラミティがプレミアムバンダイで受注生産された。



ゲームでの性能


◇機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T

コスト450で登場。バズーカが全機体中トップクラスの性能を誇り、高跳びからの射撃が驚異的であった。
また、フワステのブースト消費量が少なくフワステ性能はバスターと並んでトップクラスである。
続編では仕様の変更により高跳びを駆使した戦法こそ弱体化したものの、
相変わらずのフワステ性能、バズーカの性能、射撃only機体特有の「攻撃に補正がかからない性質」のおかげでまだまだ強力である。
なお、MA形態になったレイダーの上に乗る事はできない。

SDガンダムGジェネレーションシリーズ

初出はGジェネSEED。大抵はバスターから開発する。
TP装甲に耐ビームシールドで防御はまぁまぁ。しかし武装がイマイチ。
ミサイルが最強のゲームにおいてそのミサイルが無く、ビームの火力もバスターと同程度。
どう考えてもバスターの方が火力が高い。愛があればなんとか使える程度。

と思ったら多弾系弱体化&単射強化しているワールドであっさり化けた。これならばカラミティを選択すべき……といいたいが格闘武装があるヴェルデに座を奪われがち。
畜生。また原作通りに3バカで同時攻撃すると専用ムービーがでるがヴェルデも専用ムー(ry

CROSS RAYSでは相変わらずヴェルデバスターにお株を取られがちだが、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズシリーズの参戦が思わぬ追い風となっている。
TPS装甲による敵実弾武装の威力弱体化に対し、こちらは実弾系武装とビーム兵器を両立しているためSEED系機体の中でも安定して戦える部類。他の三馬鹿機体と合わせて有用的に扱おう。
さらに今作ではケーファー・ツヴァイが実弾武装に変更されている。恐らくHDリマスター版のものを参考にしたと思われるが、設定上はビーム兵器なのでミスである。

ソードカラミティもOVER WORLDから参戦している。
こちらは遠近両方での攻撃に対処できる万能さがあり、TPS装甲もあるため実弾系武装に対しては強気に攻められる。

◇GENERATION OF C.E.

驚異の射程6を誇る高火力機。運命や自由の射程が5なのを考えるとその凄さが分かる。
しかも、正面に延びるMAP兵器持ち。*3
威力上昇と複撃を覚えるルナマリア辺りを乗せると間合いの外から敵を撃滅していける。
しかし、やっぱり接近戦が出来ない。
バーストアタックのアニメーションでは思いっきり肉弾戦やってるが突っ込んではいけない。

ソードカラミティも二号機、三号機が参戦。
残念ながら対刀艦の威力はソードインパルスに劣るが戦闘アニメーションに異常な位気合いが入っている。
使い回しが多い中、宇宙・地上でそれぞれムービーが用意される超好待遇。
近接攻撃とバーストアタックは一見の価値有り。


EXVSシリーズ

フォビドゥンの特殊射撃コマンドでアシストとして登場。登場後すぐさまバズーカ三連射する。
その性質から弾幕形成や着地取りなどに便利で、アメキャンにもよく使われ、ダメージソースにもなる。

EXVSFBではCPU専用機としてステージ2-Cの開幕にレイダー(同じくCPU専用)、フォビドゥンと共に登場。
三門からのビーム砲撃やビーム、バズーカ連射をしてくるため、CPU専用機にしてはかなり手古摺る場合も。
また、フォビドゥンの覚醒技としてレイダーに乗って武器を撃ちまくる技が追加された。
敵機の攻撃がカラミティの部分に当たると爆散し、レイダーだけが特攻する小ネタがある。

MAXI BOOSTからは三連バズーカの他に、スキュラとシュラークによる照射ビームが可能。異様に細いが照射時間は長い。

EXVS2では、フォビドゥンの覚醒技が変更されたのでやや影が薄くなった。

EXVS2XBではフォビドゥンの下覚醒技として復活。
さらにレイダーの特殊格闘に新設されたアシスト呼出で、スキュラを除く全砲門を用いた飽和射撃が追加。アニメさながらにドカドカと撃つのでインパクトがある。
XBの新規参戦機体にジャスティスがあり、これで『SEED』のGシリーズで唯一参戦できていない機体となった。
ここまで作りこまれても一向に参戦しないので、ファンからは理由を中の人の多忙と予想されていたが、遂に2022年8月のアップデートで参戦決定。コストは2000。
豊富な射撃武装を使い分ける砲撃機で、メイン射撃にトーデスブロック、サブ射撃にケーファー・ツヴァイ、射撃CSが高弾速のシュラーク、特殊射撃でシュラーク&スキュラ一斉射と余す所なく本気の火器を使用している。
更に格闘CSでは、ジンが前へ飛び出してそれを狙撃する事で生じる爆風で炎上スタンさせるセットプレー的な攻撃方法もある*4
そして変形コマンドでレイダーに搭乗。メイン・サブ射撃を撃つとレイダーも連動して射撃してくれる。そして特殊格闘では振り落とされる形で地上に落下する。
一応他機体でいう変形解除にあたるコマンドなのだが、パイロット同士の不仲を再現しこのような形になっている。
覚醒技はフォビドゥン&レイダー呼出。それぞれに格闘連撃を入れてくれるが、最終段まで入れても非強制ダウン状態であり、ここからカラミティが攻撃をしかけられる。この技のフォビドゥンの二回目攻撃が異様な追従性能だと話題になった。
格闘方面はシールドバッシュと突き刺してゼロ距離射撃の二択しかなく、射撃方面に強く出た分かなり少な目。とはいえ格闘が無い機体よりかはマシである。



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最終更新:2024年03月02日 10:27

*1 HDリマスターの新規作画で、パーフェクトストライクのシュベルトゲベールを一度防いだ時のみ

*2 一応カラミティとオルガだと明言されてはいないが、台詞や地の文の解説から三人と三機であることは判る。

*3 但し、本作のMAP兵器は範囲内をランダムに攻撃する仕様なので、それほど優秀な武装というわけではない

*4 ジンが出た瞬間に攻撃キャンセルをすると、ジンは爆破されずそのまま消失するまでステージをまっすぐ進む不思議な光景になる。