GGGスタッフ

登録日:2013/12/21 Sat 00:50:40
更新日:2023/11/01 Wed 22:53:26
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勇者王ガオガイガー』及び『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する架空の防衛組織『GGG』のスタッフについて解説する。
ここでは他に外部スタッフや国連事務総長などについても解説する。


ガッツィー・ジオイド・ガード (Gutsy Geoid Guard)


【主要スタッフ】
ID5メンバーと、その血縁者が中心となっている。

●大河幸太郎
CV:石井康嗣
宇宙開発公団総裁でありGGG長官。所沢出身の45歳、蠍座。
いかなる状況においても冷静に状況を判断する。凱たちからの信望は厚く、また彼自身も勇者たちに絶大の信頼を置いている。

ちょっとキザなナイスミドルで、色々承認する時に思いっきり叫ぶのが特徴。妻と二児の子持ち

ID5時代のコードネームは「ゴールドタイガー」。
チタンヘッド・ドライバーというゴルフクラブを用いた必殺技を持ち、ゾンダーに操られた公団職員を昏倒させてピンチを切り抜けたこともある。
PS版でもその強化版、フルメタル・ドライバーを披露したが、腕原種の前には通じず、EI-72の素体にされてしまう。
GGGの機動部隊の戦術は凱を指導した彼のもの。

続編のFINALでは、公団に復帰。木星での体験からザ・パワーの資源利用の危険性を提唱し続けていた。

三重連太陽系に赴く際に、GGGに復帰。
この際、ガオファイガーのファイナルフュージョンプログラムを愛用のタイガーウッドに隠し持つというしたたかさも発揮している。
小説版ではタコ議員らの目を回避し、裏でヤン司令と段取りを確認していた。

前年は「ワルガイア三兄弟」の長男だった。

●火麻激
CV:江川央生
GGG参謀にして戦術アドバイザー。45歳、蟹座。ゴジラモヒカン頭にメガネがトレードマーク。
マッチョな熱血漢で作戦は一見してみると大雑把であるが、長年培ってきた勘と経験によって裏打ちされたものである。
当初、護を子ども扱いしていた。ある意味普通の反応だが。

通信機をよく握り潰すので、ベストの裏に10個の予備通信機を持っている。最初から潰すなは命同様禁句。
サブミッションに造詣が深く、凱達にも伝授している。

「体は鍛えておけ!」がモットーで、劇中では肥満体の牛山を片手で抱えて走ったり、飛んだりという荒技を見せ付ける。
ゴルディーマーグの超AIのモデルになった際は、かなりの負担がかかるはずだったが、何事も無かったかのように翌日から通常任務に就いている強靭な体力の持ち主。

ID5時代のコードネームは「シルバーピューマ」。IDスーツ着用時には、モヒカンにもプロテクターが装備される。
これをブーメランのように飛ばす技としてIDブーメラン(通称モヒカンスラッガー)という技がある。装着シーン見ていればわかる通りウルトラセブンが元ネタ。

参謀にもかかわらず凱に教えたのは格闘戦の技術である。GGGらしいというかなんというか。

前年の番長高校生と名前が同じであり、声優も同じ。


●獅子王麗雄
CV:緒方賢一
70歳。獅子座のA型。GGGエグゼブティブスーパーバイザー&研究開発部部長。凱の実父。
世界屈指のスペーステクノロジーの権威であり、世界十大頭脳の一人に数えられている。
イタズラ好きな性格だが、息子を思う心は誰よりも強い。妻である絆を木星探査船の事故で失っている。

年寄り扱いされることを嫌ってか、一人称は「僕」。

自作のジェット機能付きローラーシューズ・ジェットローラーを常時着用しており、嬉しい時は作戦中にも拘らず、ジェットローラーで飛び回る。
必殺技は「レオラリアット」。ジェットスケートにより倍加されたそのパワーは、想像を絶する。

木星決戦にてムラクモで単独出撃し、クラインスペースからの脱出方法を見つけ出し、脱出後もムラクモで情報収集を行う。
そのとき数が一つ足りず、その原種(心臓原種)が木星にいることに気付くが、その直後に翼原種の攻撃で機体が木星に墜落して大気熱によって大破したことで殉職する。
しかし、彼の意識ははザ・パワーの中に取り込まれ、同じく取り込まれた絆と再会。ザ・パワーを勇者ロボ軍団に与えた。

木星決戦後、麗雄の葬儀が行われ、形見のジェットローラーも墓に備えられた。


獅子王凱
CV:檜山修之
GGG機動部隊長。我らが勇者王にて浮気王。ゲーム版ではそれが顕著。詳しくは該当項目を参照。


●卯都木命
CV:半場友恵
GGG参謀部機動部隊オペレーター。
凱が高校時代から付き合っている恋人(当の凱の第一印象は変な女だったが)
彼の命がけの戦いを陰日向に支える。護や勇者たちのことを暖かく見守る姉のような存在。涙もろい性格だが芯は強い。

パスダー飛来時に起きた火災で両親と凱を喪い、傷心の日々を送っていたが、麗雄から凱がサイボーグとして蘇生したことを知らされ、凱の力になるべく、GGGに加わる。
ファイナルフュージョンのプログラムドライブや、ゴルディオンハンマーのセーフティロックを解除するのも彼女の役割である。
毎回毎回保護用プラスチックを叩き割るので、もうそれいらないんじゃないか、と視聴者から言われるのは日常茶飯事。

高校生の頃は新体操部に所属。カラオケでは演歌が得意分野だが、彼女自身歌はあまり上手くない。
ゲーム版外伝では、少々嫉妬深く、凱が自分以外の女と一緒にいたり鼻の下をのばしてデレデレしていると抓ったりしていることが判明。

テレビ版最終章では、パスダーの遺児とも呼べるゾヌーダに変貌し、愛する者たちを手にかけてしまうが、凱に助けられ、セミ・エヴォリュダーに転生した。
FINAL編では、バイオネットのギムレットの着せ替え人形にされたり、ルネに意地悪されたり、ソール11遊星主の攻撃で半死半生になるなど、苦難が続いた。


●牛山一男
CV:石川ひろあき
GGGメカニックオペレーター。牡牛座O型、22歳。
勇者ロボや各ツールのメンテナンスを行う。優しい性格であまり目立つ行動はないが、勇者を影から支える縁の下の力持ち。

愛称は「ウッシー」四人兄弟の長男で、末弟の末男は護の同級生(次男の次男は『ベターマン』の主人公・蒼斧蛍汰の同級生)。
ミリタリーオタクで植木を育てるのが趣味。メインオーダールームの木々は整備部である彼が整備している。

ガッツィー・ジオイド・ガードが秘密組織だったにも関らず、
弟たちに組織のことを話すなどと、機密には非常に疎い。まぁ、それで護が助かっている場面もあるけど。
でも牛山次男の学園祭の時に、まだ市販されていないミラーコーティング技術のスピンオフ作品である瞬間蒸着プラスチックミラーを26枚も用意したのはさすがにやりすぎな気も……。


●猿頭寺耕助
CV:柏倉つとむ(現:カシワクラツトム)
GGGチーフオペレーター兼諜報部所属オペレーター。27歳。頭脳明晰でGGGのメインコンピュータセキュリティを開発。
組織の一員としては不衛生な風貌によれよれの制服とボサボサの髪がトレードマーク。でもIQは300。

ボルフォッグの直属の上司のような存在でもある。戦闘ではゾンダーの解析を担当。
優秀なのだがワーカホリック気味であり、自身のことには少々だらしがない。
事実、自宅にはほとんど帰らずベイタワー基地内で実質暮している状態である、本人曰く「ここはよく眠れる」らしい。

劇中では明言こそされていないが、かなりの競馬マニアらしい。亡き父は大河や火麻の戦友だった。


●スワン・ホワイト
CV:ならはしみき
GGG研究開発部オペレーター。乙女座24歳。麗雄の助手も勤める。
世界各地の言語に精通しているが、肝心の日本語英語混じりで怪しい。

プロポーション抜群の美人だが、茶目っ気たっぷりな面もあり命とも良き友人。
一度だけ命に代わりファイナルフュージョンのプログラムドライブを行ったこともある。

機界新種戦後はアメリカGGG宇宙センターに転属したが、のちのクーデターで大河、雷牙、スタリオンと共に戦列に復帰した。


天海護
CV:伊藤舞子
カモメ第一小学校3年1組在籍。天秤座、O型。GGG特別隊員。
親譲りの歓喜時に「うわっはあ!」と言うのが口癖。成長したFINALではあまり言ってないけど。

師子王凱を「凱兄ちゃん」と呼んでいるが、最初は「おじさん」、「凱さん」と呼んだことも。

ゾンダーの存在を感知。ゾンダー核を元の人間に戻す「浄解」を使うことができる。
この時には、緑色のを放ち、髪が逆立ち光の翼が発生する。さらに飛翔能力も使用でき、Gストーンの動力率を上げ、また宇宙服なしでも宇宙空間で活動が可能となる。
強力な念動力を有し、様々な奇跡をGGGにもたらした。

実は機界昇華寸前の三重連太陽系「緑の星」からギャレオンによって地球に運ばれてきた宇宙人で、EI-02の出現を契機に秘められた力に目覚め、GGGに協力するようになる。

生まれ故郷「緑の星」で実の親に名付けられた名は「ラティオ」であり、ラテン語で理性を意味する。
三重連太陽系赤の星の出身者(ソルダートJ戒道など)は護を緑の星での本名で呼ぶ。

初野華とは北海道苫小牧に在住していた頃からの幼馴染で、ガールフレンドであり、クラス公認のカップルである。北海道時代に交わした「ある約束」を未だに覚えている。

機界新種戦後、他の星に潜伏しているであろう新種の脅威に晒されている人々の力になるためにギャレオンと共に宇宙に旅立った。

そして、本編から10年後となる「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」では新生GGG機動部隊の隊長となっている。


ガッツィー・ギャラクシー・ガード(Gutsy Galaxy Guard)


【主要スタッフ】
基本的に旧GGGのスタッフが主体だが、旧GGGに以前から協力していた組織の人間も参加している。

●獅子王雷牙
CV:緒方賢一
75歳、蛇使い座。アメリカに在住する麗雄の兄。新生GGGでは弟同様にスーパーバイザーとして活動。
弟同様、世界十大頭脳の一人で、アメリカ国防総省で機界文明に対抗すべくマイク・サウンダースシリーズを開発した。

自作のジェット機能付きスケートボード・ジェットボードを乗り回す。
必殺技は「ライガアッパー」。ジェットグローブによって倍加されたそのパワーは、神々をも震わせる。
麗雄とは似た者兄弟ということもあってか子供じみたケンカが絶えずにいる。
仲自体は非常によく麗雄の死には深く悲しみ、墓参りの際には形見のジェットローラーを自身の手で備えた。

非常に優秀な科学者ではあるのだが、私生活には多分に問題があり、ルネを始めとして、世界中に7人の妻と28人の子供、3人の孫がいる。
その女癖の悪さから、自業自得ではあるが、弟の麗雄からは軽蔑され、子供達からは酷く憎まれている。
しかし、雷牙本人は子供たちを等しく愛しており、ルネに至っては自らの身を省みず、彼女を救い出そうとしたこともある。
ベターマン』の阿嘉松滋社長も息子の一人で、小説版にてルネと会っている。

弟の死後は2代目スーパーバイザーとなり、ガオファイガープロジェクトに大きく関わった。アメリカGGGに転属するが、三重連太陽系に赴く際にGGG本部に復帰した。


●スタリオン・ホワイト
CV:岩田光央
アメリカ航空宇宙局勤務の雷牙の助手で、スワンの兄。27歳。後に雷牙博士と同じく新生GGGに所属した。妹と同じく英語交じりの日本語を話す。

マイク・サウンダース13世の超AIは彼の人格がモデルとなっており、この人格コピーの際の負担で、急激に痩せてしまったとか。
原種大戦後、GGGアメリカ宇宙センターに妹、雷牙共々転属していたが、クーデターの際に再び戦列に参加する。


●野崎通
CV:竹村拓
北海道にあった大型粒子加速機イゾルデの研究所長で麗雄の教え子。35歳。
ノーベル物理学賞候補でその探究心を突かれゾンダー化してしまった。事件後、GGGオービットベースのエネルギーシステム開発、イザナギのオペレーターに携わる。


犬吠埼実
CV:曽我部和恭
かつてゾンダーにされたが、その縁でGGGオービットベースの生命維持システムの開発、スサノオのオペレーターに携わる。詳細は項目参照。


●平田昭子
CV:井上美紀
人類初の重力制御システムを完成させるも完全な稼動には至らず、ゾンダーに利用され、自身もゾンダー化される。
事件後、GGGオービットベースの重力制御システム開発、カナヤゴのオペレーターに携わる。「私の理論は完璧です」が口癖で、これはGGG加入後も言っている。
『FINAL』では野崎・犬吠埼と共に地球圏に残留した。ゲームではどこぞの浮気王に口説かれた。


以下、機界新種戦後に加入した人物

●八木沼範行
CV:真殿光昭
対機界新種戦後の人事異動で宇宙開発公団総裁専任となった大河に代わりGGG第二目長官に就任した元防衛庁キャリア。
一回り以上年下の大河とは対照的に穏健な性格だが、堅実な指揮で難局に対処する。

『FINAL』1話ではファイナルフュージョンの承認に非常に時間をかけていたが、
続く2話では「勇者の判断を信じる」と的確にゴルディオンハンマーの承認を下しており、
さらに3話でGGGが国連に抗命して三重連太陽系に向かう際には、自身へのクーデター加担嫌疑を覚悟の上で大河に指揮権を引き渡し、
その行動を後押しをしている。
天下りだが、彼もまた勇者である。


●高之橋両輔
CV:小林清志
御殿山研究所所長。ナレーターとよく似た声を持つが関係性は全くない。(はず)
原種たちとは違う謎の生命体に肉体を乗っ取られ、特殊電波を使い世界中の男性達を行動不能にした。
その後、GGGの配置転換により三代目スーパーバイザーに就任する。
小説版では彼がGGGにやってくるシーンが追加され、命やスワンが上のドラマCDでの事件を思い出していた。

実は麗雄・雷牙と共に世界十大頭脳に数えられる人物。
口癖は「98%」。しかし、三重連太陽系に向かう際のクーデター時には「100%無理」と言っていた。三重連太陽系には赴かず残留。


パピヨン・ノワール
CV:川澄綾子
シャセールからGGGフランスに転属した生体医工学者。ルネの数少ない友人の一人で、彼女のメンテナンスも担当。
地質学者ロリエ・ノワールの娘。配置転換によりスワンの後任としてGGG研究開発部オペレーターになる。詳しくは該当項目参照。



外部組織

GGGと協力関係にある組織。フランスの対特殊犯罪組織『シャッセール』や中国人民解放軍・科学院航空星際部などが存在する。
一部の組織はガッツィー・ジオイド・ガード時代から技術提供を受けており、雷牙博士等も旧GGG時代は外部組織の人間だった。


●楊龍里(ヤン・ロンリー)
CV:中博史
中国で開発された風龍・雷龍の開発責任者。
軍属であり任務遂行を第一に考え、初期は嫌味たっぷりの男という印象(おかげで凱はかなりイライラしていた)だったが、GGGの活躍を目の当たりにしその考えを改める。
GGGとの研修を終えた後、風龍と雷龍をGGGに転属させる。

三重連太陽系に向かう際のクーデター時には、表向きではクーデター鎮圧部隊の司令官をしていたが、
GGGに風龍、雷龍を送り、後述のロゼ議長とともにGGGに地球の運命を託した。妻と2人の子供がいる。

FINALでは非常にかっこいい活躍が見られる。

ガッツィー・グローバル・ガードではスーパーバイザーを務めている。


●ルネ・カーディフ・獅子王
CV:かかずゆみ
フランスの対特殊犯罪組織「シャッセール」のサイボーグで、「獅子の女王(リオン・レーヌ)」のコードネームを持つエース。
獅子王雷牙の娘で、『ベターマン』に登場する阿嘉松滋は異母兄で、凱は父方の従兄。
両親が結婚していない事を含め、母方のカーディフ姓を名乗っている(当初は獅子王も名乗っていなかった)。

自らのサイボーグとなった所以からか、性格は粗暴で、他人との接触を嫌っている節がある孤高の戦士。
かつてのガイ同様、サイボーグとして未完成な部分があり、またバイオネットのサイボーグ技術が未熟で、
Gストーンサイボーグになった後も排熱機関が不十分で安定した体温調節ができず、日常生活においては冷却コートを着用している。
(雷牙博士曰く、普通の少女として私生活を送る分にはコート着用のみで済む筈だった。その後サイボーグ・ルネとして戦う関係上、排熱機関が不安定となる)

後にソルダートJと出会い、戦士としての共感のようなものを感じる。

サイボーグとしては生体部分が凱よりも多いため、常人よりは強いもののサイボーグとしてはあまり強い方ではない。
そのため彼女は火器を所持して戦うことにしている。

『FINAL』本編が始まる前までは、母を捨てた雷牙博士をかなり憎んでいたが和解後、ある事件を経て現在の獅子王姓を追加。
モデルといっても過言でないほどのかなりのナイスバディでボルフォッグに利用された事があり、その際怒りを露にしている。


●犬神霧雄
ボルフォッグのAI人格モデル。
内閣諜報部所属の諜報員で、その経歴を買われGGGへ転属が決定されていたのだが、恋人関係であった二重スパイ鳥羽操により、嵐の日に暗殺される。


●エリック・フォーラー
ポルコートのAI人格モデル。
フランスの対特殊犯罪組織シャッセールの諜報員で、『英国紳士』のコードネームを持つルネ唯一のパートナーであり、教育係を担当。
様々な後始末は彼が行った。しかし、中国ホテルにおいて彼女を庇い殉職。ボルフォッグ同様、殉職直後から人格提供が開始されたと思われる。

ただし、フランス政府の方針か、何時彼がポルコートの人格モデルとして決定していたのかは不明だが
人格移植は急速に行われていたと思われ、殺害から数週間でポルコートが誕生、ルネと会っている。

私生活では結婚しており、妻と娘がいるが、夫がシャッセールの一員であることは知らず、
夫の死もシャッセールが表向きに用意した職場での事故死と伝えられた。



国連

ガッツィー・ギャラクシー・ガードの上層部。
基本的に新GGGは国連の直属の扱いで、国連所属国からの援助などで成り立っている。
GGGは予算などをかなり食う組織なので、やはり旧GGG同様煙たがる人物も存在する。

●ロゼ・アプロヴァール
CV:有馬瑞香
国連事務総長兼国連最高評議会議長。

老齢の女性だが、非常に豪胆で威厳があり、古くからの知り合いである大河や火麻も小僧呼ばわりして容赦なく叱咤する。
GGGの行動や信念に理解があり、GGGと国連が衝突した際は、GGGを自由に行動させるため、あえて彼らを地球からの追放処分にするなどの手腕も見せる。

日本所属から国連直属に変わったGGGのゴルディオンハンマーゴルディオンクラッシャー等の強力なハイパーツール群の使用には、彼女の許可が不可欠。
現場では承認キーという形でそれが表わされている。

PSゲームの『BLOCKADED NUMBERS』の挿話45.2話「金の牙・銀の爪」で映像として初登場。
GGGの上位組織である最高評議会の議長でもあり、長官の不在に際し、その役目を代行する。

ゾンダー化した大河の代わりに、海底資源プラント「エクスプローラー7」内部で、ファイナルフュージョンの承認を行ったほか、
ゴルディオンハンマー・グランドプレッシャーの発動も承認した。ただし、張り切り過ぎてを高々と掲げたあとにギックリ腰になっていたが。

2012年に二期十年の任期を終えて退職する際、
『ガッツィー・ギャラクシー・ガード』を国連防衛勇者隊『ガッツィー・グローバル・ガード』として改称・再編成した。



ガッツィー・グローバル・ガード(Gutsy Global Guard)


【主要スタッフ】
主要メンバーがソール11遊星主との戦いで三重連太陽系にて行方不明になり、
残りのメンバーも10年程の歳月を経て大幅な世代交代が進んだため、FINALの頃のメンバーからはほぼ一新されている。

●天海護
上記を参照。

戒道幾巳
機動部隊副隊長。
ガオガイゴーのメインパイロットを務める。

●初野華
天海護の幼馴染み。北海道出身。
2008年7月以降に創設された少年GGG隊に入隊。
さらにそのままGGGのエントリーテストを受け、晴れて正式メンバーになった。
先に入隊していて産休に入った従姉妹のあやめの後任として機動部隊オペレーターに配属され、命のプラスチックパリーンポジを受け継ぐ。
しかし彼女の右拳は非力であったためプラスチックが割れなかったため、両手ドライブを編み出す。

●阿嘉松滋
ベターマン』の登場人物。有限会社アカマツ工業の社長兼、GGGマリンレフュージ基地の所長。
ロゼ・アプロヴァールの指名を受け、GGG(ガッツィー・グローバル・ガード)の長官に就任。
承認時の掛け声は初代長官である大河幸太郎にも負けていない。

●牛山次男
牛山一男の弟。27歳。
整備部オペレーター。

●牛山末男
同じく牛山一男の弟で護の元クラスメイト。
将来の夢を叶え、行方不明になった一男を迎えに行くことを決意している。

●彩火乃紀
ベターマン』のヒロイン。
生体医工学者となり、オービットベースのGGG研究部に所属している。
蒼斧蛍汰とは現在も交際中。

●アーチン・プリックル
新生GGG参謀。43歳。
かつて弟*1がアカマツ工業と仕事をしていた縁で、阿嘉松と知り合いであり、参謀に就任した。

●タマラ・ゴーゴリ
研究部次席オペレーター。26歳。
薬学のエキスパートで火乃紀とは友人同士。火乃紀の代役を勤めることもある。

●山じい
本名不明の諜報部オペレーターだが、腰痛で医務室にこもることが多い。

●鷺の宮・ポーヴル・カムイ
原種大戦直後にGGGに入隊した古参の隊員で諜報部次席オペレーター。三十四歳。
彼の兄・鷲の宮隆もGGG隊員だったが木星決戦時に死亡(名前は本編には出ていないが『勇者王ガオガイガー』にも顔出ししている)。
山じいが上記の状態のため代役を勤めることもある。
後にアルジャーノンを発症。GGGに被害を与えてしまった。

●蒼斧蛍汰
『ベターマン』の主人公。
当初はGGG入隊への誘いを断り、大手電器店に勤務していたが、覇界の眷属との戦いでいろいろあって覚醒人V2に搭乗。
その後、阿嘉松の求めに応じてGGGブルーの機動部隊隊員に転職した。実は地味に初の機動部隊隊員服を作中見せた人物だったりする。


●ドクトル・アー
厳密にいえばGGGドイツ科研所属の人物。
義肢の権威であり、凱やルネのサイボーグ・ボディに開発に貢献し、さらには勇者ロボのマニュピュレーターにも技術が応用されるなど地味だが地球防衛に貢献していたりする。
また有人木星探査船計画の一員でもあった。その時の同僚に、師である獅子王麗雄の愛妻、獅子王絆やアーチン・プリックルの弟カクタス・プリックルもいたようである。


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最終更新:2023年11月01日 22:53

*1 かつては有人木星探査船計画の一員でもあり獅子王絆とも同僚だったカクタス・プリックル