神機兵(GOD EATER 2)

登録日:2014/01/23 (木) 22:56:16
更新日:2024/04/01 Mon 21:58:26
所要時間:約 17 分で読めます




blood1「隊長!! おぐしにバナナがついております」ビシッ
julius「髪だ」






(画像跡)

神機兵

DEMAS: Deus Ex Machina Artificial Soldier


GOD EATER 2」に登場するゴリ…対アラガミ機動兵器。
前日談を描いた漫画「the 2nd break」にも登場。



概要


黒い鋼の装甲で全身を鎧う人型ロボット。
人の倍以上、中型アラガミ程度の巨躯を誇り、重量感のある姿は威圧的。
オラクル技術の粋が詰まった生体兵器でもあり、とてもしなやかな動作を可能とする。
手には巨大なブレードを携え、非常に重い一撃でアラガミを屠る。
背部中央にはフェンリルのエンブレムが刻まれており、無骨な機械の身体に「人類最後の砦」たる威信を背負うかのよう。

名の通り神機のオラクル細胞制御機構を応用した技術を基にしており、完成に至れば神機使いに頼らずともアラガミに対抗できると目され、人類の新たな切り札として期待を集めている。

戦闘能力は非常に高く、並の神機使いを軽く凌駕する。
特殊なコーティングが施された装甲により、極東地域で猛威を奮う「赤い雨」の状況下でも稼働に問題はない。

更に、偏食因子への適合者でなくても制御し得るという理論のもと設計されており、神機使いでない民間人も搭乗可能。

誰でもアラガミを倒せるようになるという事から、一般市民からの注目度は非常に大きく、フェンリルからも搭乗者を募集するCMが世界中へ大々的に放送されている。


(画像跡)
神機兵! シルブプレ?



研究最高責任者はレア・クラウディウス博士
彼女の主導の下、独立移動要塞フライアを拠点とする直轄支部・研究機関フェンリル極致化技術開発局にて、神機兵の開発は日夜進められている。
理論を提唱・考案した故ジェフサ博士は彼女の父親であり、亡父の遺志を引き継いでいると言えよう。

主要な出資者は同フライアのグレム局長


運用思想には二通りあり、
  • パイロットが搭乗して(パワードスーツのように?)制御する有人型
  • 自律制御機構を組み込んで、独立行動を可能にする無人型
といった制御方法が可能となっている。

有人制御はレア博士が、無人制御は同じくフライア所属の九条ソウヘイ博士がそれぞれ中心となって開発・推奨していて、方針上対立しがちなライバル関係となっている。

有人制御型神機兵の開発は成功し、多大な成果を収めたものの、搭乗者に大きな負荷を強いるといった問題点は解消され得ず、遥かに安全な運用を目指した無人型の波に押されてしまう。
事実、搭乗には入念な事前検査を必要とし、最悪の場合命を落とすこともあり得ることが明らかになっている。
このため有人神機兵の運用は非人道的であるとして本部は難色を示しており、退役した神機使いからも批判が多く寄せられる。
一方で、外部補助なしでの無人運用は一度も成功してなく、無人運用試験は「時期尚早」とされていた。

また、作中で無人制御から有人制御への切り替えが行われた例があり、仕様上に互換性が認められる。


神機技術で製造された兵器ということで、過去に極東でシックザール前支部長が作ったアルダノーヴァが連想されるが、関連性は不明。



敵か味方か?

発売前に公表された画像には、神機使いと共にミッションへ臨みつつアラガミと戦っているような姿が見られた。
フェンリルの次世代戦力という事で、「NPCあるいは乗り物」として実際に共闘する心強い味方になるかと思われつつ、一方で「こいつらデザイン的に敵へ回りそうだよな」という予想も大方。
詳細は謎に包まれたまま、GE2の発売を待つこととなった。

果たして……














まあ結論から言うと、

敵でした。






以下シナリオのネタバレを含むため、閲覧注意。



活躍


the 2nd break

極東地域西方に位置する「ネモス・ディアナ」にアリサ達が滞在していた際、感応種の率いるアラガミの群れが襲来。
偏食場の干渉で神機が思うように使えず窮地に陥る彼女らの前へ、破られた装甲壁の穴から突如姿を現す。
標的と定めたシユウ感応種を血祭にあげ、逃亡を許してしまった後もその場に残ったアラガミへ苛烈に襲い掛かるといったように、制御の不安定さ・暴走が見受けられた。

当該機体はその場に駆け付けた研究チームによって鎮静、回収。
「試作零号機」と呼ばれており、どうやら近辺で起動実験をしていた模様。
戦闘行動中、アラガミの攻撃から身を挺してマルグリット・クラヴェリを守る行動を見せているが……



GOD EATER 2

神機兵は「ブラッド」と並び、フライアが推し進める「極致化計画」の主軸であると説明がある。
詳しい話は部外秘とされるも、折に触れその存在について聞き及ぶ。
既に運用が始まったブラッドの後塵を拝しながらも、実用化の目途が立つ日は近いとされていた。
ブラッドと神機兵の運用実績を得るため、フライアは「赤い雨」の問題が顕著となっている極東地域へ舵を取る。

その途上で無人運用試験が実施、ブラッドを護衛にして実験が行われる。
折しも「赤い雨」が降り出して試験は中止、取り残されたシエル救出のためブラッド隊副隊長が神機兵の一体に搭乗するという不測の事態があった。


極東支部に到着し、ブラッドが現地の神機使い達と親交を深める頃、ラウンジのテレビに映し出されたのは、ノリノリで踊りながら新曲を披露する流行りのアイドルと、たくさんの神機兵が共演するコマーシャル。巨大なブレードでアーチを組む神機兵の姿は、なかなかにシュールシルブプレ?
ちなみにロケ地はフライアの訓練場。


停止事故

観測史上最大規模の「赤い雨」が予報された折、極東支部とフライアの合同で組まれたサテライト拠点防衛任務の最中、住民の誘導と護衛を担った神機兵が突如、一斉に停止。避難民の護送が大幅に遅延し、結果としてブラッドはロミオを失ってしまい、自律制御装置の開発者であるクジョウ博士は全ての責任を問われ更迭処分を受けた。

※憶測が混じるが…


教導を経て

紆余曲折を経つつも無人制御の実用化が果たされ、神機兵は量産化が決定。
これに際しフライアはその建造・生産に注力することとなり、従来の神機使いの運用を中止。
同時にブラッド隊長を辞任、部隊を脱退したジュリウスは、以後神機兵の研究開発・強化に当たる。

彼の新たな役目は彼に備わる血の力「統制」の作用で、彼自身の戦闘経験を神機兵の「エメス装置」に伝達、神機兵の戦闘能力を向上させること。
彼の戦闘スキルを学習した神機兵は躯体スペックの限界まで性能を引き出され、ジュリウスそのものとさえ言える程の強さを誇るようになる。

以降、各地へ派遣されるフライア神機兵団の働きにより、強力なアラガミにはほぼ神機兵が対処し、神機使いは取りこぼしの残党を処理するという状況へと移ってゆく。

そんな折、ロミオの仇と言えるアラガミ・マルドゥークとブラッドが邂逅。
戦場へは神機兵が応援に駆け付け、共に止めをさす。
遂に仇を取れたことに安堵と一抹の寂しさを感じる面々。
その前で捧げ銃の敬礼に似た姿勢を取る神機兵には、確かにジュリウスの魂が宿っていたのかもしれない。


暴かれた陰謀

神機兵量産化と同時期に併設されたという黒蛛病集中治療病棟は隠れ蓑であり、教導のために神機兵へ投与する偏食因子を抽出し、かつ「統制」の力をより強力に作用させる目的で、黒蛛病患者は集められていたという事実が判明。

(画像跡)

フライアへ突入したブラッドの前に、神機兵が侵入者を撃滅せんがため起動、交戦(ストーリーミッション「コンクリート・イグルー」)。
この時、敵である神機兵はオペレーターからアラガミとして処理されている。神機兵ェ…

この事件ののち、フライア神機兵団長ジュリウスはフェンリルからの独立を宣言。
神機兵による全アラガミの駆逐を目的に掲げ、そのために黒蛛病患者を差し出すよう要求する。
ジュリウスは駆逐系男子だったのか…


暴走神機兵

ジュリウスの特異点化が始まった影響なのか、各地で人間を襲う暴走した神機兵が出現。

(画像跡)

ストーリーミッション「キングス・バレイ」に乱入、変わり果てた異様な風体を晒す。
赤く変色した全身の装甲は「赤い雨」が染み込んだかのよう。
暴走したオラクル細胞が背中を突き破り、感応種の器官のように、あるいは羽のように広がっている。
発する偏食場パルス、そして獣のように物資を貪る捕喰行動は完全にアラガミのそれであった。

これらは元は破壊され、戦場に破棄された神機兵であり、「赤い雨」を浴び続けたことでオラクル細胞が暴走・変質し、アラガミ化したものと考えられる。

以後、神機使いはこの暴走神機兵をも敵アラガミとして処理せねばならなくなる。


事件収束後…

神機兵ブラッドを二本柱とした「極致化計画」は建前で、ラケル博士の真の目的は終末捕喰を起こすべく特異点を創り出すことであった。
最終的に捨て石として利用されてしまい、新たな種属のアラガミをも生み出してしまった神機兵プロジェクトは、事件収束の後、正式に凍結処分となる。神機兵ェ…

改めてフライア開発室長に就任したレア博士は、ラケル博士が関わる以前の基礎技術をベースとし、新たな研究を開始する考えでいるとのことである。
また、軍事刑務所を出所して懲戒解雇を免れたクジョウ博士も職務を続行。レア博士の研究の補佐を行っている。

制御を離れた暴走神機兵は未だに野に放たれたままであり、脅威として存在し続けている。

GOD EATER ONLINE

どのようにヒマラヤ支部に配備されたかは不明だが、
クベーラ撃退作戦で、有人制御の形で運用された。

主な搭乗者

  • ギース・クリムゾン
小説禁忌を破る者の主人公で、元新型神機使い。
極東でマリーと共に逃亡生活を送っていたが偏食因子が尽き、フライアに庇護を求める。
そこで神機兵の試験搭乗に志願し、マリーの許へ帰って来なくなる。
t2bに登場した「試作零号機」のパイロットであると思われる。
ネモス・ディアナに現れ回収された零号機共々、その後の動向は知れない。

  • 2主人公
ブラッド部隊副隊長(当時)。
神機兵護衛任務中、赤い雨が降り出した中、待機中だった神機兵γに搭乗。
一人取り残されたシエルの救出に駆け付ける。
アラガミを撃退し、機体を傘にして赤い雨からシエルを守ったが、神機兵に損害が出ることを危惧するグレム局長の出した現場待機・任務続行命令に違反・及び勝手に神機兵に乗った咎で懲罰房行きに……

  • ジュリウス・ヴィスコンティシエル・アランソン
レア・ラケル両博士に教育されたブラッド隊員両名。有人型神機兵の運用テストにおいて搭乗経験がある。







さて、以下は敵アラガミとしての神機兵の能力・生態について記述する。

神機兵神属


発生起源:フライア
素材名:虚兵
弱点属性:[火][水][雷][神]
結合崩壊部位:頭、背中、左腕



種別

神機兵は刀身の形状で二つの攻撃系統を持つタイプに分かれる。

神機兵・長刀型/大剣型

機動力に優れ、多段連撃で敵を切り裂く鋭利な刃の「長刀型」。
オラクルを纏わせ広範囲を粉砕する、鉄塊のごとき「大剣型」。
※公式サイト及び事前情報では「軽装備型」「重装備型」と記述された。

ブレードは可変式の神機であり、刀身と射撃兵装を使い分け、遠近両距離における攻撃をする。

通常の神機兵との交戦可能なミッションは現在、難易度6「コンクリート・イグルー」に限られる。
その他で出現するのは全て暴走神機兵となる。


暴走神機兵・長刀型/大剣型

こちらもそのまま二種類が存在。
暴走下であってもベースとなった戦闘技術は失われておらず、従来同様の戦闘力を誇る。
赤くなったが別に三倍速くなりはしない。そういうのはハンニバルさんがやってっから。
ただし行動パターンにバク転と捕喰行動のアクションが追加。



攻略

さすがにアラガミと戦うために設計されただけあって手強い。
斬撃・砲撃の両方をこなし、近接・間接の別なく積極的な白兵戦を挑んでくる。
長刀型と大剣型で差別化された技のバリエーションがあり、テクニカルにこちらを翻弄する。
戦闘技術は非常に高度で、命を賭したジュリウスの教導の賜物といったところか。

それにしては戦闘時の挙動が何ともむさ苦しいぞ……?

知覚はそれなりだがある程度の聴覚を備え、付近で物音を感知すると移動してくる。
出現ミッションは大概が二種入り乱れる同時討伐なので、乱戦のリスクはたいへん高め。

結合崩壊部位には物理攻撃が有効。
背中・左腕には切断と貫通、頭部には全ての攻撃が通りやすい。

巨大な神機は硬く、あらゆる攻撃をはじく。
そのためこのブレードが邪魔になり、正面の攻撃を阻まれてしまう事もしばしば。
ニュートラル時などで頭上に構えている場面も多く、高所へ攻撃を届かせづらい。

活性化時には上半身が赤く発光。
背中部分の防御力が上昇、強力な技が解禁される。

破砕が有効な下半身を攻撃すれば神機を放り出してうつ伏せにダウン。
この時は無防備なので各部位を狙いやすいだろう。
また、左腕を狙うと棒立ち状態のダウンを誘える。


撃破すると助命を乞うかのように呻きながら地を這いずり、やがて力尽きる。非常に哀れ。
「そういやこいつジュリウスの写し身なんだよな」とか設定上の話を思い出すと、胸が痛まないだろうか?



砲撃

射撃兵装による遠距離攻撃は長刀・大剣両型ともに同じ。
モーション中は隙だらけなので安全圏からの捕喰を推奨。
  • 三連射
神機を変形させ、前方正面→右上→左とオラクル弾を連発する。
弾速が速いので変形モーションを見たらすぐ正面を離れよう。
  • ピンポイント銃撃
神機を変形させ、上空へ銃口を向けてオラクル弾を放つ。
標的の足下に着弾し、一定時間で爆発するので、降って来たらその場を離れるべし。


近接攻撃

長刀型は縦斬りを主とする連続攻撃の多さが特徴。
範囲そのものは狭小だが、執拗に狙いをつけてくるため注意。
コンボを喰らうと手痛いダメージになる。

大剣型の剣戟はリーチに優れるため、乱戦中巻き込まれることが多いだろう。
事故を防ぐためにもこちらを優先して倒すべきだ。
長刀型より技の出が遅めで横振りが多く、かわすにはジャンプが楽。

  • 踏み込み斬り
こちらの左側面へステップして回り込み、反転しながら袈裟斬りを見舞う。
対処には早めのガードが安定か。
  • 跳びかかり
屈んだ後大きく跳躍、神機の柄を叩きつける。
着地するまでにステップでかわそう。
  • 突進斬り(長)
正面へタックルし、神機を振り下ろす二段攻撃。
  • 連続斬り(長)
小ジャンプからの振り下ろしを三回繰り返す。
小ジャンプは標的を追いかけて来ることに注意。全段喰らってしまわないよう。
  • 乱舞斬撃(長)
活性化中のみ。
四方に刀身を叩きつけ、締めに正面へ大きく振り下ろす。
咆哮を上げたら範囲外へ離脱しよう。攻撃が当たらない位置取りをすれば捕喰のチャンス。
  • 中段横斬り(大)
振りかぶった神機を右から左へ大きく払う。
  • チャージクラッシュ:横回転(大)
神機を前へ振り下ろし、オラクルの刃を出現させ横に一回転。
周囲を広く斬り払うので特に厄介。
振り下ろしの時点で盾を構えておくか、斬り払いはジャンプで回避。もしくは咆えたら離れること。
  • チャージクラッシュ:空中(大)
活性化中のみ。
咆哮しつつ振りかぶった神機にオラクルの刃を出し、縦に一回転しながら大ジャンプ。
ブレードを地面へ叩き付け、衝撃波を発生させる。
演出と威力は派手だが格段にかわしやすく、さほど怖くはない。


アラガミバレット

捕喰で入手できる弾丸の種類も長刀型と大剣型でそれぞれ異なる。
  • スナイパー
ブラッドスクリーム(長)…着弾時に爆発する狙撃弾
ブラッドホール(大)…高速で一直線に飛ぶ弾丸
  • アサルト
スカーレットダスト(長)…爆発弾三連射
レッドスプライト(大)…滞空後まっすぐ飛ぶ弾
  • ブラスト
ガイストスラッシュ(長)…斬撃に似た横薙の弾、横幅と射程が長いので誤射注意。
メテオストライク(大)…急上昇後、上空から敵を狙って落ちて来る脳天直撃弾。
  • ショットガン
オミナスブレイド(長)…射程の短い斬撃弾
メテオドゥーム(大)…設置後3wayに分裂する射程の短い弾


備考

虚兵素材から作成できる武装はロング、バスター、アサルト、シールド。
二種類のブレードが用意されているのは「長刀型」「大剣型」に対応したものだろう。
また、盾を除いた装備にはそれぞれ通常カラーの「甲型」と暴走カラー「乙型」があり、バリエーションに富むと言えよう。
どれもメカニカルで渋いデザインである。
強化を重ねると、通常カラーは白を基調としたカラーリング、暴走カラーは正反対のメタリックブルーを基調としたカラーリングに変化する。
これは後述の「DEMAS」衣装のカラーリングにも対応している。

レイジバーストでは属性表記が変更され、シールドは両方とも、全ての属性攻撃にとても弱いという欠点ができてしまった。

エンディング後に合成できるようになる「DEMAS」衣装は神機兵を模したパイロットスーツであり、上記の装備と合わせることで神機兵になりきって楽しむのもいいかもしれない。特に女性用はスマートなフォルムでエロカッコイイ。














ぼく神機兵
ウホホイウッホ
ウホホホホ
ウッホホウッホ
ウホホホホーイ



余談


人型ロボであるはずの神機兵。
だが、そのあまりに野性味溢れるモーションは目撃した多くのプレイヤーに「とある動物」を連想させることとなった。
というのも、片手を地に付けて荒々しくステップを踏みつつ迫ってくる様や、今にも倒れそうな逆立ちからのっそりと飛び退くバク転といった動作などが、人を模したとは到底言い難い出来なのだ。
どう見ても、

ゴリラ。

徘徊中は普通に二足歩行してるのに、神機使いを見つけた途端ゴリラ的挙動に移行する。
ジュリウスの分身のはずが、どうしてあんなウホウホしたおっさんメカになってしまったのやら。
グレム局長が極東地域一帯を指して「アラガミ動物園」と言っていたのも洒落にならないではないか。

結果、神機兵(暴走も含む)を「ゴリラ兵」と呼ぶスラングが誕生してしまった。
誠に遺憾である。

一方で、事前情報の印象の通り(?)、極東での評判はもっぱら格好いいとのことで、子どもたちにも大人気。
GEきってのヲタクであるコウタもフィギュアを欲しがるほどだった。
フィギュア作るとか意外に余裕あるじゃねえか極東……まあ変態国家日本はこうでなくては。
だが、クーデターから計画凍結の顛末で世間から遠ざかってゆき、グッズ展開も絶えたようである。


専用戦闘BGM「神機兵」「暴走神機兵」は共にとても勇壮でかっこよく、機械の兵団が進軍してくるイメージにマッチしたたいへん燃える曲調。
ちなみにどちらの曲もキグルミのキャラエピ中で流れるシーンがある。なんという無駄遣い。
RBでは正式な曲名が「大義の傀儡」「大義の傀儡 -反逆の狼煙-」と判明。
サントラでは曲名が「大義の傀儡」となっており、
イントロが出撃時のBGM、前半パートが「大義の傀儡」、後半パートが「大義の傀儡 -反逆の狼煙-」と、一つの曲として構成されている。


白鉄の神機兵

2014年5月26日に行われたVer1.40アップデートにて新たに白い神機兵が登場。
通常種より一回り大きく、また動きも素早いものへと変異している。
動きが速くなったせいで余計ゴリラっぽさに拍車が掛かった。
ではより厄介になったかと言うと、別段そんなことはない。
動作スピードは上がってもモーション自体は通常種と同様であり、サイズアップのせいで逆に足元がお留守になってしまっている。
出現:サバイバルミッション「インテークマニホールド」及び「ニルヴァーナ・トレイル」。
素材名:「気狐ノ~」。
長刀型・大剣型の存在が共に確認できる。
なぜ変容してしまったかは不明だが、カラーリングや垣間見える人工筋肉やオラクル細胞の色、素材の名前からキュウビ種を捕喰した可能性が非常に高い
なんつーモンを捕喰したんだ…
RBのデータベースによれば「何らかの外的要因で巨大化、レトロオラクル細胞の影響があるとの説もあるが、真相は調査中」と説明されているので、
上記の事は間違っていないと思われる。


PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD

『GOD EATER2』が参戦しているPXZ2でも登場。
ベガのサイコパゥワーで制御され敵に回ってしまい、アリサが機密保持指令を受けて自軍に加わる。
…ついでに過去世界から酒やツマミやアニメグッズetcを持ち帰るというどちらが主なのかわからない指令だが。
性能はHPが高い中堅敵といったところ。崩し持ちなため反撃しづらいので応戦行動は防御推奨。


blood1「隊長!! バナナはおやつに入りますか」
julius「まるでピクニックだな」

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最終更新:2024年04月01日 21:58