ヨノワールさん(ポケモン不思議のダンジョン)

登録日:2012/04/11(水) 20:52:50
更新日:2024/04/22 Mon 02:22:49
所要時間:約 7 分で読めます





※警告!この項目はネタバレを多分に含みます。未プレイの方やネタバレNGな人はご注意※



ヨノワールさんとは、ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊に登場する重要人物。
本家のヨノワールについてはこちらを参照。


☆特徴・人物

彗星の如く突然現れた探検家で、最大の特徴は「博学」。各地域の特徴や生態はもちろん、自分と全く関係ないポケモンの専用道具まで把握している物知りっぷり。
それに、常に単独行動。つまり仲間を必要としないほど強い。文武両道な人なのである
更に主人公達がドクローズの謀略でエレキ平原でピンチに陥る可能性を察した際には血相を変えて助けに行ったり、未来から来た悪党ジュプトルを作戦を使って捕えるなど、まさに強さと優しさ、正義感を兼ね添えたパーフェクトポケモン。
ポケモン史上でも有数の良キャラであるこのお方を、私達は尊敬していくべきであろう。









   *   *
 *   + 半分くらいうそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


物語途中までは上記と違わぬ人物であった。
ストーリー中盤、盗賊ジュプトルが捕らえられ未来へと帰されるシーン。
ジュプトルを捕まえる目的で未来からやってきたヨノワールさんも未来に帰る事に…
トレジャータウンに集まった面々は、ヨノワールさんとの別れを惜しむ…
主人公達もその別れを悲しむ中、ヨノワールさんは「主人公さんとパートナーさんに最後の挨拶をしたい」と言い出す。
涙ながらに最後の挨拶を述べるパートナー…

「これで おわかれだね……。
ヨノワールさん……。
いままで ほんとうに……ほんとうに ありがとう!」
それに対しヨノワールさんは…

「…………。
これで……おわかれ…か……。」



ヨノワールさんも感極まって言葉が詰まったか…



が…


ヨノ「それは どうかな?」


……ん?


ヨノ「わかれるのは まだはやい!」

Σ ガシッ!

パートナー「うわっ!」

ヨノ「オマエたちも……オマエたちも いっしょに くるんだッ!!」



プレイヤー「なん…だと…!?」



突然、ヨノワールさんは豹変して主人公とパートナーを時空ホールへと連れ攫ったのだ。


連れ攫われた先で主人公達が目を覚ましたのは、なんと牢屋。
しばらくすると、先ほどトレジャータウンでヨノワールさんと一緒に居たヤミラミがやってくる。
目隠しされてまたもどこかに連れて行かれ、次に目隠しを取った先は



な ん と 処 刑 場


何もしてないはずの主人公達は盗賊ジュプトルと共に柱に縛られていた。
状況が飲み込めないまでいると、誰かがやってきた…


パートナー「あ!ヨノワールさん!
ヨノワールさん ボクだよ!」


が、ヨノワールさんは答えない…

代わりに放った言葉は…
「では ヤミラミたちよ。
これから 3ひきの しょけいを はじめる」


(´゚д゚`)……!?

ヨノワールさんは処刑を命じた…


その場はジュプトルの機転で難を逃れた主人公達。

が、主人公達は困惑していた…
あの優しかった、ヨノワールさんが…
しかも連れてこられた未来は、どうやら時が止まっている…時の歯車は取り返し、時の破壊は防げたはずなのに…

突然連れて来られてワケの分からない事だらけの主人公達。
とりあえず事情を知ってそうなジュプトルを追いかけ事情を聞く事に。
彼の口から告げられた真実…

ジュプトルが時の歯車を盗んでいたのは時を止めようとしたのではなく、時限の塔へ時の歯車を納め将来起こるであろう時の破壊を防ぐ為である事。
そしてヨノワールは…時の破壊を防ぐ事から起こる歴史改変を嫌う時の神であるディアルガが送り込んだ刺客…つまり、主人公達からすれば時の破壊を良しとする『悪者』だということ…

主人公達が信じられかった以上にプレイヤーも信じられなかっただろう。
現代でのヨノワールの振る舞いは、演技だったのだ…
そして主人公達はジュプトルと共に、現代へ帰る為時の回廊を目指す事に。
ピンクのツンデr…セレビィと会い、4匹で時の回廊に辿り着いたその時…


「まてッ!そこまでだッ!」

パートナー「ま…まさか…」


「オマエたち。ひさしぶりだな。」

ヨノワールさんが4匹の前に立ちはだかった。

「だいぶ にげまわったようだが……ざんねんながら……もう おしまいだ。」

すっかり悪役のセリフなヨノワールさんであった…

上司のディアルガにも力を借り、遂に追い詰めた…

かに見えたがここはセレビィの力で現代への帰還を許してしまう事に。またも失敗してしまうヨノワールさん…まあディアルガまで動員しての結果だったから仕方ないが。


ストーリーはしばらく進み、現代。
真実を知った仲間達の協力も得て、ついに時の歯車を揃える。
パートナーが大切にしていた遺跡の欠片とラプラスの力で、ついに時限の塔のある幻の大地に着く主人公達。
あとは時限の塔への石船を動かすだけとなった、その時…
「フフフフッ」
三度主人公達の前に立ちはだかるヨノワール。
未来へ連れ帰ろうとするヨノワール達と、なんとしても時限の塔へ行かんとする主人公達、ついに直接対決へ。
高いHPを生かしたおいうちや、状態異常による搦め手が得意。

…なのだが、ヨノワールさんは全体技も連続攻撃も持っておらず、
挙句のろいで 自分に275ダメージを与える などはっきり言ってザコであり、
明らかにみだれひっかきを振り回してくるヤミラミの方が強い。

遂に主人公達に敗れるヨノワール。手下のヤミラミは彼を見捨てて逃げ帰った…
そして石船を起動させる為にパートナーが場を離れた時、ボロボロの体でヨノワールは語り出した。

「うぐぐっ…。オマエたち ほんとうに……ほんとうに これでいいのか?……。
もし れきしを かえたら……わたしたち みらいのポケモンは きえてしまうんだぞ……。」


(´゚д゚`)!?

この「わたしたち」というのはヨノワールだけではなく、ジュプトルや元は未来の人間であった主人公も含まれる。
つまりヨノワールは「ディアルガの元で星を停止させてやろう」というより、「消えたくない」という一心で行動していたに過ぎなかったのだ。

そして最後の力を振り絞り主人公を襲うも、意を決したジュプトルに時空ホールへと道連れに、未来へ帰されていった…ここで、本作におけるヨノワールの出番は終了である。











☆以下、『空の探検隊』のネタバレにつき注意









しかし、未来へ帰された後も彼の活躍は終わらなかった。

空のスペシャルエピソード「あんこくのみらいで」では、ジュプトルやヨノワールら未来ポケ組の話が展開されるのだが…


ジュプトルと共に目を覚ましたヨノワール。ヤミラミ達が救援に現れ、勝ち誇る
……が、何とヤミラミ達はヨノワールをも攻撃した。
実力の差でなんとかヤミラミ達を追い払うも、困惑するヨノワール。何故ヤミラミ達は自分をも攻撃したのか。

その理由を知る為、1匹のヤミラミをとっ捕まえて理由を問いただす。
そして、ヤミラミの答えは…
ディアルガは、新しく凄腕の腹心を雇ったとのこと。
そして…用済みのヨノワールは消せという命令を受けたという事だった…

「わらえ!わらうがいい!うらぎられ…すてられたものの てんまつをな。クハハハハハ!」

裏切られ自暴自棄になるヨノワール。
てんまつ(顛末)なんて子供は理解出来ないとか言ってはいけない

結果、時間稼ぎにとディアルガの元へと向かうジュプトルと同行し「新しい腹心」とはどんな奴かを確かめる事に。

ストーリー終盤、氷柱の森の奥地。
捕らわれているセレビィを助けに行こうとするジュプトルだが、氷柱の発する電撃に巻き込まれる。

そしてその後ろに居る、ヨノワールは…

「……フフフフッ。フハハハハハハハハハハッ!きけ!ジュプトルよ!
ディアルガさまに あたらしいふくしんなど……さいしょからいなかったのだ。すべては……すべては わたしがしくんだ さくりゃくなのだ。」

(´゚д゚`)!?


ここでヨノワールはジュプトルをここへ誘い出し氷柱の森の仕掛けで魂を抜き、抜け殻となったジュプトルの体に乗り移り過去へ行き主人公達を抹殺するという策略を明かした



そう、またも全ては演技だったのだ


まあ道中のジュプトルの言葉には感銘を受けていたようで結局この直後ジュプトルの言葉で改心してディアルガを打倒するんだけどね!



と、まあ猫を被った演技派悪役との見方が強いヨノワールだが、主人公の素性が分かる前は普通に助けようとしたりしていた為、純粋な悪人ではないとの見方もある。


ちなみに味方キャラのパラメータは基本的に敵の時と同じなのだが
ポケダンのヨノワールのステータスが あまりにも弱い ので
このシナリオ中のヨノワールさんはHPが+40もされていたりする。




その後、『ポケモン超不思議のダンジョン』のつながりオーブでジュプトルから繋がっているヨノワールが登場。
その際ピンクのセレビィもいるあたりゲスト出演と思われる。


フハハハハ!すべては わたしがしくんだ ついき しゅうせいなのだ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケダン
  • ポケモン
  • ポケモン不思議のダンジョン
  • ヨノワール
  • 豹変
  • 名演技
  • ツンデレ
  • アカデミー助演ポケ優賞受賞候補
  • 空の探検隊

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月22日 02:22