レスキュードリル

登録日:2014/02/03 Mon 02:44:40
更新日:2020/08/20 Thu 23:06:58
所要時間:約 6 分で読めます






*1


レスキュードリルとは『トミカヒーロー レスキューフォース』に登場する中型レスキュービークルである。


【概要】

地中での活動において力を発揮する大型掘削作業車。
2つの大型ドリルを高速回転させ、脱出のためのトンネルを造ったり、
地上から近づけない場所へ地下から救助に向かうことが出来る。

ジャッキアップ機能があり、平地でも地面にドリルを立てることができる。

劇中描写では平均して地中では時速100㎞の速度で地中を移動している。
地下3000mをごく短時間で潜ることのできる素晴らしい性能の持ち主。(ドリル二本で潜れるわきゃねーだろ! は禁句)

2本の大型ドリルヘッドを機体両側面に、後部にディスクカッターを装備するドリルビークルで、
現存するモデルとなる配備車輌が存在しないレスキューフォースのオリジナル装備。

ドリル。実に男のロマン内蔵である。

ドリルという物理攻撃用途として使いやすい特徴を持っているためか、
レスキューマックスドリルドーザーのマックスブラスター、ゴッドストライカーのストライカーアタックでは止めを担当した。
その後はレスキューダイバーが同様にドリルをもっているほか、合体位置がドリルをあまり生かせない部分に合ったため少々出番が減ったが……?

ドリル部分を左右入れ替えることでクラッシュローダーモードに変形可能だが、
劇中未登場で実質玩具オリジナル形態。クラッシュローダーで対象を粉砕する形態のようだ。

普段は4つのパーツに分かれて待機しており(整備倉庫にある時はさすがに合体済み)、
レスキューフェニックスからの発進シーンは後ろ向きでゲートが開き、一端バックで外に出た後に転回して微妙に斜めに発進する。

車体の色は



初登場は『トミカヒーロー レスキューフォース』第8話。

ある日、が乗っているコアストライカーの様子がおかしくなっていた。
輝の行動が読めないためにコアストライカーの人工知能が正常な判断をできなくなってしまっていたのだ。
自分の計算外の行動でレスキューを成功させているのだからそりゃバグる。

そこでR4こと白木の「あたしにいい考えがある」の言葉でどう考えてもドライブなストレス解消の旅へ

そんなときにマールたちが死火山にクライシスメーカーを入れたため、彼らが立ち寄った湖が沸騰。
さらに近くのアーデルタウンのいたるところで上記が吹き上がる。

トンネル内を走る自動車も道路からふきだした蒸気がおこした崩落に巻き込まれてしまった。

そこで出場するレスキューフォース。

そしてレスキュードリルの初仕事が始まるのであった。


この回は輝とコアストさんが絆を深める大事な回。
ある意味テンプレート的な話ではあるが、結構いい話なのでぜひお近くのレンタルショップへ。



ハイパーアップ



ドリルストライカー

レスキューストライカーとレスキュードリルの合体形態。
前後くっつけただけなのだが、なかなかシンプルでかっこいい。
合体時に毎回ストライカーのガラスをレスキュードリルのディスクカッターが削っているが気にしてはいけない。


【ファイナルレスキュー】
巨大なドリルを100万馬力の超パワーで超高速で回転させて目標に突撃する『ドリルブースト』。
全身をエネルギーフィールドで包み込むエフェクトがかなりかっこいい。

地中を一気に掘り進んだり、強大な敵を体当たりで破壊するファイナルレスキュー。
前者がこのファイナルレスキューの本来の使い道だが本編ではなぜか使われなかった。

使いようによっては破壊する以外にも人の手では動かせないような巨大なネジを回すなどの作業も可能である。
そもそも、そのネジを最初はどうやって締めたのかは気にしてはいけない。







レスキューファイアー



続編『トミカヒーロー レスキューファイアー』では第七話で再登場。


そして主役・・・いや、ヒロイン回


ヨーロッパで出場中のレスキューフォースのために、レスキュービークルが搬送されることになった。

ゼロファイヤーから他の中型ビークルが輸送艦に積み込まれる中、
その作業中に最後に残されたレスキュードリルがウカエンによって火炎魔人ドリルエンに変えられてしまったのである。

火炎魔人に操られたレスキュードリルはドリルエンとなり市街地を爆走。
まだレスキュードリルとしての意識が残っているのか、ファイアー1を目の前にした際には攻撃してこなかった。
レスキューファイアーの面々の行動もむなしくレスキューアイでも探知できない地中深くへと逃げてしまう。

その後、見失ったドリルエンを捜していると突如リア充を含むその他の面々を襲う地割れと温泉の間欠泉。
まさかの前作で自分が解決した超災害を今度は火炎魔人として自分が起こしてしまう。

各地の被害情報をもとに計算した結果、地底を侵攻するドリルエンが次に狙うのは石油コンビナートだった。

出場し現場に到着したレスキューファイアーであったが、ウカエンによりリベンジカエンでドリルエンは巨大化してしまう。

ファイアー2はドーザードラゴンのバケットでドリルエンの下部のドリルを抑え込み、
その間にレスキューストライカーのファイナルレスキュー『ウォーターキャノン』で止めを刺そうとする。
しかしそれをファイアー1が止める。このままではレスキュードリルごと破壊してしまう。
ヨーロッパで待っているレスキューフォースのためにもレスキュードリルを無傷で助けたいと。

しかしこのままでは超火災が発生してしまうのも時間の問題だった。

そこでファイアー1は一か八かの賭けで燃え滾るリベンジドリルエンの中に囚われているレスキュードリルの非常用補助席に乗り込む。

Qスケは操られているレスキュードリルに乗り込んでも何もできないと言うが、
ファイアー1は黙っていろと言って、レスキューメガホーンを片手にレスキュードリルに呼びかける。

「レスキュードリル、聞こえるか。お前だっていつまでも操られてるのはいやだろ?
 思い出せよ。レスキューフォースのことを! 先輩たちと戦った日々を!」

その言葉を聞いてレスキュードリルの脳裏に浮かぶのはレスキューフォースとともにネオテーラと戦った日々のことだった。

「今こそ、レスキュー魂で火炎魔人から抜け出すんだ!!」

そう言葉をかけながらファイアー1はレスキュードリルのエンジン出力を上げる。

「レスキュードリルが…泣いてる」
「皆の事を思い出しているんだわ……」

尚もエンジンをフルスロットルにするファイアー1……そして……

「うぉぉぉぉおおおおおああああああ!!」

ファイアー1の雄たけびとともに光の燈ったレスキュードリルはついに火炎魔人から抜け出した。
邪魔するものはもういない。今こそあの合体を!



レスキュードリル! レスキュー合体!!

ハイパーアップ!!


ドリルストライカー 合体完了!!


なんと前作合体ビークル『ドリルストライカー』が再登場。
そして驚くなかれ、なんとこれレスキューファイアーのビークル初合体である。

前作の主役ビークルであるレスキューストライカーが序盤にレギュラー張ってるのもすごいが、
ここまでやるとはさすがスタッフ。わかってらっしゃる。

しかも合体するときは、Qスケが「ドラゴンアップ」ではなく、レスキューフォース同様「ハイパーアップ」といってくれた。

ファイナルレスキューは前作同様ドリルブースト。
ここで凍らせなくても火炎魔人は倒せる事が地味に判明する。

ついでに今回のファイアー1の「爆鎮完了!」のポーズや振りがレスキューフォースのと全く一緒である。

その後、ヨーロッパのレスキューフォースに無事送られ向こうで活躍していたようだが、
44話でカスタムビークルに改造され、ステルス機能を搭載したブラックタイプとなった。

そしてハイパー合体エンとなったウカエンとサカエンに苦戦するファイアー1とファイアードラゴンの援護に駆け付けるカスタムビークル。

その先陣を切ったのは地面を砕いて足場を崩したレスキュードリルだった。


            鎮圧
追記・修正承認。爆裂的に  せよ!
            鎮火


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最終更新:2020年08月20日 23:06
添付ファイル

*1 出典:レスキューフォース、http://tv-aichi.co.jp/rescue-force/mechanic/vehicle_12.html、2016/11/04