ショッカーライダー

登録日:2011/11/21 Mon 18:53:30
更新日:2024/03/18 Mon 20:12:28
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13人の仮面ライダー 5人の旧2号 6人の新1号 8人の仮面ライダー ある意味本物 ゲルショッカー ショッカー ショッカーライダー スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 テコ入れ デビルライダー軍団 トライアルF バッタ バッタ男 バッタ男としては正しい姿 ライダーもどき ライダー車輪 リファイン 中屋敷哲也 仮面ライダー THE NEXT 仮面ライダーの名を穢す怪物 仮面ライダーの名を騙る怪物 仮面ライダー(初代) 偽のヒーロー!デッド・ゴー!! 偽ライダー 偽者 出渕裕 大杉雄太郎 大野剣友会 大量発生型総変異バッタオーグ 市川治 強豪 怪人 悪役ライダーリンク 改造人間 新堀和男 昭和ライダー 最強の怪人 池水通洋 河原崎洋夫 漫画版 石ノ森章太郎 量産型 飛蝗戦隊ショッカーシックス




仮面ライダーはだ!!



ショッカーライダーとは、『仮面ライダー』シリーズに登場する仮面ライダーの偽者である。


【概要】

ショッカーが仮面ライダーの設計図を参考に、本郷猛に施した改造手術と同じ手術を用いて造り出した存在。

その立ち位置的に確かに“平和を守るヒーローたる仮面ライダー”の『偽物』ではあるが、その一方で仮面ライダーの原点が元々ショッカーの改造人間「バッタ男」である事を考えれば、
ある意味こちらこそが本来の仕様、もっと言えば完成品(1号や2号は最終工程の洗脳前に逃げられたため、ショッカー側から見れば『未完成品』とも言える)だったと言えなくもない。

正直なところ、公式の雑誌やゲーム展開でも扱いが曖昧な面が強い。怪人として扱われるが、後述する『仮面ライダーバトル ガンバライド』のように悪役ライダー枠になる事も。


【ショッカーライダー】

仮面ライダー1号、仮面ライダー2号(ダブルライダー)と同等の能力を有する最強の怪人
姿はダブルライダーそっくりで、TV版では立花藤兵衛や滝和也も騙されていた程(ただし、一文字隼人には一瞬で偽者と見破られたが)。
作品によっては各々のマフラーや手袋、ブーツなどの色に違いがあるが、『仮面ライダーTHE NEXT』では全員の色が統一されている。

1体だけではなく複数造り出されており、ダブルライダーに引けを取らない戦闘力と連携技で苦しめた。
ライダーキック」や「ライダーパンチ」といった本物と同じ必殺技も発動できる。


ショッカーサイクロン

ダブルライダーの乗るサイクロンと同じ外見と性能を有する、ショッカーライダー専用の高性能マシン。
TV版ではショッカーライダーNo.1のみ搭乗し、側面に黄色い線があるのが特徴。
「サイクロンアタック」で激突する事も可能。
TV版の新1号を模したショッカーライダーは新サイクロン号、『SPIRITS』版の旧2号を模したショッカーライダーは旧サイクロン号を使う。


【シリーズ中におけるショッカーライダー】

仮面ライダー』(漫画版)

中盤のエピソード『13人の仮面ライダー』にて、13番目の裏切り者こと本郷を抹殺するべくショッカーが送りこんだ刺客。
12人存在し、この中には一文字隼人も加わっている。

ショッカーサイクロンに乗り、連携で変身させる隙を与えず、光線銃で本郷の抹殺に成功しているが、戦闘中に偶然洗脳が解けた一文字に残り全員が倒されてしまった。
殺された本郷も脳髄だけとなったが、終盤に機械の身体を手に入れて復活した。


仮面ライダー』(TV版)


スーツアクター:大杉雄太郎、中屋敷哲也、河原崎洋夫、新堀和男

第91話~第94話まで登場。
ゲルショッカーによって造り出され、計6体が登場した。
ゲルショッカーが開発したのであれば、正確には「ゲルショッカーライダー」とも言えるのだが、あくまでも『ショッカーライダー』名義なのは、ショッカー(死神博士)が残したデータや設計図を元に生産したからであると思われる。

固有の特殊能力として指先からロケット弾を発射出来る他、劇中では未使用だが、設定上は各々に個別の特殊能力が与えられている。

前述のようにダブルライダーと瓜二つの姿で、体に入っている白ラインも1号と同じ2本だが、オリジナルと比べてマフラーの色がそれぞれ異なる他、全員の手袋とブーツはゲルショッカー戦闘員と同じ黄色になっている。
それに加えて複眼の周囲が黒く縁どられたような見た目になっているのも特徴。
その他、戦闘員同様に「ギィー!!」という鳴き声を出す。

ハエトリバチエイドクガーナメクジキノコと共にアンチショッカー同盟の壊滅を企み、ダブルライダーと死闘を繰り広げた。
最期は藤兵衛との特訓で編み出した、ダブルライダーでショッカーライダーの周りを高速回転して竜巻を起こす「高速ライダー車輪」によって全滅した。

以下、TV版でのショッカーライダーの活躍と、劇中未使用の能力を簡潔に記述する。


ショッカーライダーNo.1


CV:池水通洋


出典:仮面ライダー/東映/第92話「兇悪!にせ仮面ライダー」/1972年12月30日放送

最初に行動を開始したショッカーライダー。
第90話のムカデタイガーとの戦いで本郷が行方不明となった後、少年ライダー隊の前に現れ、本物に成りすました。
劇中ではライダーキックを発動し、1号のライダーキックを相殺する場面も見られた。

マフラーは黄色で、固有の能力は口からの火炎放射
左足の爪先にはトゲが仕込まれており、引き抜くと小型のとして使用可能。
その他、必要に応じて本郷と同じ声を出す事が出来る。


ショッカーライダーNo.2


CV:市川治


出典:仮面ライダー/東映/第93話「8人の仮面ライダー」/1973年1月6日放送

次に行動を開始した2番目のショッカーライダー。
またも本物に成りすまして少年ライダー隊本部へ潜入し、駆けつけた本郷を退けてライダーガールズの拉致に成功した。
マフラーの色はで、身体から毒煙を放つ。
こちらも声を本郷のものにする事が可能。



出典:仮面ライダー/東映/第93話「8人の仮面ライダー」/1973年1月6日放送


ショッカーライダーNo.3

ダブルライダーとの対決の際に出現。
マフラーの色はで、身体に爆雷を内蔵しており、一斉に放つ。


ショッカーライダーNo.4

同じく対決の際に登場。
マフラーの色はで、地割れを起こす。名乗りの際に一人だけ声が震えがちなのは内緒。


ショッカーライダーNo.5

これまた対決の際に登場。
マフラーの色はで、放電攻撃を行う。


ショッカーライダーNo.6

やっぱり対決の際に登場。
マフラーの色はで、口から溶解液を噴射する。


仮面ライダーSPIRITS

まさかの復活を果たした。
ショッカーが設計した為か、ショッカー最強の遺産として地獄大使に率いられ、1号と仮面ライダーZXに襲いかかる。
こちらではTV版では未使用に終わった特殊能力をいくつか披露している。
また、『村枝賢一 怪人戯画 COLLECTION』(非売品)には6人全員が能力を披露するイラストが収録されている。

最期は1号とZXによる「ライダー車輪」で再び全員撃破された。
その姿を見て、藤兵衛は「あいつらと同じ姿をしてるヤツらが倒されるのは見てて辛い」と複雑そうな表情を浮かべていたが、
『仮面ライダー』本編から10年以上経ち、電波人間タックルのを見届けた後のおやっさんにとって本郷や一文字に瓜二つなショッカーライダーの死は心に刺さるものがあったのかもしれない……



待ちかねたぞ。『旧型』。


キサマら…何者だ?


ククク… 知りたいか。ならば…

お見せしよう


変  身


な… に…


仮面ライダー2号誕生のエピソードを描いた番外編『旧2号誕生編』では、死神博士が設計したショッカーライダーが5体登場。
本郷のそれよりも更なる強化を行った改造人間としてダブルライダーと死闘を繰り広げた。
こちらは旧2号と同じ姿*1で、一文字も本郷を抹殺する為に改造されたという漫画版の設定が描かれた。
一文字同様の『変身』(=どこでも『変身』可能)もちゃんと描かれており、ベルトの風車に風を当てないと『変身』できなかった「旧式」である当時の1号からの最大の違いである。
ちなみにこの5人+TV版にて登場した6人+仮面ライダー1号&2号で漫画と同じ13人の仮面ライダーとなる。

最期は1号と2号によって倒された。
特に1号は性能差があるにもかかわらず、“経験の差”でショッカーライダーを圧倒したのが印象的。


こいつ…強いぞ!! 旧型のくせに


俺がこれまで…

何体の改造人間を葬ってきたと思う

ヒッ…!


なお、6台あったショッカーサイクロンは本郷に1台お持ち帰りされた*2

歴代のショッカーライダーで唯一変身前の姿が描かれており、正体は格闘技のエキスパート達。
「更なる強さ」の為に、自分の意思で改造手術を受けたと本人達は言っている。
外見は仮面ライダー~仮面ライダーZXまでのアクション、スーツアクターを担当した殺陣・演劇集団「大野剣友会」の1971年当時の主要メンバーをモチーフにしている。
同作者が描いた『仮面ライダーをつくった男たち』と見比べてみよう。
なお、彼ら5人のモチーフはリーダーは殺陣師としてアクション監督をしていた故・高橋一俊氏であり、残りの4人は旧2号のスーツアクターをメインで勤めていたメンバーであるため、ある意味では「本物の仮面ライダー」とも言えなくもない。
岡田氏「だいたい変身後は俺が演ってんだからある意味本物じゃねーかよ!!」滑川氏「そりゃそうッスけど…」
各人の使用格闘技と外見モチーフは下記の通り。

ライフル(狙撃銃)


無論だ!! 『ショッカー』の目的は世界征服

高橋一俊氏がモデル。サングラスをかけている。
最も改造箇所が多いのか、サングラスの下の眼球は変身後の複眼のようになっている。
数発でショッカーライダーでも腐食させるCORROSION(コロージョン)弾を使う。
遠距離からの狙撃でダブルライダーを苦しめるが、連射が効かない旧式のライフルだったのが災いし、2号のベルトを撃ち抜くも、最期は渾身の力を振り絞った「ライダーパンチ」で頭を吹っ飛ばされて葬られた。


キックボクシング


キヒヒ…踊れぇぇ!!

中村文弥氏がモデル。
中国拳法と共にショッカーサイクロンで1号と凄絶なバイクチェイスを繰り広げるが、最期は後の後継機達のように「ライダー車輪」に似たシチュエーションで2体まとめて倒された。
元々2号は一文字役が佐々木剛氏に決まる前は、中村文弥氏が候補に挙がっていた*3そうなので、感慨深いものがある。


レスリング


そうだ。脳改造を済ませれば迷いなどなくなる

飯塚実氏がモデル。
変身前も後もエラが張って体格が良いので一番分かりやすい。
その剛力で1号に襲いかかるが、逆に踏み台にされ、「ライダーキック」で片腕を吹っ飛ばされてしまう。
最期は傷を痛がる姿を見苦しく思ったリーダーによって用済みとみなされ、CORROSION(コロージョン)弾で始末されてしまった。哀れ。


中国拳法


たった一人でショッカーに挑む。そいつがどれほど獰猛な男なのかと楽しみにしていたんだが…

中屋敷鉄也(現・中屋敷哲也)氏がモデル。それ故に他と見比べると長身なのが分かる。
同じく中屋敷氏が演じた三影英介/タイガーロイドと比べると、より本人に似せる事で差別化している。
キックボクシングとコンビで1号に襲い掛かるが、結末は上記の通り。


剣道


ダメだね。もう、この腕を振り上げちまった。後は、こいつ(おやっさん)の頭が果物みたいに飛び散るのを黙って見てな

岡田勝(大野剣友会現代表)氏がモデル。
5人の中では一番おしゃべり。
鋼の木刀を持っているが、途中で本郷に折られて素手になってしまい、その時は本郷との「格の違い」と気迫に恐怖し、ドン引きしていた。
瀕死の滝とおやっさんを人質に取って調子に乗るが、上記の台詞の直後におやっさんに放った「ライダーパンチ」を一文字に阻止され*4、逆に一文字に「ライダーパンチ」を覚えさせる事になる。
最期はショッカーサイクロンを呼び出した際に2号に羽交い締めにされ、そのまま轢かれてベルトを破壊されて機能停止。
というか本郷は2人を殺されそうになったため、無抵抗でも唯一防御していた自身のベルトへの攻撃を許可した直後に上記の台詞のため、大戦犯もいいところである。

「TV版と一文字と合わせて13人の仮面ライダーとなる残り5体が存在する」「戦車に乗る」という特徴は後の『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER EDITION -Missing Link-』と共通している。
なお、『HERO SAGA』版の残り5体は下記の通り。

ショッカーライダーNo.7

マフラーの色は

ショッカーライダーNo.8

マフラーの色は

ショッカーライダーNo.9

マフラーの色は

ショッカーライダーNo.10

マフラーの色は

ショッカーライダーNo.11

マフラーの色は


仮面ライダーTHE NEXT

デザイン担当:出渕裕

1号(ホッパー1)、2号(ホッパー2)の量産型で、主に怪人の配下として6体1チームで行動する戦闘員的存在。
スーツのデザインは2号がベースで、コッパーカラーのマスクとコンバーターラング、グリーンのキャットアイが特徴。
手持ち武装として、ダーツ型の爆弾を装備している。

出渕氏のデザインしたスーツとアクションもあって非常に格好いいが、同時に1号のパンチを受け止めて腕がひしゃげても、チェーンソーリザードに誤って脚を斬り落とされても大きな反応を見せず、無機的で不気味な雰囲気を醸し出している。

素体となった人間の才覚や量産化による機能低下でオリジナルには敵わないが、その分集団戦闘でカバーする為、6対1の戦いではオリジナルを圧倒し、本郷を2度までも追い詰めた。

最終決戦では仮面ライダーV3(ホッパーVer.3)が加勢した事で次第に形勢が逆転し、最期はダブルライダーにフルボッコにされて全滅した。


【ゲームにおけるショッカーライダー】

レアユニットとして登場。
入手するためのパスワードはなんと空白で、何も入力しないで決定すればOK。

  • 『グレイトバトル フルブラスト』
大ショッカーの怪人として登場。1号とバイクチェイスを繰り広げた。

  • 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』
「街を荒らしてライダーの信用を失墜させる」ために登場した。
戦闘では6人中4人がライダーと戦い、その4人が倒されると残る2人は逃げていく。
だがその後、2人はハサミジャガーによって瞬殺された。
その後は雑魚キャラとして登場するようになるので、パーセルで仲間にして1号+2号+ショッカーライダーというパーティが可能になる。
なお、同作において1号と2号は終始パワーアップ前の姿のため、新1号の姿を使えるのは彼らを仲間にした場合のみである(そのせいで色彩からスーツの柄まで何から何まで本物のライダーと異なるため、騙された一般人が相当アレにも見えてしまうが……)。

ゲルショッカー崩壊のシナリオで敵ユニットとして登場。
なんと1人1人能力値やグラフィックが異なっており、各々の秘密兵器もほぼ再現しているという優遇ぶり。
怪人クラスの能力が同時に6人も出てくるため、中盤の山の一つ。map兵器のダブルライダーキックで一気に倒したい。

No.1とNo.5が参戦(前述のように悪役“ライダー”扱いである)。
それぞれの高レアリティはNo.1が2-036SR、No.5が2-037R。
No.1に関しては、参戦から実に19弾を経た04現在においても、必殺威力のトップを04-043SR ディケイドCFに譲る形になったが、未だSR中トップクラスの耐久・必殺・AP補正を誇る。
No.5に関して言えば、完全にNo.1に立場を奪われて高レアが1枚も存在しないなど結構酷い扱い。

  • 『仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ』
4弾にてサポートカードとして5体全員が収まったカードが登場。
しかもその効果はアンチディフェンダーともいえるディフェンダーの防御を落とすというもの。
4弾から体力が4000超の高レアディフェンダーカードが増えてきており、使う機会は増えるだろう…

平成仮面ライダーシリーズ以降におけるショッカーライダー】

映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

ショッカーの歴史改変マシンによる過去改変の結果、ショッカーに所属する本物のレジェンドライダーがこの名で呼ばれている。
また、本来の意味での「ショッカーライダー」に類するショッカー製仮面ライダーとして、黒井響一郎/仮面ライダー3号や、後日譚『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』に仮面ライダー4号が登場する。


映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ

ディアブロによって支配された2071年の世界において、デビルライダー軍団のメンバーとして登場した4号のバーター的な形でNo.1とNo.2が登場したが、残念ながら特殊能力は披露しなかった。


【その他】

  • 雑誌『テレビランド』1980年8月号
仮面ライダー(新)』写真記事にショッカーライダーNo.2と同様の外見を持つ「にせライダー」が登場。
1号を騙ってスカイライダーを特訓に誘い、ムササビードルと共に襲撃した。
最初に単独で殴りかかってもスカイライダーはしばらく偽者と気づかなかったが、こちらでは本物も特訓が手荒いのでスカイを責めるのは酷である。

第45話でガイナニンポーが化けた偽仮面ライダー1号が登場。
10人ライダーの作戦会議に何食わぬ顔で混じって、当の1号本人(と同じ顔の2号)も違和感なくフツーに作戦会議していた。えぇ……
なお、存在が露見したら1号にぶん殴られてあっさり正体がバレた。えぇ……

ショッカーライダー8号が登場。
蜂女の息子を名乗り、アメンバロイドに似た顔つきに銀と黒のスーツと、HERO SAGA版のNo.8や原作のNo.1~6とは大きく異なる。
腕のショッカーニードルで戦う他、本名は「ヒロシ」らしく、会場の子供達のリアクションが悪いと「ヒロシです…」と、同名のお笑い芸人の如く自虐ネタを始める。

  • PCゲーム『仮面ライダー作戦ファイル1』
ショッカーライダーとは明言されていないが、ショッカーのシミュレーションにて「偽ライダー」が登場する。
「強力怪人製造計画」にて、本郷と一文字の友人で生物学博士の北沢亮を仮面ライダーの後継機とも言えるショウリョウバッタ男に改造する場合、仮面ライダーの仕業に見せかけて北沢の妻子を殺害し、「仮面ライダーが脳改造された」との偽情報を信じ込ませる。
改造後にはショウリョウバッタ男の後詰めを担当するが、仮面ライダー1号2号を倒して振り向いたショウリョウバッタ男に「仮面ライダー」がまだ存在していることに気付かれて倒され、離反を招くことが予測されている。


【余談】

  • 『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』にて、阿部征司プロデューサーが語ったところによれば、年末年始の視聴率対策として投入されたテコ入れ案だったとのこと(提案はメインライターの伊上勝氏)。

  • 原案では本物のライダーだと思って近寄ってきた子供をショッカーライダーが撥ねて去っていくシーンがあったが、流石にボツにされた。

  • 6人のスーツは全て仮面ライダーの予備スーツの改造

  • 「ライダー。いつからそのマフラーを!?」指摘したのは一文字隼人。滝やおやっさんが気付かないことにやきもきしていた視聴者は安堵したのでは。

  • 「何故マフラーの色をわざわざ本物と変えているのか」とツッコまれる事もあるが、これに関して『空想科学読本』では「全員同じにすると自分達にも区別がつかなくなるため。そもそも能力と数ではショッカーライダーが勝っているため、本物のふりをしたのはあくまで副次的なものではないか」という考察が記載されている。


  • 「黄色いマフラー」はその後のシリーズでも偽スカイライダーやロボットスーパー1など偽ライダーの記号として度々使われる事もある。
    ただし、ライダーマンや前述の3号、閃電騎士1&2号のように黄色いマフラーの「仮面ライダー」や、『仮面ライダー剣 超バトルビデオ 仮面ライダー剣VSブレイド』に登場した偽仮面ライダーブレイドのような赤いマフラーの偽者もいることはいる。



―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

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最終更新:2024年03月18日 20:12

*1 ただし、アトラクション用スーツをモチーフにしているようで、一文字の2号とは微妙にデザインが異なっている。

*2 恐らくこれが2号用になったものと思われる。そしてこの際、さり気なく緑川ルリ子がライダー1号=本郷だと気付いていた事が描かれた。

*3 当時の剣友会でも一番の美男子で、役者としてのキャリアも充分な中村氏はうってつけの人材だったのだが、既に戦闘員役で何度か顔出ししている事などの理由から断念してしまったらしい。代わりに高い演技力が評価され、旧2号のメインスーツアクターを務める事となった。

*4 この時、朦朧とした意識のおやっさんが自分を助けた2号の姿を一瞬見てしまうが、猛(1号)だと思い込んですぐ気を失った、という事でTV版との整合性を図る描写が見られた。