キリンリキ

登録日:2014/02/08(日) 00:58:36
更新日:2023/09/25 Mon 18:55:17
所要時間:約 4 分で読めます





尻尾にも 小さな 脳がある。 近寄ると においに 反応して かみついて くるので 注意。


ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種。


■もくじ

■データ


全国図鑑No.203/ジョウト図鑑No.147/ホウエン図鑑No.164/シンオウ図鑑No.121
英語名:GIRAFARIG
分類:くびながポケモン
高さ:1.5m
重さ:41.5kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50


特性:せいしんりょく(ひるまない)
  /はやおき(ねむり状態から通常の半分のターンで回復する)
隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けるとそれを無効化し、攻撃が1段階上がる)

種族値
HP:70
攻撃:80
防御:65
特攻:90
特防:65
素早さ:85
合計:455

努力値:特攻+2

2倍:むし/あく
1/2:エスパー
無効:ゴースト

SVからはツインビームを覚えた状態でレベルアップでリキキリンに進化。


■概要


金・銀』で登場した、キリンをモチーフにしたポケモン。
体長は1.5mと、実在するキリンに比べるとだいぶ小さい。
上から読んでも下から読んでもキリンリキ。ついでに他言語名も同様の傾向がある。
(英・仏・独・伊・西はGirafarigでスペルを逆さにしても同じ、韓国語は키링키(ki-ring-ki)、中国語は麒麟奇(qi2-lin2-qi2)で下から読んでも同じ)

尻尾には小さな顔があるが、実はこっちにも小さな脳があり自律して行動できる。
知性はないが眠らないので24時間体制で見張りが可能。匂いに反応して噛み付いてくる。
図鑑説明を見る限り、エスパー系の技を使うのはこの尻尾の方のようだ。

ノーマルとエスパーという珍しい複合タイプで、天敵のゴーストを無効にできる点は嬉しい。
この組み合わせは長らくキリンリキしか存在しなかったが、BWメロエッタ(ボイスフォルム)、第七世代ではヤレユータンも登場している。
ちなみに開発段階ではノーマルと悪の複合になる予定であったため、尻尾が黒いのはその名残ともいえる。


■ゲームでのキリンリキ


『金・銀』ではチョウジタウンといかりのみずうみの間にある43番道路で出現。
以降のシリーズにもちょくちょく登場し、第四世代のDPtでは四天王ゴヨウの手持ちとして登場。
しかしプラチナではリストラされた。
また、HGSSではアカネ(強化版)の手持ちにも名を連ねている。
金銀、HGSSでは結構出現率が高く、「特攻+2」の努力値を持つため、廃人に狩られまくっている。

オドシシに似た種族値を持っているが、こちらは特殊アタッカー寄りの数値を誇る。
フーディンエーフィに代表される同タイプのアタッカーたちには遠く及ばないが、ノーマルとの複合による弱点の少なさで差別化はできる。
隠れ特性の「そうしょく」を活用することで物理型に育てることも可能。

地味にタマゴ技で「ふくろだたき」を覚えられる。
尻尾と一緒になってボコるんだろうか。


■対戦でのキリンリキ


第二世代ではレディアンエイパムと並ぶ有名なバトン使いであり、「こうそくいどう」や「ドわすれ」で積んだ状態を引き継ぐ形で活躍した。
しかし後にテッカニンバシャーモといったさらに優れたバトン使いが出現するため、その用途で使われる機会も激減することになる。

エスパーの戦闘要員としても「シャドーボール」が無効となるほか、「かみくだく」「かみなり」「じしん」等が使えるといった個性があった。

現在は一致技が「サイコキネシス」「サイコショック」、BW2ORASUSMでは教え技として「ハイパーボイス」も習得可能。
サブウェポンとしては上記の「シャドーボール」「10まんボルト」のほか、XY以降はあくドラゴン対策の「マジカルシャイン」も。
めざめるパワー」のタイプはほのおこおりかくとう等から選択。
物理型なら特性「そうしょく」で「おんがえし」「しねんのずつき」「じしん」「ふいうち」「かみくだく」等が候補に挙がる。
が、この型は第五世代以降に上位互換となる種族が急増しており、差別化を図るには変化技の活用が必須となる。

特性の「せいしんりょく」を採用することにより、「きあいのタスキ」+「ミラーコート」コンボを安定して決められる。
さらに両壁や「でんじは」「トリック」「ねがいごと」を備え、「わるだくみ」「ドわすれ」「こうそくいどう」と積み技も豊富。
特殊受けや「バトンタッチ」要員、スカーフ型等、変化技メインの運用ではそれなりに活路を見い出すことができるかもしれない。

USUMでは新たな一致技「サイコファング」と使用者の少ない「サイコフィールド」をタマゴ技で習得。
前者は「しねんのずつき」と違い命中率100なのが大きく、火力も若干向上、壁破壊効果のオマケ付きと悪くない性能。
後者はお手軽に展開でき単体での性能も高いカプ・テテフ等がいるため若干微妙な所か。

第九世代であるSVでは進化後であるリキキリンが登場。
これによりしんかのきせきが対応となって、低耐久を補えるように。
また、進化後と比較して素早さで優っている為、キノガッサ相手に対して先手「ツインビーム」を放つことが出来、きあいのタスキを貫通した上で一撃という利点が出るようになった。
特性も二つ異なっている為、今後は進化後との差別化も踏まえたアタッカー気質で運用されることだろう。

ちなみに登場時から「はかいこうせん」を自力習得出来ず、さらに「ギガインパクト」も覚えない等長らく一致ノーマル技に恵まれなかった。
そのため、「ハイパーボイス」習得以前は一致ノーマルの特殊技最強が「りんしょう」という有様だった。
SVで進化するようになったので、かつてのはかいこうせんを習得できるポケモンの法則に当てはめて習得できなかった理由が証明されたのかもだが。



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最終更新:2023年09月25日 18:55