ユニーク(ガンダムウォー)

登録日:2011/10/01 (土) 17:23:18
更新日:2020/08/21 Fri 17:05:47
所要時間:約 6 分で読めます




ユニークとはGUNDAM WAR26弾「戦いという名の対話」及び27弾「雷鳴の使途」で登場したカード群である。
現在は「激しき情念」と「通じ合う心」の二種類が登場している


これらのカードはいままでのカードで言えばヴァリアブルに似ている。
強力なカードであるがエースに引き続き、後述する問題点によってユーザー離れを加速させることにつながったカードでもある。

ユニーク
(自動B):「ユニーク」を持つカードは、デッキに3枚までしか入れられない。
(注:別名称のカードでも、合わせて3枚までしか入れられない)
また、デッキ構築のルールにおいて、「ユニーク」のルールを除く、カードの枚数制限に含まれず、その他のカードの枚数制限にも影響を与えない
(GUNDAM WAR wiki より)

特殊Gではあるが、枚数制限には含まれない。

最大の特徴は一つの弾に同名カードで、同じ効果を持つカードでありながら
六色すべてに一種類ずつ収録されていることであろう。
そのため色によって大きく価値が変動する

激しき情念
ユニーク
(自動B):ダメージ判定ステップに、手札にあるこのカードをゲームから取り除く事ができる。その場合、敵軍ユニット1枚に3ダメージを与える。
(自動A):このカードは、○国力1を発生する。      (GUNDAM WAR wiki より)    

戦いという対話で登場したユニーク。
ケンプファー(試作機)と効果は似ているがヴァリアブルとしても使えるため差別化は可能。
序盤は除去カードとして、中盤以降は一回り大きいサイズのユニットに対しても相打ちが狙えるため使い勝手はよい。
だが、よくも悪くも相手に依存するカードのため腐る危険がありこれ一枚では対処できないこともあるため下記のカードに比べると採用率は低い。
元々焼きコマンドや除去コマンドが豊富な緑や黒は比較的安く、コントロール系が多い赤や茶、白等は高額になった。

通じ合う心
ユニーク
(自動B):このカードが場に出た場合、自軍本国を7回復する。その場合、自軍捨て山の上のカード3枚までを可能な限り廃棄する。
(自動A):このカードは、○国力1を発生する。
(GUNDAM WAR wiki より)

雷鳴の使途で登場したユニーク。
こちらは場に出して使用するためアド損しない上、Gを展開できる。
7点という数字はこのゲームにおいては逆転できるほどではない
がしかしユニットの展開などで消費した本国の回復としては十分であり、ウィニー相手であれば大きく相手の計算を崩すことができる。
G事故対策としても一般的なヴァリアブルと比べて優れている。
全回復できる赤や回復に優れる青でさえもこちらが優先されていることも多く、回復はこれしか積んでいないという構築さえ存在した。

どちらも数字の上では、専門のカードには劣るもののヴァリアブルであることを考慮すれば非常に強力なカードとなる。
また、ユニットにダメージを与える効果と回復どちらも得意というデッキ構築は少ないため、三積できればデッキの弱点を補うことができる。

できればだがな……(理由は後述)



このカードは大きな問題を抱えたカードでもあった。

一つは色ごとの特徴が消えつつある中でその流れをさらに加速させた。
これは前者は緑の除去、後者は青の回復の概念を崩壊させた。
これにより本来回復が苦手な白、軽量焼きが苦手な赤の弱点が無くなったともいえる。

もう一つはエースと同じくイノベイティブレアである事。
つまりはひと箱に一枚しか収録されていない。
六色が一枚ずつでなくの六色の中から一枚である。
トーナメントレベルでは当然のように三積推奨されており混色デッキや複数のデッキを使用するならともかく、ライト層には死活問題でありこれでやめたユーザーも多くいたとか。

一応フォローしておくとユニークは指定国力がないため他の色でも使えないことはない。(単色での話だが)

このイノベイティブレアは第24弾からの一年以上継続しており現在も続いている。

NEX−Aへの以降に伴い消滅する可能性もあるが、オフィシャルでは新たなACEが公開されており現状維持の可能性が高い。
強力なカードである事や封入率の問題から多くのプレイヤーから嫌われたACEとユニークであるが、NEX−Aにも続投することが決定されている。
ACEはロールコストの変更によって大きく弱体化したが、実質ノーコストで使用できるユニークはさらに使いやすくなり強化された。
新規ユーザー獲得のためのNEX−Aへの移行であるはずが、オフィシャルでもユニークは推奨されている。
旧ユーザーを極限まで切り捨て、新規開拓をするとおもったら新規のユーザーにまで優しくなかったというデザイナーからの体を張ったユニークなのかもしれない。
NEX−Aへの移行が急だったこともあり、多くのカードが値崩れしたため今なら以前よりは安く集めることができるだろう。
またルール変更で消えるかもしれないが。

ちなみにこのユニークは発売当初は「ユニーク以外のカード枚数制限に含まれない」というルールが無かったので、特殊G扱いであった
ガンダムウォーでは特殊Gは全部で6枚(種類に関わらず)しか積めないので、「タメGを抜いてまで入れるカードではない」と評価され、価格はあまり高くなかった(ぶっちゃけタメGが強すぎたのだが)。
あまりにも売れなかったからか、ユニークに「特殊Gの枚数制限とは別に積める」というルールが追加されて、価値が高騰した。

結果、公式が追加ルールでカードの価値を無理矢理上げたのである。




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最終更新:2020年08月21日 17:05