エキスパートチーム

登録日:2014/03/16 (日) 22:27:50
更新日:2024/04/24 Wed 17:01:07
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エキスパートチームとは、ウルトラマンガイアに登場する特捜チーム XIGの中で、空戦以外の任務を担当する部隊である。





◆概要

基地が空中にある関係上、航空機以外はピースキャリーで輸送しなければならないため、
ファイターチームのように手軽な出撃が困難であり、実際に出撃回数も少ない。

ハーキュリーズ以外はあまり活躍機会に恵まれないが、いずれのチームも自分の分野に関して卓越した知識や技能を持っている。
ファイターチームに比べれば個々の隊員の個性が強い。



◆チーム紹介

チームハーキュリーズ

体育会系の暑苦しいメンバーで構成された陸戦部隊。
ハーキュリーズとはギリシャ神話の英雄ヘラクレス。肉体派にピッタリな名前である。
シンボルマークもゴリラ。実にわかりやすい。
時間があれば筋トレに勤しんでおり、仲の良い我夢を時々筋トレに巻き込んでいる。

一見すると脳筋集団のようなチームだが、我夢を巻き込むのは貧弱な彼が危険な戦場に出撃しているからであり、肉体のみならず頭脳もキレがあるチームである。
11話ではアナライザーである我夢と連絡を取り合い、頭脳派と肉体派の華麗な連携プレーを披露。
半壊した地下通路内で、我夢の指示を受けながら最低限の障害物を砲撃で粉砕しつつ、慎重に通り抜けるという丁寧な仕事ぶりも見せた。

鈍重で被弾しやすい高火力の陸戦兵器を操りながら、根性とタフさで耐え抜いて戦う。
出撃する機会は少ないが、出撃する度に毎回派手に活躍している。
また、このチームのみ1人ずつメインとなったエピソードがある。

第45話ではチームライトニングが全機撃墜され、ハーキュリーズのGBTスティンガーも敵の攻撃を受けて機能停止に陥るが、それでも根性で再稼働させ、苦戦するウルトラマンガイアを援護した。

とりあえず、ハーキュリーズ出動=勝ちフラグと覚えておけば良い。
あとスティンガーが着地の振動で毎度自転車を倒すため、被害者の会が存在している。

◆メンバー

◆吉田悟リーダー(演:松田優)
30歳。暑苦しいリーダー。
2話で我夢のピンチを助けてやった代わりにGBTスティンガーの武器弾薬補充と言う重労働を押し付けた人。
と言っても罰ではなく、指揮役を担う我夢にスティンガーの装備を把握させることが目的だと言うからなかなか賢い。
ときには状況を冷静に考察して行動していることもあり、リーダーは伊達じゃない。
29話では幼なじみの庄司から依頼を受け、我夢と共に不思議なオッサンの身辺調査を行った。

◆志摩貢(演:加賀谷圭)
35歳。暑苦しいオッサン。
我夢のことを「チューインガム」と呼んだ人。
MLRSバイソンで出撃した際は吉田リーダーと共にバイソン1を操縦した。
35話では我夢のパートナーとして現場に同行した。

◆桑原孝信(演:中村浩二)
28歳。暑苦しい若手。
チーム内では最年少。
MLRSバイソン使用時はバイソン2を1人で操縦する。
34話では瓜二つの従兄弟が橋本真也の元で伸び悩むプロレスラーとして活動している様子が描かれた。
ちなみに演者はガイアSVのスーツアクターも担当。


チームシーガル

レスキュー専門部隊で、被災現場に取り残された人々の救助活動が主な任務。
生存者救助と言う場面に遭遇することは少ないため、出動機会には恵まれない。
なお、現実の消防なども暇なときはとことん暇な仕事で、暇な分だけ準備を怠らず非常時には迅速に動くので、
出動機会がないとき道具をひたすら手入れしていたのは割とリアリティのある描写だったりする。
ちなみにシーガルとは英語で「カモメ」を意味しており、シンボルマークもずばりカモメ。

藤宮の襲撃でエリアルベースが機能停止による墜落寸前に陥った際はレスキュー装備を活用し、
ドアが開かなくなったオペレーションルームの直下から床に穴を開けて入口を作ると言う作業を行った。

◆メンバー

◆神山篤志リーダー(演:権藤俊輔)
チームシーガルのリーダー。28歳。
NGOでレスキュー活動の経験を積み、レスキューの嬉しさ悲しさを知り尽くしているベテラン。
普段はピースキャリーのパイロットを務めており、レスキュー隊員でありながら出撃機会には恵まれている。
序盤から登場していたが、当初はサングラスとヘルメットのせいで顔がわかりづらく、
9話になってヘルメットとサングラスを外した顔をお披露目し、更に所属チームが明らかにされた。
ピースキャリー操縦時もチームシーガルのヘルメットを使用している。
最終回ではファイターチームのメンバーと同列の扱いでミッションに参加していた。
謎の便利屋ポジションだが、ファイターチームと同等の高い操縦技能があり、信頼されているのだろう。
43話では我夢と吉田リーダーに「アルテスタイガー」絶滅に関する知識を授け、騒動解決に協力した。
こっちの演者もガイアV1/V2のスーツアクターを担当。

◆松尾蓮二(演:冴羽都夢)
25歳。
レスキュー隊員としては未熟で、要救護者が死にそうになると悲しそうな表情を見せるなど情にもろい場面がある。
シーガルの初任務で救助した人がテレビで「チームシーガルの松尾さん(に助けられた)」と言ってくれたのに、
インタビューした吉井玲子の聞き間違えで「チムシガル・マッツオさん」として全国に放送されたかわいそうな人。
(助けられた人が怪我のせいで上手く喋れなかったのが聞き間違えの原因)

◆マイクル・シモンズ(演:サムエル・ポップ・エニング)
27歳。陽気な黒人。
シーガルフローターの操縦を始めとするレスキュー活動での後方支援を担当している。
米田リーダーがゼブブに撃墜されたときは生存確認のために現場周辺の捜索活動を行う場面があった。


チームマーリン

海洋専門部隊。PBジャケットの肩から肘にかけての部分が青く(他の隊員は黄色)、
出撃時にはヘルメットでなくチームマーリンのロゴが入った青いキャップを着用する。

出番の少なさに定評があり、出撃が検討された場面はあったが実際に出番があったのはたったの1話のみ。
しかも危うく怪獣に埋められそうになり、ガイアによって救出されるという有り様。
結果的に今井が我夢に解説する場面くらいしか見せ場がない。

後期オープニングに出ているため、辛うじて忘れられずに済んでいる不遇なチーム。
本編であまりにも不遇であったためか、後日談を描いたOVでは久々に出番があった。そこでも不遇とか言わないで

ちなみにマリーン(海洋)ではなくマーリン(カジキ)。よってシンボルマークもカジキである。


◆メンバー

◆横谷勝蔵リーダー(演:庄司哲郎)
28歳。クールで真面目。
セイレーン7500の設計に関わっており、その性能には自信を持っているが、同時に限界も理解している。

◆今井源太郎(演:入沢宏彰)
25歳。温厚なインテリメガネ。
海洋学者兼地質学者で、化学分析担当の我夢が海に関して頼りにしている人。

◆巌均悟(演:横山尚之)
32歳。コワモテ筋肉。
初出動の際には「ついにチームマーリンの出番か!?」と嬉しさの余り今井を締めあげた。


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最終更新:2024年04月24日 17:01