劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦

登録日:2009/06/03 Wed 15:16:22
更新日:2024/02/04 Sun 19:12:55
所要時間:約 6 分で読めます








行くぜ、鬼退治!

超・電王シリーズ新発進!

約束への旅立ち




前作で「さらば」と言っておきながら、再び帰ってきた電王の新たな劇場版シリーズ第1作目。

そのため「電王シリーズのさらば」ではなく、「佐藤健が変身する電王という意味でさらば」だった。
「超・電王」という新タイトルにしたことで「電王」シリーズからはさらばしたと言い訳が付くので、ある意味間違ってはいない。
ただし「ディケイド本編における電王の世界が電王本編とパラレル」という設定を採用するならば、この作品及び後の超・電王作品も含めて電王本編の流れからは少しずれたパラレル作品という見方もある。

仮面ライダーディケイド』の電王編の後日談でもある。
とはいっても、別にこの作品が電王編以降のディケイド本編に大きい影響を及ぼしているわけではない。

タイトルは電王&ディケイドだが、ゼロノス組が好きな人は、見ておいても損は無い作品ではある。
さり気に『仮面ライダーキバ』のキャラクターが登場している。
「電王」「ディケイド」ファンには視聴を勧められ、「キバ」ファンも一応チェックしていても良いかもと、意外と幅広い層に見せられるかもしれない。

漫画版は藤沢真行氏が執筆。
単行本にはディケイドのプロローグや『オールライダー対大ショッカー』と共に収録され、話が連続している部分も見られる。



・主なキャラクター

☆デンライナー組

野上良太郎仮面ライダー電王
言わずと知れた電王の主人公。
今回は謎の大地震(本当は『ディケイド』の滅びの現象)により発生した時間の歪みの影響で子供になっている。しかし、変身するとキバ編のワタルや響鬼編のアスムのように大人の身長に。
事件が解決した2010年現在も身長は戻っていない。
(理由はディケイド電王の項目を参照)

モモタロス
良太郎に憑いてるイマジン。
良太郎達とはぐれてしまい室町時代に飛ばされてしまう。
中盤までほとんど出番無し。
人間達に鬼と勘違いされて落ち込む。
スケベ亀「先輩なんて赤鬼以外の何者でもないじゃない?!ま、らしいっていうか、なんていうか」

ウラタロス
良太郎に憑いてるイマジンその2。
良太郎達とはぐれてキンタロスリュウタロスと共に昭和で良太郎達がくるまで『仮面ライダーキバ』からのゲスト、次狼に憑いて生活していた。
後半でディエンドが呼び出した仮面ライダーG3に憑く。

キンタロス
良太郎に憑いてるイマジンその3。
ウラタロス達と同じく昭和に飛ばされ、その時はキバからのゲスト、力に憑いていた。
後半でディエンドが呼び出した仮面ライダーコーカサスに憑く。

リュウタロス
良太郎に憑いてるイマジンその4。
ウラ、キンと同じくキバからのゲスト、ラモンに憑いて生活していた。
米を生で食べようとした。後半でディエンドが呼び出した仮面ライダー王蛇に憑く。

コハナ
ハイパー幼女。
イマジンをぶっ飛ばす怪力は相変わらずで、龍騎に登場したゲルニュートを素手で殴り飛ばす。

オーナー
ハイパーオヤジ。
今回も視聴者サプライズで大活躍。

ナオミ
デンライナーの客室乗務員。
創作コーヒーは見た目も相変わらずで、ユウからは拒否された。

☆ゼロライナー組


桜井侑斗
『さらば電王』同様、今作も特別出演。
序盤で時間の歪みの影響で消滅してしまうが、エンディングでデネブの元に帰ってくる。今作では残念ながらゼロノスには変身しない。

デネブ
侑斗に憑いていたイマジン。
侑斗が消滅してしまったおかげで未契約となり、デンライナーの外では精神体。
中盤でユウと契約して実体化する。
後半では我慢出来なくなって幸太郎に憑き、仮面ライダーNEW電王ベガフォームに。
胸の顔はやっぱり飾りらしい。
今作では主役級の存在感である。

ユウ
今作の主人公。
鬼の切り札らしき物を持っており、狙われる事となる。
劇中ではオーナー以外、誰も気にしてなかったがその正体は……過去の桜井侑斗である。
ちなみに演じている役者は女の子。


☆時の運航の守り人

駅長
まさかの登場。
終盤のとある一件でオーナーと共に活躍する。

ジーク
たまに出て来るイマジン。
ディケイドの住む光写真館で生活していたが、終盤でデンライナー組に返品される。

野上幸太郎仮面ライダーNEW電王
祖父と和解した良太郎の孫。また未来から呼ばれた。
彼は変身にイマジンを必要としない為、序盤から戦闘要員として活躍するが、クチヒコの人質になるなど、かませ犬な扱い。
ディケイドの存在を聞いていた。

テディ
幸太郎の付き人イマジン。
やっぱりモモから天丼と呼ばれる。
「胸の顔はやっぱり飾り」なのは「意味がわからない」そうだ。
今作では自分の影が薄いことを嘆くシーンあり(DC版ではさらにそれを強調するシーンが追加されている)。


☆ゲスト

トキ
本作のヒロイン。室町時代、オニ一族を封印した女弓兵。人々を苦しめるオニ一族へのレジスタンスの首領格。
素晴らしい貧乳と美脚の持ち主


次狼
『仮面ライダーキバ』からのゲスト。大正時代の東京で力やラモンと暮らしている。
ガルルに変身しようとしたが近所のおばちゃんに止められる。色々ヤバい(性的な意味で)。


『仮面ライダーキバ』からのゲスト
米を生で食べようとした。
『頂き…、もす…!』

ラモン
『仮面ライダーキバ』からのゲスト
『電王』でクラストイマジンと契約させられたサッカー少年に顔が似ている。


門矢士仮面ライダーディケイド
『ディケイド』の主人公。
実は『電王の世界』での役割が終わっておらず参戦。
何故か昭和10年に飛ばされてしまっていたが、本編の電王編では会うことはなかった、良太郎、コハナ、幸太郎と出会う。
一度別れた後、室町時代にジークを返品しに来て、場の空気を読んで最終決戦に参戦。モモタロスに憑依された状態でディケイドに変身した。
自分の意志で世界を渡っている描写があったが気のせいだ。忘れよう。
……と、思ったら後々本当にできる様になった。でもまぁそれはまた別のお話
他のライダーに変身(カメンライド)できる能力を持つが本作では披露せず。
予告CMでは、555のカメンライドカードを持っているシーンがあったが、第1話の流用の為、本編には登場しない。

海東大樹/仮面ライダーディエンド
室町時代に現れ、仮面ライダーG3、王蛇、コーカサスを召喚してバイバイ。
出番それだけ。あんた本当に何しに来たんだよ………………………多分デンオウデンライナーを手に入れられなかったことに対する腹いせだろうが。




オニ一族

クチヒコゴルドラ
本作の敵その1。
鬼の仮面ライダーで鬼一族の長。
切り札である巨大戦艦の復活のために活動している。
彼のデンライナー乗っ取り計画に失笑、または腹筋崩壊した者達が続出。
仮面ライダー1号・2号に顔が似ている。

ミミヒコシルバラ
本作の敵その2。
鬼の仮面ライダーでミミヒコの弟。
兄想い。
二人とも変身が牙狼っぽい。
真上の空間パリーン(むしろガシャーン)。
仮面ライダーV3に顔が似ている。
後にテレビ版の黒幕そっくりの風来坊がいる世界で防衛チームの一員となった。

ゲルニュート
本来ならミラーワールド内に存在するミラーモンスターだが、ミミヒコ達に戦闘員にされている。しかもちゃんと喋れるようになっている。
声は勇者王先割れスプーン



☆新ライダー

仮面ライダー電王 超・クライマックスフォーム
ウイングフォームからクライマックスフォームへの変身時、ジークが憑依を解かなかった事がきっかけで誕生した究極のフォーム。
しかし、出番は必殺技だけ。次の出番は『ディケイド 完結編』までない。しかも、超・電王なのに『超・電王トリロジー』に登場しない。
背中にジークの電仮面が装備され、飛行が可能となった。
必殺技は天高く舞い上がって放つ『超・ボイスターズキック』。なお電仮面は移動しないが、漫画版では移動する。


仮面ライダーNEW電王 ベガフォーム
デネブが『俺も我慢出来ない…!』と言って幸太郎に強引に憑いて誕生した『胸の顔はやっぱり飾り』の新フォーム。
ゼロノスのベガフォームとスペックは同じ。
……しかしこのベガフォーム、後の電王作品で
「NEW電王は憑依したイマジンが武器になる」
という特性を持つことが後付けで語られたため、設定に矛盾が生じているという人も多いがあくまでもこれはデネブが無理矢理憑依したためなので矛盾ではない。
あしからず。



・その他

  • 俺の『超・必殺技』
電王ソードフォームの新たな必殺技。





と思いきや全フォームに標準装備のデンライダーキック。
焦らしに焦らしての披露となった。「無駄にカッコイイ」
カブトガタックのキックを足して割ったような感じ。



  • 鬼の戦艦(時を走る船)
鬼の切り札の巨大戦艦。あの波はなんだ。
豊富な武装とバリアでデンライナーを圧倒。しかし内部に突入され撃沈。

漫画版ではユウの「あきらめないで!」との叫びと共になぜか登場したゼロライナーと連結した。



『仮面ライダーディケイド』電王編で、電王がファイナルフォームライドでモモタロスになり、
ファイナルアタックライド・電王で「ディケイドライナー(俺の必殺技・ディケイドバージョン)」を発動した際にケツにデンガッシャーを刺され振り回された後、療養していた。
そのため今作では登場しなかったのだ。
キバーラも登場しなかったことからもしかしたらユウスケの看病をしていたのかもしれない。

マジレスすると「中の人が『クライマックス刑事』に別役で出ていたので、電王しか見てない視聴者の混乱を避けるためという大人の事情もあるのでは」と思われる。





モモ「モモタワーw」

海東「面白そうだね。でも追記・修正したほうがもっと面白い」


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最終更新:2024年02月04日 19:12