バン(七つの大罪)

登録日:2013/012/18(水) 00:27:50
更新日:2024/03/20 Wed 11:39:36
所要時間:約 4 分で読めます




概要

バンとは七つの大罪(漫画)の登場人物。CVは鈴木達央と雨宮天(幼少期)。
因みに後者はエリザベスと兼役。

<七つの大罪>の団員の一人で、強欲の罪(フォックス・シン)を司る。
印となる獣は狐で左腹部にある。

後述の理由から不死身の体を持ち、銀髪と赤眼が特徴の青年。頬に傷がある。ほとんどの台詞は語尾に音符のマークが付いている。
通り名である「不死身の(アンデッド)バン」を名乗っている。シンボルカラーは赤。

料理が得意で<豚の帽子亭>では料理番を任されている。好物は酒だが超弱い。

初登場したときはバステ監獄で幽閉されていたせいで髪や髭が伸び放題で、サンタクロース状態になっていたがジェリコの散髪により現在の髪型になっている。

投獄される前は盗賊だったこともあり、興味を引いた物ならば平気で奪い所有物にしてしまうなど手癖が悪い。だが、相手をすぐに忘れてしまう。
十年前の事件で<七つの大罪>が散らばった後、バンは各地を放浪するも不死身の体故に生への実感を求めて「痛み」を欲しわざと投獄される。
しかしメリオダスの朗報を聞き、脱獄。途中で自分を拷問していたジュドを鉄くず一本で殺した。その後メリオダス達と再会し、一行に加わった。

種族は人間と思われるが、不死身の能力を得たのは20年前で老化が遅く、外見は20代の男性。
投獄されたときに神器を奪われており、今は己の魔力と徒手空拳を扱ったスタイルで戦っている(不死身なので攻撃は避けないが作中では胴体がまっぷたつになったり、腕を切断したりと結構酷い目に遭っている)

過去は貧困育ちの孤児で、爪弾き者として何処でも存在を認められなかった辛い経緯がある。
団員の中ではエスカノールに次ぎ、二番目に若い。
メリオダスをだんちょ、ホークを師匠。エリザベスを王女様と呼んでいる。

第一章ではリオネス王国奪還後、<七つの大罪>を脱退宣言。王国を旅立ち、眠りにつくエレインを蘇生させようとしている。

強欲の罪

罪状は「生命の泉の強奪と聖女の殺害」

まだ少年の頃、盗賊として生きていたバンは「クソみたいな人生でも長生きすればいいことがあるかもしれない」と考えブリタニアの深い森にある不死の宝『生命の泉』を盗もうとする。

しかし泉の番人であるエレインによって吹き飛ばされ、大樹から落下。だがどういうわけか森はバンを守り、枝木仁引っかかったり、木が密集しているところに落ちたり、巨大なエリンギの上に落ちたり、何度落とされても懲りずに這い上がってきた。

そして『生命の泉』が妖精王の森の源泉であり、それを失えば森が枯れ果てることを知ったバンはあっさりとそれを諦め、七百年もの間ただ一人で森を守り続けてきたエレインを楽しませるため、秘蔵のエールラベルコレクションを披露し、互いに懇意になっていく。

そしてある時、エレインの独白を聞いたバンは彼女を解放するため、行方知れずになった兄を探し出すことを約束する。思わず感激してバンに抱きつくエレイン。

だがその直後、突如魔神族が襲来。
森は焼き払われ、バンとエレインは瀕死の重傷を負い、バンはエレインに泉を飲むように懇願するも、エレインが口移しで泉をバンに託し、彼は不死身の力を得た。

そして壮絶な戦いの末バンは魔神族に勝利したが、エレインは命を落とし、最後の言葉も伝えることができなかった。
真実を誰にも明かさず、バンは無実であるのにもかかわらず彼女を守れなかった償いから<強欲の罪>を背負い、不死身のバンを名乗るようになった。
未だエレインのことは強く思っており、その何にもかえがたい思い出は死者の都へと彼を誘い、かつて伝えられなかった言葉を彼女へと伝えることができた。

ちなみに倒した魔神族の死体はリオネス王国の騎士団のヘンドリクセンが回収している。これを読んで気になった人は4巻を是非呼んで欲しい。

他者との関係

メリオダスとの出会いは16年前。強欲の罪で監獄に捕らえられ、日々処刑されながら生き残り続けたバンを仲間に誘いに来たのが始まり。
当時無気力になっていたバンはその誘いを拒否するが、力尽くで監獄の外へと吹き飛ばされ、仲間に加わった。

自ら勧誘し己を力で負かしたメリオダスには信頼を寄せており、親もいなかったバンにとって全力で甘えられる相手でもある(勝負の際は子供のように無邪気に楽しんでいる)。ちなみにそのじゃれ合いは龍が暴れても大丈夫な封印が粉々になるくらいのレベル(普通死ぬ)。
だが言う事は聞くが不殺で優し過ぎる彼に不満を抱くこともあり、敵ならば命令に背き殺害することもある。特に魔神族相手ならば顕著で、エレインを喪った事へのトラウマと思われる。
故にメリオダスが魔神族であると疑われたときは頑なに否定して見せていたが事実を無視することはできず、女神族の言葉を鵜呑みにし彼を襲った。

エレインとは公式公認のカップルでお互いに強く想い合っており、劇中でキスは3回も交わしている。
尚、ロリコンと思われがちだがエレインは妖精族で長寿なのでバンの方が遥かに年下である。

キングとは騎士時代から「良いコンビ」と称されており、度々事件を起こすバンの尻拭いをキングが代わりにしていた。
エレインの一件からバンが真実を語らなかったことで確執を産んだこともあったが、和解後はキングに訓練をしてもらうなど関係は取り戻している。

聖騎士のジェリコに恨まれている。
実はバステ監獄で出会い、彼女の衣服や鎧を強引に剥ぎ取るというなんとも賊らしい行いをした。その鎧等はサイズが合わずに興味をなくして即廃棄している。
彼女の名前を毎回間違えて呼び、その度に修正されていたが後にただ単にバンがからかっていると判明。
上記の行いにより新世代として覚醒したジェリコから付け狙われていたが、魔神族の血が暴走した際に救出した事により終戦後では一転して好意を寄せられている。


魔力

強奪(スナッチ)
物質や相手の能力を一時的に奪って自分のものにしてしまう能力。
しかし身体能力を奪ってしまうとその後に反動が起き、動くのもままならないほどだるくなるなど欠点もある。

神器


  • 聖棍クレシューズ

四本の棒を繋いだフレイルで、両端がドリル状になっている。
本人曰く、投獄中に盗られてしまったらしいが、その後マーリンが密かに回収していた。


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最終更新:2024年03月20日 11:39