DJ Yoshitaka

登録日:2011/11/15(火) 17:31:26
更新日:2022/07/03 Sun 10:20:53
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ばっか、お前
俺がついてるだろ


DJ Yoshitakaとは、BEMANIシリーズのコンポーザーである。
本名は西村宜隆。ヨシタカ、よしくん等とも呼ばれる。長崎出身。前職はクラブDJ。
DJ YOSHITAKAと表記されることもあるが、本人曰く特に決まっていないとのこと。

beatmaniaIIDX11 REDにてTatshと共に参加。後にTatshの突然の退社によるゴタゴタに巻き込まれるも、beatmaniaIIDX14 GOLDからbeatmaniaIIDX17 SIRIUSまでのサウンドディレクターを務める。
djTAKAを中心とするコナミ作曲家集団であるbeatnation Recordsのメンバーの中でも随一の社交家であり、イベントの司会や特典動画の進行も積極的にこなす。
最近はプロデューサーとしても活躍中。一時期は多忙過ぎたのか悲惨な写真がいくらか見受けられたが現在は持ち直している。

参加初期は楽曲の使い回しや、似たフレーズばかりと何かと叩かれたが、今となってはBEMANI作品に欠かせないコンポーザーのひとり。

2013年からBEMANI各機種のプロデュースを主に行っており,2015年3月第1制作本部 第1制作部 部長に就任。
2019年3月に第1制作本部 本部長、そしてコナミアミューズメント執行役員に就任。
2022年7月に常務執行役員に就任。

現在はREFLEC BEAT,SOUND VOLTEX,pop'n music,beatmaniaIIDXなどの六本木で主に製作をしているBEMANI機種のゲームプロデューサーを務めている。
また上記プロデュース職および執行役員としての忙しさ故、単体としては「Lisa-RICCIA(2013年:jubeat/REFLEC BEAT)」、合作としては「Couleur=Blanche(Ryu☆との合作 2018年:jubeat)」を最後に作曲活動が行われていなかったが、久しぶりに合作の形で「Triple Cross」(BEMANI合同イベント・2021年、dj TAKA・SYUNNとの合作)が手掛けられた。


■代表曲
・D.A.N.C.E.!(IIDX11 RED)
デビュー曲。星野奏子の歌唱と彼のラップが印象的。彼の低速曲には定評があり、「Yoshitakaは低速曲で化ける」との声も多い。
ただしサントラに収録されたロング版ではBPMが上がって別物になっている。

・CaptivAteシリーズ(IIDX12 HAPPY SKY)
IIDXやDDR、ギタドラで展開される楽曲群。浄化、誓い、裁き、そしてCaptivAte2~覚醒~が存在、更にそこから枝分かれ的に派生した楽曲を内包する。元はIIDXREDのエンディングテーマで、IIDXは全シリーズを収録。

・CONTRACT(IIDX13 DistorteD)
隠し曲フォルダ、CARDINAL GATE四天王(朱雀のYoshitaka、青龍のRyu☆、玄武のwac、白虎のTatsh)の一角。当時は楽曲名が明示されず、本来曲名が表示される領域にはデカデカと「朱雀」とだけ書かれていたため、今でも朱雀と呼ぶ人も。これは本来名義であり、厳密にはアーティスト名を指す。
鳥の鳴き声をイメージしたSE、通称ピギャーが有名で、朱雀名義の曲には必ずどこかにこのSEが入る。
最近、啼きすぎな二代目に席を譲ったようだ。

・GOLD RUSH(IIDX14 GOLD)
歌はMichael a la mode。初代beatmaniaIIDXから15作目のGOLDまで、各作品のタイトルロゴと共に次々とコールしていく演出は必見。DDRとpop'nに移植され、前者はSUPER STAR 満-MITSURU-、後者はPONがコール担当。作品タイトルも移植先のものが使われている。元はGOLDのオープニングテーマで、pop'n版はbeatnation summitで披露されたものが元ネタとなる(コール担当はTOMOSUKE)。
ライブでDJ YOSHITAKA-G本人がコールを担当したことがあるが、タイトルコールを始めるタイミングが遅れてしまい,その結果,DistorteDを抜かしてしまい、すぐに「あれ、今何か忘れてた!?」と気付くも観客から総ツッコミを受けるという珍事も。

Ω!?
\ディストーテッド!/
\ディストーテッドー/

・MENDES(IIDX15 DJ TROOPERS)
DJ Yoshitaka初のONE MORE EXTRA(所謂ラスボス)楽曲。KrakenのRyu☆、Eagleのkors k、ScorpionのL.E.D.、そしてLionのdj TAKA。その頂点に位置するHumanoidとして君臨した。
肝心の楽曲だが「詰め込みすぎ」として、(少なくとも当時の)評価は高くない。ムービーには黒い人型ロボットが登場し、楽曲クリアで撃墜演出が入るが、クリア出来ないとビックバイパーに変形して飛び去る。
家庭用にのみ存在する黒ANOTHERの総ノーツ数は驚愕の2626。

※IIDXは1曲約2分で、一般的には1500ノーツを越えると高密度・高難度とされる。
アーケードでSPで2000ノーツオーバーは元々多くはないが、シリーズごとに数を増やしている。
IIDX16:卑弥呼
IIDX18:perditus†paradisus
IIDX19:天空の夜明け
IIDX20:Elemental Creation(私立BEMANI学園曲)
IIDX21:旋律のドグマ~Misérables~、Sigmund、Sigmund †LEGGENDARIA、Ancient Scapes †LEGGENDARIA、IX(熱闘!BEMANIスタジアム曲)
IIDX22:Despair of ELFERIA、Chrono Diver -PENDULUMs-、Feel The Beat †LEGGENDARIA、Verflucht †LEGGENDARIA

卑弥呼のアーティストは朱雀vs玄武で、広義のYoshitaka曲に分類される。
また、Elemental Creationはdj TAKAとのコラボ楽曲である。

・B4U(BEMANI FOR YOU MIX)(IIDX16 EMPRESS)
彼とBEMANIを繋ぐ橋渡し役となった、恩師NAOKIの代表曲をリミックス。歌唱はMichael a la mode。
BEMANI FOR YOUの名の通り、

beatmaniaIIDX DanceDanceRevolution
GuitarFreaks drummania
pop'n music
そしてee'MALL
更にはDance Maniax KEYBOARDMANIA
ParaParaParadise MANBO A GO GO
Toy's March DANCE86.4

と、栄枯盛衰のBEMANIシリーズ作品群を歌詞に詰め込んだ意欲作。曲終了後にスクラッチを回すと、当時稼働開始したばかりのjubeatをコールする隠しフィーチャーがある。
Michael a la mode氏の遺作。

・Almagest(IIDX17 SIRIUS)
TOMOSUKEとの合作。同作から初登場のギミック、チャージノート、バックスピンスクラッチをふんだんに使った譜面構成が特徴。
アーケードのIIDX楽曲では最高密度を誇る。
兄弟曲として「Macuilxochitl」が存在する(こちらはTOMOSUKE単体の楽曲で、jubeatに収録)。

・Evans(jubeat)
彗星の如く現れた、jubeatの隠し曲。ヨシタカトルネードなる大回転譜面はこの曲から始まった。
3年連続で元旦にオススメ楽曲になる。
後にIIDXに移植されるが、NORMALとHYPERでは曲名がEvans-prototype-となり、曲が変わる。

FLOWER(jubeat knit)
BEMANI作品横断連動企画APPEND FESTIVALの際にjubeat knitとREFLEC BEATに登場した。中盤に流れる印象的なSEは元々IIDX13 DistorteDの曲決定音。後にREFLEC BEATにはアンサーソングとなるSEEDが登場。
リミックス版も含めると現行機種ほぼ全てに収録されておりAOUのイベント「天下一音ゲ祭」でついに他社の音ゲーであるmaimaiGROOVE COASTER太鼓の達人へ移植された。
maimaiではIIDXと同じムービーが流れ、よしくんの振る腕に合わせたスライドやYSTKの文字スライドが押せたり、太鼓は32分音符の再現のために譜面上のBPMを倍速にしていたり、グルコスでは花の咲き乱れる美しいエフェクトを随所に仕込んでいるなどファンにはたまらない演出だらけだが
やっぱりヨシタカトルネードは健在だった。(太鼓のみ連打。難化すると連打のみ4倍で飛んでくる)

・Survival Games(REFLEC BEAT)
beatnation RecordsのSota Fujimoriとのユニット「VENUS」の楽曲。歌唱を担当。
先に収録されたChoo Choo Train -VENUS mix-では「VENUSって誰?」と方々から声が上がったが、隠し曲として登場した際に上半身裸のYoshitaka&Sotaという強烈なジャケットでネタばらしした。
今やポップン進出やミニアルバム発売、デジタルライブ開催、ライブグッズ発売など、止まるところを知らない怪物ユニットとなっている。
みんなもレッツウィザウチュナイ。

・ウィーアー!(pm15)
版権曲のカバーも何曲かしている。
名義はよしくん海賊団。
20fantasiaで削除。

・JOMANDA(jubeat copious)
BEMANI作品宇宙旅行企画APPEND TRAVELの際にjubeat copiousに登場。
解禁条件は、このイベントで得られる楽曲を全て解禁すること。
中盤からBPMが195から徐々に落ち、今度は段々BPMが速くなる。サビに入る直前には90から300に跳ね上がるが、すぐに195に戻る…
脅威の十字架譜面が特徴的。
闇落ちしたよしくんは星になったのだ。(ジャケット的な意味で)
beatmaniaIIDX 20 tricoroのボス曲イベント「LIMIT BURST」のjubeat代表曲としてIIDXでプレーできるようになった。
ほかのLIMIT BURST解禁曲と違いこの曲はムービーが実装され、jubeatで十字架を押す部分で闇落ちしたよしくんの目が光り、この曲の続編を匂わすムービーとなっている。
pop'n music SunnyParkではjubeat saucerとの連動イベントで移植された。闇落ちしたよしくんが担当キャラで登場。(キャラの名前もJOMANDAと判明。)
ジャンルはハードルネッサンス3(最近のよしくんはよく時を超えているので、同バージョンで収録されたハードルネッサンス3曲のナンバリングは無茶苦茶となっている。)
DDRでは連動イベント「発見!よみがえったBEMANI遺跡」にて移植。IIDX同様ムービーが実装。
譜面停止が随所に入っているほか、BPM300のところは600に倍取りされている。とはいえ、これはDDRではよくあること。

・VALLIS-NERIA(REFLEC BEAT limelight)
2012年6月末にREFLEC BEAT limelightのイベント「リフレク夏祭り」でアップデートされた楽曲。ALBIDAとFLOWERが合わさった曲調。BPMは185。
誰でもプレーすることが可能だが、DJ YOSHITAKA高速曲おなじみの高難易度譜面となっており、誰でもプレーできるラスボス曲として君臨していたが、アップデート翌日に実装されたHAERETICUSのせいでラスボスの座を奪われてしまった。
VALLIS-NERIAは藻の名前でジャケットは藻のように包帯に絡まれたよしくんが真っ白になっている。(よし君は燃え尽きたのだ)
KAC2012においてよしくんは「本能を呼び覚ます曲VALLIS-NERIA」と話している。
2013年7月にSOUND VOLTEXのイベント「POLICY BREAK」で原曲そのものが移植された。Exhaust譜面では最高難易度を誇り、同じ難易度のSOUND VOLTEXの最高難易度譜面に原曲が殴り込む形となった。
IIDXには連動イベント「クプロ・パステル・ミミニャミのみんなで宇宙戦争」で移植された。こちらもJOMANDAよろしくムービーが実装され、またもや続編を匂わすような落ちになっている。ジャンルは大方の予想を裏切りTRANCE COREとなっている。
jubeat saucerにはパステルくんとスミス氏のRUNRUNマラソンでJOMANDAと交換移植された。こちらも十字架譜面が特徴的であるが、JOMANDAよりは易しい模様。

・太陽とバトル (pm13)
・心のコラージュ (pm18)
肥塚良彦とのタッグ。
西村隆と肥塚彦で2よしだからアーティスト名はつよし。
キャラも名前もつよしで、二人が文字通りにモデルになっている。

・儚きは我が決意 (pm15)
肥塚良彦がpm15で曲を作ると報告した後によしくんが作る事を表明した為、キャラはつよしな曲が出来た。名義は臨界点パニック。
この曲のキャラはDJつよし、肥塚氏の曲のキャラはOJつよし。

えっ?追記修正をするのが怖いって?
ばっか お前…
俺がついてるだろ

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最終更新:2022年07月03日 10:20