登録日：2014/03/09 (日) 14:50:54
更新日：2021/08/28 Sat 02:13:14
所要時間：約 6 分で読めます
『カメラと出会った普通の高校2年生』
前田一也
Kazuya Maeda
クラス:2-B
所属:フォト部or写真部
家族:両親、妹
ゲーム『
フォトカノ』の主人公。
キミキスの
相原光一、
アマガミの
橘純一に次いで“一”の字を冠したデフォルトネームである。
ギャルゲーの例に漏れず、名前の変更は可能である。
上記の二人とは違い、一人称は『俺』。
人物
私立光河学園に通うごく平凡な高校2年生。
基本的に温厚で、橘さんと比べれば割と常識人であるが、やや卑屈なところがある。
年相応にスケベであり、お宝本も部屋のどこかに保管されているようである。あくまで年相応であり、特殊な性癖は持っていない。
特別運動神経がいいわけでも、成績がいいわけでもない。
容姿は学園のアイドルとも称される新見遙佳と並ぶと釣り合いが取れないと言われ、美少女扱いされる妹とも全く似ていない。
大谷桃子曰く「これといって特徴がないのが特徴」。
中学、高校と特に部活には所属せず、人前で目立つことが苦手なことからあまり自分から積極的に行動するタイプではないようである(ただしノリが悪いわけではない)。
ただし、人のためを思って行動するときは大胆かつ奇想天外に動くことがある。
本編直前にあたる高2の夏休みの終わりに父親からお下がりのデジタル一眼レフカメラを譲り受け、
ファインダーを通して見た世界に興味を持ったことから運命は変わっていった。
今まで所属したことのなかった部活にも加入することとなる(フォト部か写真部かを選択)。
趣味・特技
彼の熱しやすく冷めやすい、つまり飽きっぽい性格が災いし一つの趣味が長続きしたことはない。
子供のころは手品のおもちゃを練習したり、プラモデルやゲームプログラムに興味を示したこともあったが、途中で投げ出している。
中学に上がってからは、女子にモテたいがためにダーツやギターを始めたが、やはり中途半端で終わっている。
ののかが呼ぶあだ名「だっつん」はダーツが由来。他にも「エレキ」「ビリー」など趣味に由来したあだ名を彼女から拝命している。
ただしダーツはマイダーツを持っていてブル(中心)を狙えるレベル、ギターも3週間ほどでやめたようだが簡単な曲なら無難に弾き語りできる。
またビリヤードもマイグローブを持っていたり、ボウリングのアベレージは170と語るなど飽きっぽい割には意外とハイスペックである。
運動神経は特別いいわけではないが、小学生のころはサッカーが得意であった。ただしとある出来事がきっかけでそれ以来サッカーからは距離を置いている。
また、本人曰くデジモノが大好きであり、暇なときはパソコンやケータイをいじり、携帯プレーヤーやレコーダーの新機種チェックは欠かさず行っているようである。
両親が共働きで家にいないことも多いことから、家事は一通りこなせるようである。
交友関係
新見遙佳とは幼馴染であり、子供のころは毎日のようにサッカーをして遊んでいた。果音も彼女を「はるちゃん」と呼び姉のように慕っている。
しかし特に取り柄のない自分と違い、中学に上がったころから綺麗になり人気者となっていった彼女に対してコンプレックスを抱くようになってしまった。
また、幼馴染というだけで周りからやっかまれたり、ラブレターを渡すように頼まれたりすることに嫌気が差し、彼女を敬遠するようになってしまい、
高校に上がってからはあまり交流がなくなってしまっている。
間咲ののかとは中学時代からの付き合いであり、気楽に話せ冗談を言い合える数少ない異性の友人である。ただし、本人のルートを限りでは前作のヒロイン
棚町薫のようにあまり彼女を女性として見ていなかったフシがある。
その他のヒロインについては本編開始直後にほとんど初めて交流することとなる。
なお、前々作の柊明良、前作の
梅原正吉にあたるいわゆる親友キャラは
今作では存在しない。
作中でも写真部員以外男キャラと絡むイベントはほぼ皆無であり、プレーヤー間では
ぼっち疑惑も浮上した(アニメではクラスメイトと談笑する姿も描かれた)。
また、カメラを始めてから一気に(特に女性との)交友関係が広がったため、ヒロイン勢にその点を突っ込まれることもある。
ちなみに遙佳とののかには物語開始以前から思いを寄せられているが上記のコンプレックスや鈍感さ故に気づいていない。
ルート説明
上記の通り彼女とは距離ができてしまっており、カメラを通じて再び交流を深めていくことが彼女のメインストーリーである。
ただし人気者の彼女が人目を気にせず積極的に攻めてくるため、嘲笑にも似た周りからの視線ややっかみに再び苦悩することとなる。
Hルート(写真部)では、ミスフォトジェニックに選ばれた彼女を写真部の魔の手から守るべく奮闘する。
夏休み前まではほとんど交流はなかったが、校内でカメラを持ち歩いていたことから接点が生まれる。
ルーズな学校生活を彼女に窘められることも多いが、生徒会長である彼女の学校を愛する気持ちを知り、彼女の境遇も知ることとなる。
Hルートでは、ひょんなことから彼女の弱味を握ってしまい、彼女を脅迫して頼みごとをするという斬新？なストーリー。
果音の親友だが、彼女と知り合うのも夏休み明けが初めてである。
中学時代体操選手だった彼女が新体操へと転向し、美とは何かを追い求める姿をカメラを通して応援していく。
Hルートでは、亜岐Hルートの天罰が下るのか、逆に弱味を握られてしまい、グルメレポートをさせられるはめになる。
風景や動物しか撮影しない不愛想なフォト部後輩に興味を持ち、なんとか彼女にポートレートを撮らせようと画策する。
そして悪戦苦闘していくうちに彼女がポートレートを頑なに拒む理由を知る。
Hルートでは、隙を見つけてお互いの恥ずかしい写真を取り合うという妙な対決を行うことになる。
ソフトボール部のエースピッチャーである彼女の早朝特訓に付き合い、ライズボールの会得をカメラを使って手助けする。
Hルートでは彼女から告白という名の果たし状を受け、女らしさに欠ける彼女の仕草や言動にダメ出しし更生していく。
なお、彼女のストーリーでは親友であり恋のライバルである遙佳が要所で登場する。
料理研究会に所属する彼女ともまともに知り合うのは夏休み明けである。
彼女のルートではL、Hルートともに手段は違えどカメラを使って一人しかいない料理研究会の部員勧誘を手伝うのがテーマである。
Lルートではカメラに目覚めたが故の苦悩が見られ、Hルートでは幼女が降臨する。
同じクラスでありながらほとんど会話したことのない彼女と夕焼けの教室で鉢合わせしたことから物語は始まる。
遙佳に対してコンプレックスを抱き、目立つことが苦手な彼女にどこか共感を覚え、交流を深めていくが…。
最近どんどん可愛くなっていく果音に対して妹として以上の気持ちが芽生え始め困惑する兄。
いつも通り甘えてくる果音に告げていない過去の出来事、そしてある秘密について打ち明けるべきか考える。
夏休み明けに赴任してきた女子校育ちの教育実習生。
年上だが恋愛経験値0の彼女の普通の高校生や恋愛への夢や憧れを実現すべく、カメラを通して疑似恋愛ごっこを開始する。
アニメ版
それぞれのヒロイン担当回によって別人格が飛び出すと言われるほど回によって差が激しい。
特に亜岐編では顕著であり、弱味を握り爽やかに脅迫するなどなかなかのゲスっぷりを見せつけた。
ただし舞衣編では原作通り見事天罰が下り、逆に弱味を握られている。
Hルートがメインに使われることが多いためか、コミカルな行動も増えている。
余談
カメラを始めたばかりにもかかわらず驚異的な激写率を誇る。
また、どんな体勢やタイミングでもカメラを構えシャッターを切る。レンズ切り替えも一瞬で行う。
しまいには神風をある程度予測したりするなど人外じみた能力を見せることもある。
これらのことからプレーヤーからは「実はサイボーグじゃないか？」「頭がNO MORE映画泥棒のようになってるのでは？」などと揶揄される。
以下ネタバレ 要反転
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実は果音とは血の繋がらない義理の兄妹である。
一也の母(離婚)と果音の父親(死別)が再婚したためであり、再婚したのは10年以上前である。
前田姓はもともと果音達の姓であり、一也達は再婚してから前田姓を名乗るようになった。
果音が義理の妹であることを一也は知っているが、果音には隠している。しかし、わだかまりがあるわけではなく本当の妹のように大切に思っている。
また、兄として果音を守ってあげたいとの感情から果音とはすぐに打ち解けいてるが、果音の父親と打ち解けるのは少し時間がかかったようである。
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追記・修正はシャッターチャンスをものにした人お願いします
- 橘さんみたいな紳士発言もないから変態「紳士」は外した方がいいんじゃないか？ アニメの方はスタッフが暴走してただけだし。 -- 名無しさん (2014-03-09 22:11:31)
- 橘さんと比べると、比較的プレイボーイな御方。 -- 名無しさん (2014-03-10 00:25:43)
- シャッターチャンスだ！！（笑） -- 変態 (2014-03-11 18:37:05)
- ギャルゲーの主人公なんて・・・ -- 名無しさん (2014-03-17 15:59:59)
- 確かにエロ話はあれだけど、橘さんや写真部の野郎共に比べたら普通だよな。 変態面は写真部にもってかれた。 -- 名無しさん (2014-08-10 14:29:58)
- 実原相手の行動力と深角さん相手の優しさは好きだよ -- 名無しさん (2021-08-28 02:13:14)
最終更新：2021年08月28日 02:13
