トミカヒーロー レスキューファイアー

登録日:2014/02/01 Sat 21:48:07
更新日:2023/10/09 Mon 13:47:36
所要時間:約 12 分で読めます





超火災から人々を救う新レスキューチーム ついに誕生!!


2009年4月から2010年3月にかけてテレビ愛知制作・テレビ東京系にて放送された特撮ドラマ。
トミカヒーローシリーズの2作目であり『トミカヒーロー レスキューフォース』の続編。
制作会社は松竹から日活に変更された。日活は35年ぶりに特撮ドラマの制作を手掛けることになる。

主題歌は、タカラトミーがスポンサーの作品として初めて、JAM Projectが担当している。
以後、この時間帯は主題歌をJAM Projectが担当するようになる。


【概要】

キャラクターデザインのベースは消防士であり、
後述するように本作のスタッフがかつて手掛けていた『魔弾戦記リュウケンドー』を髣髴とさせる部分が多い。
後に日産ホールで行われたスペシャルライブステージFinalで、『トミカヒーロー』シリーズの世界観は『リュウケンドー』のそれと同じであり、
リュウケンドーと魔人軍団ジャマンガの戦いの教訓から世界消防庁が発足したことが明かされた。

戦いよりも人命救助を優先するというスタイルは前作を踏襲していおり、
どこでも着装が可能になるなど技術や権限に進歩が見られる。

ただし、前作が敵との戦いを放棄してでも人命救助を優先するという描写が散見されたのに対し、
本作は人命救助を終えた後に敵怪人である火炎魔人との戦いに挑むというパターンになっており、アクションに特化した内容になっている。

ただその中途半端な特撮ヒーローらしさの演出から、コアな特撮ファンからの人気が少なくなってしまう原因にもなった

ストーリー展開上の主な特徴は前作レスキューフォースが主人公を取り囲む環境が
その理解者で固められていたのに対して、本作では主人公である炎タツヤに対する批判者を設定することで、
彼が周囲の登場人物との性格の不一致による衝突や葛藤を繰り返しながら成長していくと同時に、
彼の存在が周囲に影響を与えていく過程を描いていることが挙げられる。まあ、そのせいで序盤のタツヤが嫌われやすい原因にもなったのだが

また主人公のみならず、登場人物一人一人の過去を描くことで彼らの心境の変化や人間性を深く掘り下げる描写もなされている。

本作品では続編物としては珍しく前作と同じ世界観であることを強調し、 前作のキャラクターや設定が度々登場する。
まさかのビークル初合体前作のビークルだなんて作品はこの作品くらいだと思う。

玩具の出来は前作で勉強したのか、余剰パーツが少なくかなりの出来。(前作が醜すぎたとか言わない)


【登場人物】

レスキューファイアー

「消防・救助活動」に特化したレスキュー活動を行うチームとして、
「レスキューフォース」の技術を元に世界消防庁の中に組織された特別機動組織。

隊長とファイアー1~5の隊員で構成される。
隊員は「思い(魂)」を込めた声をレスキューメガホーンに放つことによって、着装・必殺技・ビークル召集などの機能を発動。
またツールやビークルを駆使して『超火災』に立ち向かう。

今作での決め台詞は「爆裂的に鎮火せよ」と前作同様「爆鎮完了」。レスキューフォースが出た際には「爆裂的に鎮圧せよ」も

特別組織なので技術や権限がレスキューフォースからさらに発展されている。
反面、前作レスキューフォースであった承認シーンはかなり少なくなってしまったが、
その分、前作以上のハイパー超展開や熱いファイナルレスキューシーンが魅力。

ドラゴン・・・アタァァァァァァァァックッ!!


【主要メンバー】


本作の主人公。19歳。血液型はB型。
レスキューファイアーに配属された新米隊員。普段から笑顔を絶やさない明るい性格。
幼少のころ、消防士だった両親を火事で亡くし、「ひまわり学園」という孤児院で育った。
熱い魂を持った青年で、やる気は十分だが、当初は隊員としては未熟で、やる気が空回りしてしまう事もあった。
中盤以降では刑部長官から直々に訓練を受けたこともあり、他のメンバーに的確な指示を出すなどリーダーらしい面も見られるようになり、
ドンカエンを封印した勇者の剣『龍導剣』が変化した『エクスバッシャー』の力で第四の魔弾戦士ファイヤー1Xに強化変身する。
スーツカラーはオレンジ。

・Qスケ
CV:高木礼子

タツヤのレスキューメガホーンから変形するロボット。フェミニスト。
まだ未熟であったタツヤの教育係を任され、彼の相棒になる。生意気で調子のいい性格だが、時折大胆な面も見せる。
世界消防庁のスーパーコンピュータにアクセスが出来るほか、独断でファイナルレスキューを拒否することができる
また記録された大河の声を利用して声マネもできる。

正式名称は『TF-Q』だが、長いということでタツヤにこの愛称が付けられた。
本人も最初は拒んでいたがタマちゃんに可愛いと言われて気に入っている。


恵 ユウマ/ファイアー2
演:川田祐

優しく力自慢の隊員でタツヤのよき理解者であるが、戦闘時やビークルを操縦している時には豪快な面が露になる。
代々火消しを生業としている家に生まれ、父親のタツゴロウはとび職の棟梁で、自身もかつてはとび職人だった。
実家は母親のヨシエがもんじゃ焼き屋も経営している。だが、本人はお好み焼きも好き。

タマちゃんこと杉山タマミに想いを寄せており、彼女に告白するも、
彼女が話を聞いていなかったりして今のところ伝わっていない。後に…………
スーツカラーはシルバー。


雪 リツカ/ファイアー3
演:中村優

19歳。血液型はA型。一人称は「私」。レスキューファイアーの紅一点。
クールで真面目な性格と、任務追行の完璧さから「クールビューティ」「ミス・パーフェクト」の異名を持つが、
動物が大好きでその際は笑顔になってしまうためその事を当初はメンバーに黙っていた。

自分にも人にも厳しく、規律を守らないもの、未熟なものには容赦がない。
当初は未熟で空回りしがちなタツヤとは衝突しがちだったが、後にお互いを認め合うようになり、
食堂などでタツヤやタマちゃんたちと一緒にいることも多くなった。しかしツバサに対しては「表面上はタツヤを認めていない」と発言している。
スーツカラーはグリーン。


葵 ツバサ/ファイアー4
演:福山一樹

遅れて合流したスカイチームの一人。
冷静沈着で自他共に認める高い実力を持つが、高慢で自己顕示欲が強く単独行動に出やすいところがあり、ロリコン疑惑がある。

アメリカの大学に通っていた頃はリツカに全く歯が立たなかったらしく、
一方的にライバル視し彼女を超えるためにレスキューファイアーに入隊するが、彼女に好意を寄せている節があり、妄想癖も見られる。
最初、タツヤがファイアー1であることを不服に思っていた。
スーツカラーはブラック。


航 ジュン/ファイアー5
演:水野真典

スカイチームの一人で、ツバサの弟分的存在。頭脳明晰な反面、行動が短絡的なところがある。効率の良さを重んじる。
童顔であることに強い劣等感を持っており、大人っぽく見せるためにメガネをかけている。逆効果かもしれないが
さらにそれに加えて体格の小さいこともコンプレックスであり、負けず嫌い。

当初はツバサと同じくタツヤをファイヤー1とは認めていなかったが、現在は打ち解けていき「先輩」と呼んで慕うようになる。
アメリカ留学中にレスキューダイバーを見たことからレスキューファイアーに入隊を志願したらしい。
スーツカラーはライトブルー。


大河 リク
演:藤重政孝

レスキューファイアーの隊長。前作の石黒隊長とは同期。
ファイアースーツのテスト装着員として全員のスーツの着装をしたダメージにより
現在は着装出来ない体になっているため、普段は司令室で指揮を執っていることが多い。意外と恐ろしいことをやっておる。

それでもジャカストやサカエンを軽くあしらってしまう程の強さを誇る。すげー

タツヤを初めとした隊員を叱り付けることもあり、その際の口癖は「バカモン!お前は一週間の謹慎だ!がお約束。
厳しさの中に優しさを秘めており、隊員たちを食事に誘う気さくな一面も持ち合わせる。
実家は北海道の牧場であり、現在は妹の大河マリモが継いでいる。

超火災鎮圧後の決め台詞は「ミッション・クリア!」これがないと終った気がしない。一度だけクリアキャンセルさせられたことがある。


レスキューフォース

前作からの登場。ゲスト出演にしては何度か出てきて、前作のBGMやCG映像を使われる。
ただしスーツアクターの人は別人。ちょっと残念。

ネオテーラ壊滅後、ヨーロッパに活動の場を移し超災害に立ち向かっている。
この回におけるR1とR5以外のメンバーは前作での陣雷響助・香月レイ・白木寿里が引退しており、全員新隊員が勤めている模様。
どうやって引っ越したかは語られてはいないが、レスキューフェニックスで移動したんだろう。多分。


轟 輝/R1(R1マックス
演:猪塚健太

レスキューフォースのメンバーで第2期レスキューフォースからR1として活躍している。
操縦するビークルは前作同様、レスキューストライカーである。コアストライカーマックスとの絆も相変わらず。
ビークルの修復のため一時帰国した際は、タツヤ達に「先輩」と呼ばれ慕われていた。


石黒 鋭二/R5
演:岩永洋昭

レスキューフォースの隊長でレスキューフェニックスから指示を出している。
場合によってR5に着装する。今作では元R2の陣雷響助の乗っていたレスキューダイバーを引き継いでいる。
「ファイナルレスキュー承認、爆裂的に鎮圧せよ!」の掛け声も披露した。ついでに自分でまた「了解!」と言った


コアストライカーマックス
CV:中山大吾

レスキューフォースのR1の操縦する最速小型ビークル。
AIの声の雰囲気は多少変わっているものの前作での輝との絆の強さは相変わらず。
また最終決戦時の熱さも変わっておらず、カニタンクエンへのレスキューストライカーリベンジ戦ではかなりテンションを上げていた。
今回もレスキューストライカーの操縦席になる。


【ジャカエン】

前作の敵組織・ネオテーラの壊滅後に現れた一族。
水龍の力を持つ勇者により長い間封印されていたが、地球温暖化によって氷が解けたことにより復活した。
世界征服を目論み世界各地で超火災を起こす。


ドンカエン
CV: 郷里大輔大友龍三郎

ジャカエンの首領で巨大な炎の姿をしている。三幹部に超火災の発生を命じる。
失敗した幹部に対しては容赦ないお仕置きを行う。おしおきだべぇ

かつて世界征服を企んだが、勇者によって北極の氷の中に封印された。
三幹部を吸収し、炎の竜に変化してレスキューキングと戦うが、敗北し、体が縮小してしまった。
石版では四つ首の竜の姿であり、このときはまだ完全な姿ではなかった模様。

声を演じていた郷里氏の急逝に伴い、終盤は大友氏が代役を務めた。


三幹部ウカエン
CV:千葉進歩

軍人口調の三幹部の一人で頭脳派の男。主に機械や無機物を火炎魔人に変える。語尾に「アール」と付ける。
卑劣な作戦を立てることが多いが、ドジなところがある。
苦い食べ物が苦手で、火を噴く程辛い食べ物が好物。名前の由来は右。

三幹部サカエン
CV:茶風林

三幹部の一人で力自慢の男。主に動物を火炎魔人に変える。語尾に「エル」と付ける。
戦闘やリベンジカエンの際は鉄球を使う。とても間抜けであり、ジョウカエンによって火炎魔人化される回数も多く、良いように利用される。
意地っ張りな一面もあり、人に馬鹿にされることが大嫌い。卵アレルギーで、ウカエン同様、辛い食べ物を好む。名前の由来は左。

三幹部チュウカエン
CV:渡辺明乃

ギャル口調で話す三幹部の紅一点。
主に食べ物や植物を火炎魔人に変える。語尾に「C」と付ける。
身勝手な性格で感情に任せて行動することがある。料理が得意だが、いろいろな理由で不評。


●最高幹部ジョウカエン
CV:桐井大介

ドンカエンに匹敵する強大なパワーを持つ最高幹部。
南極に封印されていたが、ドンカエンが不甲斐ない三幹部にしびれを切らし、封印を解く。
火種がなくとも火炎魔人を生むことができ、時には三幹部を火炎魔人にして超火災を巻き起こす。
普段は笑った顔だが、反転して怒った顔になる。武器はハサミ状の剣。
残忍で人間を憎んでいるが、それは古代におけるとある出来事が原因である。


・火炎魔人
「ジャカ玉」と呼ばれるコア状の物質を種火に投げ込みそこから現れた炎が対象物を取り込み変化した怪物。
2体の火炎魔人に同時にリベンジカエンを行うことで合体し、さらに強力な火炎魔人「ガッタイエン」になることも可能。
さらに3体の火炎魔人が合体した「トリプルガッタイエン」も登場した。

その力は個体によっては強化前のレスキューストライカーではファイナルレスキューでも効果が薄いほど。

・ジャカスト
ジャカエンの戦闘員。鳴き声は「ジャカ」。火柱のような形状の剣を武器としている。
長い時間体が水に触れていると、消滅してしまう。

【主なメカニック】


レスキュービークル

レスキューファイアーのビークルは大型および中型ビークルは移動用のスクランブルモードと
消火および救助活動用のレスキューモードの2形態に変形が可能となっており、
レスキューファイアーが乗り込むビークルには、数字が振られている。

ファイナルレスキューは敵を氷漬けにするなどを行ってから小型ビークルを発射する2段階攻撃となっている。
この車でのダイレクトアタック『ドラゴンアタック』(スカイチームは『ファルコンアタック』)がレスキューファイアーの醍醐味。
逆なら金属疲労とか起こせるんじゃないかとか言わない。

一応、氷漬けなどの技のみや小型ビークル発射のみなども可能となっている。

また超大型ビークルへ合体する際には前作の『ハイパーアップ』ではなく『ドラゴンアップ』(スカイチームは『ファルコンアップ』)である。
ただしレスキューフォースのビークルでのレスキュー合体ではどちらの組織問わず『ハイパーアップ』である。


◆大型ビークル


ファイアードラゴン
ファイアー1が乗るはしご車型レスキュービークル。
移動時はトレーラー型のスクランブルモードとなり、玩具版では小型ビークルを4台搭載できる。
本編では普通の消防車や救急車をのせたことも。
現場では屈折放水車の機能を持ったレスキューモードとなり、消火活動を行う。
ドラゴンラダーからは「ドレインウォーター」という高圧水流を放射する他、
それ自体による殴打も巨大火炎魔人との戦いでは有効である。
また、ドラゴンアンカーで要救助者などに対し、ロープを射出することも可能。

ファイナルレスキューはハシゴから発射する龍を模した冷凍液で敵を凍結する『アイストルネード』

レスキューストライカーのデータを元に開発されたビークルであるためか、レスキューフォースのビークルとレスキュー合体することも可能だ。


ジェットファルコン
ファイアー4が乗り込む大型ジェット機型レスキュービークル。
中央の翼が展開することでスクランブルモードからレスキューモードに変形する。
ハイドロミサイルと呼ばれる液体窒素のミサイルにより上空から消火活動を行う。ホバリングも可能。
ファイナルレスキューは後部ブースターから放出される超低温の霧を標的に巻きつけ、動きを止める『オーロラブレイク』

なお、この機体のファルコンアタックは内部のローラーカタパルトによって、
小型ビークルの突撃速度は、全ビークル中最速、最強となる。ひでえ


エクスドラゴン
日産・VQエンジンことV-VELエンジンやセーフティシールド、AIを搭載した救急車型ビークル。
操縦は外部からレスキューメガホーンで行うが、内部にコックピットもあり操縦も可能。
スクランブルモードからドリルモードに変形することができる。

また、単体でエクスドラゴンロボになることができる。

ファイナルレスキューはダッシュから二つの腕を使うパンチを繰り出す『エクス流星パンチ』
どんな敵でも粉々にする必殺技である。

AI搭載、レスキューメガホーンで操作可能なことから、Qスケ曰く「弟」らしい。
Qスケと違い感情は持たず、レスキュー活動に特化したものとなっている。

レスキュー活動の際にはファイアー2、火炎魔人との戦闘の際にはファイアー1が主に使用する。
前作レスキューフォースで活躍したレスキューマックスのような2体合体ロボとは違い、単体で変形する。

トミカヒーローシリーズ初の単体変形ロボであり、日活初の巨大ロボットでもある。
変形シーンはガチでトランスフォーマー

玩具版ではフロント部分に小型ビークルを2台搭載することができるが本編では未使用で、劇中では要救助者の護送に使われた。


レスキューキング
ファイアードラゴンとエクスドラゴンがレスキュー合体した超大型レスキューロボ。
こちらはガチで勇者ロボを思い出す合体シーンで、最大の特徴は胸部のファイヤードラゴン。

そこ、ファイアードラゴンは乗っただけじゃんとか言わない!
前作のレスキューストライカーのコンテナ部が余るレスキューマックスの合体方式に比べるとかなり進歩しているのだ。ついでに体形もね!

二台のビーグルの出力にエクスバッシャーの力が加わり、ファイヤー1Xの動作とレスキュー魂をトレースしてジャカエンの火炎魔人に立ち向かう。

ちなみにコックピットは頭部。メインカメラをやられたら即アウトだな、これ……

ファイナルレスキューは巨大剣・キングエクスバッシャーで×の字に斬り裂く「エクスクラッシュ」
エクスバッシャー発掘前なのにいつ作った? とか、どこから取り出した? とかは禁句。

この時、ファイヤー1Xがエクスバッシャーのホイール部を回すドラゴンチャージのシーンはかなりの人気。
トライバッシャーのドラゴンチャージがただのチャージにしか見えなくて微妙に地味なので余計……。


ガイアレオン
エクスドラゴン同様V-VELエンジンやAIを搭載したライオン型ビークル。
ドリルやショベルやバケットなどを搭載した複合建設車両形態にも変形できるが、
劇中ではタマちゃんがスクランブル要請を出した際に少しだけ登場したのみである。まあ、詳しいことは公式サイトで見たほうが早いと思う。

エクスドラゴン同様にレスキューメガホンで操作するが、AIによる自立行動も可能。
ファイナルレスキューは口から4体のライオン状の高エネルギー凍結弾を放ち相手を凍結させ、粉砕するレオンバースト。
レスキューキングを背に乗せて戦闘も出来る。

エクスドラゴン同様にこの機体もQスケ曰く「弟」である。

プライドが高く自分が認めた者以外のいうことは聞かないが、それはそれでいいのか?
認めた者に対してはスクランブルの要請がなくとも自ら出撃することもある。
また、レスキュー活動に対する判断力も持ち合わせている。

ライオンだし、テーマソングは遠藤氏がガガガ言っているが、某勇者王とは一切関係ない。多分。


◆中型ビークル



ドーザードラゴン
ファイヤー2が乗るブルドーザー型レスキュービーグル。
トレーラー型のスクランブルモードとなり、玩具では小型ビークルを一台搭載できる。
レスキューモードは前方に展開されたドラゴンバゲットで火炎魔人を掴んで投げ飛ばす「ドーザードラゴン竜巻落とし」といった格闘技で戦う。
車体から射出されるドラゴンアンカーで火炎魔人を捕縛することも可能。

ファイナルレスキューはバゲット先端から冷却材を放ち火炎魔人を氷漬けにした後、ドラゴンバゲットで投げ飛ばす
『バインドクラッシュ』
ファイヤードラゴンともレスキュー合体、ファイヤードラゴンドーザーにドラゴンアップする。


ターボドラゴン
ファイヤー3が乗り込むブロアー車型レスキュービークル。
スクランブルモードは中型ビークルの中では最高速度を誇り、大規模災害におけるデータを全車両に送信することができる。
レスキューモードはコンテナ上部に配置された大型ブロアー・ドラゴンターボファンを前方にリフトアップ。
消火・毒ガス除去・霧状の消火液を放出と何でもござれなツールとなる。

ファイナルレスキューはドラゴンターボファンから超低温の冷却風で火炎魔人を凍らせた後上空に飛ばす『ブラストハリケーン』

ファイヤードラゴン、ドーザードラゴンとレスキュー合体、スーパーファイヤードラゴンにドラゴンアップする。


ヘリファルコン
ファイヤー5が乗り込むヘリコプター型レスキュービークル。
ジェットファルコンと共に開発され、小型ジェット機型のスクランブルモードから
ウイング部をテール部に変形させることでレスキューモードに変形する。

高所からの放水や冷却材の散布、先端部の銃口から放つ特殊冷凍弾・ハイドロイレイザーで
ジェットファルコンのサポートとして運用されるが、物資の運搬やレスキュー隊の搬送に回ることも。

ファイナルレスキューはプロペラから大竜巻を放ち火炎魔人の動きを封じこめる『フリーズコールダー』

ジェットファルコンとヘリファルコンはスカイ合体(スカイチームでいうレスキュー合体)することで、
スーパージェットファルコンにファルコンアップする。ヘリがジェットファルコンに乗っかってるだけじゃん、なんて言ってはいけない。

ちなみにスーパージェットファルコンはスタッフのお気に入りなのか、出番がかなり多い。



ファイアーフェニックス
レスキューファイアーの本部。
レスキューフェニックスの色違いのような概観だが大・中型ビークルのスクランブルのために設置された出動庫はスロープが排除されている。

スペースモードでは宇宙での活動できるなどレスキューフェニックスに比べて性能的には上昇している分、
使用頻度は少ないため、発進の際には時間がかかる。

小型ビークル発車時はレスキューフェニックス・スパイラルカタパルトモードと似た
「ファイアーフェニックス・スパイラルハイウェイ」が展開される。セーフティーシールドも搭載されている。

もちろん体当たりできます

レスキューフォースのレスキュービークル


レスキューストライカー
かつてレスキューフォースの主力として活躍した大型ビークル。レスキューフォースから貸し出されていた。
本作品ではターボドラゴンが完成するまではレスキューダッシュ3をコックピットにファイアー3が搭乗していた他、
ファイアードラゴン修理中の際にはファイアー1がレスキューダッシュ1をコックピットに搭乗した。

能力的には次世代のレスキュービークルに比べ見劣りはするがファイアードラゴンなどをサポートする。
ファイナルレスキューは前作同様『ウォーターキャノン』。

第9話でカニタンクエンの攻撃からタツヤの馬鹿ちんファイアー1を守ったことで大破してしまう。

その後イギリスで修理され再びR1の搭乗機となった。
その際、性能が強化され、再登場したカニタンクエンに互角以上の戦いを見せ、撃破した。
つまりは強化レスキューストライカー≧スーパーファイアードラゴンである。

●レスキューダイバー
最初は上述した回想シーンにて1度登場し、レスキューフォース所属のビークルとして再び登場。
今作ではR5がコアストライカーキャプテンをコックピットにしてメインパイロットを務めている。

●ゼロファイヤー
中型ビークルをヨーロッパへ輸送するシーンにて登場。チョイ役。

ヒロイン

レスキュードリルが火炎魔人にされた際には、救い出されたレスキュードリルと合体、ドリルストライカーが再登場した。
そしてそのドリルストライカーがレスキューファイアーの初合体ビークルである

●レスキューフェニックス
前作に登場していたレスキューフォースの本部。
今作ではあまり登場はしなかったが、レスキューフォースのビークルが発進するシーンで登場した。
多分これごと引っ越した。

●カスタムビークル
前作で活躍した中型ビークルが強化改造されたもの。ドリル、ドーザー、ショベル、ターボ、クレーンが登場。ライザーはクレーンと同型だからか出番なし。哀れ。ファイアードラゴンと合体することで、ケルベロスドラゴンとなる。


【余談】

ちなみに、本作の後番組は『トランスフォーマー アニメイテッド』。
新番組予告でオートボットのバンブルビーがリツカのファンだとぶっちゃけたり、
本編でもアドリブでレスキューファイアーネタをふることもあった。
2017年度のトミカフェスティバルの『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』のステージに出席したSUPER★DRAGONの1人の古川毅が子供の頃に視聴してOPを歌うきっかけになった。

追記・修正・・・チャァァァァァァァァァァァァァアアアアアアジッ!!


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最終更新:2023年10月09日 13:47