登録日:2009/07/29(水) 18:03:03
更新日:2024/02/17 Sat 06:54:46
所要時間:約 5 分で読めます
タッコク!!!は『週刊少年サンデー超増刊号 クラブサンデー モバイルサンデー』で連載されていた卓球ラブコメ漫画である。
作者は
うえきの法則を描いていた福地翼。
月刊誌では珍しい二話同時掲載という手法を取っている。
別に
テニヌとは関係ない。
単行本は全6巻。
■あらすじ
幼い頃に将来を誓った主人公・丸の内ガクと、
ヒロイン・珠野カコがタッコクに翻弄されていきながらも愛のために頑張る話。
■タッコク[卓球告白法]
10年前に時の総理大臣卓球大好きな大泉洋一郎が、オリンピックで卓球大国チェイナに勝つべく作った法律で、
10歳から18歳までの男女は告白するには好きな人へ卓球の試合を申し込み、勝たなくてはならないというもの。
つまり卓球が強いものはどんな容姿だろうと恋愛を楽しむ事が出来るが、
卓球が弱いものは卓球を上達しなければ、いくら格好良かろうが美しかろうが満足な恋愛は出来ないと言うことである。
ちなみに日本国内であれば外国人にも適用される。
同じ相手に30回負けると半年間その相手とは試合出来なくなる。
【学園AAA】
各国から卓球のランク上位者が五名ずつ集められた学校。
毎日バトルロワイヤル形式で卓球の試合をさせられ試合に負けると国に強制送還される。
この学校が何のために作られたかは不明。
成績上位6名は“クラスX”へ入ることが出来る。
登場人物
デコにバッテン傷がある主人公、中二。
卓球告白法が可決する前に日本を離れ、
世界(約190ヶ国)を転々としていたため、ものすごい特技を数多く習得しており、たまに役に立つ。
卓球は初心者だが作中でどんどん成長していく。
必殺技はオルドライブ……という名のバックスピンだということが最終回で判明した。
ガクとの約束を守るべく、申し込まれたタッコクに勝ち続けてたら、
いつのまにか全国ランク一位になっており、卓球で手を抜けない体になっていた。
必殺技を何個も持っていて受けた相手は吹っ飛び建物の上階にめり込む事もある。
食事をすると必殺技が浮かぶらしい。
真の意味でラスボスなヒロイン。
カコの親友で中二。メガネでおさげ。
メガネを取られると一気に弱気になってしまう。
主にツッコミや試合の解説、説明をしている。
実はコスプレが趣味で自分で衣装を作る程。
メイドのたしなみはとうの昔に取得済み。
道頓堀のイフリートの異名を持つ関西弁ヒロイン、中二。通称ヒーちゃん。
凶暴な犬から助けてくれたガクに惚れ、タッコクを申し込むもやぶれてしまう。
元々他校の生徒だったが負けた後にガクの学校へ転校してくる。
必殺技はラバーをも溶かすたこ焼きボンバー。
尻は
安産型。
別れさせ屋をやっていた不良。
不良をやめた後は愛に目覚め、ガクの弟子になる。
その後修行をするためにインドに行った。悟りそうになったらしい。
どうやら作中のとある人物が生き別れた弟の模様。
AAAに行く途中のバスでガクが知り合った典型的なツンデレ少女、中二。通称ミーちゃん。
その昔、軽井沢辺りの実家で花に囲まれて生活をしていたが、ある日突然花が消え、
以降その土地に花が咲かなくなってしまい、その事で元気を無くして母を助けたいと思っている。
ガクとAAAで学園生活を送っていく内にガクのことが好きになってしまうが、
ガクがカコのことを好きだと知り、その上でタッコクを申し込む。
ガクをウスノロ、カコをカコノロと呼ぶ。
ドイツ人のオタクでメガネ、ついでにボンボン。通称シバ。
好きなアニメのキャラに似ているからという理由で、
カコを盗撮したり、腹話術を使って美少女フィギュアとお話している痛い子。
だが卓球の腕はかなりのものでカコを覗けばAAA最強と言われていた。
ガクと同様の傷を持っておりそれは自分が特別であることの印だと思っている。
………が別にそんなことはなかった。
犯人は使用人。
付き合ってないのに好意を持って相手に触れるとペナルティを下す国家の犬。
連続可動時間は三時間。
以下ネタバレ
実は10年前のクリスマスに当時の首相は異星人に出会い、
そこで地球の石油と異星人達が持つ高度な技術を賭けたゲームを持ち掛けられていた。
ゲームは何でもいいと言われた首相は悩んだ末に一周回って自身が好きな卓球に決める。
ゲームのルールが、
- 戦う戦士は6名
- 13~15歳の少年少女
- ゲームを途中で棄権すれば異星人の勝ち
だったので首相は世界各国と首脳会議を開きAAA計画を実施する。
ついでに自身が今まで考えていた“卓球告白法”が今なら成立すると思った首相は国会で提案、そして成立した。
つまりガクやミサキ、シバ達は異星人と戦うための切札としてAAA学園に集められた訳である。
そして決戦の日、ガクはカコに「ゲームが終わったら付き合ってください」と頼んだ瞬間カコが異星人に拐われてしまう……。
以下もっとネタバレ
実はカコは異星人の首謀者の娘で異星人側の選手だった。
ゲームは条件が平等でなければ面白くないと考えた首謀者は、異星人側の選手も人間と同じ条件下で育てていたのだ。
カコ本人が全くその事を知らなかったのは、首謀者(カコの父)が小三の時に全て打ち明けたが、
カコがあまりのショックを受けたので、記憶を首謀者が封印したからである。
更にゲームのルールである“ゲームを途中で棄権すれば異星人の勝ち”というのは、
異星人側がゲームを棄権しても異星人が勝ちになるという、地球人側にとって超不平等なルールでガク達はカコと戦わざるをえなくなる。
またカコは試合に勝っても負けても地球にはいられなくなってしまうと言う。
一人、また一人とカコに倒されていく中ガクはカコにタッコクを挑み、カコを地球に残そうとする。
カコの必殺技・ビッグバンクラッシャーも攻略し、試合は地球人達の勝利となりかけたが、
カコが究極の生命体と進化し、返球した球が台を突き抜けてしまうようになる。
それでもガクは試合を続け、オルドライブで決着を付ける。
タッコクも廃止され、晴れて付き合うことになった二人は世界を回る旅に出たが………。
追記・修正お願いします。
- ジャッジマンは国家の犬と言うか犬 -- 名無しさん (2014-01-03 18:46:18)
- ミサキに惚れる -- 名無しさん (2014-01-03 20:39:20)
- wwwww -- 名無しさん (2014-01-03 20:41:43)
- ロートちゃん可愛かったわ -- 名無しさん (2014-01-24 23:13:40)
- ラスボスのスマッシュが卓球台を貫通する展開とその攻略法は衝撃だった -- 名無しさん (2024-02-17 06:54:46)
最終更新:2024年02月17日 06:54