カイザ・ムラカミ

登録日:2013/12/21 Sat 18:38:39
更新日:2023/02/04 Sat 02:02:25
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アニメ版「ギャラクシーエンジェル」第4期 第9回(17話)の
「コ・ロ・ロ・ロシアンティー」に登場した元流星塾生一流の殺し屋。

ラッキーガールたるミルフィーユ暗殺を計画。
殺し屋5つの誓い」に基づいて任務を遂行する。


◆ストーリー

本編は一流の殺し屋であるカイザ・ムラカミが政府高官を爆殺するところから始まる。

次にムラカミが狙うのはミルフィーユ。
実績だけは立派なエンジェル隊の基地に整備員として潜入。エンジェル隊から歓迎を受ける。

ムラカミは早速任務開始。
常にミルフィーユの背後をとり彼女を観察していたが(他のメンバーからはバレバレ)、自身の秘密がノーマッドにバレてしまう。
ノーマッドを消そうとするが、エンジェル隊の情報や「あんなことやこんなこと、人に言えないちょっぴり恥ずかしい話」
提供してもらうという条件をのんで行動を共にすることに。

健康食品マニアであったムラカミはちょうど同じものにハマっていたミルフィーユと打ち解け、いつの間にか自分の中で
「深く愛しあう恋人」にまで昇華していた(もちろんミルフィーユにそんな気は無い…筈)。
思い上がりも甚だしいが、任務遂行のため涙を飲んでミルフィーユを射殺
しかし、仕事を終えエンジェル隊に別れの挨拶を言いにきた彼が見たものは「額に穴が空いてる」だけで
いたってピンピンしているミルフィーユの元気な姿だった。


「ここじゃど頭ぶち抜かれても復活する呪文でも教えてるのか!?」


と、このアニメにおいてはこれ以上ないほどに無意味なことをノーマッドに問いかけるムラカミ。

使用したスナイパーライフルに不備があったわけではなかった(中佐で証明した)。
「こんな素敵な人こそ撲殺がふさわしい」という謎理屈で棍棒による撲殺を行なうがそれでもミルフィーユは死ななかった。
射殺しようが撲殺しようが毒殺しようが(石切場で)爆殺しようが、何故かミルフィーユは死なない(その度に中佐が巻き込まれている)。

カウンセリングを受けたムラカミは、アドバイスに従ってミルフィーユをハイキングに誘う。
彼女の提案で毎年遭難者が続出している難所の山へ行くことに。


ミ「絶好のハイキング日和ですね」 (雷鳴)


荷物持ちの中佐を連れて山へやってきたムラカミ、ミルフィーユ(とノーマッド)。
仕掛けた罠でミルフィーユを攻撃するがやはり死なない。そしてその度に巻き込まれる中佐。


これだけやっても何故死なないのか。

ムラカミは目的地である古びたお屋敷で待ち構えていたフォルテ達から衝撃の事実を知らされる。
なんとミルフィーユは健康食品へ熱が入りすぎたのが原因か、ある日突然あっさりと死んでしまったのだ。
クローゼットを開けるとミルフィーユの死体が。つまり今ここにいるミルフィーユは幽霊
どうりで死なないわけである。



ターゲットが既に死んでいたのなら殺し屋の出番は無い。
だが殺し屋としての意地があるムラカミは祈祷師のような姿に「変身 」(掛け声+効果音付き)。
ミルフィーユを蘇らせ自らの手で殺そうと意地を見せるのであった・・・



◇◇◇



分かる人なら項目名を見た時点で既に気付いているだろうが、このキャラは声を担当する村上幸平氏自身と、彼が過去に出演していた「仮面ライダーファイズ」内で演じた役・草加雅人及び仮面ライダーカイザにちなんだもの。
祈祷師への変身時にはクのフェイスペイントと錫杖を用意する凝りようである。
出演のきっかけも「ファイズ」で脚本を担当し、今作ではシリーズ構成を担当する井上敏樹氏が村上氏と一緒に飲んでいたことから。
かつて草加雅人という強烈な悪キャラを怪演しただけのこともあり、カイザ・ムラカミの黒い部分の演技は流石の一言である。

…が、何故かこの回の担当は井上敏樹ではなく、大和屋暁だったりする。


この回にはファイズやその他特撮ネタ、村上氏自身にちなんだネタがいくつも含まれている。


生き返らせてまでミルフィーユを殺そうとする姿は、ノーマッドに「実はけっこういい奴なんじゃないか」とまで言われた。



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最終更新:2023年02月04日 02:02