チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2012/04/08 Sun 12:14:59
更新日:2024/04/16 Tue 19:42:23
所要時間:約 10 分で読めます


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『下に降りない』ぞ…
あいつ 助けにボートに降りない
わたしの『グリーン・ディ』の習性に早くも気づくヤツがいたのか?…………

フフ…………おもしろい…………いいぞ…良し……


チョコラータとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風』の登場人物。
CV石野竜三(黄金の旋風)、内田直哉(ASB)、宮内敦士(アニメ版)

名前の由来はイタリア語で『(液体の)チョコレート(Cioccolata)』。

●目次


【概要】

イタリアのギャング組織『パッショーネ』の特殊部隊ボス親衛隊』の一人にして、ボスの切り札。
カビやキノコを思わせるような髪型にメイクを施した顔が特徴の男。年齢は34歳。

経歴は元医者で、医療ミスで患者を死なせてしまい病院をクビになったところをパッショーネに拾われた(その時セッコも一緒だった)。
一見すると『挫折したエリート』。



だが、チョコラータがスタンド使いになった後、ボスも驚愕した、彼のとんでもない『裏の顔』が判明した





●以下、ネタバレ注意













その正体は、医者の皮を被った凶悪な殺人鬼。




そもそも彼が病院を解雇された原因の医療ミスだが、その実態は医療ミスを装った殺人であった。
彼にミスがあるとしたらそれがバレてしまった事。
それ以外にも、判明しているだけで最低四人の健康な人間を病気と診断し手術を行ったり、麻酔を弱くして手術中に患者を目覚めさせたりもしていた。


【人物】

人のに強い好奇心を示し、尚且つそれを目の当たりにした際に至上の幸福感に満たされるという真性のサディストで、人格に難のある敵スタンド使いの中でも人間が本来持っているはずの良心や道徳、倫理や罪悪感が完全に欠落しているぶっちぎりのマジキチ

それに加えて、


「強者は弱者を支配してもいい資格がある」
「他人を支配しなくてはならない宿命が強い者にはある」

などというてめーさえ良ければいいムチャクチャ極まりない思想を唱えており、絶対に権力を持たせてはならない、最早人間をやめているレベルの男である。

少年時代から性格は破綻しており、14歳から16歳の頃、ボランティアと称して寝たきりの老人達を介護して市から表彰された事があったが、実態は介護のフリをした虐待であり、老人達に訳の分からない薬を飲ませたり、毎日のように「お前は家族に嫌われてるんだ」「見舞いなんて誰も来ないぞ」といった暴言を耳元で囁いて肉体的、精神的に追い詰めて自殺にまで追い込んでいた。
この一連の行為で少なくとも9人は自殺させている。*1
そもそも彼が医者になったのは、人の痛みを間近で観察出来る職業だからであり、医者としての矜持や命の尊厳は端から持ち合わせていない。
アニメ版ではこの辺りの過去も詳細に描かれ、そのサイコパスっぷりに拍車が掛かっている。


人間は『好奇心』が刺激されるほど精神のパワーがわいてくるものだ
人はどの生命よりも好奇心が強いから進化したのだッ!

早く見たいッ! おれはこーゆーヤツらが死ぬところを早く見たいと思っていたのだッ…


この余りにも常軌を逸した性格から、滅多に嫌悪を感じないボスのディアボロすら『最低のゲス』『生かしておきたくはなかった』『チョコラータとセッコは怪物(モンスター)と毒付き*2チョコラータと対峙したジョルノは『罪悪感というブレーキがない、悪の限界がない男』と評した。

だが、性根は兎も角も、医者としての技術は超一流。
人体の知識や技術に関しては前述の行為や様々な人体実験の末に相当なものがあり、自らの体をバラバラにする時もその最中死なずにやり遂げている。
学生時代からトップクラスの成績を収める優秀な頭脳も持ち、ヘリの操縦すら出来るなど、超の付く天才であったことは間違いない。
スタンド能力も殺傷という意味では間違いなく最強クラス。そのため、チョコラータを危険視したボスも「今回のような時のためにわたしがチョコラータをおさえていたのだ。2人の『スタンド能力』は結局のところ…何者よりも頼りになる」とその実力は認め、非常事態に備えてチョコラータを殺さずに暴走しないよう監視か軟禁していた様子(一度でも二人を解き放てば『暴走』することも理解していたので解放した後ボスは始末をつける気でもいた)。

何故こんな歪んだ人格が形成されてしまったのかは作中でも説明が無いので不明だが、
家庭環境に問題があったとかそういう訳ではなさそうなので、DIO以上の『生まれついての悪』としか言いようがないだろう。*3



【スタンド】


生命エネルギーはこの『グリーン・ディ』の敵ではない…


スタンド名:『グリーン・ディ』

破壊力ーA
スピードーC
射程距離ーA
持続力ーA
精密動作性ーE
成長性ーA


プロシュート兄貴の能力同様、広範囲にその効果が及び、条件を満たした者を無差別に攻撃するタイプのスタンド。
体中からカビを放出している人型のサボテンのようなデザイン。パッショーネに拾われた後で能力に目覚めた。
類別は近距離パワー型で、能力を抜きにしてもラッシュでゴールド・エクスペリエンスで防御したジョルノを吹き飛ばす程の威力を持つ。

徹底的に忌み嫌うボスですら「何者よりも頼りになる」と太鼓判を押す程の能力だが……


◆能力


食人カビの散布。
そのカビの習性は、とりついた生物が今より低い位置に移動すると爆発的に増殖して肉体を食い荒らすというもの。分類的には、冬虫夏草やバッタカビに近い。
ちなみにカビの破壊力*4は、
車から降りるだけで肉体が即座に足元からグズグズに崩れて死ぬレベルと超極悪。
カビは「カビに蝕まれて死んだ生物」を媒介として拡散・繁殖するため、当然人が多ければ多い程短い時間で広範囲に伝染する。
これは分布域を広める為の習性で、この習性により事実上の能力射程に限界はほとんど無いと言っていい。*5
「たった1人で都市一つを比喩抜きで完全に滅ぼせるスタンド」は歴代シリーズを見渡しても極めて稀である。

自分以外の全ての人間を見下したような、腐り切ってカビの生えた性根という、チョコラータの人物像を体現したスタンドと言えるだろう。
アニメではスタンド発動時にドス黒いヘドロのような禍々しいオーラが纏っている他、不気味なエフェクトが鳴り響く事で、まるでSF映画に登場する地球侵略を企むエイリアンのような形相を曝け出しており、そうした印象がより強調されている。

また、体の切断面をカビで覆う事でバラバラになっても自在に動け、形だけだがくっつける事も出来る(アニメでは合体時に素早く縫合している)。
ただしこの応用技は、多くの患者を拷問・惨殺したことで人体の性質や構造を熟知したチョコラータだからこそ為せる技である。
カビそのものは生きているため『ゴールド・エクスペリエンス』による治療も難しい。上に逃げた場合カビの増殖は止まるが、既に体に付着しているカビそのものは消えない上に逃げ場もどんどんなくなる為、根本的な解決にはならない。
取り除く方法は本体のチョコラータを直接叩いてスタンドを解除させるしかない。


一見するとフーゴの『パープル・ヘイズ』や、プロシュート兄貴の『ザ・グレイトフル・デッド』に似ているが、この二つの能力には…
  • 『パープル・ヘイズ』のウイルスは光ですぐ殺菌されるので、よほど近くにいない限りは、直接感染した者以外には感染が広がることはまずない
  • 『ザ・グレイトフル・デッド』の老化能力は体温の高さで効き目が大きく変わる(ので、体に氷を当てて冷やす、寝るなどして体温を落としていると老化を遅らせられる)
といった大きな弱点を持つという、決定的な違いがある。
通常、如何なる人間にも心の奥底には殺人への抵抗…「心の中のブレーキ」があり、それが能力の射程距離を定めるのだが、チョコラータはそのブレーキを微塵も持ち合わせていないが故に、食人カビの凶悪性は止まる事を知らないのだ。
そして地面を泥にする(軟化して何もかも沈ませる)セッコと組む事でその能力は最大限まで引き上げられる。
また、そのセッコがカビの影響を受けていないことから、本体の意思で特定の人間をカビのターゲットから外すことができると思われる。

ディアボロのキング・クリムゾンと強さのベクトルは異なるが、「無敵」と言われたボスのスタンド能力が明かされた後でも「ボスを乗り越える」という野望に説得力を持たせるだけの強さといえる。

唯一の弱点は、カビが繁殖できるのはあくまで生物のみで、物体やスタンドには繁殖できない事。
その為、近距離パワー型や遠隔操作型ならまだしも、カビをある程度無視して行動できる遠隔自動操縦型スタンド相手では基本的に為す術がない。
また、既に肉体が死んでいたブチャラティには効かない。
セッコに指摘されるまで、チョコラータはその事に気付かなかった*6
また「ブレーキがない」ということが裏目に出たのか「他者に対しての繊細・精密なカビの操作」は難しく、悪く言えば大規模な無差別殺人・大量殺戮しかできないスタンドだとも言える。
一度暴れればカビによる死者や二次災害での交通事故等が多発して大惨事が引き起こされるため、秘匿性や隠密性は非常に悪い。


全くの余談だが、抗生物質のペニシリンは、青カビから作り出す。
青カビのブルーチーズも有名だろう。
カビだって正しく使えば、人の役に立つのである。
だが、チョコラータみたいな外道が悪用すれば、これほどまでに恐ろしい生物兵器に変わってしまう。
毒と薬は紙一重、とも言うが、「毒」にするか「薬」にするかは、やはり使う人間次第なのである。


【劇中の活躍】


ディアボロが自分の知らない脅威を知ったジョルノ達の追撃の為、やむを得ず解放。
彼等が上陸する漁村に彼等が来る前に自身のスタンド能力による殺人カビを散布し、大勢の人間を殺戮。要は漁村一つ巻き込んでジョルノ達を狙う。
漁村の惨状に警戒して船に戻った(カビの増殖条件である低い位置への移動をした)ナランチャが能力にかかり、持っていた亀内のジョルノ達ごと危機に陥れるも、ミスタが船のエンジンを被弾させ、爆発させて皆を吹っ飛ばす事で全員上陸に成功。
その後セッコも動き、二人でミスタとブチャラティを追い込むが、ブチャラティの機転でセッコの虚を突かれて逃げられてしまう。

しかしローマへ到着した一行をヘリコプターに乗って追撃し、セッコを放つと同時に彼等の乗る車にカビた人間(恐らくヘリコプターの本来の持ち主)を突き落とした。

その場所は、ローマ市内に続く坂道の頂上。
そこにカビを落とした、という事は…!!

  1. まず子供が感染し、公衆電話で助けを呼ぼうとした父親も坂道を下って感染。
  2. バイクで下り坂を走っているライダーにも感染し、制御を失ったバイクが壁に衝突。
  3. それに気付いたマンションに住む野次馬にも感染。
  4. そして落ちた野次馬の死体から車のドライバーも感染。
  5. ②〜④と同じ流れで市内にも次々と感染…
…と、この流れで犠牲者をねずみ算式に増やしていき、多くのローマ市民を大虐殺。
歴史あるローマの街を、一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図に変えた。
先述の漁村に加え、明らかに無関係の市民も狙ったこの悪魔の如き所業に、ジョルノとブチャラティは本気でブチ切れた。



こいつは楽しんでいる!!

このままだとローマ中の人間が死ぬぞッ!!
いやそれ以上広がってもこいつはやめないッ!


こんな奴を放っておいたら、コロッセオで待つ『救援者』まで殺されて、自分達が目的を失ってしまうだけではない。

ローマが、イタリアが……!!
いや、世界が確実に滅んでしまう。

これはもう、ボスとの裏社会の覇権を巡る争いの範疇を超えてしまった。
人類の、地球の存亡を賭けた『聖戦』である。

ミスタ!
あのヘリはお前の弾丸射程に入っているかッ!?

いや!!絶対に撃墜しなければならんッ!
必ず始末しろーーーーーッ!!


普段、敵にも情けをかけるブチャラティも、この時だけはミスタに怒りを込めて命じた。
誇張ではなく、全人類の『運命』は、ミスタの手に握られたちっぽけな拳銃に委ねられた…!!


だが、一度目の狙撃はセッコによって阻まれてしまい、二度目の時点でチョコラータの乗るヘリは、既にミスタの弾丸の射程から離れてしまっていた…が、ジョルノの協力で弾丸はツタとなり、遂に捕獲される。
同時に、ツタが樹木になった事で身体も固定されてしまい、一転して絶体絶命の危機に。

狭いヘリコプター内に閉じ込められたチョコラータへ、ミスタは危険を冒して登る必要はないと弾丸を放つ。


行け!ピストルズ!

着弾場所はヤツの脳天だッ!

が…!!




ミスタ…オカシナ報告ガ……
『イナイ』と言ッテイル!ミンナガヤツハ『ヘリ』のドコニモイナイトイッテイル!!



能力の応用により己の体をバラバラにして拘束から脱出し、乗り込んできた『ピストルズ』5人を撃破してミスタに致命傷を負わせ、登ってきたジョルノに不意打ちでダメージを与えると共に突き落としてカビに侵食させようとする。




本当に幸せを感じるって状況…あるよな…。ジョルノ・ジョバァーナ……。『幸せ』には…………『2つの場合』があると思うんだ

ひとつは、
絶望が…希望に変わった時…、幸せだと感じる

おまえの植物がこの『ヘリ』をつかんだ時は実にヤバイとパニクったよ……本当に絶望だと思ったんだ…
だが おれは切り抜けた……自分の経験と…… 精神力で絶望を逆転したんだ…………

それって…『幸せ』だって感じるんだよ……今、本当に……


更にバラした両足でジョルノの足掻きを蹴り飛ばし、体を繋げてスタンドのラッシュをダメ押しに叩き込んだ。



そして幸せだと感じる『2つ目』の状況は!!

絶望したヤツを見おろす時だあああーーーッ!!


ジョルノを吹っ飛ばして勝利を確信するが、『ピストルズNo.5』の弾丸で掌からヘリコプターへ枝を作られるも、下らない事をと一蹴。
操縦桿を僅かに傾けて枝をカビに襲わせて破壊し、ジョルノは爆発的に増殖したカビに全身を包まれながら落ちていく。
その姿を見たくて見たくて仕方がなかったチョコラータはヘリから身を乗り出して死の瞬間に高笑った。



やったッ!見せろッ!表情をッ!わたしに絶望の表情をッ!

よおーく見せるんだッ!希望が尽きて…命を終える瞬間の顔をッ!

絶望をわたしの方に向けながら落下していけええええええええええ

うわははははははははははははははははははははははは















バギョオッ



ベネ(よし)


ジョルノはわざとチョコラータに枝を破壊させ、残骸をヘリコプターのメインローターに蹴り上げていた。
枝の破片はスタンドの効力が切れて弾丸に戻り、メインローターに反射してチョコラータの頭を撃ち抜いたのだった。



ところで おまえがぶちまいていた幸福論だが………
こうして今のおまえを見ても『幸せ』なんかぜんぜん感じないぜ

おまえには最初から勝っていたからな……


カビが一斉に消失しジョルノは無事生還。
大歓喜の『No.5』は早速ミスタの治療を頼むが…



おまえ……
死んだふりをしているなッ!………!?


頭を貫かれて逆さ吊り状態になり、どう見ても死んだとしか思えないチョコラータにジョルノは語りかける。
そのまま落下して能力を発動させればチョコラータの勝ち、自分の体は負傷だらけだが一瞬早く『ゴールド・エクスペリエンス』を叩きこめば自分の勝ち…


そのままじっとしていれば……戦闘不能にはなってもらうが

何もしないと約束しよう






















近づくんじゃあねーぜッ!
後ろを見ろォーー!!


このマヌケがぁあああーーーーッ


やはりチョコラータは生きていた。
ジョルノがベラベラと喋っている間に左腕をぐるっとまわりこませ、ミスタと亀を人質にしていたのだ。
更にミスタの喉をカッ切り、自分を追えばミスタの治療が間に合わなくなるように仕向ける。


やはりおれの勝利だァァーーーーくらえッ!!









ドパァァア




ナーアアアアァァァァァァァァ…


その瞬間、ジョルノが予め与えておいた弾丸の生命がクワガタムシの幼虫に変わり、頭部の傷口に戻って内部で成長。成虫がチョコラータの頭を内部から突き破った。
ジョルノが語り掛けていたのは、クワガタムシが成長する時間を稼ぐためだったのだ。



おまえが死んでようが生きてようが
おまえのとどめを…………
確実に刺すためにな……


仮に死んだふりが杞憂だったとしても、ジョルノはどの道もう一発ぶち抜いておくつもりだったようだ。
父親譲りの用心深さを見せるジョルノに、



さ、さっき
じ…、じっとしてれば…
な…にもしないって
い…言ったくせに……


と、ほんの数秒前まで自分の方が裏切る気満々だった事を棚に上げて先程の裏切ること前提の取引を非難するも、



自分を知れ…

そんなオイシイ話が……あると思うのか?

お前の様な人間に


と、バッサリ切り捨てられる。

チョコラータは半死半生のまま、最期の悪足掻きとばかりにジョルノに襲い掛かろうとするが…



なんてひどい野…*7


無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

無駄 無駄 無駄

無駄無駄無駄
無駄無駄無駄
無駄無駄無駄

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄


ヤッダーバァアァァァァアアアアア


無駄ァアアアアア



最期はチョコラータが今まで殺してきた人達の怨念と怒りが乗り移ったかのような、
原作単行本で7ページ半、アニメでは30秒にも渡っての、計122発の無駄無駄ラッシュを叩き込まれ、無残な『燃えるゴミ』として地上にあったゴミ収集車にぶち込まれた。
アニメ版に至っては、ぶち込まれた直後にゴミ収集車の蓋が閉まり、逆さまに突っ込んだ格好のまま収集車の中に押し込まれていった*8



“Rifiuti generici Lun,Mer,Ven”
『燃えるゴミは 月・水・金』


数多の人々の命を好奇心だけで玩具のように弄び、笑顔でゴミのように踏みにじってきた鬼畜生の、自業自得の末路であった。

上記の断末魔はかなり有名である。


しかし、チョコラータはピストルズ撃破時と、頭を撃ち抜かれてジョルノが喋っている間に、セッコへ留守録で遺言を残していた。
チョコラータの敗北を知ったセッコは掌を返して暴走、足留めに残っていたブチャラティは窮地に追い込まれる事になる。

また、この任務が終わったらボスを倒すつもりでいたようだ。
尤も、ボスもジョルノ達を始末させた後はセッコ共々殺すつもりだったためどっこいどっこいだったが。


【余談】


  • ゲームでのチョコラータ
PS2版ゲーム「黄金の旋風」では、おなじみの2シーン構成(セッコ戦もあるため正確には3シーン)となっている。
前半がボートから上陸、障害物を避けつつ階段を上がってチョコラータを追うシーン、後半がヘリコプターが捉えられている建物の屋上での決着シーンである。
前半ではセッコが床や壁から飛び出してくるトラップがあり、現在地より低所に落ちると原作通りスリップダメージを受けることになる。
後半では流石に「下に下がるとカビる」能力は再現が難しいのか、「触るとダメージをくらうカビトラップ」に変更。
また、原作同様体をバラバラにして攻撃してくる。だがそれぞれに当たり判定があり、攻撃に複数のパーツを巻き込めればダメージが重複する仕様がある。
無駄無駄ラッシュはバッチリ再現されてるので思う存分叩きのめそう。
ちなみに後のアニメとは若干解釈が違い、例の断末魔はラッシュの最中ではなく〆の吹っ飛ばされてゴミ収集車に落ちていく最中に叫んでいる。
聴いた印象も大分異なるので機会があれば比べてみるのも面白いかもしれない。

PS3版ゲーム「オールスターバトル」では、通常ではチョコラータ自身は使えないが、
キャンペーンモードをプレイ中にイベント「カビをばらまけッ!『グリーン・ディ』ッ!」に登場する。
また、シチュエーションフィニッシュを成功させるとトロフィー「ヤッダーバァァアアアア」が貰える。
この際、チョコラータが戦った舞台「ローマ市街」でシチュエーションフィニッシュになると、敗者は「燃えるゴミは月・水・金」のゴミ収集車にシュートされていく。

  • 無駄無駄ラッシュについて
「7ページ半」とあるが実は本誌掲載では5ページ半のみ。
つまり単行本化の際新たに書き下ろしでラッシュが増やされたのである。具体的には見開きの無駄無駄ラッシュのページ。荒木先生はチョコラータになんか恨みでもあんのか
空条承太郎鋼入りのダンにブチ込んだオラオララッシュを更に上回り、ジョジョ史上最長のラッシュとなっている。

アニメ版では通常の原画スタッフとは別に、無駄無駄ラッシュの為に6人のアニメーターを「無駄無駄原画」スタッフとして編成。結果ジョルノ役の小野賢章氏の熱演も相まって非常に爽快感のあるシーンに仕上がっている。
ちなみに序盤のブチャラティ戦以外では忘れられているが、ゴールド・エクスペリエンスの殴打には感覚を暴走させてパンチのダメージと痛覚はそのままにゆっくりと体感させるという性質がある。つまりチョコラータはこのラッシュの1発1発の鋭い痛みをゆっくり受け続けるという想像を絶する拷問を非常に長い体感時間で受け続けたということになる。無論のことながら彼がそのような目に遭ってもまだまだあまりあるほどの極悪人であることはあえて語るまでもない。

  • フーゴとの関係
「グリーン・ディ」の能力はフーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」と似ている。このことや「フーゴは元々裏切り者となる予定だった」という経緯から「チョコラータはフーゴの代替キャラ」という説がまことしやかに語られているが、真相は不明。

  • 『グリーン・ディ』のデザイン
実は作中下半身が一切描かれていない。
この為、後にPS2『黄金の旋風』開発の際に荒木本人にリデザインされている。
ゲーム版では足が無く、裾の長いドレスのような不定形の下半身を持ち、ナメクジのように動いていた。しかしアニメ版においては、新たに2本脚がデザインされ、普通の人型スタンドになった。
名前の元ネタはこの頃のネーミングの例に漏れず、アメリカのパンクロックバンド「GREENDAY」。
ちなみに対になっているセッコのスタンドの元ネタである「OASIS」のリアム、ノエルのギャラガー兄弟はロック界屈指の狂犬であり、特にGREENDAYのアンチとして知られている。

  • 名前
名前が一時「チョコラート」になっていた事がある。
この変更はディアヴォロ→ディアボロと同じように、誤植ではなく意図的なものだったと言われているが、結局戻った。
文庫版以降の版では、修正されて「チョコラータ」で統一されている。中古でコミックスを買うと高確率で遭遇する。
イタリア語では「チョコラート(Cioccolato)」が固形のチョコレート、「チョコラータ(Cioccolata)」はいわゆるココアのこと。

  • 知名度
少年漫画とは思えない外道ぶりと大量殺戮を平然とする猟奇性から、
ジョジョシリーズに止まらずジャンプ史上最凶最悪の外道とまで呼ばれ、「ジョジョは知らないけどチョコラータは知っている」という声すらあるほど。

  • セッコとの関係
ミスタは能力の相乗性から「小指が赤い糸で繋がっているコンビか」と零していたが、実際はコンビというより飼い主とペットの関係に近い。
しかし、ご褒美に角砂糖を投げてあげたり、ちゃんと命じた事が出来たら撫でくりまわしたり、留守録に背中をかいてやろうと残したり、「強い奴は弱い奴を支配する資格がある」と教育し、「だからおまえが好きなんだ」と愛情表現を惜しまないなど、最低のゲスなりに良好な関係を築いていた。ド低脳のセッコがビデオカメラの使い方を覚えたのはチョコラータの教育の賜物だろう。

ボスの正体を探ろうとして生きたまま輪切りにされるという凄惨な処刑を受け、一度はリゾット・ネエロら暗殺チームの反抗の意思を砕くきっかけとなったソルベ(とジェラート)
原作では、ソルベを輪切りにしたのはボスだと思わせる(暗殺チームはそう推測した)シーンがあるが、アニメではシルエットながら巨大なナタのような刃物を持ったチョコラータと、それを撮影するセッコ(らしき人物)が写っており、実行犯(真犯人)はチョコラータという事になっている。
元医者にして、作中では能力を応用して自分の体をバラバラにしながら行動するという離れ業をなした彼ならば、他人を切り刻みながら殺さずに限界まで生かしておくなんて芸当は朝飯前だろう。

ボスがどうやって自己中心的なチョコラータ達を暴走させず制御下に置いていたのか原作では「おさえていた」の一言で済まされてしまって描かれなかったが、こういった裏切り者の「処刑」などをさせ、『ガス抜き』をさせていたというアニオリ。
このため、このアニメを基準にすると、2人の復讐を掲げる暗殺チームの仇の一人がチョコラータにもなっている(指示したのはおそらくボスであるためボスも仇なのは間違いないだろうが)。
また、アニオリでボスに「自身の秘密を探った輩は自分の手で確実に始末する」と言わせているのに少なくともソルベとジェラートへの拷問と殺害はチョコラータに任す
思いっきり矛盾してしまっている。


チョコラータ戦のエピソードでは彼の過去も掘り下げられており、手術中に目覚めた患者の腹部から腸を取り出したり、歪んだ笑みを浮かべながら老人の自殺死体を撮影したりする等、猟奇的かつ下劣な部分が強調されている。なお、少年時代はドレッドヘアのような髪型であった。


いいかセッコ 最も気をつけなくちゃあいけないのはな…『追記・修正』だぜ……
後で『間違った情報』でしたってのが最もムカつく(・・・・)

この項目が面白かったなら……\ヤッダーバァアァァァァアアアアア/

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最終更新:2024年04月16日 19:42

*1 アニメ版では、老人の1人が刃物で失血死していた

*2 ディアボロは己の『保身』『安全』のためには殺人をいとわないが快楽殺人者ではない

*3 ディオにも飲んだくれの実の父親から虐待されていた、という同情すべき点もある。

*4 対象は生物のみなので殺傷力というべきか

*5 成長性の評価はこの習性によるものが大きい

*6 とはいえ、普通では動いている「人間」が肉体は死んでいるなど誰にも想像がつかないだろう

*7 アニメ版では「なんてひどい野郎…」まで言っている

*8 収集車のシャッターの力は非常に強く、これで大量のゴミを奥に押し込んで圧縮していく構造。あのゴミの量から察するにチョコラータもおそらくはペシャンコにされたことだろう。