メタルギアREX

登録日:2013/12/22 Sun 01:16:12
更新日:2024/03/31 Sun 15:12:34
所要時間:約 9 分で読めます






スネーク!この歴史的な兵器を拝みながら死んでゆけ!兄弟へのせめてもの気遣いだ。
今から見せてやる!21世紀を導く悪魔の兵器をな!!



メタルギアREX(レックス)とは、METAL GEAR SOLIDに登場する核搭載二足歩行戦車。メタルギアシリーズに関わってくる『メタルギア』の一体。
「REX」という名称は第二次世界大戦中に連合国が日本の戦闘機「強風」につけていたコードネームが由来だが、
有名なティラノサウルス・レックスを髣髴とさせる威容を誇る。
当時はMG1のTX-55、MG2の改Dに続く3機目のメタルギアだったが、シリーズが続くにつれて先輩がどんどん増えていった。
なお時系列上純粋な「核搭載二足歩行戦車としてのメタルギア」は、本機が最後である。

この機体以降メタルギアは獣のように咆哮するが、これは二足歩行の為に大量に存在する各パーツ同士が、
ある特定のポーズをとった際に干渉しあって生じる、軋み音とでも言った物。ぶっちゃけ威嚇と言うより機体的には悲鳴に近い。カワイソス



□武装
詳細は後述するが、右肩部分に搭載されたこの戦車の肝。
全長28mの超大型砲の戦略兵器で、基本的には機動兵器や歩兵との戦闘用ではない。
使う弾頭の威力について詳細は分かっていないが、MGS4において「軌道上の衛星を狙った場合の加害半径はせいぜい300m」と言及されている。

  • 30mmガトリング砲
射撃管制装置で制御された、防衛用の火器。機体上部に左右対称に2基搭載されている。
恐らくは30×173mm弾を65発/秒で撃ち出すGAU-8 Avengerと思われる。
本来人間にぶっ放すような代物ではない。

  • 対戦車ミサイル
作中では人間めがけて5発程連射してくる。
ゲームだから超至近距離でセミアクティブ式なので命中率は高く超人には回避出来るが、ゲーム中でも意外とかわし難く、調子ぶっこいてると食らう。

  • 自由電子レーザー砲
レールガン以上にオーパーツ。
チ○コ砲機体下部に設置されており、完全に対地用兵装。
凄まじい電力を要するレーザー砲の仕様上、当然と言えば当然だが。

そのためか連射もせず近距離でしか作中で使用しないが、後輩のウォーターカッターよりも威力は数段上。

  • パイルバンカー
脚部に爪のように設置されており、レールガン発射時のスパイクとして用いるのが主用途。
作中ではを踏みつぶす為だけに存在する。

  • 格闘プログラム(MGS4のみ)
近距離戦闘で敵を蹴る、踏みつぶす、体当たりする等の動作がプリセットされている。
未完成の機能であり、汎用性に欠ける・機体への負担が大きい・そもそも搭載火器で十分…といった理由で封印されていた。
が、REX建造時にオタコンがこっそりデータだけ残しておいたらしい。理由はただ一つ。趣味
更にオタコンの弁ではどうも対人だけでなく、同等のサイズの相手を想定した動作も作っていたらしい。
MGS4ではメタルギアRAYとの戦闘で使用を解禁され存分に威力を発揮、勝利に貢献した。



□設定
冷戦期には業界2位の規模まで上り詰めていたアメリカの兵器開発企業アームズ・テック社の経営は、冷戦終結と共にみるみるうちに悪化していた。
参加していたSDI計画*1が中止され多大な損失を被ったばかりか、業界随一のステルス技術を持っていたにもかかわらずコスト問題から次世代主力戦闘機開発計画の権利も獲得し損ねてしまい、苦肉の策としてメタルギア計画を持ち出した。

一見、思い切り時流に逆行している計画にしか見えないが……あながちそうとも言い切れない。
この時代はソ連が解体して以降、第三世界やテロ組織にソ連が保有していた核弾頭が流出したとされており、
専守先制の思想から、核ミサイルの発射位置や攻撃した主の存在を気取らせず敵対組織を丸ごと「消し飛ばす」ことが可能な戦力を求めるタカ派も存在したのだ。

そうした理由から、かねてより同社と癒着もしていたDARPA(国防高等研究計画局)は共同開発に踏み出した。
場所はアラスカ、フォックス諸島沖の孤島、シャドーモセス島。
現地の漁師も気味悪がるうってつけの場所で、核兵器廃棄所を設置したというカモフラージュも出来、研究開発にはおあつらえ向きの土地である。

その性質上、当然というべきか国家予算に計上されない極秘(ブラック)プロジェクト。
主要な開発メンバーにさえ真相は伏せられており、あくまで「移動可能なTMDシステム*2のプラットフォーム」として開発が進められた。


AT社「DARPAさんから降り注ぐ国民の税金美味しいです。」


…ということに表向きはなっているが、首謀者の真の動機は別にあり、これが全ての理由という訳ではない。

更に、最早説明不要ならりるれろの創設者の一人が協力者なので彼らの全面的なバックアップが得られているのかと思いきや、
実際はあの組織にとっても完全に寝耳に水だったため、不興を買った。
尤も、あの組織は誰が構成員かも分からない名簿無き同好会状態なので、隠密裏のプロジェクトに関して意思疎通がままならないのも当然だが。


この機体の全高は、機能停止時の所謂お座り状態では全高17.3m。
限界まで脚部を伸長させて起立すれば、26.5mにもなる。メタルギアの中でもでかい部類。
他のメタルギア同様、「極力目立たないよう単独で、目的の座標まで移動した上で核を発射する」ことを前提している。

不整地等あらゆる地形を二足歩行で走破する為に搭載した強力なモーターによって、
10m程の高さまでならこの巨体でも跳躍出来、その脚力で疾走してのける。
更に、この出力で上記の武装を扱い、シュミレーション上で何度もテスト・検証を繰り返した結果、高い気密性と強固な複合装甲に全身を覆い、直接戦闘力も極めて高い。
HEAT(成形炸薬)弾の中でも高性能のものでもない限り損傷を負う心配も無い。
対空火力に不安はあるが、対地戦に限って言えば無双状態に近い。

後述の「弱点」を除けばスネークであっても倒す手段は皆無に近く、シリーズが進んでメタルギアが多数登場した後も、(MGS1のパラレルワールドにあたる)GBに登場したメタルギア・ガンダーと並び最強のメタルギアと名高い。

だが、この機体の最大の特徴はその戦闘力ではなく、歴代のメタルギアの中でも特殊な要素と言える「ステルス核」にある。
核弾頭自体に様々なレーダー攪乱措置を施してあるのは無論だが、レールガンで「投射する」ことで
通常の核ミサイルのように噴射するロケットorジェット推進を熱源探知では補足できず、迎撃や報復に打って出ることすら出来ない。
しかも念入りなことに地中貫通核弾頭でもあるため、標的が核シェルターに籠もっていようがお構いなし。
狙われたが最期、敵対勢力はWhat以外の5W1Hの殆どを悟ることもないまま消し炭にされてしまう。

MGS1作中で言及のある戦略兵器削減条約(STARTⅡ、STARTⅢ)はあくまで大陸間弾道ミサイル等従来の戦略核兵器のみを対象としているので、
ロケット噴射がなくレールガンを大砲代わりに核弾頭を放り投げるだけに等しい(戦艦の核砲弾に相当する)この方式なら対象外というおまけ付。


そのため、このメタルギアREXは歴史の中に複数存在したメタルギアの中でも異質な存在で『悪魔の兵器』と称される。

メタルギアZEKE?サヘラントロプス?…うっ………頭が……


こんな洒落にならない機体本体の開発主任はアームズテック社の社員、当時はまだムサくて冴えなかったガチヲタ
当人は、ミサイル迎撃に用いる防衛用兵器と言う建前を馬鹿正直に信じていた。

「戦域ミサイル防衛用にこんな兵装要る訳ねーだろ」
「そもそも防衛用兵器なら単独での走破性とかいらねーよ」

という突っ込み所のある口実だが、辛い現実から逃避する為の夢を実現する手段として兵器開発を選んだ彼にとっては、
そう深く考えるような問題ではなく(というか考えたくもなく)、ホイホイ開発してしまった次第。

だがこんな超兵器にも、致命的な問題点がある。

情報収集の手段を機体上部左側面に設置されたレドームのみに頼っており、光学カメラなどの目視する方法が無い。
このため、人間程度の熱源が物陰に隠れて音も碌に立てずにいると、半径数十m内でも簡単に見失う。
こんな性能な影響で、チャフグレネードを喰らっただけでも10mも離れてない対象への標準も大幅に狂ってしまう
(まぁこれはゲーム上の都合でもあるが)。

そして、このレドームは全身を覆う複合装甲と異なり、他と比較すると装甲が薄い。
流石にスティンガーミサイル一発で粉砕する程脆弱ではないが、この箇所を破壊されるとパイロットは情報収集が不可能になる。
そうなれば最早、恐竜の口にあたる部分に存在するコクピットのハッチを開けて、直接肉眼で敵を探さなければならない。
当然射撃管制システムなぞ頼れず、敵に照準を合わせるのも勘頼り。

Q「そんな弱点を残したまま開発してたのか?」
A「人間みたく弱味があってこそ魅力がある。完全無欠なメカなんてつまらないさ」

敵の機動兵器等と交戦中に生身を晒さなければならない上に突き出すなんざ正気の沙汰ではなく、ぶっちゃけポンコツメカ一歩手前である。

更にこうした機体性能もあって、2005年(MGS1)時点のREXの性能では、
レールガンで核弾頭を発射しても狙った場所を正確に狙い撃てる程の命中精度はまだ無いらしい。

明言された数値はないが、少なくとも仕様では射程距離5000kmの中距離弾道ミサイル並みの射程を有した上でCEP*3は最新ICBMに匹敵する50mであり、それを踏まえて"かなりの問題があった"(シャドーモセスの真実より)となると、1988年には廃棄された車軸輸送型のパーシング中距離弾道ミサイルより劣悪ということになる(パーシング IIのCEPは30m。さらにいうと地中貫通弾頭も装備可能)。
そしてステルス技術を駆使した慣性誘導も備えた核弾頭をレールガンという複雑極まりない投射システムで飛ばすことも考えるとメガトンクラスの大威力弾頭とも考えにくい。*4
と、すると本来の開発仕様である先制核攻撃(地下に建造された硬化サイロや隠蔽壕の有効範囲内に確実に命中し破壊する)の用途としてみると、近接戦闘以外は20年近く前に廃棄された兵器より低性能、高価で信頼性がない最新兵器という感じに・・・
露見したら民間はおろかタカ派からも失望されかねない状態で、兵器プロジェクトとしてはポンコツ以前の問題である。(よくて上述の条約回避の詭弁が通るぐらい。)

むしろオタコンが思い込んでいた戦域ミサイル防衛用として運用したほうがまだ有用ではなかろうか?(国土防衛用では不必要でも、前線に近い戦域司令部において使用するのであれば、走破性もそこそこ有用であるし、迎撃目的ならレールガン弾頭のステルス技術等も当然必要ないし、上記で無用の長物とされた武装や装甲も、前線での非常時の自衛用としてなら筋が通る。むしろ先に挙げられた索敵システムの欠点は、迎撃用という偽りの仕様でオタコンが設計していたが故に盛り込むことができたとも推測できる。もっとも「じゃあレドームをもっと強固にしろよ」「周囲監視用のキューポラぐらいつけろ」という話になるので、結局ポンコツには変わりないのだが・・・)

だがAT社は、そんなDARPAの要求する進捗計画や納期を満了出来そうもないために、虚偽申告してきた。
まぁ、よくある話だが。本当はよくあったら困るんだけどな!

流石にこのままではAT社もその他関係者はあかんと思っていたために実施されたのがシャドーモセス島における発射実験であり、本来ならここでの実験データをもとに改修される予定だったと思われる。

□作中の活躍
件の地シャドーモセス島に於いてハイテク特殊部隊FOXHOUNDが、表向きただの軍事演習と偽ってメタルギアによる核弾頭発射実験に随行した際に武装蜂起。
メタルギア計画の主要人物を人質にとって要求をつきつける籠城事件が勃発。

ロイ・キャンベルは、過去に2度メタルギアを無力化した伝説の英雄ソリッド・スネークを召喚、というか拉致し、この部隊の無力化を命じた。

何も知らされないままピエロの如く転げまわりつつメタルギアREXの起動及び核発射能力を無力化しようと試みたが、
結局リキッド・スネークの策略によってREXは起動してしまい、スネークは単身この鋼鉄の巨竜に挑んだ。

REX相手に奮戦するも、パイロットとしては超エース級の腕を持つリキッドが操るこのメタルギアの強さは尋常ではなく、
スネークでも歯が立たず窮地に追い込まれる。

その窮地を救ったサイボーグ忍者が決死の特攻を仕掛け、
スティンガーミサイルでも破壊出来なかったレドームに謎のロックバスター的装備をしこたま撃ち込み
(TTSでは高周波ブレードの投擲も加わる)傷をつけ大健闘を繰り広げるも、自由電子レーザー砲の一撃により左腕を切り落とされ形勢を逆転される。
REXの頭部で壁に挟まれ圧死されかけながらも決死の攻撃を続けたことでようやくレドームは破壊されるが、
最早抵抗する力はサイボーグ忍者にはなく、踏み潰されて落命。REXに踏みつぶされる彼の台詞はシリーズでもかなりの名シーン。

サイボーグ忍者のお陰でリキッドは生身を晒すしかなくなり、リキッドが生身を晒したところで、
その頭上にスティンガーミサイルをかましてREXはその活動を停止した。

その後、破壊されたREXの上までわざわざ気絶したスネークを運ぶタフなリキッドと、運搬されたスネークによって肉弾戦の死闘が繰り広げられる。


作中に名前だけ登場。シャドーモセス事件の後、オセロットの手で設計図が流出、世界中にREXモドキが氾濫してしまったことが語られる。
配備した国の数など具体的な情報は無い。(多少劣化したとしても製造・配備にはそれなりの資金・技術力が必要なはずであるが…)
これが反メタルギア団体「フィランソロピー」や、対メタルギア兵器である「メタルギアRAY」が誕生するきっかけとなった。
なお、作中で閲覧できる「シャドーモセスの真実」では、メタルギアについて国防総省の高官が「アメリカでメタルギアを開発する価値はほぼない。むしろ第三世界のごろつき国家にとってこそ価値が高く、そうなったら大混乱となる」とMGS以前に語ったとされており、皮肉にもアメリカにとって価値が低いとされたメタルギアの技術がアメリカから流出した結果、その通りの事態が起こってしまったといえる。


リキッド・オセロット一派より早く、REXのレールガンを確保する為に再び駆けつけたスネークと雷電
レールガンの確保には失敗したが、崩壊する基地から脱出する為、一か八かでREXに搭乗する。
この瞬間、一時的に本ゲームのジャンルがステルスアクションから重厚なロボットアクションに切り替わる。

「こいつ、まだ使える!?」

何と、かつての戦いではREXは計器を破壊されただけに等しく、
メタルギアMk.Ⅲを介してオタコンがOSや操縦系統の再編成を行えばまだまだ操縦可能だったのだ。

………いや、無理だろ。確かにコクピットの中をスティンガーミサイルで粉砕したぞスネークさんは。
……リキッドといい頑丈ってレベルじゃねーぞ。

流石に長年の無整備や戦闘の余波によってガタは来ているものの、
オタコンの必死のリアルタイムリプログラミングによって稼働状態を維持し続けた。
その時の状況は、空中で自壊し続ける飛行機を、修理しながら無理矢理飛ばし続けるようなもんだったという。


無数のヤモリを蹴散らし、どうにか搬出口を経て基地から脱出するまで全力疾走をしてのけたが
出口である港湾部にはリキッド・オセロットが駆るメタルギアRAYが待ち伏せていた。
そこで再度の兄弟対決、それも今度はメタルギア同士の鋼鉄の怪獣決戦に突入する羽目に陥る。

言わずと知れた天才パイロットであり、なおかつオセロットとしてのRAYの操縦訓練も備えたリキッドが駆る、REXの天敵とも言える対メタルギア兵器のRAY、
というどう考えてもスネークに勝ち目の無いシチュエーションだが、タダでやられるREXではなかった。
ぶっちゃけ思考だけリキッドごっこしてるオセロット相手ですし。

ロボアニメ大好きロボヲタのオタコンが秘かに仕込んだ格闘戦用プログラムに加え、外部(ガウディ)からの制動補助のお陰で旧式でありながら互角と言える戦闘力を発揮、死闘の末辛くもRAY撃破に成功する。ミサイル迎撃、または戦略核兵器という目的はどこいった?

それと同時に、元々ガタが来ていたREXにも限界が来て、とうとう稼働停止したのだった。


ちなみに小説版MGS4ではリキッドのRAYは2に登場した試作機ではなく、無人型を有人型に無理やり改造したものという設定になっている*5
統合管制に基づくAI制御が前提だった量産型RAYに無理矢理コクピットをねじ込んだために動作がちぐはぐなRAYに対し、REXは元から有人型として開発されていたために操縦面でのアドバンテージも発揮できたようだ。


□パロディ
PWではモンスターハンターシリーズとのコラボレーションで、スネークを使いモンスターと戦うサブイベントが盛り込まれている。
大空を舞うチキン野郎・火竜リオレウス、地獄から来た轢殺マシーン・轟竜ティガレックスを撃破すると、今作品オリジナルモンスターとして、鋼鉄の牙王・核竜ギアレックスが出現。
名前で分かる通りREXがモンスターになったデザインであり、右肩にはレールガンを模したような器官があり、酸を射出して攻撃してくる。
モンスター島ことイスラ・デル・モンストルオで撃破してしばらくすると大型の個体がマザーベースを襲撃し、迎撃に出たスネークとG殲滅作戦を繰り広げることとなる。
ちなみに製作段階ではRAYもモンスターとなる予定だったが、没となったそうな。



□関連商品

玩具としては、1/48サイズとそのハーフサイズの塗装済みフィギュアと、1/100のプラモデルが存在する。

フィギュアの完成度は極めて高く、ポージング次第で36~55cmという可動域と設定に忠実に再現した細かいディテールで、
忠実に重厚感も再現されている。お値段高いけどね。

強いて言えば、劇中交戦した格闘庫は暗いこともあって、見本共々その色合いにより重厚感を増していたが、
実際の商品は色が明るめでそこで少々重厚感を損なう点と、
バカでかいレールガンとレドーム(特に前者)は強度の関係上可動範囲が存外狭めな点が欠点か。

プラモデルはコトブキヤから発売され、MGS版・黒版・MGS4版の3種が発売。
メカに定評のあるコトブキヤだけあって稼働は良好でミサイルハッチも差し替えなしで展開、自立可能だが台座が付属するため長時間の展示も問題ない。
しかし成型色はグレー一色なため劇中仕様再現には塗装必須、リキッドなども付属するがこちらも白一色で塗装が必要。
黒版はデザイナー指定により成型色の変更と各種マーキングデカールが付属している。
MSG4版はレールガンがないものの劇中通り破損した各部再現のために破損したレドームなどは新規パーツで再現されている。

フィギュアに比べればプラモなため再販され入手機会はあるものの2020年11月時点ではMGS版は3月に再販したものの公式通販では完売しており店頭在庫を探すしかなったが、2022年4月に再版。
黒版は一度だけ再販されたものの2016年だったため入手困難になっている。
MGS4版は同じ2016年に発売され再販はされていない、しかし他のREXが数年先に出て価格差があるにしても本編同様の再現された影響でレールガンや機体の各部が
欠損しているにもかかわらず定価が他のREXよりも高いこともありネットでは半額近くまで値下げになった店もあり店頭在庫も意外と探せば見つかる。





スネーク!!
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最終更新:2024年03月31日 15:12

*1 Strategic Defense Initiative、「戦略防衛構想」のこと。衛星軌道上に弾道ミサイル探知用の早期警戒衛星、レーザー兵器や運動エネルギー兵器を搭載した迎撃衛星などを配備し、これらと地上配備型の弾道ミサイル迎撃システムを連動させることで、飛来してくるICBM(大陸間弾道弾)を迎撃・撃墜して無力化してしまおうというもの。その壮大さから「スター・ウォーズ計画」とも呼ばれ、いくつかの成果は挙げたものの、開発費の高騰や技術的困難によって先行きが怪しくなり、最終的に冷戦終結と相前後して中止された

*2 Theater Missile Defense、「戦域ミサイル防衛」のこと。SDIと同じく弾道ミサイル迎撃を目的としているが、こちらはICBMを想定していたSDIと異なり比較的短中距離の弾道ミサイルを標的としており、地上配備型の迎撃システムを主軸としていた。現在は長射程弾道ミサイルを標的としたNMD(本土ミサイル防衛)と統合され、BMD(弾道ミサイル防衛)もしくはMD(ミサイル防衛)となっている

*3 Circular Error Probability、「平均誤差半径」を示す略語。広義の命中精度を示すもので、平均弾着点からどれくらいの半径の円内に理論上ちょうど半数が命中するかを表す(例えばCEPが100mの弾道ミサイルの場合、平均弾着点から100ⅿ半径の円内に発射されたうちの半数が着弾することとなる)。

*4 明確な設計威力は明かされておらず、前述の加害半径も爆風などがない衛星軌道の話でしかないが、単純な火球サイズとすると推定核出力は広島・長崎型の原爆レベルに相当する

*5 実際、この時のRAYは頭部以外は無人型に近い見た目をしている