アルフォースブイドラモン

登録日:2011/10/31 Mon 18:03:13
更新日:2022/03/22 Tue 12:03:40
所要時間:約 3 分で読めます





古の能力を解放して飛ぶ蒼き聖竜騎士!

『アルフォースブイドラモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 ワクチン種
必殺技 ・シャイニングVフォース
胸のV字型アーマーから掃射される光線。
得意技 ・アルフォースセイバー
腕のブレスレットからビーム状の聖剣の出現させ、敵を切り裂く。
・テンセグレートシールド
腕のブレスレットから聖なるオーバーライトのバリアを作り出す。
破壊されても、攻撃が届く前にバリアを再構築することができる。

【概要】

ロイヤルナイツに属する聖騎士型デジモン。
名前のアルフォース(ULFORCE)はジョグレスと同様に《究極の(ULtimate)力(FORCE)》を意味する造語。

最軽量のレアメタル、“ブルーデジゾイド”製の鎧に身を包む、
古代デジタルワールドから存在する“予言”の中に登場する伝説の聖騎士である。

“予言”にはネットワークの守護者ロイヤルナイツの出現が記されており、
『ロイヤルナイツと呼ばれるデジモン達が、デジタルワールド最大の危機の時“予言”の元に集う』と云われている。

古代種の秘められた力を解放しており、能力は未知数だがロイヤルナイツ最速のスピードを持ち、
それはかのオリンポス十二神族、地上最速の『メルクリモン』に迫るほどである。
このスピードを以て“神速”と呼ばれるほどの超高速で天を駆け、空を裂き、地を割る。

後述するゲーム作品などでは姿の共通点などから、ブイモンの単独での究極体として扱われる事が多い。
ジョグレス進化させるならばエクスブイモン、そうでないならブイドラモン→エアロブイドラモンから単独で究極体に、といった感じである。

超究極体(フューチャーモード)や、アルフォースの詳しい説明等については漫画『デジモンアドベンチャー Vテイマー01』に登場したゼロマルの項目で。

【派生種】

アルフォースブイドラモン(X抗体)

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 ワクチン種
必殺技 ・シャイニングVフォース
原種と同様。
アルフォースブイドラモンがX抗体を得て進化した姿。
(X抗体種には多いことだが)ムキムキになる。
また、胸のV字型アーマーと、アルフォースセイバーも巨大化する。

その神速のスピードもさることながら、「アルフォース」がさらに引き出されている。
「アルフォース」には驚異的な治癒能力もあるため、どんなダメージもすぐに自己回復する。
仮にアルフォースブイドラモンへ攻撃を当てても、瞬く間に100%のパワーで反撃を受けるであろう。


【関連作品でのアルフォースブイドラモン】

漫画『デジモンアドベンチャー Vテイマー01』

初登場作品。
該当項目を参照。


アニメ『デジモンセイバーズ

CV:鶴岡聡
ロイヤルナイツの一員として登場。
特に目立った出番は無く本当にファンサービス程度。
この時点ではゼロマルのイメージが大きかったこともあり、迂闊な扱いもできなかったためであろうか。

また、アニメでの出番がこの作品しかない為、Precious G.E.M.シリーズ でフィギュア化された際にはセイバーズ名義で商品化された。*1

漫画『デジモンクロスウォーズ

ロイヤルナイツの一人として登場。
本編以前のバグラ軍とロイヤルナイツの決戦で人間世界に飛ばされていた。

タクティモンと戦った時に目に傷を負い、両目は塞がれている。
障気によって回復が阻害され視力を失っていたが、後にクロスローダーで全快した。

ロイヤルナイツらしく一人称は「私」で厳格な口調と性格……かと思いきや、それは威厳を保つためにしていることで、実際の一人称は「ボク」。
大人し目の口調&子供っぽい性格。
気を抜くと頻繁に素がでて、部下のデジモンにつっこまれる。
明らかに上記のゼロマルを意識した性格である。

さらに、「昔は人間のパートナーがいた」「世界を救ったこともある」と発言。
さらにさらに、(Vテイマーでゼロと因縁のあった)アルカディモン相手には「やっかいな能力がある」と過去に戦った経験を伺わせる発言。
しかも、仲間のサポートありとはいえ「01分解攻撃を01再構築でしのぐ」というゼロと同じ方法でアルカディモンの攻撃を防いだうえ、アルカディモンに放ったのはエアロブイドラモン・ゼロの漫画オリジナル技『ドラゴンインパルス』であった(厳密にはドラゴンインパルスX)。

このように所々にゼロをリスペクトした演出を含みながら、ストーリーで重要な役割を担う良キャラであったため、Vテイマーファンには好評である。

ちなみに、単行本おまけ漫画『ばぐら家の横顔』で作者から「ゼロマルが大人になったらというイメージ」と語られている。

ゲーム『デジモンストーリー サンバースト・ムーンライト』

デジストシリーズ2作目。
進化前であるブイドラモン系列が参戦。
…していたが、肝心のアルフォースブイドラモンが登場せず、代わりにゴッドドラモンが究極体に据えられていた。

ゲーム『デジモンストーリー ロストエボリューション』

3作目にてついに参戦。
パスワードを入力して開放されるクエストをクリアすると入手できるようになった。
だが、彼の真価を発揮できるのはデジプレートを完璧に修復できる道具を揃えてからとなる。
この為、デジプレートの修復具合によってはレベルがすぐ上限に追いついて、新技を覚えてくれない…なんて事も普通にありうる。


ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース

CV:日比愛子
スレイプモンのスピードに対抗するため、神速を持つアルフォースブイドラモンの力が必要となる。
オメガモンは「彼ならば、必ず味方になってくれる」と言うが、彼の反応はどこからも無く、 時空の狭間に消えてしまった と判断された。
そこで杏子が提案した方法は、 並行世界からアルフォースブイドラモンを連れてくる というもの。

結果的にこの試みは成功し、並行世界からパートナーとともに連れてこられたアルフォースブイドラモンは他のロイヤルナイツ達と行動を共にするのだが、作中世界におけるアルフォースブイドラモンについては…
一切触れられる事はない

並行世界のアルフォースブイドラモンが活躍する一方、作中世界のアルフォースブイドラモンは登場すらできず、何とも不遇である。

ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』

続編…というか舞台裏を描いたスピンオフ作品だが、本作ではなんとアルカディモン超究極体が登場するため、
アルフォースの活躍も期待されていたのだが、残念ながら登場することはなかった。
今後のコラボのために温存している説も…あったがそろそろ絶望的だろうか

一応、前作同様、存在については語られており、クレニアムモンとの救出ミッションはあるのだが、失敗に終わっている。
代わりに今回の件が前作のとある心境の変化に繋がっていることが示唆されている。




総じては、さすがにオメガモンデュークモンの二大巨頭よりは少ないが、意外と出演作品は多い。
また、他のナイツがやたら噛ませに回ることが多いのと比して、良い役も多くもらえている。




司令塔「やはり、主人公デジモンや敵役経験者は扱いが違うのか…」

飛竜「……アレ?あの守りの要は?」





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最終更新:2022年03月22日 12:03

*1 コンテンツの集客力よりも、他媒体名義で出す場合、ゲームにせよ漫画にせよ版権が一つ余計に必要になることが大きかったと思われる。