ガメノデス

登録日:2013/12/30 Mon 02:07:51
更新日:2023/07/29 Sat 08:24:00
所要時間:約 4 分で読めます




\色々飛び出しそぉ~/





ポケットモンスターシリーズにX・Yから登場するポケモン

■データ


英語名:Barbaracle
コーストカロス図鑑No.022/全国図鑑No.689
分類:しゅうごうポケモン
高さ:1.3m
重さ:96.0kg
タマゴグループ:水中3
性別比率:♂50♀50

タイプ:いわ/みず

特性:かたいツメ(接触攻撃の威力が1.3倍になる)
  /スナイパー(急所攻撃のダメージが2.25倍になる)
隠れ特性:わるいてぐせ(接触攻撃を受けた際、相手の持ち物を奪う。ひんしになった場合は奪えない)

種族値
HP:72
攻撃:105
防御:115
特攻:54
特防:86
素早さ:68
合計:500

努力値:攻撃+2

カメテテLv.39→ガメノデス


■概要


岩から二本の手が生えたデザインのカメテテ。
そのカメテテがレベル39で進化してまさかの人型になった。

分類は「集合」だが、図鑑説明は「二匹のカメテテが七つに分裂した」とある。
ポケモン図鑑にはよくあること。
頭部は進化前同様目が2つあるが、それ以外の手足は全て一つ目。
手足にも一応脳はあって自律して動くことができるらしいが、基本的には頭部の指示に従う。

進化前のカメテテも含めて、なんとなくモンスターっぽいグロテスクなデザインが特徴。
少年少女の好奇心をくすぐるなんともニクい奴である。
一部では「ロックマンに出て来そう」とも言われているとか。
また妙に威圧的なデザインにしては1.3mとあまり大きくはない。アニメ版では2mくらいあるように見えたが


■ゲームでのガメノデス


野生のカメテテは9番道路で「いわくだき」すると出現する。
ガメノデスは四天王ズミが切り札として使用してくる。
ぶっちゃけストーリー上でガメノデスを使うのは彼のみ。

SMのバトルツリーのマルチバトルでは、デフォルト味方NPCとなるポケモンブリーダーのイヅミの手持ちの1体として知られる。補助技による無駄行動が怖いが、上手くいけば「からをやぶる」からの高火力を押し付けられるため、AIの稚拙さを勘案しても何とか味方として機能するレベルではある。

■対戦でのガメノデス


アクの強いルックスに反して、ストレートな物理アタッカー。

いわ・みずの複合タイプ故に弱点は多く、特にくさの4倍弱点は痛い。
が、同族の中ではカブトプスに次いで2番目に速かったりする。
特防も並程度はあり、くさ技じゃなければ不一致弱点くらいは耐える。
また「からをやぶる」を習得でき、この技を習得できるポケモンの中ではパルシェンに次いで2番目に速い。
2番じゃダメなんですか?
最速だと1回積むことで「こだわりスカーフ」持ちの準速122族や最速105族まで抜くことが可能。

特性はどれも優秀。
「かたいツメ」は第6世代から登場した新特性で、接触技の威力を1.3倍にする。
ノーリスクの「ちからずく」であり、物理技を多く習得できるガメノデスには有効。ただし「ストーンエッジ」「いわなだれ」等には適用されないので注意。
「スナイパー」は急所に当たると発動するギャンブル要素の強い特性だが、それを存分に活かすかのように急所に当たりやすい技を多く習得する。
「わるいてぐせ」は、殻を破ってを使った後に、相手の道具を盗んで使うことが可能。
ただ、これも相手が持っている道具による運ゲーの要素が強い。

基本的に「からをやぶる」を起点にして、物理アタッカーにしてから戦う型が主流。
「かたいツメ」の恩恵を受ける高威力の技は、「シェルブレード」「クロスチョップ」「どくづき」等。
「シェルブレード」の場合、タイプ一致+特性の補正で威力が145まで上がる(ちなみに「たきのぼり」は覚えられない)。
一方でいわタイプの習得技は、非接触型の「ストーンエッジ」や「いわなだれ」に留まり、十分に特性を活かしきれない。
主力技の命中率が80~90前後というのも珠に瑕。

同タイプで「からをやぶる」を使えるポケモンにオムスターアバゴーラがいるが、型が近いアバゴーラがよく引き合いに出される。
がんじょう」持ちのアバゴーラに比べるとやや安定性に欠けるものの、特防や素早さの高さ、「かたいツメ」による威力ブーストで差別化は容易にできる。
何より、一度でも殻を破れば素早さ微振りでも110族を抜け、さらに調整すれば130族~中速スカーフ勢も超えられるという点で、ガメノデスの実用性は大いにある。

相性最悪のくさタイプには「どくづき」が有効。これを無効化してくるナットレイにも「クロスチョップ」で対応できるという器用さ。
ただし素の火力はそこまで高くないので、どの型でも「からをやぶる」を覚えさせるのは必須条件となって来る。

しかしこのことを逆手にとって、素早さにガン振りしてスカーフを巻いて奇襲する型も存在する。
性格補正+努力値252で実数値198となり、伝説系を除けばファイアロー(S126)までを抜くことができなかなかの速さとなる。
もちろんいじっぱりよりも火力は落ちるが、相手の予想を外すという点では効果的だろう。

USUMでは教え技として「アクアブレイク」を習得。
「かたいツメ」の対象技でもあり、「シェルブレード」に代わる新たなメインウェポンとして重宝するだろう。

なお、隠れ特性の「わるいてぐせ」を持つ個体は第七世代まで入手がめんどくさいことになっていた。
ORASではいわくだき限定で出現するため、図鑑サーチの連鎖が使えなかった。
USUMでもウルトラスペースゼロにしか出現しないため、乱入バトルによる連鎖ができなかった。
隠れ特性の野生個体が手に入るのはXYのフレンドサファリのみ。
あとはGTSでおねだりだけ。
ORASで野生出現するのに隠れ特性が手に入らなかったのはこの種族のみである。
しかしそのレア度の割には扱いにくいというのがなんとも…


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最終更新:2023年07月29日 08:24