雪村涼乃

登録日:2013/12/22(日) 00:21:33
更新日:2024/02/29 Thu 21:54:49
所要時間:約 6 分で読めます




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「……あなたは、なんですか」


雪村涼乃(Suzuno Yukimura)とは、ういんどみるOasis制作のエロゲー、ウィッチズガーデンに登場するヒロインの1人。


CV:遥そら
アバター:魔女
身長:156cm
体重:42kg
スリーサイズ:83(C)/55/81
血液型:A型
誕生日:2月17日
所属:私立風城学園1年A組 ※学級委員
好きなもの・こと:……。(真顔で考えているが思いつかない模様)
嫌いなもの・こと:食べ過ぎ、不測の事態
テーマ:Millky ice


主人公、有馬洋輔が風城の城壁の上で出会った二人目の魔女。
名門雪村家の後継ぎとされている長女で、明乃という名前の妹がいる。


クールで物静かなお嬢様タイプの人間で、入学セレモニーの際に新入生代表の挨拶を行ったり学級委員長を務めたりもしている。
そういった気質故にどこか近寄りがたい印象を漂わせており、積極的に自分から彼女と関わろうとする人は少ない。
しかし、根はとても真面目で他人からかけられた期待には誠意をもって応えようとするなど意外と親しみやすい性格だったりする。
作中では読書好きという一面からあやりとも本のことで話すようになっていったりもした。


代々風城で魔女を輩出してきた家系の跡取りということもあって、魔女と言う存在に対する誇りとかける熱意は人一倍強い。
魔女としての特殊メイクである氷のようにパリパリと煌めく髪と、瞳に映る雪の結晶型の紋様は常に欠かさない。
登校の際もネズミが変身したという執事が操るかぼちゃの馬車に乗ってくるなどメルヘン的な魔女らしさ全開である。
その実力も非常に高く、ナイトパレードでは白系統の魔女衣装に身を包み、愛用の弓型ワンドであるフライシュッツを用いて
正確無比な射撃を次々と撃ちだし、瞬く間に多くの魔物を倒していく程である。


魔女であることに強い誇りを持っていることから、その点に関してはつい他者に対して厳しくなってしまう。
作中では周りを巻き込むような膨大な魔法を放とうとしていたあやりに苦言を呈したりもしていた。
加えて、名門の出自で魔女という存在を知りつくしている故に、あやりの扱う魔法の不自然さにいち早く気付いた人物でもある。
また、別の個別ルートでは魔物を狩るのは魔女の役目だとして、騎士団やストライダーと敵対したりすることも。


風城の実質的なトップである門音蒔絵が彼女の師匠で、妹の明乃と共に裏で会合を重ねている。
プロフィールにあるように不測の事態を苦手としており、最初にあらゆる事態を細かく想定してから動くタイプ。
だが、それは逆に敷かれたレールの通りにしか動くことができないということも意味しており、その現実に時に迷いを見せることもある。
才能任せに感情の赴くままに行動を繰り返す明乃とは良くも悪くも正反対の存在。

以下、あやり関連のことも含めたネタバレ。





















風城に漂う魔力を媒介に本物の魔法を扱う魔女(ソーサレス)で、風城の裏の顔についても知っている存在。


自身の個別ルートでは偶然居合わせた洋輔と共に記憶喪失になってしまったあやりを発見し
そういったことから洋輔やあやりと一緒にいる時間が増え、三人の間に信頼関係が築かれていくようになる。


特殊メイクとされていた凍った髪と瞳の紋様も、本当は雪村家に伝わる秘術によるものであり
雪村の女は代々、魔道の道へと入る際にその証として母親からそうなるように処置を施されるとのこと。
故に、自分の髪を魔女としての誇りの一つと思っており、他の誰にも触らせたことはない。


そういった関係から涼乃の凍った髪を綺麗だと言って触ろうとしたあやりに対して拒絶するような態度を取ってしまったりもしたが
涼乃はあやりと友達としての時間を過ごしていく中で既に彼女を大切に思うようになっており
その反面で、髪を凍らせてまで魔法に打ち込んできた自分とは違って、自然体でありながら綺麗な容姿と魔法の才能に溢れたあやりに
半ば嫉妬に近い感情を抱いてしまっており、無意識のうちに比較してしまった自分のことを恥じていたといった本心を明かしてくれる。
そして洋輔のアドバイスも受けて、あやりに自分の髪を梳かしてくれるように頼み、二人の仲は益々深まっていくことになる。


が、ある日あやりがキャスターともソーサレスとも違う特別な存在
風城全体の魔力を支える魔女(ウィッチ)であるということを知り
自分の扱う魔法が、記憶を失うほどに魔力を抽出される友人の犠牲のもとに成り立っているという現実に直面。
そのことに向き合えずに塞ぎ込んでしまい、一時期は自分の誇りであった魔女であることすら捨てそうになってしまう。


そんな不甲斐ない姉の姿に苛立った明乃から今の姉さまには後継ぎは任せられないと本気の勝負を申し込まれてしまう。
その時もまだ迷ったままの涼乃は防戦一方となってしまうも、乱入してきた洋輔の後押しを受けて気持ちを切り替え
たとえどんな犠牲があろうとも、自分は魔女であるという誇りの下に再起し、瞬時に明乃を下す。
涼乃は常に真っ直ぐだった明乃に憧れだからこそ良い姉でいたかったこと、明乃も涼乃は自分の目標だったことを語りお互いの気持ちを再確認。
そして自分の為に体を張ってくれた洋輔の気持ちも受け入れ、二人は恋人となる。


「涼乃はっ、女としての経験は、何もございませんけれどっ……」
「逃げません。もう、逃げません」
「涼乃を、女にしてください。あなたという人の……」
「お慕いしておりました、洋輔さん……。前からずっと、お慕いしておりました……」


元より個別ルートに入ってからは女らしい恥じらいや、面倒見の良い部分を見せてくれるが
そのキャラクター性は恋人になってからを境に更に魅力を増していくことになる。
告白を受け入れお互いの愛を確かめ合った次の日に早速、あやりと悠子に恋人になったことを報告。
「涼乃は、洋輔さんの女です」という宣言を皮切りに
馬鹿正直に抱いてもらっただの、操を捧げただの、子種もたくさん頂いただのと言いたい放題言いまくって、俺らを萌え殺そうとする。


だが、それ以上に必見なのが学園で発した渾身の冗談
それは側にいた人々に絶対零度の極致をもたらすほどの凄まじさを誇っている。
(言った本人は超ドヤ顔で、クラスメートの1人である悟朗には何故か好評だった。)


その後はあやりに関する深い情報も知っていくことになり、29日周期の魔力抽出の度にリセットされるあやりの記憶をどうにかして残せないかを模索していくことになる。
そして、雪村家の秘術を応用してあやりに僅かでも記憶を残すという方法を見出し、魔力抽出を担当している師である蒔絵に洋輔と共に挑み、激闘の末に勝利を収め、その大任の後を任されることになる。


最終的にあやりは涼乃や明乃と同じ凍った髪と瞳の紋様を得ることになり、記憶もある程度は保持できるようになった。
涼乃は友人のあやりと妹の明乃、そして恋人である洋輔と共に幸せな時間を手にすることができたのだった。


「洋輔さん」

「一緒ですね、みんな……」

「……これからも」





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最終更新:2024年02月29日 21:54
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*1 出典:ウィッチズガーデン ゲーム画面 ういんどみるOasis 有限会社アレス 2012年11月30日 ©Windmil / ARES Inc.