4人のロックマン(ロックマンZX)

登録日:2011/05/16(月) 23:01:46
更新日:2024/02/29 Thu 11:45:52
所要時間:約 4 分で読めます





ロックマンゼクスアドベント』に登場する、4人のロックマン。




ロックマンの王となって望みを叶えるべく『運命のゲーム』に参加している。
ガーディアンから盗み出された4つのライブメタルを所有しているが、それぞれが歪んだ野望を抱いているせいか、各適合ライブメタルからは協力を得ていない。
そのため反抗的な各ライブメタルの意識を封じた上でその力を利用している。
つまり本作のモデルH達は彼らのパートナーでも何でもなくただの道具

当然全員が敵同士だが、突如現れた新たなロックマン、モデルAの適合者(グレイ/アッシュ)を潰すために一時結託。
ライブメタルが盗品という事情から元持ち主のエール/ヴァンとも敵対している。

何故か4人共目が赤い(ZX主人公、ZXA主人公は緑)。



ヘリオス Herios
CV:泰勇気
「愚者に死を!」

モデルHの適合者。
4人の中ではキャラクター的に一番ネオ・アルカディア四天王に似ているが、
見下ろし顔で「完全なる勝利」「美しき覚悟」「愚かなる間違い」などと言ったりキザ坊や以上のキザっぷりと厨二オーラを放つ剣士。
彼の発する上記の語録は通称『ヘリオス語』とも言われる。

病的なまでの潔癖症で完璧主義者。
性格や感情のブレが大きい他のロックマンを嫌悪、見下しているがテティスだけは例外らしい。

いつまでも争いが絶えないのは一部の愚か者のせいだと考え、『愚者を排除して平和な世界をつくること』を目的にゲームの生き残りを目指す。

ロックオンの演出時は稲妻が落ちたあとに竜巻を纏う。
なぜか変身後には手に持っていた一本の長剣が二刀流になる。

名前の由来はギリシャ神話の太陽神ヘリオスだが、海外では属性を連想しにくいという事もあり、風神の名前であるアイオロスとなっている。

なお、ウイングの造形自体は某キザ坊やと似通っている一方で、ヘッドギアの形状はあまり本家と似通っていない
(頭の造形だけで言えば、HXの方がキザ坊やに似ている)。

フォルスロイド縛りで倒そうとすると(使えるフォルスロイドが少ない都合もあって)一番の鬼門。
イライラ棒攻撃でティウンするフォルスロイドが後を絶たない。
というのも彼と戦闘する時点で使用できるフォルスロイドは以下の三体だけであり、以下の体たらくである。
  • カイゼミーネ…雷属性が弱点の炎属性であり、斜め下方向にしか攻撃を与えられないので
    機敏に動き回るヘリオス相手にまるで攻撃が当たらない、イライラ棒の回避以外では論外
  • ディアバーン…攻撃面と機動面は良いのだが、やはり炎属性なのでヘリオスの攻撃が痛く背丈が高いので攻撃が当たりやすい
  • コンドロック…無属性で背丈も低いが歩行速度が遅く、攻撃を回避するのが難しい、攻撃範囲が狭い技しかないので攻撃を通しにくい


アトラス Atlas
CV:生天目仁美
「それでも間違っていると言うのなら、アタシに勝ってみせろ!」

モデルFの適合者で元軍人。
4人のロックマンの中では唯一の女性。
無駄に叫んだりしない。戦闘狂というわけでもなく、戦争を望むのは(一応)人類のため。

戦いの中でこそ人々は進化するものと考え、人々を統率するための『軍』を作って
終わりのない戦争を引き起こす目的で『運命のゲーム』に参加している。

テティスと年齢の変わらない主人公に拍子抜けするが、テティスから「キミもそんなに変わらない」と返される。
主人公(グレイ14歳/アッシュ15歳)と同じくらいのテティスともそんなに変わらない年齢という事から、元軍人でありながらまだ十代である可能性もある
そんな若さで大丈夫か?

ロックオン時の演出は殴りつけた地面から炎の柱が昇るというもの。
変身後に降る火の粉がカッコいい。

名前の由来はギリシャ神話において大地を支える巨人「アトラス」。

外見は4人の中で一番元ネタに近く、特にヘッドギア部分は前作のモデルFXに比べて元ネタに限りなく近づいた。


テティス Thetis
CV:菅沼久義
「ついて来れないなら…見捨てるしかないんだ!」

モデルLの適合者。
泳ぐことと海が大好きな少年で、4人の中では最年少らしい。
アホ毛がチャームポイントの男の娘とも言えそうな可愛らしい容姿を持ち、敵である主人公にも親しげに話しかけるなど温和な性格のように見えるが、
海を汚すような学ばない人間たちは世界に必要ないという厳しい考えを持っている。

主人公を水中に誘い込んで自分の圧倒的有利な状況で戦い、「遅いなぁw」と煽りまでかましてくる鬼畜ボーイ。
レヴィのように素敵な悲鳴もあげてくれない。
クロノフォス先生がフルパワーで挑める貴重な相手。

ロックオンの演出時は一瞬全身が氷付けになり、砕けた中からロックマンとして現れる。
モデルLをお手玉のように弄ぶテティスくんマジドS。

名前の由来はギリシャ神話に登場するアキレウスの母親である海の女神テティスから。
4人の中では2番目辺りに元ネタに近い外見をしている。

淫帝が後に発売した「蒼き雷霆 ガンヴォルト爪」では彼と似た思想を持つ流麗なる人魚ニムロドが登場している。
こちらも元ネタが女性だが、男性キャラになっている。


シャルナク Siarnaq
CV:羽多野渉
「目標ノ完全破壊ヲ開始スル…!」

モデルPの適合者。
片言で機械的な喋りしかしない陰気な男。
他のロックマンと違って彼だけ『影』ではなく『闇』のロックマンを自称する。

元ハンターであり昔は普通の喋り方だったが、仲間に裏切られて死にかけるという痛い経験をしてから今のような口調になり、
他人とのコミュニケーションを極端に避けるようになった。
しかし、あまりの嬉しさに変な笑いをしたりするため、片言のセリフはただのキャラ付けかもしれない。
王となった際の望みは不明。

ロックオンの演出時は、赤い目を中心にして体が靄のように崩れたのち、ロックマンに変身する。
4人の中では最もオリジナルとかけ離れた姿をしており、前屈みになって両腕をだらりと下げた待機ポーズはさながらホラー映画のゾンビのようで薄気味悪い。

名前の由来はイヌイット神話に登場する海の女神「シャルナック」から…テティスと被ってんじゃねえか!















隠しエンディングではある人物の下に4人揃って登場。
真意は不明だが、その人物に従っているかのような様子や、マインドコントロール途中のグレイが赤みのかかった瞳をしていた事から、
「4人共ジルウェのように操られているのではないか」との見方もされている。



追記・修正は彼らを真に支配している者を見つけてからお願いします。


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最終更新:2024年02月29日 11:45