イレギュラー(AC)

登録日:2012/01/17(火) 22:09:09
更新日:2024/03/17 Sun 09:14:42
所要時間:約 3 分で読めます






昔話をしてあげる
世界が破滅に向かっていた頃の話よ

神様は人間を救いたいと思ってた
だから手を差し伸べた

でもその度に、人間の中から邪魔者が現れた
神様の作ろうとする秩序を壊してしまうもの

神様は困惑した
人間は救われることを望んでいないのかって

でも神様は、人間を救ってあげたかった
だから、先に邪魔者を見つけ出して、殺すことにした

そいつは『黒い鳥』って呼ばれたらしいわ
なにもかもを黒く焼き尽くす、死を告げる鳥




イレギュラーとはARMORED COREシリーズにおいてナインボール、ナインブレイカー、ドミナントに並ぶ“最強を示す称号・呼び名”。


◇概要

我らが分身のレイヴン、リンクスに用いられる言葉。
4系(AC4・ACfA)では、支配企業またはリンクス管理組織“カラード”に未登録のリンクス・ネクスト機を指す言葉でもある。

主に体制の管理者(支配者)側が用いる場合には世界秩序の管理・維持・運営を行う存在にとって秩序を破壊しかねない”不確定(イレギュラー)要素”と判断された*1ことを意味する。

粛正ミッションが発生し、辛辣な言葉とともに騙して悪いがされたり、海深くの施設に閉じ込められかけたり、複数人相手に銃撃戦したり、赤くて強い9が次から次へとわんさか襲いかかってきたりと、色々酷い目に遭うようになったイレギュラーは生き残りをかけて*2『管理組織の打倒』に挑むことになる。

ARMORED CORE VARMORED CORE VERDICT DAYにはイレギュラーという名称の代わりに『例外』『黒い鳥』で登場。



主な認定(する側の)人


ボス・サヴェージ
初代ACに登場するレイヴンで、ネクサスの過去作再現ミッションにも登場する記念すべき初イレギュラー認定者


まだ生きていたとはな
だがそれも終わりだ
分からんのか?イレギュラーなんだよ
やりすぎたんだ、お前はな!



ハスラー・ワン
初代シリーズの超えるべき壁、ナインボール。彼に認定されたら生き残ることは不可能…だけどイレギュラーには関係ない。
立ちふさがるなら破壊し尽くすだけ、最強だろうと例外はない


力を持ちすぎるものは、すべてを壊す
お前もその一人だ

ナインボール=セラフ

ナインボールを撃破されたネストの最終兵器。
もはやACとは呼べないほどカスタム化された性能と、ネストのAIが駆る初代シリーズの超えるべき、しかし遥かに高い最後の壁。
例外なく排除しようとして来るが、やはりイレギュラーのやることは一つだけ
秩序に例外は縛れない、ただただ破壊するだけ


修正プログラム 最終レベル
全システムチェック終了
戦闘モード起動
ターゲット 確認

排除開始


ラナ・ニールセン
『MOA』で契約違反により袂を別つオペレーター兼マネージャー。
終盤にて核心に触れた主人公を思惑を超えた力を持ったと評し、「かつてした約束を果たす」と接触してくる。
指定された場所へ向かうと、その正体を明かし、イレギュラーに対する疑問と自らの使命を語る。


お前たちは何故現れる
何故、邪魔をする
企業、AC、してレイヴンズ・ネスト
すべては私が作り上げたもの
荒廃した世界を、人類を再生す
れが私の使命
力を持ちすぎたもの
秩序を破壊するも
プログラムには、不要だ






レオス・クライン
AC2に登場する特殊部隊“フライトナーズ”隊長。90近い老人ながら40歳ほどの若々しい身体を持つ強化人間。
どちらかというと秩序に反抗している側の人間のため、このイレギュラー認定はぶっちゃけ私怨である。
彼のセリフはシリーズ屈指の名言であり、そして英語音声は腹筋崩壊兵器。

我々はいつも誤りを犯す
そうは思わないか、レイヴン

我々には管理するものが必要だ
我々は我々だけで生きるべきではないのだ

レイヴンの国。私はそれほど愚かではない

全ては理想のため、復活のため……


消えろイレギュラー!!



ファンファーレ
AC3に登場するレイヴン。
“管理者”を制御下に置こうと暗躍するミラージュ社の専属レイヴン。
例によって管理者打倒を迫られた主人公を抹殺するため、騙して悪いがミッション“進入路探索”にて奇襲を仕掛けてくる。


イレギュラー要素は抹消するミラージュはそう判断した
管理者を破壊する……?馬鹿げたことを


リップハンター
ファンファーレと同じくAC3に登場。“進入路探索”にてミッション開始時点では味方だが、ファンファーレ出現とともに此方を裏切り、襲いかかってくる。
ちなみに慣れた人間にはミッション開始と同時に切り刻まれ、裏切る前に撃破されることも……。
声が凛々しい女性レイヴン。


この世界に、アナタは不要なのよ!
消えなさい!イレギュラー!


ミラージュ
AC3~NXに登場する企業の一つ。
3の無印においては終盤で“管理者”の制御を目論んでいたことが明らかになり、
管理者を破壊しかねない力を持ち始めた主人公を危険視して偽のミッションでおびき出し、上記2名のレイヴンを刺客として送り込んでくる。
それも撃破されると、あっさりと開き直って主人公を否定するメールも送りつけてくる。


我々は管理者を廃したかったわけではない。その力を制御できると思っていた。
狂ってはいても、我々には管理者が必要だ。我々の生きる道は、管理者が決めるべきことなのだ。
お前なら、管理者を破壊することもできるのかもしれない。だがそれは、大きすぎる力だ。
その力を、ユニオンは利用しようとしている。
お前は危険すぎた。お前の力は管理者を、この世界を破滅へと導く力だ。


キャロル・ドーリー
ACVチャプター00にて主人公のオペレーターを務める女性。
強大な軍事力を有する“企業”代表として、全てを焼き尽くす(かもしれない)彼に、明確な“敵意”を持ってイレギュラー認定とその抹殺を宣言する。


なるほど、それなりに力はあるようですね
認めましょう。あなたの力を
今この瞬間から、アナタは敵

この世界から消え去るべき敵です



主任
狂的かつ愉快犯的な言動が目立つ凄腕のAC乗り。
かつて『味方も敵もいない』と嗤ってみせた男は、“企業”が唯一“敵”と認めた男へその銃口を向ける。

安っぽい言い方だけど、そのACには消えてもらわなきゃいけない
まぁやるんなら本気でやろうかぁ!その方が楽しいだろ!



財団
ACVDに登場。
人間すべてを見下し、ただただ『人類の可能性』を否定するために行動を起こす慇懃無礼・傲岸不遜な男。
『例外』へと成長を遂げた主人公を抹殺するため特殊兵器N-WGIX/vを差し向けてくる。

ええ、可能性のあるものはすべて消去します
それが、我々の計画ですから



オールマインド with G5イグアス
ACVIに登場する傭兵支援システム。
及び、システムが取り込んだベイラムの精鋭レッドガン部隊所属だったAC乗り。
自身の進める計画の成就一歩手前となり、用済みとなった主人公「C4-621」を自身に取り込みたいオールマインド。
何度も621に挑んではその度に負けてプライドをズタズタにされ、敗死してなお621を殺すことを望んだ男、イグアス。
利害が一致した両者は、最後の障害を排除すべく動き出す。

貴方たちは計画における異物なのです

…イレギュラー
これで全てを終わらせてやる

しかし
計画を妨げる者はもう一人いた。
ただただ憧憬を追い続ける男にとって、オールマインドはもはや不要な存在となっていた。

取り込むべきでは…なかった…
イレギュラー…








フロム・ソフトウェア
ACシリーズ最大の企業にして管理者。
かつて余りにも強すぎたレイヴンをイレギュラー認定(公式大会出禁)したことがある。










認めない。人の可能性など僕は認めない
僕の人生を、全てを破壊した汚れた世界を、忘れることなどない


だがもし


貴方のような『例外』が存在するというのなら

ならば、生き延びるがいい
君にはその権利と義務がある

今は去りましょう。いずれ答えは出るはずです


これだから面白いんだ
人間ってヤツは





イレギュラー認定ミッションを生き残った方から追記・修正お願いします。


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最終更新:2024年03月17日 09:14

*1 管理者の口ぶりから察するに主人公以前にもたびたびイレギュラー認定を受ける者がいたと思われる。

*2 大抵の場合、主人公はただ身にかかる火の粉を払い続けただけである。