TYPE-MOON Fes. -10th ANNIVERSARY EVENT-

登録日：2013/12/31 Tue 14:18:47
更新日：2023/09/06 Wed 17:48:33
所要時間：約 11 分で読めます

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10周年 CP Fate TYPE-MOON イベント中田譲治月姫柚木涼香特典空の境界魔法使いの夜

ようこそ、地上で咲(ひら)く月の夜会に。

ゲームブランドTYPE-MOONの設立10周年記念として開催されたイベント。また、TYPE-MOONによる初の大規模イベントでもある。
2012年７月７日・８日の２日間に開催された。
場所はパシフィコ横浜国立大ホールにて。７日の公演はライブビューイングにて全国各地の映画館でも中継された。

公演内容は今まで10年間の思いをぶつけるちょっと大規模なファン感謝祭のようなもので、型月作品の各シリーズのキャラクターを演じた声優達が司会進行を務め、今までの作品・思い出についてと、これからの展開について語ったり、発表したりしていった。

会場ではFes.公式サイトのTOP絵をイメージした玄関ホールと階段の舞台が設置されており、ファンはこの館(TYPE-MOON)で行う夜会に招かれたゲストという形をとっている。実はこの舞台、遠野邸のエントランスを模したものだと後述のＰＶで判明する。

また、会場の外では限定グッズ販売の他、過去に販売されたグッズやゲストギャラリー、V-MAXが展示されていた。
さらにテラスでは、TYPE-MOONメッセージボード掲出や歴代コミケグッズ展示、そしてオリジナルコラボフードが販売されており、フードの種類は言峰神父の麻婆豆腐、シエルカレー、セイバーのライオンから揚げ、ギル様と綺礼の愉悦ワインに似たブドウジュースの4種だった……。ちなみに麻婆が一番人気だった。

【That day's Reception】
(7日の・8日のともに、内容こそ違えど進行順序に大きな違いはない)

prelude

「どうも。私、当館の執事を務めております、ジョージ・クルーニーです☆」

中田譲治(両日)

毎度お馴染み我らがジョージ。初っ端から僕らを萌え殺してくれる。開幕の言葉担当。痺れる。

―１st Program―
Music

梶浦由記(両日)

Zeroの楽曲の生演奏。梶浦さんはキーボードを弾いていた。

―２nd Program―
Fate／Zero

放送が終わったばかりのアニメZeroについてキャストが語る他、事前にネットで受け付けていた『キャラクター名シーン投票』、『幸せなFate/Zero』の発表があった。

小山力也(両日)

このパートの司会担当。あとズッコケ担当。
「僕に断りもせずにセイバーを嫁に貰おうとか！」
二日目では浮気の件で土下座した。

川澄綾子、大原さやか(両日)

セイバー陣営。腕を組んで登場。小山さん(切嗣)の浮気性を責める。
大原さんは体調不良の中来てくださったことが後に発覚。大感謝。

山崎たくみ、緑川光(7日)

ランサー陣営。場を乱す女がいないおかげで今回は仲がいいとのこと。

新垣樽助、置鮎龍太郎(7日)

バーサーカー陣営。選ばれた名場面は二人とも唸ってただけのシーン。
「A――arrrrrrrrrrrr……！　ﾖﾛｼｸﾈｰ！」ｼｬﾍﾞｯﾀｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ

速水奨、関智一(7日)

アーチャー陣営。速水さんはグラサンにコサージュとダンディな恰好で登場。
チイチ「今日は(全国で流れてるので)下じゃなくて上の話で！」→そんなことなかった。

中田譲治(両日)

麻婆役。もちろん2日とも出るよ！　多分今回一番楽しんでた人。
「アゾットォ！」

阿部彬名、川村拓央(8日)

アサシン達。ハサンダンスを披露するとともにマスターと一緒に発散してた。
切嗣にマスターになってもらいたいらしい。

石田彰、鶴岡聡(8日)

キャスター陣営。石田さんはシークレットゲスト。登場時の盛り上がりが凄い。
「(龍之介の名台詞を求められて)皆さん自分が死体になったと思って聞いてください」→「これが人間のすることかよぉぉぉぉお！」
「(キャスターの名台詞を求められて)長台詞なのでカンペを……」→読まずに出来てた

大塚明夫(8日)

俺たちの王。パンフにも載ってない完全なシークレットゲスト。nmkwはいません。
この日一番の盛り上がりを作った人。会場5000人を王の軍勢にする固有結界を作った。

この後にPS Vitaに移植されたRealta Nuaの新規OP映像が流された。

―３rd Program―
Carnival Phantasm

「おしえろ！ネコアルク先生　なぜなにマンガ道場」:お題に沿ったイラストを出演者が描き、7日のFate組と8日の月姫組でその得点を競うというコーナー。

柚木涼香(両日)

司会その一。多分今回一番好き勝手にやってた人。
「力ちゃん長ーい！」「月姫Rの発表あると思ってるでしょ？そんなの台本になかったから(観客を絶望に叩き込んだお言葉)」「Fateはいいよね……いろいろあって……」「きのこー！おいきのこ！」
「あっ…初めて、なのニャ」「あっ……んぅっ……挿入った、ニャ……」

伊藤美紀(両日)

司会その二。ノドの調子が優れなかったようで、落ち着いた喋りだった。士郎(杉山)にしつこく絡む。

杉山紀彰(7日)

藤ねえの妨害を受けつつわかりやすい絵を描いてった人。ランサーを殺す。

神奈延年(7日)

CPでは主役級の扱いということで、いろいろ思うことがある様子。ランサーを殺す。

植田佳奈(7日)

赤ドレスツーテールとまんま凛の恰好で登場。絵が上手かった。ランサーを殺す。

下屋則子(7日)

「腹黒ー！」→「腹黒！　腹黒!!」事務所の先輩(柚ねえ)にイジられる。ランサーを殺す。

野島健児(8日)

「志貴の順位はいくつなんでしょうねー」→ランク外

ひと美(8日)

「秋葉10位です！でも、なんで琥珀が上なの!?」→「これも計算通りです」

夏樹リオ(8日)

放課後！路地裏同盟(ピン)。「もう(最初にシオンをやってから)10年ぐらい経つんですね……」

佐久間紅美(8日)

メガネをかけて登場。「カレーは飲み物ですよ？」

イラスト対決の結果は月姫チームの勝利。司会者の依怙贔屓とかいわない。

コーナー終了後にCPの特別編が流される。
主な内容は、まさかのコハエースアニメ化・ひびちかスペシャル・作っていた「ドキドキデート大作戦～メインヒロインとデート編～」の三つ。
琥珀「きのこ仕事しろ」　秋葉「ホントスミマセン今埋めます！」
千鍵「ランサーが死んでる！」　ひびき「この人でなしぃ！」
志貴「５股…いえ、６、あ、７股かけてました」　士郎「みんなを幸せにしたかったんだ！」

―４th Program―
Hibichika Radio

ひびちからじおのFes.出張版。7日は『Fate／EXTRA』、8日は『プリズマ☆イリヤ』からそれぞれゲストを呼び、今後の展開の発表・意気込みを語っていった。
さらに公式HPで行った型月人気投票の結果発表を7日は女性キャラ、8日は男性キャラで発表していった。
また、7月7日は蒼崎青子の誕生日ということで会場を挙げて祝った。

仙台エリ、本多陽子(両日)

このコーナーの司会進行役。ひびちかの認知度に若干ビクビクしていた。ドラマCD発表の時にかなり盛り上がったので安堵する。

岸尾だいすけ(両日)

司会進行妨害役。サプライズゲスト。7日だけで8日はこないと言っていたがやっぱり来た。
8日では顔半分を青ペイントで塗り付け、舞以たんに本気で逃げられる。

丹下桜(7日)

「待たせたな、メリー！」はい死んだー、俺死んだ。いろいろ萌えるしかなかった。

斎藤千和(7日)

急遽出演が決定した人。
「いきなり来ることが決まったんだからキャス狐トップ10に入ってるハズ！」→12位→「なんで来たんですかねぇ……」

下屋則子(7日)

また出た人。桜6位に大はしゃぎ。最後に3人でCCCのポーズをとる。

門脇舞以(8日)

かわいい。ガチな型月ファンであった。かわいい。プリマのあらすじを朗読した。かわいい。
「(人気投票は)自分(イリヤ)とー、お母様(アイリ)とー、……DDDの石杖所在に…」→小山「え？」

小山力也(8日)

娘の活躍ということで現れた親バカ。切嗣4位と聞いてステージを走り回った。
「イリヤ。パパはね、外道じゃないんだよ」

intermission(休憩)

柚木「10分じゃ何も出来ないけどねー」

―５th Program―
songs

型月作品を彩ったアーティスト達による生ライブ。登場者、登場順は二日とも変わらず。

LR　harmony　(佐咲紗花、橋本みゆき、飛蘭、美郷あき、yozuca*、rino)

CPのOPの為に集まったユニット。今回は「すーぱー☆あふぇくしょん」と、Fes.のテーマ曲である「From new world」、そして「THIS ILLUSION -10th moon harmony-」を歌った。

飛蘭

自身のメジャーデビューのきっかけとなったCANAANに対しての思い入れを語り、そのデビューシングル「mind as Judgement」を熱唱した。

Kalafina

そもそもが劇場版らっきょの主題歌がきっかけで作られたグループ。7日の時は１～４章の主題歌を。8日は５～終章までの主題歌を歌い上げた。

小山力也＆大原さやか

この後のZero楽曲の前フリとしてオリジナルの朗読劇をした。Zero最終回後の切嗣とアイリの会話。
「きっと士郎が想いを明日に繋げてくれる」「お疲れ様でした、あなた」

LiSA:「oath sign」
藍井エイル:「MEMORIA」
春奈るな:「空は高く風は歌う」
Kalafina:「満天」「to the beginning」

と流れるように立ち代わり入れ替わりして歌っていった(時間が押してたからかもだが)。

～アンコール～
→「まほよテーマソング」「Five」生演奏。ヴァイオリンの人の目立ちっぷりといったら……！

坂本真綾

大人の事情によりビデオメッセージでの出演。「月の珊瑚」コミカライズと「未来福音」のアニメ化を発表してくれた。
ちなみに未来福音のPVが流れた際の観客の反応は「え、……え？」→「ぎゃああああああああ！」という感じで一体化してた。らっきょ、スゲー
柚木「ちょっと、あたし逹はー！?きのこー、おいきのこー！」

遠藤正明

サプライズゲスト。全ての締めくくりとして「Fellows」を大熱唱してくださった。最後の最後でまた燃えた。

finale

出演者全員が再登場。

奈須きのこ(代理：川澄綾子)

館の真の主(らしい)からのメッセージを川澄さんが代読。
ちなみに内容は7日、8日ともに違う。きのこやっぱマジポエマー

～出演者退場。　そして…～

「ファイヤーガール」「Fate／Apocrypha」の発表。この時点で観客のテンションは充分昂ぶってた。
……が！

♪「月姫」が流れた瞬間

観客「うおおおおおおおおおおおおお!?」
またも心が一つになる。
待ってた。待ってた！

月姫Rの初PVである。待たせやがって！

……ちなみに、PVが終わった後、「to the next 10 years」という文字が流れ、これを月姫Rは十年後発売と勘違いしたのか「ええええええええええ」という声が多く上がった。
ただまあ、文面通り「次の10年に向けて」という意味なので、別に発売が10年後とかそういうわけではない、ハズ。……ですよね？

これにて完全に終演。
7日は4時間半、8日は5時間かかった最高の大イベントだった。

【Blu-ray】
このFes.の模様を収録したBlu-ray Disc BOXが2013年1月16日に完全生産限定版として発売された。
大人の事情か坂本真綾のメッセージビデオや柚ねえの危ない発言などがカットされてはいたものの、2日間のイベント本編が収録された本編ディスク2枚(500分越え)に加え、当日上映された映像etc.を詰めた特典ディスクに、Fes.に出られなかった鮮花やカレン、アーチャーをメインに据えたきのこ監修のドラマCD『スターダスト・オペレッタ』も付属する豪華仕様。
またこのドラマCDでは娘たちを想う良い父親（親バカ）ぶりが聞けるので時臣好きは必聴すべき。
観れなかった人は勿論、当日参加した人にもお勧めできる内容だ。

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