ザナーク・アバロニク(イナズマイレブンGO)

登録日:2014/03/07(金) 09:00:00
更新日:2024/01/03 Wed 14:12:52
所要時間:約 9 分で読めます





ザナーク・ドメインやザンのキャプテン。時空最強イレブン11人目。

ポジションはFWで、背番号は10(ザナーク・ドメイン、ザン)または99(エルドラドチーム02、エルドラドチーム03、クロノストーム)

「名も無き小市民」を自称する脱獄犯。200年後の未来でs級の危険人物としてムゲン牢獄に収監されていた。

◆性格
非常に破天荒で、エルドラドでもコントロールできない存在。
初期は悪役らしい非道な面が目立ったが、物語が進行するにつれてをはじめとする雷門とのサッカーを望む熱い一面や、
クロノストーン化した円堂大介に認められようとムキになるガキっぽい一面も見せる。
「そう言うと思ったぜ」や「弱い奴ほどよく吠える、俺は強いがよく吠える」「名前はあるが名も無き小市民」など独特のセリフを持つ。
「聞きたいか?聞きたいよなぁ?」などの反復を交えた話し方も多用する。
あまりにも行動がぶっ飛びすぎているため、ザナークが単独で登場するシーンは総じて「おい、サッカーしろよ」状態に

◆容姿、特徴
毬藻を二つ重ねた瓢箪を六つぶら下げたような髪型。このせいで第一印象がマリモ野郎になった者も多い。
また、褐色肌に赤い目をしており、福耳気味でイナズまゆげを持つ。イナクロの登場人物のなかでもかなりたくましい体つきをしている。GORIには負けるけど
プロトコル・オメガと違って赤色のスフィアデバイスを使う。タイムジャンプ等の移動はもっぱら自前のバイク型ルートクラフト。こちらも赤い。
また、口や目から謎のビームが出る。口から出るタイプ(通称ゲロビーム)のほうが出番も多くて知名度も高い。
ガンマやムゲン牢獄の看守を倒し、ガンマを洗脳し、沖田に力を与えるなど使い道が多い。

◆アニメでの活躍
初登場は18話のフランス編。バイクでムゲン牢獄から逃走し、追いかけてきた看守を例の口からビームで一掃。
その看守らの乗り物からエルドラドが遂行しているミッション(=雷門を倒すこと)を知ると、どこかへ飛び去っていく。
その後ガンマ率いるプロトコルオメガ3.0に一人で戦い、相手側全員の攻撃をものともせずに例の口からビームでまた一掃してしまう。
そしてその状況を監視していたエルドラドと「ザナークが雷門を倒せば罪を帳消しにする」という取引をする。
そしてまたまた口からビームでプロトコルオメガ3.0の面々を洗脳&強化し、彼らを率いて天馬たちの前に現れた。
プロトコルオメガ3.0の監督になるが特にこれといった行動はせず(しっかり監督する気も無かったのだろうが)、
負けたガンマらを「役立たずが……」と言って切り捨てた。ガンマ「ザナッ」


三国志編では孔明の館にてチームメイトのラセツ、シュテン、エンギルと洗脳した関羽と張飛を差し向けてくる。
最上階の「孔明の園」ではザナークの友達である「ザナーク・ドメイン」を率いて自ら戦いを挑んできた。
この試合では雷門の11人にボールが渡るまで動かないなどの余裕たっぷりの態度をとる。
その後、奪ってきた曹操のオーラをミキシトランスする(このとき、以前封印された円堂がクロノ・ストーン状態でザナークの手に渡っていることが判明した)、
化身アームドを発動させるなどして雷門相手に互角の戦いを繰り広げる。しかし、突如暴走した自身の力によって試合は中断されてしまった。
天馬たちが撤退した直後にザナークを中心に爆発が起こったが、本人は無傷であった。


幕末編では近藤勇を封印した後、新撰組の面々をマインドコントロールして近藤勇として新撰組に居座るわざわざ新撰組のコスプレまでした
洗脳が効かなかった沖田には「坂本龍馬をサッカーで倒す」という取引のもと、目から念動波のようなものを出して力を与えた。
試合の途中で動けなくなった沖田を切り捨てたり、雷門に荒々しくタックルを仕掛けるなど傍若無人な振る舞いとサッカーをするが、
三国志編でも起こった力の暴走が再び発生する。しかし錦に救われ、それ以降は自身のプライドのために真正面からぶつかっていくようになる。
最後は錦とのアームド対決に敗れたが、敗北を素直に認めた。
その後、謎の少年(SARU)に「フェーダ」の勧誘を受ける。


長らく行方が分からなくなっていたが、ラグナロク編のザン戦で再登場。フェーダの一員として再び立ちはだかることになる。
しかしエルドラドチームとの正々堂々とした試合を望んだザナークとラフプレーを好むザンの間に不和が生じ、フェーダを脱退する。

フェーダのやり方が気に入らなかったザナークは、二試合目の直前でエルドラド側に寝返ることを宣言する。
その際に大介さんから「時空最強イレブン11人目の素質がある」と言われるが、
納得のいかなかったザナークは「もう11人目の資格を満たしている」ことを証明するためにギル戦に飛び入り参加する。
しかし試合後も認めてもらえず、まだ自分の中の力を扱いきれていない(曰く「暴れ馬を乗りこなせていない」)と指摘されたため、
バイクに乗ってどこかへ飛び去ってしまう。

ガル戦の前半終了後、特訓を終えて戻ってくる。
本編の時系列では一日しか経っていないのだが、ザナークにとっては「何ヶ月もの特訓を終えてきたところ」らしい。
(要するに、様々な時代を飛び回った後に「ガル戦の前半終了」にタイムジャンプしてきたということ)
サーベルタイガーを素手で吹っ飛ばす、マグマが迫る岩岩を飛び移る、大渦巻きを難なく泳ぐ、断崖絶壁を身一つで登る、
大王イカにかぶりつく、雪男とリアルファイト等々……
おい、サッカーしろよ
ともかく、ザナークのミキシマックス相手は「超巨大台風クララジェーン」であることが判明した。ミキシマックスの回想でも、生身で飛んだり雷に打たれたり……
おい、サッカーしろよ…

その後ザナークはミキシトランス「スーパーザナーク」を披露すると
手足がブレて見えるほどの動きでフィールドを駆け新必殺技「グレートマックスなオレ」を放った。
ちょっと何言ってんのかわからないかもしれないがホントの話。
大介さんの話によると、ザナークの力が暴走した原因は円堂(守のほう)のクロノストーンを手にしたことによって、
ザナークの邪悪な力と円堂のサッカーを愛する心がぶつかりあったためであった。
修行を経て身体的にも精神的にも成長したことで力を自分のものにすることに成功し、時空最強イレブン11人目として完成した。
これでザナークも晴れて時空最強イレブンの一員となったのであった。
ガル戦の前半終了後からここまではすべて45話のなかで繰り広げられる。
サブタイは「グレートマックスなオレ!」。まさにザナークのザナークによるザナークのための回だったといっても過言ではないだろう。
前回が(主にフェイの裏切りで)シリアスな雰囲気だった故に、視聴者の腹筋をおおいにかっさらっていった。

ラスボス戦ではクロノストームとして出場。序盤でフェイと共にチームを牽引したり、相手から一点を奪ったりした。

余談だが、全キャラ中唯一のラグナロク皆勤賞という高待遇。

イナズマイレブンGOギャラクシーでは本人は登場しないものの、彼の祖先と思われる「市川座名九郎」が登場。*1
非常に落ち着いたキャラであり性格は全く似てないが、セリフの所々にザナークと似たような物が見受けれられる。「そう言うと思いましたよ」とか。
技はディザスターブレイクならぬ「カブキブレイク」、台風をイメージさせる「ストームゾーン」、そして属性不一致でありながら「グレートマックスなオレ」をなんと自力で習得。

●必殺技
ディザスターブレイク
グレートマックスなオレ(スーパーザナーク時)
●化身
魔界王ゾディアク
剛力の玄武(曹操ミキシトランス時)

◆ゲームGO2において
上記の通り、ガル戦で正式にチームに加入する。
FWに必要なキックのステータスが高く、今作では一つしか秘伝書が手に入らない強力なスキル「ちょうわざ!」を自力で習得するため、優秀な性能を誇る。
彼の化身であるゾディアクは、KPが少なく、KAがとても高いという極端な性能をしている。
KAが高いほど化身アームド時のKPの消費速度が早いため、アームドは早く解除されてしまう。

曹操やクララジェーンのオーラを受け取る事で、ベストマッチとなる。
クララジェーンは選手ではなく、アイテム扱いで入手する事となる。
その仕様によりクララジェーンのレベルやステータスを鍛えたり、「グレートマックスなオレ」の技レベルを鍛える事はできない。
グレートマックスなオレ自体は山属性最高の威力を持つシュート技だが、無進化では技レベルを最高まで鍛えたディザスターブレイクに威力が劣る。
このため、きちんと鍛えた選手をミキシトランスさせた方が良いだろう。
もう一方の曹操はというと、曹操は正ポジションがDFのため、キックが50%しか引き継がれない。
ブロックは100%引き継がれるが、肝心のキックの上昇量が少ないため、ストライカーとしては微妙である。

反対にザナークのオーラをプロトコルオメガ3.0のメンバーに与える事でもベストマッチとなる。(姿は洗脳時のもの。)
ザナークの正ポジションはFWのため、ザナークの高いキックを100%引き継がせられる。
特筆すべきはガンマ。
ガンマ自身も高いキックを持っており、それにザナークの高ステータスを加算できる。
両者を限界まで鍛えた場合、キックの数値は700を超える。
それに加え、ガンマは最高の威力を持つシュート技の一つ「オメガアタック」を習得する。
オメガアタックの属性は無属性のため、相手のキーパーの技の属性に威力を左右される事もなく超火力を押し付けられる。
このため、ザナークをミキシトランスしたガンマ(通称ザナガンマ)はGO2で最強のストライカーと言われたり。
洗脳された姿が最強とはガンマにとって屈辱かもしれないが......。

◆ゲームGOギャラクシーにおいて
ストーリーでは彼によく似た市川座名九郎が加入する。
ザナーク本人はクリア後にキズナックススカウトで仲間にできる。
前作に引き続き、曹操やクララジェーンをミキシトランスさせるとベストマッチとなる。
これは座名九郎も同様である。
また、ガチャ星人に金のキズナコインを与える事で、曹操やクララジェーンをミキシマックスした姿のザナークを別のキャラ扱いで仲間にできる。
なお、このザナークはミキシマックスでベストマッチにならない。

今作では、なんとクララジェーンを選手として入手できる。
姿は、壁山のような巨体に台風そのものの頭部。髪に見えなくもない。
選手情報によると女子である。......はい?
まあ台風に女性の名前を付けるのはそれほど珍しくはないんだけど。
そして喋る。超次元サッカーだから仕方ない。

さて、今作でのザナークの性能だが、今作では四強と呼ばれるキャラの一人である。
理由はスキル「けしんのちょうわざ!」。
前作では控えめな性能だったが、今作では強化され「化身技の威力が2倍になる」というトンデモスキルに。
ミキシマックスでオーラ側からも引き継げばこのスキルを一人に二つ積む事もできる。
...だがザナークにクララジェーンをミキシトランスさせるとベストマッチのボーナスで「けしんのちょうわざ!」が手に入る。
つまり、ザナーク一人にこのスキルを三つも積めるのである。
威力の倍率は8倍。文字通り、桁違いの火力を叩き出せる。
こんなシュートを撃たれたら止めるのはほぼ不可能だろう。
この超火力を活かしてキーパー化身を装備させてキーパーとして運用するのも良い。
ただし、同じ理由で四強入りしている座名九郎も「けしんのちょうわざ!」を三つ積むためにクララジェーンのオーラが必要。
この二人をチームに共存させる事はできない。
属性は林属性と山属性で対極をなしているため、よく考えてどちらを採用するかを決めよう。
なお、同じ四強の剣城白竜も同じ問題を抱えている。

「俺様の項目か…そう言うと思ったぜ。」
「今ここに再誕する……グレートマックスな追記・修正!!!!!スーーーーーパーーーーーーーー!!!!!!!」

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最終更新:2024年01月03日 14:12

*1 雑誌「ニンテンドードリーム」では、祖先ではあるがゲーム内で明言はしないと言われている