カルヴィナ・クーランジュ

登録日:2011/06/11(土) 20:10:28
更新日:2024/02/29 Thu 13:07:19
所要時間:約 4 分で読めます





「そんなこと言わないで。だって今、こうしてあなたに会えて、私がどんなに嬉しいかわかる?」
「アル=ヴァン……あなたを殺すのは、この私! この時のために、私は生き残ったの!」
「自分でも、こんな気持ちなのは不思議だったわ。だけどようやくわかった」
「今でもあなたは、私の全て! だから私の全てを賭けてあなたを殺す!」
「さあ、戦いましょう、アル=ヴァン!」


スーパーロボット大戦J』の女主人公。22歳。
ヤンデレ担当も兼ねており、情緒不安定で激情的というシナリオライターの趣味全開のキャラをしている。


【戦闘BGM】
前期:「Revenger」
後期:「Guardian Angel」


【本編開始前】
元々はホワイトリンクスの異名を持つ連合軍のエースパイロットだった。が、そのツンケンした協調性皆無な性格が原因で火星に飛ばされる。
その後、木星蜥蜴と交戦し負傷。
軍を退役しアシュアリー・クロイツェル社(AK社)の月面支社でテストパイロット達の教官を務めていた。
しかし、そのテストパイロット達だったフューリーの攻撃で支社は壊滅。ただ一人奇跡的に生き残る。
ちなみに、彼女の同僚はどいつもこいつも死亡フラグを立てていたことが、彼女自身の台詞から判明している。

「……みんな死んだんだ」
「子供が生まれるってはしゃいでたジャッキー」
「木星トカゲを倒す兵器をつくることで恋人の敵が討てると信じてたアリス」
「ようやく休暇がとれたから家族に会いにいくと言っていたマツザキ」
「外宇宙への探査船団に参加するのが夢だったヴォルグ」
「婚約したばかりだった技術部のキャシーと医療班のレン」
「あたしの大切な仲間や友人たちは誰も…誰も助からなかったんだ!」
「なのに、あたしだけが生き残って……それが全部あいつがやったことだったなんて!」

この時の攻撃で重傷を追い入院。
そこへ、ナデシコのクルーとしてオファーが届くところから物語が始まる。


【ゲーム中での活躍】
戦術オブザーバーとしてナデシコに乗艦したため、最初はアキトに指示を出すだけで戦闘に参加しない。
第二話で三人娘が持ってきた機体に乗り、本格的に参戦する。
(ちなみに、生粋の地球人である彼女が本来フューリーにしか動かせない機体を操縦できたのは、AK社にいた頃にサイトロンを浴び続けたために機体への適性が生じていたため)

元エースパイロットなだけあって、パラメータは高い。精神コマンドも三人娘のサポートがあるため文句なし。しかも指揮能力持ち。
ただし、被弾すると気力が低下する性格なので、グランティードとの相性は最悪。
もっとも、見た目バリバリスーパー系なグランティードより、リアル系のベルゼルートや、
クストウェルの方がイメージ的にしっくりくるため、この組み合わせを選んだプレイヤーは少数派かと思われる。

シナリオ面では、序盤から割りと直ぐに馴染む男主人公の統夜と違い、どこかギクシャクしたまま中盤まで話が進む。
これは、本編開始前の事件で、カルヴィナ自身が自分の大切なモノを全て失ったことからくる虚無感や喪失感が原因。
戦闘でもどこか本気でやってないと言われてる。また仲間達にファーストネームで呼ばれる事を拒否している。
自分でも何とか過去と折り合いを付けようとしていたのだが…


そして中盤から本格的に活動を開始するオリジナルの敵勢力フューリー。
その中にいるかつての教え子達、そして死んだと思っていた恋人のアル=ヴァンとの再会により、彼女はあの事件の真相を知る。
そしてこの時にアル=ヴァンへの復讐という目的を得たが、同時に、未だに心の底でアル=ヴァンを一途に想っているため、
元々持っていた精神的な脆さに拍車がかかり、情緒不安定な発言が増える。


しかし三人娘や仲間達の支えで、少しずつではあるがそれらを克服していく。
アル=ヴァンと決着を着けるステージでは心の中にあった想いを吐き出し、彼を倒す。
決着後はアル=ヴァンの死に傷心し、しばらく部屋にとじ込もっていたが、その後は思いを新たに新型機と共にフューリーとの決戦に赴く。








……が、アル=ヴァンが生きてひょっこり出てきた終盤は

「貴方無しじゃ生きていけない!!」

ヤンデレの本領を発揮。三人娘との絆もすっかり深くなり、


旦那LOVE、三人娘LOVEワハハハハ!


なヤンデレを超越しデレデレなカルヴィナになった。
エンディング後はフューリーの移民をサポートしており、アル=ヴァンともすっかり縒りを戻していた。
ちなみに統夜ルートではハーレムを目指さないと確実にアル=ヴァンは死ぬが、カルヴィナルートだと確実に生き残る。
……まぁ、「あなたが死ぬなら私も死ぬ!」とか言われたらアル=ヴァンも死ぬわけにもいくまい。





《OGシリーズ》
『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』から参戦。CVは浅野真澄
トーヤと同時に参戦する為、副主人公ポジションとして登場。
本作における搭乗機のベルゼルート(ベルゼルート・ブリガンディ)は専用機であり、サブには開始当初テニアが同乗している。

Jと違い、戦術アドバイザーとしての設定が消失しているため、指揮官技能を持っておらず、鋼龍戦隊でもイルムジョッシュにたしなめられることが多い。
また、重傷を負ったわけではなく、標準的なPTやAMも乗れる(作中でベルゼルートが使用不能の時に他の機体で出撃しようとする場面が度々ある)が、ゲーム中は乗り換え不可。
一方、ゲーム上彼女と組む事が多いプリティ・ポニーは異星人でありながら地球製のPTAMを乗りこなしていた
また、トーヤが総掛かりでジュの字をボコって手に入れた場合のクストウェル・ブラキウムに乗り換えが可能である

また戦術アドバイザーという設定は無くなったがエースパイロットという設定は残っているので操縦技術は一流。*1
なにせ今作のベルゼルートは試作機で、そこまで機体性能は高くないのだが、それで天と地ほども性能差があるジュア=ムが乗るラフトクランズを一方的に追い詰めて撃破寸前まで持っていた程である
アル=ヴァンも最初はカルヴィナを追い込んだのだが、これはアル=ヴァンが事前にカルヴィナの操縦技術と癖を熟知していたこと、逆にカルヴィナの方はラフトクランズに乗っているのがアル=ヴァンだと知らなかったという情報の格差が第一である。*2


追記・修正はヤンデレの方にお願いします。

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  • 冒頭で所属組織が潰滅
  • 序盤は体がボロボロ
  • 1話では見てるだけ
  • クールだが思い込みの激しい先輩
  • 恋人への想いが戦う意志と深く絡む
  • 戦闘時は赤いスーツを身に纏う戦士
  • OG
  • カルヴィナ・クーランジュ
  • ナチュラル

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最終更新:2024年02月29日 13:07

*1 その設定どおりカルヴィナの能力値は自軍でもトップクラスに高い

*2 実際、宇宙で再戦した時は互角だった