登録日:2011/11/15 Tue 21:06:00
更新日:2024/04/04 Thu 12:49:20
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───天竜人はこの世界を創造した「神」
ここにいるのはいわば“下界の王達”
「神」が欲する物は全て差し出すのは必然
そうだえバカ者共!!
●目次
【概要だえ】
世界政府の本拠地である「聖地マリージョア」の住民にして『
ONE PIECE』世界で最も誇り高く気高き血族として、世界の頂点に君臨する者たちのこと。
作中では
“天竜人”とも呼ばれている。これに関連して家紋も“天翔る竜の蹄”である。
約800年前に
世界政府を創設し、聖地マリージョアに移り住んだ20人の王達の末裔の一族。
男性は語尾に「え」、女性は「アマス」とつけることが多い。
一般人の事を下々民と呼び、聖地から出る際には同じ空気を吸わないようにシャボンディ諸島ではマングローブ樹脂製のシャボン玉、それ以外の所ではプラスチック製の立方体の透明なマスクをかぶり、宇宙服のような特殊な防護服を纏っていて闊歩している。
ただし全員がそのような服装に統一されているという訳でもなく、五老星、神の騎士団、後述する「先住民一掃大会」の“狩人”はこれに該当しない。
普段からおよそ一般人とかけ離れた生活をしていることに加え、
赤い土の大陸の頂という地形や政府関係者以外の立入が制限されているマリージョアの閉鎖性も相まって、
魚人族を「魚」と強く差別しているなどその認識は狭量。
ちなみにマリージョアには天竜人が管理する、存在自体が世界を揺るがす「国宝」があるという。
ONE PIECEの世界の闇の一つ。
モチーフはおそらく、“現実世界”の人間の負の歴史。「奴隷制」「アボリジニ(先住民)狩り」など似たようなことが過去にはいくつもあった。
…元ネタより過激にされているところもあれば、“マイルド”に描写されているところもある。
【世界最高峰の権力と財力アマス】
◇特権階級
天竜人は世界政府の上層部や各国の王達すら意に介さない程の絶大な権力を持っている。
その為、
「気に食わない」「目障り」「横切ったから」等の馬鹿げた理由で人を射殺しても一切罪には問われない。
そして一般人や
海賊、
魚人族や
巨人族などの
亜人種を
奴隷にしても問題ない等の凶悪な特権が認められている。
その為か一般人に対して人道もへったくれもない行為をしでかしており、一例を挙げると
- 奴隷にその場のノリで悪魔の実を食わせて無理矢理能力者にさせ、晒し者にする
- 海賊旗を掲げてたとはいえ目の前を横切った漁船を何の宣告もなく砲撃する
- 笑われた等の些細なことで射殺する
- 前を横切った子供を弾丸16発を撃ち込んで殺害する
- 恋人が買い取られる際、拒絶するような動作をした者を奴隷として連行する
- 娘が奴隷として拐われ無惨な姿で帰って来た後、誰とも口を聞かず三日後に自害した下々民がいる
- 妻が生きたまま焼き殺された下々民がいる
- 余興で奴隷の目を潰すなど残忍な事をする
- 各国の王族の集まる世界会議に乱入し、気に入った王女を誘拐しようとし、後に止めに入った別の天竜人を後で焼き殺そうとする。
- 全世界的なアイドルを堂々と舞台上で攫おうとし、失敗したらその部下を銃撃する
- 自らの乗る船を沈めようとした海賊に対し部下と共に一斉に発砲する。
など、彼らの所業は凄惨を極めている。
かつて奴隷だった者はタイガーによって解放されたが、
生涯に残る傷として苦しめられているのは変わらない。
「神が(理屈を)通す必要はない」とルッチが語ったように彼らの無法には世界政府に所属する国王すら逆うことは許されず、
むしろ逆らうと反逆罪として逆らった国が滅ぼされる。
よって『ONE PIECE』の世界では
「天竜人に逆らうな(或いは関わるな)」という絶対の不文律が敷かれている。
天竜人の周りには政府の役人、護衛騎士、高い戦闘力を誇るCP-0が控えており、
彼らに逆らい傷一つでもつけようものなら
海軍本部から大将率いる軍が派遣され容赦ない報復を受ける。
作中では後述するロズワード聖の要請で
ボルサリーノ海軍大将が派遣された。
しかし後述する理由で
ドンキホーテ・ドフラミンゴには弱みを握られており、脅迫を受けて
CP-0を通して世界に「ドフラミンゴが七武海脱退とドレスローザ国の王位放棄をした」と誤報を流した。
◇天上金
世界政府加盟国から納められる
天上金があるため、その財力も桁外れ。
上記のように奴隷に余興として悪魔の実を食べさせたことから、世間では希少で相場が1個1億ベリーとされる悪魔の実を複数個入手できるだけの伝がある事が窺え、人間オークションでも愛玩用の人魚を競り落とすために
5億ベリーをいとも簡単に提示している。
勿論その天上金は世界政府加盟国から搾り取った莫大な重税であり、作中判明している限りでも
国が財政破綻し、結果的に滅亡したり(ドフラミンゴの回想)
払えなくなったせいで
世界政府から除名されたり、
払えない国民が殺されたりと、彼らの与り知らぬ所で膨大な犠牲を
強いている。
(今もこの制度なのかどうかは不明であるが)
バーソロミュー・くまの過去回想によれば、天上金は国民の数に比例して多くなるらしく、
払えなくなると知るや否や棄民政策を行う王(ベコリ)が出現し、最終的には
貧困層を口減らしのために放火して虐殺するという最悪の結果を招いている。
もっとも罪悪感の欠片も無かったため、くまの怒りを買って打倒される結果に終わったが。
◇環境が生んだバケモノ
絶対的な権力を持ち、それを諌める存在が無い為多くの天竜人は非常に傲慢で自己中心的な性格。
庶民を殺すことは、天竜人にとっては朝に顔を洗うのと同じように至極当たり前なことであり、人間を家畜や虫として見たり思う事は当然の事だと認識するようになってしまっている。
彼らは気の赴くままにやりたい放題の為人々は恐れ忌み嫌っており、元天竜人のドンキホーテ一家が世界政府非加盟国に来た際は過酷な迫害を受けたほど。
その一方でゴア王国を訪れた際は国民から歓迎されていた。地域や階級によって認識に差がある模様。
ただし世界貴族も、生まれながらの絶対悪では
決してない。
これらの横暴は約800年前より、聖地マリージョアにて王達が築き上げた権力が暴走したものであり、
外道でしかない彼らの振舞いも、ある意味では先代達から続いてきた「教育」により、天竜人以外への「優しさ・善意」が欠如してしまった結果。
実際、諸事情で下野したドフラミンゴや
ドンキホーテ・ロシナンテは色々と経験し、仲間・家族思いな人物にはなっている。
つまりある意味では、彼ら世界貴族も
「天竜人こそが絶対」という洗脳教育が生み出した犠牲者と言える。
世界貴族同士では、普通に“人として”会話する場面も見られる(とはいえ、世界貴族の「ルール」を守る範囲内であればの話だが)。
◇CP-0
直属機関にCP-0と呼ばれる諜報機関がおり、主に五老星が彼らに特殊任務を与えている。
◇警護部隊
マリージョアの巡回、外界へ出掛ける天竜人の警護している衛兵。
三角が特徴な兜と分厚い鎧を纏っており、主に槍を携えている。
そんな彼らだが、パンゲア城のとあるフロアでは衛兵が減るという事案が発生しており、「幻の部屋」という一室がこれに関わってようだがそのワードを口に出しただけでも仲間から「冗談でもそんな事を言うな!」とタブー扱いされている。
◇神の騎士団
天竜人同士のもめごとや争いがどう対処されるのかは不明だったが、ワノ国終幕後の世界情勢でサカズキとテンセイの会話に「神の騎士団」なるマリージョアの治安維持部隊が存在すると判明。
世界貴族の権力にも関係なく、天竜人に対しての捜査や尋問が出来る。
下界においても、ヘルメットなどの類はつけていない。
かつてのゴッドバレー事件では、
ロックス海賊団が迫り来る時も、一切臆せず、海軍を世界貴族護衛のために下がらせて最前線にでていた。
最強のロックス海賊団vs神の騎士団&海軍&
ロジャー海賊団の構図になった模様。
後に革命軍リーダードラゴンも「今回の聖地での戦いと8ヶ国の革命に神の騎士団は動く。本当の戦いはこれからだ!」と言及していたので、猛者揃いと思われる。
理由は不明だが、マリージョアでサボ達革命軍が暴れた際には出動しなかった。
◇世間の嫌われ者
現時点では具体的な描写は無いが、彼らには証明チップという身分証があり、それを世界政府に渡す事で天竜人の地位を放棄して普通の人間として生活できるようになる。
尤も、ホーミング聖のような例外を除けば態々神のごとき地位を捨てる者などおらず、寧ろ一度放棄すれば海軍という後ろ盾を失った一般人に成り下がってしまい、天竜人に恨みを持つ民衆からの憎悪を一斉に受ける事となる。
民衆曰く
とのことである。
また
魚人島のように海軍の目が届かないような僻地では仮に天竜人を殺したとしても、現地住民がその事を黙っていれば
「ただの海難事故」として処理される可能性があるとのこと。
なお、世界政府や海軍は他の一般人と同様天竜人を忌み嫌っており、特に天竜人に直接命令される機会も少なくない大将格は
相手にもしたくないというのが本音の模様。
現役大将の
黄猿は愚痴を溢し、
海軍本部元帥の
赤犬は天竜人直属の
CP-0を「天竜人の傀儡」と吐き捨てている。当のCP0の
ロブ・ルッチも完全に従順な訳でなく、天竜人同士のいざこざで傍観したシーンも。
世界徴兵で入った
緑牛はマリージョアで革命軍との戦闘中にいちゃもんを入れて来た天竜人に内心で「邪魔だ」と吐き捨て、
藤虎に至っては政府の手落ちでドレスローザの被害を野放しにしたことに対して民衆に土下座し、それに大激怒した赤犬に「世界政府ってのは神かなにかですか」と言い切っている。
挙句にマリージョアでの革命軍との戦闘では隕石落としで革命軍諸共マリージョアに被害を齎そうとしたばかりか、戦闘終盤では
奴隷解放のために革命軍を援護し、同僚の緑牛がそれを止めに入るなどもはや大将どころか一海軍兵士としても
大問題になる行動を起こしている。
天竜人への暴言は死罪となる模様だが、
ガープに至っては公衆の面前(しかも世界政府の国王たちが多く集う場所)で天竜人のことを
「あんなゴミ屑」と言い切っている。更に、
革命軍からも標的にされている。しかし、世界政府加盟国のゴア王国に天竜人が訪問した時は多くの住民が歓迎しており、「一緒に一度会えるかどうかの尊い存在」「俺も式典を見たかった」等と言うものがおり、世界中で嫌われてる訳でもない模様。更に、ステリーや
ヨークは天竜人になりたがっていた。
だが、前述の「国宝」のことを踏まえると、彼らが天竜人を野放しにする理由・その権力の根拠にもそれなりの理由があると思われる。
◇人間狩り
原作の1095話で明かされた狂気ともいえるもの。
世界政府非加盟国に対して3年に一度行う「先住民一掃大会」と呼ばれる大会を天竜人達の間で開催し、非加盟国に住む下々民と連れてきた罪人と問題のある奴隷を“脱兎”と称して“人間狩り”を行い、先住民の排他をスポーツの試合感覚で行う。
そして島と保有していた資源もろとも世界政府が所有することになると…海賊顔負けの略奪行為を政府が行っている。
当然、こんな事が行われていたこと自体歴史の闇に葬り去られる。
劇中で明かされたルール等
- 天竜人と神の騎士団が狩人という名で剣や銃などで逃げる脱兎を抹殺し、最終的に得点が多い者が豪華賞品をもらえる
- 脱兎の中に高得点のSR、Rというのがいる
- 脱兎を即死させたらエクセレントボーナスとして高得点が入る
- 狩人は移動手段として動物の使用が認められている
- 脱兎は3週間逃げ切れば自由の身になるとの事だが、とある人物が語ったのは過去に行われたこの大会での生存者は0人。というのも最初から生き残れない現状を伝えれば、逃げるのを諦めてしまってゲームとして成り立たないため。
- この殺戮ゲームの様子は映像電伝虫でマリージョアに住んでる大会に参加してなかった天竜人にも余興として放送している
【奴隷だえ】
世界政府非加盟国、加盟しても上納金を支払わない国、海賊などの犯罪者は人攫い屋などに捕まり人身売買の店に奴隷として売り出される。脱走したりすると爆破する首輪をつけられている。
作中では人間屋という人身売買の店で購入、権限で誘拐じみた事で強制的に入手しており天竜人は多数の奴隷を所持している。
四つん這いになった奴隷の上に跨り移動手段として酷使、見世物目的で後ろに繋げて行進させている。
本来なら人身売買は世界的に禁止されているが世界政府、政府直属の海軍はこの手の店などは「職業安定所」と黙認している。相場としては男性の巨人(単純な労働力)・若い女性の人魚(愛玩用)にはかなりの高額が設けられている(この2種族は長年迫害された経緯も含まれる)。
ちなみに
能力者は時価である
。
【歴史アマス】
彼らの先祖である20人の王たちは世界政府創立の折にマリージョアへ家族と共に移住したため、
彼らの治めていた国々(ドレスローザ王国など)はその代で王家の血筋が変わっている。
ただし20人の王のうち
アラバスタ王国のネフェルタリ家だけは移住を拒否したため、唯一祖国に残っている。
【登場した天竜人だえ】
◆五老星
「天竜人」の存在が明かされる遥か前の原作25巻から登場していた
「世界政府最高権力」と称される5人の老人の男性にして、
全天竜人の頂点に立つ5人。
ただし
サカズキの言動によれば
さらに上=世界貴族の頂点が存在している。
メンバーは以下の5人で構成されている。
- トップマン・ウォーキュリー聖
- イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
- マーカス・マーズ聖
- シェパード・十・ピーター聖
- ジェイガルシア・サターン聖
◆通常の天竜人
鈍器で叩こうが、刃物を刺しても悲鳴も言わない最上級の奴隷だえ!
年齢:53歳→55歳
身長:215cm
出身地:聖地マリージョア
誕生日:6月28日
血液型:XF型
好物:猿の脳みそ
CV:掛川裕彦
本編で初登場した天竜人・ロズワード家の家長。髪型と衣装を除けば見た目は普通の中年男性。顔立ちは男性天竜人の中では比較的威厳ある部類…というか(息子含めて)他が酷過ぎると言うべきか。
海賊の船長を奴隷としてコレクションする趣味があり、その内の何名かは息子に貸している。
シャボンディ諸島の
人間屋にて息子を殴り飛ばした
ルフィに激怒し、海軍に大将を呼び寄せるように通報するが、その後に偶然頭上から落ちてきた
ウソップに押し潰され、そのまま地面に頭をぶつけて気絶、重傷を負った。
2年後の世界会議編では後述の件で顔に大怪我を負った息子を迎えに再登場。
その時に乗っていたのは
無敵奴隷だった。
上記の言葉を言っていて無敵奴隷の性能には非常に満足している。
モデルは息子と共に世界屈指の大富豪一族と言われる「ロスチャイルド家」と思われる。
年齢:15歳→17歳
身長:178cm
出身地:聖地マリージョア
誕生日:3月29日
血液型:XF型
好物:キャビアの金箔のせ
CV:笠原留美
ロズワード聖の娘で、チャルロス聖の妹。
ペットで犬のサルウ(同じようにマスクを被っている)を飼っている。
外見は兄と似ても似つかぬ美少女だが、逃亡して首輪の爆破で倒れていた船長デビル・ディアスの顔を蹴った挙句「ただの人間のくせに」と吐き捨て平然と銃で撃つなどの傲慢で非道な性格は兄と同じ。
父親曰く
「奴隷のしつけがなっていない」ので奴隷に逃げられるらしい。
シャボンディ諸島の人間屋で
麦わらの一味に父と兄が重傷を負わされた事に激昂し、ルフィの友人のケイミーを撃ち殺そうとしたところを
レイリーの「覇王色の
覇気」で気絶させられた。
その後、麦わらの一味を取り逃がした海軍に対して八つ当たりに近い態度で怒鳴り散らしていたが、流石に発砲するような事をせずに口頭注意だけに留めていた。
父、兄を大怪我に負わせたルフィ達に憎悪に満ちた顔で復讐を誓っていた。
年齢:22歳→24歳
身長:230cm
出身地:聖地マリージョア
誕生日:6月1日
血液型:XF型
好物:高級ソフトクリーム
CV:
茶風林
ロズワード聖の息子でシャルリア宮の兄。いつも鼻水が垂れていて、父や妹とは似つかぬ醜悪な老け顔の青年。
天竜人という存在を体現するかの如く、権力を盾に暴虐の限りを尽くし、麦わらの一味(と読者)に「歯止めなく暴走した権力(byパッパグ談)」を見せつけた下衆。
- 奴隷の男を乗馬のごとく乗り物扱いして酷使、更には八つ当たりで蹴りを連発して虐待
- たまたま横切ろうとした重症な患者を担架していた医師らの頼みを無視し、楽にさせてやると息巻き患者を蹴飛ばす
- 妻を12人も持っており、気に入った女性を見たらオークションに出品されてなかろうが関係なく容赦なくマリージョアに連れ去り、飽きたら捨てる。
ぶっちゃけ下手な凌辱ゲーよりも酷い強姦魔
- その連れ去ろうとした女性の婚約者が出るも容赦なく撃つ(撃たれた彼氏は通りかかったゾロが病院に連れていった)
…などと鬼畜そのもの。
その後は人間屋で人魚のケイミーを5億ベリーで買った後、ハチを撃って奴隷にしようとした事で、
激怒したルフィから(
ベラミーを仕留めた時以上に)強烈なパンチを食らい、顔に拳のあとが残る程の重傷を負う。
2年後の世界会議編で再登場を果たし、自宅から
しらほし姫を望遠鏡でその美貌と人魚という種族に興奮していた。
そして案の定、巨人族の奴隷3号を引き連れて王族たちのパーティに乱入。
しらほし姫を「人魚を拾ったえー!」と称して王族たちの目の前で攫おうと画策するが、同じ天竜人でありながら、とある一件で良識を持った後述の男に棍棒で思いっきり殴り飛ばされるという末路を迎えた。
なお、この少し後に起きた革命軍幹部によるバーソロミュー・くま奪還作戦に巻き込まれたらしく、何者かに殺されかけた模様。
後の描写では
1ミクロンも懲りる事なく奪還作戦の混乱のどさくさに紛れて再びしらほし姫を攫おうとした結果、同じ後述の男の手引きを受けた
サイと
レオから
同時に「錐龍錐釘」と「しっぽハンマー」を脳天に全力で叩き付けられる
制裁を喰らって
体高が半分ぐらいになる程身体に頭がめり込んだ
それで「殺人未遂事件」「殺されかけた」で済むって何で生きてんだろう……
何よりィ・・・ 下々民が私の艦の前を横切った!!!
ルフィの過去編に登場。
12年前のゴア王国を訪問する時に、自分の船の前を横切ったという理由で
サボの小舟を砲撃し、沈めた。
自を歓待する民を「下々民がたくさんいる」としか思わなかったり、横切っただけで沈めるなど傲慢な天竜人そのものではあるが、機嫌を損ねて公務を放棄せず訪問をこなすなどチャルロス聖に比べれば遥かに理性的な一面もあり、サボの船を射った際に「船には子供が!」と意見した役人に対しても激昂せず、上記のセリフを返しただけに留めている。
原作では鼻から上の顔は不明だったが、アニメでは一瞬だけだが鼻から上の顔が登場し、後に公式のキャラ紹介一覧にて姿の全貌が判明。
目付きが鋭い下膨れの人相をしており、男性天竜人の中では割とマシな顔立ち。
私の事などお忘れだろうネプチューン
──しかし私にはリュウグウ王国への恩があり
この日を待っていた あなた方がここに来る日を
10年前リュウグウ王国に漂着した愚かな天竜人が私だ…
亡きオトヒメ王妃に諭され人間にして貰った!!!
全力であなた方の力になりたい!!!
CV:後藤哲夫→菊池正美
ドフラミンゴ一家と同じくドンキホーテ姓を持つ天竜人。
10年前にリュウグウ王国に現れた天竜人で、フィッシャー・タイガーが起こした反乱で逃げた奴隷の魚人を取り返そうと魚人島に向かうが、その途中で海洋生物に船を襲われ難破し、船員は全員死亡し重傷を負う。
満身創痍の姿で魚人島に漂着し、「マスクと薬を持って来い」と銃を乱射して暴れ回ったところを、元奴隷であった魚人達から殺されそうになった(余りの嫌われ様に通行人も全員一致で「見なかったことにしよう」と団結したほど)が、王妃オトヒメが庇い立て、更にしらほし姫の泣き声で襲来した海王類が出現したことで事なきを得る。
結局、アラディン(元奴隷。おそらくはミョズガルドと面識があり彼の奴隷だった様子)によって治療が施され、マリージョアに帰ることになった時も「覚えていろよ、魚類ども」と吐き捨てるなどの蛮行に出ていたが、この際に同行を希望するオトヒメを連れて行き、世界会議でも通用する「天竜人の書状」を書くキッカケを作った。
以上の事から分かるように性格は卑劣だが、人魚の説得に首を縦に振るあたり、作中で登場した天竜人ではまだマシな人物だった。
ちなみに父親も出ており、息子と同じような顔で不細工のくせに、美女(妻か奴隷かは不明)をはべらせていた。
世界会議編でチャルロス聖がしらほし姫を捕まえようとした上、止めに入った
サイやネプチューン王らを配下の
CP-0に殺させようとした暴挙を、棍棒らしきものでぶん殴って止める漢っぷりを見せつける形で再び登場。名字も「ドンキホーテ」だと判明した。
10年の間に何があったのかなんと
思慮深く常識的な感性を持ち合わせた(一般的視点から見て)真人間と化していた。「
オトヒメ王妃の説得で『人間』にしてもらった」と当人は語っており、天竜人の価値観(世界観)から、オトヒメ王妃に根気強く教え・諭されたことで市井の人々の価値観を知って世界観が一変した模様。
顔は過去の時は頬に変な出っ張りが出ており目つきも下劣な顔つきだったが、世界会議編で再登場時は、無精ひげを生やしているもの真面目な顔つきをしており、王族たちにチャルロスの暴走に深々と謝罪したりと性格も大きく改善していた。
天竜人でありながら奴隷を一人たりとも持たなくなったが、その事からロズワード聖をはじめとした同族から「奇人」呼ばわりされている。
「全力であなた方の力になりたい」とリュウグウ王国のネプチューン王やしろほし姫達に語っており、「しらほし姫を狙う者は(身内であっても)阻止する」ことに全権と責任を取る覚悟を決めた。
ネプチューン王ら魚人島の王族達の来訪を長年待っていたようで彼らが来たときには嬉しそうに会話をしていた。
その後、リュウグウ王国の面々がガープの護衛で帰還しているため、役目を果たした模様。
さらに、革命軍の乱入に際して起きたチャルロス聖の殺人未遂事件においてその犯人が逃亡する手助けをしたらしく、天竜人に対する加害行為とそれを利する天竜人という複雑な状況が発生。結果マリージョアの治安維持部隊と思しき「神の騎士団」が捜査に出てくる事態になっている。
そして、原作1086話にて神の騎士団最高司令官フィガーランド・ガーリング聖によって、磔にされ処刑されてしまった。
しかし見方を変えればリュウグウ王国と世界政府との架け橋とならんとしたミョスガルド聖を処刑した事は当然リュウグウ王国側から大いに恨みを買いかねず、下手をすれば世界を滅ぼしかねない古代兵器、その一つたる「ポセイドン」を敵に回すかも知れない危険性を生んでしまったと言える。
CV:三村マサカズ
劇場版『
ONE PIECE FILM GOLD』に登場。
夫人と共にテゾーロからの天上金を受け取るためグラン・テゾーロを訪れるが、
ナミがテゾーロを欺く目的で襲われ、服を奪われてしまう。
終盤ではルッチに救助の連絡をするも、サボとの交戦の為に途中で切られたが救助自体はされた模様。
マッシュルームカットとカイゼル髭が特徴な中年男性で出っ歯。
革命軍の聖地襲撃の際、海賊の奴隷を乗馬代わりにして逃走をしようとしたが高齢と酷使でズタボロでろくに動けない状態だったので廃棄処分として銃殺しようとしたが、直後にカラスによって銃は奪われてしまった。
殺されそうになった海賊はカラスによって奴隷用の鎖が外され、彼の言葉通りに町の東に逃げた。
1096話の「先住民一掃大会」に参加していた天竜人の一族。
セリフを言った女性は世界政府のマークをあしらったバッジが大量についた帽子を被っていた。
1083話では数多の天竜人が登場。
聖地のシンボル破壊と街の破壊活動にパニックになり逃げ惑い、食糧庫の破壊に「貧乏人の嫉妬だえ!」と言う、今回の件で現護衛兵全員の処刑とわめく、海軍大将と革命軍隊長の戦いに「天竜人の誰かを怪我したら死刑だえ」と逃げずに命令したりと大将たちの戦いを妨害したりと横暴さをみせていた。
◆神の騎士団
“神の騎士団”の最高司令官を務めている老天竜人。
ロックス海賊団が壊滅したゴッドバレーで何やら活躍をしたと言われており、“王者”と呼ばれている。
「チャルロス聖殺害未遂の犯人を逃した件」と、「魚人族を庇った」と言った罪を犯したミョスガルド聖を裁き、処刑した。
五老星同様に一般的な天竜人の容姿とは大きく異なり、三日月と十字架を重ね合わせた特徴的な髪型と顎髭でサングラスを着用している。通常のひ弱な天竜人と違い、自前の剣を持つ武闘派。
38年前の容姿は三日月の髪型はそのままで
誰かと似た雰囲気を持った美形。他の女性天竜人から黄色い歓声を浴びていた。
ゴッドバレーで行われた「先住民一掃大会」の参加者・
“狩人”で優勝候補と言われ、反発したゴッドバレー国王を斬り伏せ、お手付きとしてマイナス1万点からのペナルティを課せられても
「それくらいのハンデがあった方がいい」と平然とした態度をとっていた。
他の面々からも「優勝はおれたちだガーリング」とライバル視されていた。
また、先住民一掃大会が開幕する直前に「見ていろ子供達…」と呟いていた為、子供が2人以上はいると見られる。
ロックス海賊団が迫り来た際には、世界貴族を守るために、ほかの神の騎士団メンバーと共に最前線に出て戦った模様。
なお、“フィガーランド”という姓は映画『
ONE PIECE FILM RED』の五老星の台詞が初出。
劇中で五老星が
ウタの始末を討論している際に、ナス寿郎聖が「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?」と問い、ウタの始末に当初は何やら躊躇っていた為、天竜人の中でも特殊な家系なのかもしれない。
また、この台詞はウタが
シャンクスの娘であるという事実が判明した後に発言した事、そして映画終盤にシャンクスとウタは血筋のある関係ではない事が判明し、これらの事を踏まえるとこの血筋に該当するのは…?
◆元天竜人
CV:村治学
天竜人の一人であるが、自分たちは神ではなく人間であると考えた結果、妻や二人の子供と一緒に人間の生き方を選ぶことを決めた。
しかし、天竜人に恨みを持つ民衆によって家が焼き討ちに遭い、妻も病気で失い、子供たち共々民衆にリンチにあってしまう。
その2年後、息子のドフラミンゴに殺害されてしまう末路をたどった。
天竜人の中では数少ない穏健派で、現時点で出てきた天竜人の中で最も良心的な人物で、暴行を受けて殺されそうになっても「子供たちは勘弁してくれ! 私だけを殺してくれよ!!」と叫ぶ。蒔いた種は本人たちであるがこの場面もちょっとした地獄絵図である。
「親」としてはまっとうであるが、「天竜人が奴隷を虐げていても全く気にしない」といった、元支配階級の人間らしくズレた価値観が残っている部分もある。
その上、「子どもたちに現状をきちんと説明しない」など、詰めの甘い部分がある。
自身の理解者や支持基盤も作らずに天竜人の地位を捨てて、天竜人の横暴が特に酷かった世界政府非加盟国にうっかり移住するなど結果的に一家全員を不幸に巻き込んだあたり、考えが甘すぎた「お人よし」としか言いようがない。
皮肉なことに息子たちは良くも悪くも理解者を得ているため、その点が彼らとの大きな違いとなっている。
息子であるコラさんことロシナンテからは「父は優しかった」と言われ慕われており、
認識の甘さこそあったが、リンチに遭い続けてもなお恨み言一つ言わず、息子に殺される直前も命乞いせず子供達への詫びを言うなど底のない「善人」であり、その優しさはロシナンテへと受け継がれ、
とある少年を救うことになる。
ちなみにアニメ版では、あろうことか移住先の民衆の前で堂々と自分達の素性を語る場面が追加されている(原作では現状を理解していないドフラミンゴの振る舞いが原因でばれている)。
ホーミング聖の息子だったが天竜人の地位を捨てた父親に憤慨し、殺害した。
後に
ドンキホーテ海賊団を立ち上げ、
王下七武海の一人になる。
詳細は該当記事を参照。
ホーミング聖の息子で、ドフラミンゴの弟。
父親を殺されて彷徨っていた所を当時中将であったセンゴクに引き取られ、海軍として活動する。
詳細は該当記事を参照。
CV:浦和めぐみ
その名の通りホーミング聖の妻であり、ドフラミンゴとロシナンテの母。本名は不明。
シャルリア宮に続いて登場した2人目の女性であるが、彼女とは逆に心優しい人物であり、天竜人の地位を捨てた夫に賛同していた。
民衆から追われる身になった後は、劣悪の環境で過ごしたのが原因で病に冒され、最期は夫と子供に看取られながら息を引き取った。
残された家族がその後に直面する悲劇を考えると、民衆にリンチされる前に命を落とした彼女はある意味幸せな方だったのかもしれない。
余談だが、公式のファンブックの初期デザインでは女性の衣装は本編とは違って洋風のドレスだった。
◆関連人物
現在は世界政府加盟国
アラバスタ王国の王族。…なのだが、実は天竜人の前身となった「20人の王」の内1人の末裔。「とある歴史的事件」の終結後、他の19人と同様に聖地マリージョアへの移住を提案されたが、本人は拒否しそのままアラバスタへ定住を決めたとのこと。
この発言はドフラミンゴの台詞によるものであり、天竜人全員が把握してるかどうかは不明だが、五老星からは「
いわば裏切者の一族」と言われている。
現在でもアラバスタに古代兵器「プルトン」の在り処を示す
歴史の本文があるという歴史的事情、更に後述の描写から末裔であることの重大性が示唆されている。
なお作中で
一度も天竜人であった時期はない
事は留意。
【聖地マリージョア】
世界貴族の住む地であり、「赤い土の大陸」の上に位置する世界政府の中枢。また、マリージョアは街のようになっており、よくマリージョアとして描写される城はパンゲア城という。
レッドポート
海軍本部「ニューマリンフォード」とニューマリンフォードの反対側である旧海軍本部「マリンフォード」(現G1支部)の裏手にそれぞれあるマリージョアへの玄関口。
高地に存在するマリージョアへと上がる為、浮上用にシャボン玉で出来たリフト「ボンドラ」が整備されている。
世界会議開催中は警備の為、海軍の精鋭が集うことになる。
また偉大なる航路を航海する人々が赤い土の大陸を越える為のルートとしても使用されるが、経由する際は高額の上納金が必要であり、ホイホイ通れるものではない。
(そもそも世界政府の中枢に犯罪者の上陸が許されるはずもなく、海賊が「新世界」に進む方法は、魚人島ルート一択となる。)
トラベレーター
レッドポート発着港から長い階段を登った先にある「動く歩道」。
マリージョアに広がる人工の森の中を縫ってパンゲア城に続く形で整備されており、その移動速度は速すぎず遅すぎず、利用者である天竜人や各国の王族の為に配慮されている。
…が、リュウグウ王国のフカボシ王子は「嫌な気配がする」とトラベレーターを利用せず自らの足で移動するようにリュウグウ王国の面々を促した。
それもそのはず。その地下では数百人もの奴隷たちが鞭を打たれながら必死で動かしていたのだから。
パンゲア城
マリージョアの中心部に聳え立つ巨大な城で、原作・アニメでのマリージョアのシーンにおいて毎回出てくる建物でもある。
天竜人の頂点である「五老星」がここの「権力の間」で政務を行い、また四年に一度の世界会議が行われるのもこの城である。
また地下部分には、国宝の保管庫と思しき氷漬けになった極低温の区画があり、その一角に巨大な麦わら帽子が安置されている。
この帽子はルフィが被っているものとデザインは同じだが、巨人族サイズである。
なお「パンゲア」とは、現実でペルム紀~三畳紀にかけて存在した巨大大陸のこと。
この「パンゲア」が長い年月で徐々に分割・変形していき、現在の地球の各大陸が形作られた。
虚の玉座
パンゲア城に存在する巨大な玉座。
「世界の中心」として崇められているが、「誰も座らない事が平和の証」として、その玉座に座る唯一の王は存在しない。五老星が権力を分け合っているのも同じ由来である。
周囲には800年前「始まりの20人の王」が用いたとされる武器が突き刺さっており、マリージョアを訪れた各国の王は玉座に誓いを立てるのが慣例となっている。
なおネフェルタリ家が天竜人にならなかったことにより、実際に突き刺さっている武器は19本しかない。
神々の地
パンゲア城正面の3つの門(左右の門はレッドポートへとつながっている)のうち、真正面の「天竜門」の先にある天竜人の居住区。
天竜人の出入りは自由だが、その性質上加盟国の王族ですら入ることは許されない。
居住区の全貌は明らかになってないが、街の中心部に天竜人のシンボルマークの旗があり、食糧庫がある。
マリージョアに関する謎
世界観の謎の中心だけにここ自体も結構な謎の塊だが、ここで挙げるのはずばり施設のサイズ。
ここに挙げられた施設のうち、パンゲア城、神々の地の門、それらへ至る道やトラベレーターが
全体的にデカいのである。
天竜人も各地の王族も(個々人の差はあれど)常識的な身長の持ち主にも拘らず(後述の
「もっと上」はそれより小柄な可能性が高い)、マリージョアに存在する、それも恐らく「空白の100年」期のものと思しき施設はそれら「常識的な身長の持ち主」が使うにはあまりにも大きく設計されている。少なくとも大多数の天竜人のために作られたとは考えづらい。
この事から、これらの施設は元々巨人族、あるいはそれに類する大きさの人間が使うことを前提に作られたのではないかという仮説が存在する。
国宝とされる麦わら帽子ですら巨大であることがこの推論を補強しているが、今のところ真相は不明。
劇中の天竜人の動向
過去
200年以上前、神々の地に巨人タイプの機械兵器の襲撃にあい壊滅的な被害を被るも兵器はエネルギー切れで機能停止した。
なお機械兵器は後々にベガパンクがそれを発見して、動力源の解析するために回収してエッグヘッド島の最奥に安置。
38年前、ゴッドバレーという世界政府非加盟国で先住民と連れてきた奴隷を対象に、先住民一掃大会と呼ばれる催しを開く。
そこにゴッドバレーの情報を手に入れたロックス海賊団が襲撃し、ガープとロックス海賊団と同じ情報を手にして居合わせたロジャーの共闘でロックス海賊団はトップがやられて壊滅。
33年前、ドンキホーテ・ホーミング聖が妻と子を連れて天竜人の地位を捨てて外界に降りていった。
同族は説得したが、ホーミングの言葉に「異端者、裏切り者」と見放した。
15年前、フィッシャー・タイガーが単身で聖地を襲撃し、多くの奴隷たちを解放し天竜人の居住地に甚大な被害を与えた。
12年前、ジャルマック聖がゴア王国を来訪。
その際に自身の船の前を横切ったサボが乗っていた船をバズーカ砲で沈めた。
10年前、ミョスガルド聖は奴隷解放で逃げられた魚人たちを取り戻そうと役人を連れて魚人島に向かうも海王類の襲撃でミョスガルド以外の船員は死亡、自身も重傷な上に元奴隷の魚人たちに殺されそうになったがオトヒメ王妃によって救われ、彼女の出会いをきっかけに価値観が大きく変化。
前半の海編
ロズワード聖、シャルリア宮、チャルロス聖がシャボンディ諸島を来訪。
そこでチャルロスはルフィに殴られ、ロズワードは海軍大将を派遣させた。
後半の海編
ドフラミンゴに脅迫され、彼が七武海とドレスローザ国王の地位を放棄したと誤報を流す。
世界会議では、しらほし姫を狙ってチャルロスが現れるが、思慮深い真人間になったミョスガルド聖がチャルロスを制裁。
同じ頃にサボと軍隊長4人による聖地襲撃事件が発生し、聖地マリージョアは大きな被害を受けることに。
革命軍の行動により、神々の地が荒らされ天竜人の食糧庫が破壊されてしまい、食糧が枯渇状態となる。
世界会議後、神の騎士団に取り調べを受けていたミョスガルド聖が、神の騎士団最高司令官のガーリング聖によって処刑された。
下々民はさっさとこの項目を追記・修正するえ!
最終更新:2024年04月04日 12:49