財団(ACVD)

登録日:2013/12/26 Sun 20:00:22
更新日:2024/01/01 Mon 23:18:34
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財団とは、「ARMORED CORE VERDICT DAY」に登場する組織。
ここではその代表である財団(人物)についても併記する。

◇財団(組織)


旧世界の遺産「タワー」から見つかる技術の復活再現を行っており、V時点で稀少かつ量産性の低かったAC量産化に貢献。
オーバードウェポン以上の素敵性能な武器腕の製作や、無人兵器“UNAC”の作成・斡旋・提供を行っている。

シリウス・エグゼクティブスヴェニデEGF(エバー・グリーン・ファミリー)のいずれにも属さない研究組織で、クレスト、ミラージュ、キサラギ等の企業ポジション。

エンブレムは繋がった三つの◆と孤立する一つの◇。
繋がる◆が三大勢力、残る◇が財団を表すものと思われる。

三大勢力に対して“中立”を謳うその一方で、戦火を広げようとする動きもみられるというなんとも胡散臭い組織。
各陣営、個々の傭兵にUNACが行き渡るようになりはじめたころに活動を始めた“通り魔集団“は財団と繋がっているのではないか、との疑惑も浮上している。

その成立は三大勢力の設立よりさらに前。
かつて“ミグラント*1*2″と呼ばれていた武装行商人が母体とされるが、その規模に反して関係者の情報がほとんどない。

その胡散臭さを証明するかのように、物語中盤でUNACに仕込まれた時限式の暴走プログラムが判明。当初の「三大勢力の三つ巴」の構図は「三大勢力vs財団」に変貌していく。

この事件の最中に「タワー」に眠る強大な未確認兵器の数々を起動させるが、三大勢力の数の暴力“例外”たる主人公により駆逐、最終的には代表者による財団解体宣言によって、事態終息を迎えた。

三大勢力は「タワー」の処遇を決める会談を設けたが、「タワー」に眠る技術の脅威と危険性、そして圧倒的な力が再認識されたことにより、当然のごとく決裂。そして、

のちの『ヴァーディクト・ウォー』開戦の引き金となる。





◇財団 CV:堀江一眞



帰還を歓迎するよ、伝説の女傭兵。
一度退いた身で、素晴らしい執念だ

狙いは、あの“死神”かい?かつてキミが破れた……
それとも、ひょっとしてボクかな?

なんでも構わないよ、滅茶苦茶にしてくれれば

ミッション4「PEEKABOO」に登場する代表(らしき男)。

マイペースに好き勝手に言い捨て、他人の神経を逆なでして悪びれもしない人を食ったような男。
目玉お化けこと「ヘンなの」の実戦データを取るために依頼を出すが、マギーファットマンを完全無視し、サラッと「最悪、死ぬけどそのつもりで」などと実験内容を一方的に捲し立てて打ち切るその態度は、偏屈頑固な研究者そのもの。。

そのあまりの傍若無人さに、のんびり屋のファットマンはともかくマギーは思いっきり不機嫌に、最後には会話もしたくないと言わんばかりに声が平坦になっていく。むくれちゃうマギーさんかわいいよマギーさん
破壊された「ヘンなの」には興味を示さず、むしろ満足いくデータを取らせてくれた主人公に強い興味を示す。
というか声を聞けば分かるが、ミッション1終了後にファットマンに回収される主人公を見ながら不穏な会話をしていた奴らの片割れはこいつである。

人物としてはその他人を小馬鹿にしたような物言いはⅤでの主任を思わせるが、その本質は正反対。

高らかに愛を謳い、あえて恐怖と反感を煽る人格を演じることで「人間の可能性」を見出していた主任に対し、財団は『人類は自ら破滅へと向かっていく愚か者』と見下し、『人は、人によって滅びる』と嘘偽りなく本心から嘯いている。

あらゆる敵を悉く焼き尽くす主人公に深く執着するのも、死神部隊と同盟を組んで傭兵を狩っていたのも、『神様を打ち破る「黒い鳥」など存在せず、人は弱く愚かな生き物である』ことを証明するためであり、主人公が最大の障害と認識した後は“J”に特殊兵器を与え、最後の勝負を仕掛けてくる。




まあ、こんなもんかね
終わってみるとあっけない

この戦いで、僕らが殺した“候補者”の数は、全部で51人
彼女で52人目か

もうめぼしい奴は残ってないと思うよ?
君以外は

そして、ここでこれから君も死ぬ


神様は間違えてる

世界を破滅させるのは、人間自身だ!




以下余談
  • その正体は『ACVD-LINK アーカイブス』にて登場する“アイザック”と見られている。(´圭)
 荒廃した世界とそれを作りあげた人間達を強く憎み、主任やキャロりん相手に『欠陥だらけの人間に作られたなら君たちも欠陥だらけ』と淡々と言ってのけるそのふてぶてしい物言いから、ほぼ確定とみていい。

  • 主任と同じく自機COMボイスとして配信されており、主任ともども「煽っていくスタイル」と称されるほど神経を逆なでする口調で此方のオペレートをしてくれる。

  • 「戦いこそが人間の可能性、その果てに滅びるならそれもまた良し」と人間の可能性を信じる主任、「“可能性”なんて存在しない、『例外』も認めない」と人間の全てを否定する財団、そして人類再生の使命を果たすために観察と裁定を行うキャロル・ドーリー。この三人による“評決”はまだ決着が着いていないらしい。彼らのVERDICT DAY(評決の日)はいつ訪れるのか。

  • ネタキャラとしての財団
“J”がその方面の候補者になってしまったため、巻き添えで彼もその道に引きずりこまれている。
もっとも終始責めのJに対し此方は犠牲者役か加害者役かその時々で変わるのだが。



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最終更新:2024年01月01日 23:18

*1 ※環境改善と工業力向上により“行商集団”は消滅

*2 ACVにおいて“武力”を売ってミグラントはVDでは“傭兵”と“ストーカー(Storker/運び屋)”という職業に細分化されている