ペンチノン/トモロ

登録日:2012/07/25(水) 23:39:53
更新日:2021/12/18 Sat 03:54:28
所要時間:約 4 分で読めます





ペンチノンとは『勇者王ガオガイガー』に登場するゾンダリアンである。

CV:柏倉つとむ(現:カシワクラツトム)
身長:1.3m(人型形態)
体重:推定1.8t(人型形態)


EIー01パスダーの配下である機界四天王の一人。
小型船のような形で、船首に一つ目がついており両側からマジックハンドのような手を生やしている。
人間のような形態に変化可能であり、地上で活動する際には水兵のような姿をしている。しかし他の三人とは違い完全な人型には変化しておらず、顔は片目が碇マークでもう片方に目玉があり口はくるみ割り人形のように大きく開く事ができる。
どことなく雰囲気は似ているが「ドーーーン!」とか言わない。監督が監督なのか、『笑ゥせぇらぁまん』とも呼ばれているとか…

主に海系のゾンダーを生成しており度々勇者達を苦しめた。
時々「ウィルルルルルルッ!」と特徴的な笑い声をあげることがある。(公式の表現では「ギュルルルルルルッ!」)

名前の由来はペペロンチーノ


劇中ではピッツァと行動を共にしていることが多い。

ある一件以来ボルフォッグとはライバル関係にあり、ペンチノンは彼を「紫のロボット」と認識していた。


物語中盤、パスダーの計画の最終段階に置いて自衛隊のはるな型護衛艦と融合して船舶から巨大なアーム生えたような姿のゾンダーロボとなる。(この姿はEI-27と呼称された)
水路にいたところ現れたボルフォッグと交戦。再生能力等を用いて優勢に闘うがボルフォッグとガンマシンによる捨て身の攻撃を受けて相討ちとなる。

なんとか本体の目玉部分だけで脱出するがもはや再生出来るほどのエネルギーは残っておらず、逃げ延びた洞窟の中で朽ち果てようとしていた。
本人も諦めかけたその時、彼の前に二人の人物が現れて…





◆トモロ
現れた二人の内の一人であるアベルの遺産により浄解を受けすべての記憶を取り戻したペンチノン本来の姿。
正式には「トモロ0117」。
巨大な目玉のような姿をしている。

元々は三重連太陽系"赤の星"で作られたキングジェイダーの生態コンピューター。またピッツァことソルダートJの友人であった。
赤の星にいた頃、ゾンダリアンの侵略を受けゾンダリアン化。
戦いに敗れ傷つき荒野をさ迷っていたJ-002をゾンダリアン化したのもペンチノン=トモロである。


なおトモロは「対原種プログラム」の要・ジェイアーク部隊の旗艦の生態コンピュータであった。
赤の星が切り札として組織生産していたアーク艦隊及びソルダート師団だったが、真っ先にトモロがゾンダー化されたため、
切り札のアーク艦隊が完全起動出来ずその性能を発揮することもなく全滅。

結果、ソルダート師団のみで最終決戦に挑まざるをえなくなってしまい当然の如く敗北。赤の星は滅びた。

たった1艦でもあの戦闘力を持つキングジェイダー。
もしトモロが無事で艦隊が機能したならば赤の星最終決戦の結果は変わっていたであろうことは想像に難くない。


以下ネタバレ




機界31原種の地球襲来時、奇跡的にソルダートJ・アルマ・トモロとすべての構成要員が揃ったことでジェイアークは阿蘇山から飛び立つ。

生態コンピューターである彼はジェイアークの制御を担当。
ミサイルや艦砲の発射をコントロールすると共にキングジェイダー形態ではジュエルジェネレーターの出力調整等ソルダートJのサポートを行う。
トモロ自身はジェイキャリア側に設置されており、状況次第ではジェイダーがいなくなっても艦を運用可能だったりジェネレーティングアーマーを展開したりする事ができる。


ジェイアークの活動開始後は二人と共に原種を撃破していき、ゾンダークリスタルを巡ってGGGと戦うこともあった。

しかし原種を追い木星へと赴いた際、Jとジェイダーが囚われてしまったためGGGに協力を頼み、技術供与を条件に承諾を得ることに成功。
この時かつてライバル関係だったボルフォッグと和解。彼に自身を調整してもらい「かけがえのない友人」となった。


木星決戦ではJを取り戻しGGGと共にZマスターと対決。
使命を果たす最終手段としてザ・パワーの暴走による対消滅を謀りJ・アルマと共に行方不明になった。






J・アルマと共に生存。
宇宙の端ヴォイドにおいて宇宙収縮現象を感知し太陽系へと戻るが、
偶然再会した護を追ってきたピア・デケムのES兵器で三重連太陽系へと送られジェイアークと共に遊星主たちに拿捕されてしまう。
そのまま改造のためレプリ地球のモン・サン=ミッシェル地下に捕えられていたが、復活したソルダートJがジェイアークに乗り込んだことで解放される。


一時はJジュエル凍結コマンドによって機能停止に追い込まれてしまうがJとルネが発現したハイパーモードによって凍結プログラムを解除。
アルマを助けるため二人と共にキングジェイダーでピア・デケム・ピークと対決する。

更に二人がソール11遊星主の注意をひいている間にジェイアークを操作してジェネシックガオガイガーの下へ行って
ESミサイルでゴルディオンクラッシャーの移動をアシストし勇者達の勝利に貢献した。



その後、アルマと護を地球へと送り出し、GGGと共に消滅する宇宙の中へ消えて行った…




追記・修正は笑い声をあげながらおねギュルルルルルルルルルルルルルルッ!!



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最終更新:2021年12月18日 03:54