ブルーバスター/岩崎リュウジ

登録日:2012/03/08(木) 17:05:45
更新日:2023/04/02 Sun 21:36:00
所要時間:約 4 分で読めます




ヴァグラスの皆さん、
抵抗はご自由に


特命戦隊ゴーバスターズ』の登場人物。

演:馬場良馬、松岡広大(少年時代)


【概要】

ゴーバスターズの1人で、ヒロムヨーコと同じく13年前のクリスマスにメタウイルスに対抗するワクチンが移植され超人的な力を手に入れており、鉄パイプを素手で軽く折り曲げる力がある。

チーム内の年長者であり、本人も年下二人を支える立場としての自覚を持っている(他人に歳の話をされるのはイヤらしいが)。

現場では彼がリーダーとして2人を引っ張る事が多く、どっかのオカンイマジン並にお節介な相棒のゴリサキ・バナナには心配させないようにしたりと、何気に苦労が多いポジション。

だが、他人に心配をかけてはいけないと自らの気持ちを押し殺しがちな面や年長者としてヒロムとヨーコを支えなくてはいけないと無理をし過ぎる傾向も見られた。


後々、ヨーコやゴリサキ、マサトとの関わりで自分が無理をし過ぎていたことを自覚し、少しずつ自分の意見を主張するようになっていった。特に、一度は忘れていたエンジニアの夢を取り戻したことは大きいだろう。



そんな彼にはなんと驚きの事実がある。

なんと彼の年齢は


28歳


そう28歳である。21世紀に入ってからのスーパー戦隊としては年齢不明のスーパー戦隊を除けば驚く程の年長者である。
20世紀のスーパー戦隊でも20代後半のメンバーはいたが、彼らを含めてもリュウジは年長組の方だと思われる。
翌年すぐに同じ青色の戦士に更新されたが。


13年前の時点で7歳のショタ(ヒロム)と3歳のロリ(ヨーコ)と脱出した15歳のリュウジは1人だけメチャクチャ浮いていた。


しかも物語の途中からは、年上で年下な先輩にはたかられるようになった挙げ句、目立ちたがりなバディロイドの面倒まで押し付けられるようにまでなってしまった。

リュウさんの明日はどっちだ!



一応断っておくが、青くてリュウさんと呼ばれているからって三年前に戦っていたチャンバラ戦隊マザコンでファザコンな歌舞伎役者とは全く関係ない。



【ウィークポイント】

強力な力の反動で、パワーを使いすぎると両腕が高熱を放ち、この影響故か熱暴走を起こす。

熱暴走状態になると性格も狂暴になり、敵を一方的に嬲り殺すどころか敵味方関係無く暴れ廻るバーサーカーと化す(その際、声に若干ノイズが入っている)。
ゴリサキいわく「テレビの悪役みたいな状態」。
ただ、他2人と違って行動不能にまではならないためエスケイプとの戦いではわざとウィークポイントを発動させたことも。

また、一度熱暴走すると、体力の限界で倒れるまで暴れ続け、倒れた後は長時間冷却しなければ回復しない。

そのため、リュウジは腕を冷やすための冷却剤を常に持参し、戦闘中にも度々使用している。

さらには何度も熱暴走が発動するとリュウジの生命にかかわることも懸念されたが...


…なんてことはなかった。(くわしくは個別記事を参照)




レッツ・モーフィン!

画像出典:『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー』本編より
「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」制作委員会 © 2013 石ノ森プロ・東映・東映エージェンシー・テレビ朝日


ブルーバスター


スーツアクター:竹内康博

リュウジがモーフィンブレスで変身した戦士。
前述の通り超人的な力を手に入れており変身することにより更にパワーアップするため、本気を出せば地面にクレーターが出来る位の力がある。
その力を活かしたパワフルな戦闘スタイルが特徴。


【武器】

ゴーバスターズには個人武器は存在せず、以下の共通武器で戦っている。

イチガンバスター
一眼レフカメラから変形する銃型の武器。

ソウガンブレード
双眼鏡から変形する小型剣型の武器。

イチガンバスター・スペシャルモード
イチガンバスターにソウガンブレードを連結した状態。
単独でメタロイドを撃破できる威力があり、三人同時に使うことは少ない。

GBカスタムバイザー
後半に追加された強化装備。
モーフィンブレスとセットすることでパワードモーフィン、ゴリサキと武装合体する。
腕力も通常時より一気に上昇しており、擬似的に岩をも生成させ投げ飛ばすことも可能。


【バディロイド】

◇ゴリサキ・バナナ

13年前の事件からリュウジと共にいるリュウジの相棒となるバディロイド。
ブルー専用のバスターマシン、GT−02の運転席に接続され、操縦桿になる。


【バスターマシン】

GT−02
ブルー専用のトラック型バスターマシン。
巨大戦で生じた残骸や避難者をコンテナ内に確保できる。
サイドにチーター(やたら格好良い)とゴリラ(妙にリアル風)とウサギ(普通に可愛い)を合わせたマークがペイントされている。


GT−02ゴリラ
GT−02が変形したゴリラ型のメガゾード。大きな腕とバナナ状のミサイルで戦う。
ちなみにミサイルの「皮」はバナナの皮の様にとてもよく滑る。



【余談】

リュウジを演じる馬場氏は昔からスーパー戦隊シリーズの大ファンでいつかヒーロー役で出たいと思っていたらしいが、近年は10代の後半から20代前半の役者が出演していたため半ば夢を諦めていたらしく、今回ブルーバスターの役に選ばれた時はとても喜んでいたらしい。
ちなみに、氏は結構な汗かきでアクションシーンの撮影ではメイク泣かせだったらしい。ある意味リュウさんより熱暴走しやすい体質である。

キャラクターソング「Blue Banana Moon」は馬場氏とゴリサキ役の玄田哲章氏によるデュエット。
ゴリサキの咳払いの後、南国風のゆったりとしたBGMに乗せて息の合ったセッションが聴いてる人を和ませるであろう。
馬場氏はテニミュ経験者だけあって歌唱力もあるが、ゴリサキになりきり熱唱する玄田氏も捨てがたい。

馬場氏は3年後の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に伊勢喜六役でゲスト出演している。
他にも、仮面ライダーアマゾンズ大滝竜介役で出演。



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最終更新:2023年04月02日 21:36
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