エクストリームガンダム type-レオス

登録日:2012/07/21(土) 01:45:26
更新日:2023/10/01 Sun 11:08:46
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type-レオス――
それはレオスと共に進化するガンダム







型式番号:不明
全高:不明
頭頂高:不明
重量:不明
出力:不明
推力:不明

武装:
ヴァリアブルガン:ビームライフルと言うよりビームピストルに近い短銃身のライフル
ビームサーベル×2:バックパックに装備
ビームダガー×2:腰部に装備。ブーメランのように投げられる
シールド:インパルスのように拡張変形出来る小型のシールド

必殺技:
データプレッシャー:GAデータに直接干渉して進化の為に必要なデータを読み取る技
ロードタクティクス:読み取ったGAデータによる自動攻撃

パイロット:
レオス・アロイ
ピーニャ・ハーシー


セシア・アウェアがレオス・アロイのために用意した機体。
ex-のエクストリームガンダムをベースに「常識的」に改良しているが、具体的にどこをどう改良しているのかまでは不明。カラーリングは赤と白を基調としている。
また、セシアによって「仕掛け」が施されているらしい。

Gダイバーは通常、ダイブした世界に現存している機体に乗ってデータの収集を行うが、本機はあらゆる世界で運用可能。
そしてレオスがその世界で得たデータを基に機体を「進化」させることができる(各進化形態の設計もセシアが行っている)。
なお、機体が進化すると共にレオスの性格も変わるが、これは機体の影響によるもの。

武装は当初はex-機と全く同じだが、後に上記に変更されている。



格闘進化!!!
ゼノン・フェース!!!

■ゼノン・フェース



武装:
タキオンスライサー:リミッター解除により長大なリーチにする事も可能なビームソード
シャイニングバンカーユニット:火球のレオスショット、エネルギー弾の爆雷球、炎を放射するファイヤーバンカー、エネルギー弾を発射する火球のエナジーブラスト、そしてシャイニングバンカーと言った各種武装発動の肝となる腕部ユニット
ビームクロス:正式名称は不明だが一部媒体では『マスターウェッブ』とも。マスターガンダムのマスタークロスと似ている

必殺技:
特盛(スーパー)レオスナックル:怒りの鉄拳による百裂拳
シャイニングバンカー:流派東方不敗よろしく敵シャイニングバンカーユニットで掴み、高熱エネルギーを送り込み粉砕する。締めの叫びは「パイルピリオド」
ハリケーンラウンドキック:竜巻旋風脚



格闘特化形態。
レオスがドモン・カッシュとのファイトで得た格闘戦技術を最大限に発揮させることができる。

腰と両腕、両脚に追加ユニットを装着していて、主に素手による格闘で戦う。
とはいえ丸腰というわけでもなく、ビームサーベルやタキオンスライサーといった武器も装備されている。

更に「極限進化状態」への移行が可能で、この状態だと格闘性能が更に上がる。その際、腕と脚のユニットが展開し、機体の各所が輝き出す。

なお、ゼノンではモビルトレースシステムと同様の操作に切り替わり、レオスも熱血かつ好戦的な性格になる。

ex-機のタキオン・フェイズの開発にはこの形態のデータも使われている。




ターゲット確認
戦闘モードに移行する
■エクリプス・フェース



武装:
ヴァリアブル・サイコ・ライフル×2:ツインバスターライフルのデータにより作成されたカートリッジ式のライフル。連結時は「クロスバスターモード」になる
ブラスター・カノン×2:肩部追加ユニットが変形したビームキャノン。極限進化時はカルネージ・フェイズの戦術模倣プログラムの「高高度対地砲撃」が回数限定で使用可能に
投射式ジャミングシステム:ナノマシンを本体とした電子機器阻害フィールド射出機能
単弾頭ミサイル:腰部側面に追加されたランチャーユニット
オプションパック:カルネージフェイズとGNアームズTYPE-Dのデータを元に作られた強襲用の追加装備。極限進化時に装備される
  • 規格外拠点攻撃兵装「カルネージ・ストライカー」:展開時は機体の全長を越え、資源衛星を一撃で貫通する大型ビーム砲
  • 空間制圧兵装「エクリプス・クラスター」:射出後無数の小型ミサイルをばらまく2基のコンテナユニット



射撃特化形態。
ex-機のカルネージ・フェイズの設計データを基に、今までに得られた射撃系MSの総合的解析データとピーニャ・ハーシーが回収してきたウイングガンダムゼロのツインバスターライフルのデータを組み合わせて生み出された。また、西暦世界で得たGNアームズなどのデータも使用されている。

肩と腰に追加ユニットを装着して高い火力を活かした射撃戦を得意としている。また、射撃主体の機体に必要とされる機能を高次元で融合させることで高い性能を持たせた。
もちろん「極限進化状態」も存在し、オプション装備の使用が可能になる。

エクリプスではレオスの性格が冷静沈着なものに変化する。


ファンネル進化!
アイオスになら、すべて託せる!

■アイオス・フェース

武装:
ヴァリアブル・ライフル:ヴァリアブル・ガンに追加ユニットを付けた意匠のビームライフル
アリス・ファンネル×8:2種類各4基のビット兵器。
ビームサーベル
シールド:通常時のシールドが展開したもの

必殺技:
円冠戴く希望の極光(ディバインシュート):ファンネルをヴァリアブル・ライフルの砲身に展開して加速帯とする事で強化された射撃
付き従うこの慈愛(スプライトチャージ):自機周辺にファンネルを展開して連動射撃を行う
跳躍するこの願い(インフィニットチェイス):オールレンジ攻撃だがファンネル自体が相手の周辺にワープしてくる
呑まれる奔流の絆(ザ・アサルトフォーム):防御機能を持ったビーム照射陣形
切り裂かれるこの想い(セイクリッドソード):2基のファンネルからビーム刀を展開しつつブーメランのように投擲
君を抱くこの腕(ディスティニーボーダー):4基のファンネルによるビーム網


ファンネル特化形態。
ファンネルをはじめとしたオールレンジ攻撃端末のデータを収集して作られ、特にストライクフリーダムガンダムといったキラ・ヤマトの影響を色濃く受けている。

そのため、レオスの口調が女々しくなっている。

8基のアリス・ファンネルを使用し、極限進化状態ではイグニス・フェイズのようにファンネルを複数展開してのゲロビやファンネルライン、相手の周囲にファンネルを瞬間移動させ攻撃等を行える。
が、攻撃名が某聖杯戦争の宝具並みに厨二病であり、各種必殺技の説明もかなりアレである(公式)。




■EXA・フェース

エクリプス(E)・ゼノン(X)・アイオス(A)の3フェースのパーツを全身に装着した極限加速形態。
ゲームでは覚醒技使用時にこの姿となり、ハイマットフルバーストならぬEXAフルバーストで攻撃出来る。




■作中の活躍
パイロットはレオス。

同じGダイバーのピーニャによって彼の元へ届けられる。
ゼロ・ムラサメとマリオン・ウェルチの戦いに割って入り、本来は死ぬはずだった二人を助けることに成功した。

その次のミッションでは刹那・F・セイエイと対決。本来はエクストリームは使わないはずだったが、ex-の差し金で乗り込むハメに。
刹那の駆るエクシアRⅢとの戦いでも、長時間の戦いに縺れ込みながらも、左腕を斬り飛ばす等戦いを優位に運んだ。

しかし、その世界には存在しない機体で長時間干渉した結果、世界が改変されてしまった。
その事態を収集すべく再度刹那に接触するが、ゼノンフェースの使用時に性格を好戦的にされてしまう効果で戦いに溺れてしまう。
しかし、刹那がレオスの真意を知る為にトランザムバーストによる対話を行ったおかげでなんとか改変を最小限に抑えた。

「クロスボーン」の世界ではエクリプス・フェースでディビニダドと闘いを繰り広げる。

「ターンエーの世界」ではセシアの力を借りEXA・フェースを解放。
その余波で「ガンダムX」のアフターウォー世界に迷い込む。

最終決戦では左腕をユウザの攻撃で失うも、EXA・フェースでex-を追いかけ、各世界の戦士たちと共闘する。
そして追撃の果てに元の場所へ戻り、外装を外した素体のエクストリームで同じく素体のex-機と激突。
ビームサーベルの一撃を持って撃破する。

そして『ガンダムEXA VS』では新たなるtype-レオスが登場する。


■立体物
ガンプラ
プレミアムバンダイで発売された。
基本形態のみで、進化形態までは再現不可。ex-のエクストリームのただのリペ品なので耳部分の色やリアスカートの差異が再現されていない。
以降永らく音沙汰が無かったが、2020年に家庭版マキシブーストONの限定版にex-カラーのエクリプスフェースが付属。
本体はリデコで、前述の頭部とリアスカート問題を解消してあり、エクリプスとしてはROBOT魂に無かったオプション装備が初立体化されている。
カルネージストライカーは勿論展開可能であり、本体の倍はあるので圧巻。
後にレオスカラーもプレバンで発売決定。

●ROBOT魂
type-レオス ゼノンフェースが商品化。エクリプス・アイオスの装備はプレバン。
ただ、エクリプスのオプション装備がついていない。




■ゲームでの活躍

●EXVSシリーズ
初参戦は機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOSTからでコスト均一では2500。ゼノンf・エクリプスf・アイオスfの3体が使用可能。
どのフェースも共通の基本形態から与ダメ・被ダメにより換装ゲージが溜まるたびにそれぞれの形態に進化していく(typeレオス→進化形態[自動換装]→極限進化[任意換装])。

3体共通のTYPEレオスは、2500コストにしては貧弱すぎる低性能。
下格闘のジャンプ斬りや特殊格闘の回転斬りなど若干光る部分はあるが、どう足掻いても最低コスト帯レベルの武装しかないため、この形態では進化形態に如何にして進むかのみを考えるべき。
ちなみに各fごとに若干だが性能差がある。

EXVSMBまでは被撃破後に進化段階が1段階戻る仕様だったが、機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでは3フェース共通で被撃墜時に進化段階が1段階戻らなくなった。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは覚醒技を放つと自動的に極限進化形態に移行。レオス形態のまま覚醒を溜めて発動はほぼ不可能な技なので、この恩恵に預かれるのは意図的に進化形態のまま留めておいた時のみくらい。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでは各フェースに独自の乱舞系覚醒技が追加。切り抜けからの飛び退きまでは同じだがその後は各フェース毎に異なるアクションを行う。


+ ゼノン
3フェースの内最も早く実装された機体。進化したら地走型になるのが特徴の格闘型。
稼動初期は極限進化形態でマスターとほぼ同じ横格、スモー涙目の強力すぎる横サブなどによる引っ掛け性能の高さが猛威を奮った。
進化時は強力な足掻き性能と高い格闘火力、極限時は前述の武装や格闘を筆頭に差し込みやすさが売りとなり、作品毎に注目される形態が変わってきている。

とはいえ格闘迎撃や環境変化の激しくなっていくにつれ冷遇。
特に退化しなくなったEXVSMBONでは、ダメージ効率を優先すべく進化形態で留まるべきか、追い込み性能の高さで趨勢を決する極限進化形態かをしっかり選ばなくてはならない。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2では追い性能に更なる加速がかかったが、逆に自衛性能の低さや中距離以遠の駆け引きでは無力という決定的な欠点が致命打に。
元々格闘機に優しくない環境とはいえ、全フェース中最低の評価を甘んじて受けてしまう。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは極限進化形態で大幅な強化を受け一躍台頭する。
今まで射撃CSで貯めていたタキオンスライサーが最大レベルの性能を維持したまま弾数制で特殊格闘へ移行。更に横一線に薙ぎ払うモーションも追加された。
その射撃CSは旧特殊格闘となり、常に相手に回避を意識させる事が可能になった。
格闘後派生のシャイニングバンカーも威力が大幅にアップし、各種格闘からの特格派生も性能が向上。
F覚醒との相性は勿論、R覚醒のスーパーアーマーとはかなり相性が良い方で、追い性能をそのままに強化を受けたのは伊達ではないとばかりに相手に詰め寄れる。


+ エクリプス
エクリプスは進化したら極限時のタックル以外格闘攻撃が無くなる純射撃型。
進化・極限を通してメインが実質無限になるが進化時はメイン射撃以外の弾数管理に苦慮し、耐久調整にも難儀する。
一方で極限時には全射撃がトップクラスとなり、特に特射は凄まじい銃口により胡散臭い当て方が可能。使用制限はあるがオリジナルのカルネージ宜しく対地爆撃も使える。
他フェース以上に極限時が本番な形態なので如何に素早く・不利を抑えて進化しきるかが課題となる。

長らく全フェーズ中トップクラスの性能を維持し、後衛機体の要として採用するのもありという評価だった。
射撃特化という性質上からか追加武装には恵まれなかったが、EXVS2の時点ではキャンセルルートの追加やミサイルの誘導上昇など欲しかった点はほぼ貰えた。特に一番大きいのは極限進化形態の格闘CSがリロード対応した事で、武装設定から離れてしまったが自衛択として強力なものになった。
なので長所は伸びつつあるのだが、短所である接近戦での攻防には一切触れられておらず格闘機に対する対処が腕の見せ所。


+ アイオス
アイオスはファンネルを駆使する万能型。
全形態を通してファンネルの射程が長いのが強みであり、進化する度にオールレンジ攻撃以外にもファンネルを使った攻撃のバリエーションが増えていく。
本体の性能も全フェース中最も癖が無く強化されていくが、火力とリロードだけはやや難がある。

リリース当初から極限進化形態はむしろ退化と呼ばれるほど弱く、進化形態で立ち回って被撃破寸前に極限進化形態になるのが一般的な戦法だった。
修正点も射撃より格闘を中心に重きが置かれ、EXVS2では強くないファンネルが何故か下方修正されるなど不憫な思いを受ける。

EXVS2XBではそんな不憫な待遇から解放される。
2021年6月29日の中間アップデートでの上方修正を含め、射撃・格闘の両方で強化された。
進化・極限進化形態の両方で射撃CSと格闘の強化。進化形態は特に特殊射撃からメイン射撃への念願の落下ルートも追加されている。
極限進化形態の特殊射撃はリリース当初+中間アプデで発生強化され技後硬直も減少。特殊格闘は弾数が独立し使い分けが容易になった他、覚醒リロードに対応するようになった。


どのフェースにしろ進化システムが最大の曲者となる。基本形態では自衛がやや強い以外は貧弱そのものの為、開幕に不利を付けられやすいので積極的に進化する必要がある。




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最終更新:2023年10月01日 11:08