泉新一

登録日:2011/08/03(水) 01:50:44
更新日:2024/03/12 Tue 23:55:16
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概要

漫画『寄生獣』の登場人物で主人公。

CV:島﨑信長(アニメ版)、梶裕貴(パチンコ版)、演:染谷将太


本作における主人公で、どこにでもいるような普通の高校生の少年。
イヤホンで音楽を聴いていた為、パラサイトに侵入されずに済み、更に腕に侵入したパラサイトをコードで腕をきつく縛る事で脳への侵入を阻止。
最初は普通の少年だったが、普通の高校生では考えられない血みどろの修羅場を幾度もくぐり抜け、同時に人間らしさを失っていく自分に苦悩する。
肉親を失い心臓を損傷後、後述のミギーの蘇生措置によりパラサイトの細胞と融合して命を繋いだ事で身体能力が異常に強化されていく。
逆にミギーが弱体化した事もあり、中盤からは「ミギーに防御を任せて、彼自身が寄生生物を殴り殺す」という動きを見せる。
しかし同時に大切な人を幾度となく目の前で奪われた経験も相まって、心身ともに人間とパラサイトが融合した中間のような存在と化していく。
世間では寄生生物のことは知られておらず、人類の為にも自分は名乗り出るべきではと考えるが、モルモットにされることを危惧するミギーと意見が対立する。
初めは前髪を下していたが、融合後はオールバックにしている。また性格も異常なまでに客観的且つ冷静なものに変貌。涙も出なくなる。
これは「胸の穴」と形容され、母のパラサイトに刺された胸の傷と母を失った事によるショックによるものと考えられる*1
融合後は人間を片手で投げてコンクリの壁を破壊するほどの怪力と、助走なしで3mの壁を飛び越えられる跳躍力、オリンピック選手以上の俊足を発揮。
更に300m先の人物の特徴を読み取るほどの視力、広範囲・遠方の会話も聞き分けられる聴力、パラサイトの攻撃にも耐える強靭な肉体に変化した。
融合前の新一でさえ、圧倒的破壊力を誇るAを不意打ちとはいえ致命傷を与えるなど、「人」の部分をパラサイトとは別に動かせるアドバンテージを持つ。
その為、他のパラサイトと比べ総合戦闘力が高く、純粋な戦闘力で敗北したのは後述の最強生物・後藤のみ。
融合後は並のパラサイト相手なら多勢に無勢でも負けはしない。ただし肉体のエネルギー消耗が激しいのか、寄生前よりも大幅に食欲が増していく。
里美、加奈、宿の少女など多数の女子から好意を向けられるなど結構モテる。





― 発端 ―

登場時は高校三年生。その後大学受験に失敗し浪人生になる。
どこにでもいる高校生だったがパラサイト(ミギー)が右手に寄生したために数奇な運命に巻き込まれてしまう。

最初はミギーも人間の習慣を分かっていない事もあってお互い苦労するが、理性的なミギーのうまい口車もあってか上手く共存していくようになる。
しかし「パラサイトに寄生されたにもかかわらず人間の意識もある」という珍しい例であることで、パラサイトからは危険視される。
パラサイト同士は感知しあう影響から、存在を隠し通せず様々なパラサイトに出会い襲われるということになる。

学校に赴任してきた教師であり、パラサイトの中でも最も知性に長けた『田宮涼子』とは幾度も接触、珍しい例として興味を持たれる。
しかし同行していたAという好戦的なパラサイトに後に学校を襲撃され、初めてパラサイトを自分の手で倒した。*2
この事件と身籠っていた子の件の追及を避ける為、『田宮涼子』は失踪する。

様々な事件の中で些細な事から他校の生徒に絡まれたり、好意を抱いている村野との仲を深めていく。
同時に一気に色々なことに巻き込まれたせいか、精神的にも変化が出てくるようになる。
ミギーを隠す為に不自然な挙動が増え、そのことを母親に問い詰められていた。

それをノイローゼと見かねた夫が気分転換にと伊豆への旅行を誘ったことが不幸のはじまりとなった。


両親が夫婦水入らずの旅行に出ていた先で、人体部を損傷し「引っ越し」を急いでいたパラサイトに不運にも母親が目を付けられる。
そして父親の目の前で首をはねられ、パラサイトに身体を乗っ取られてしまった。
パラサイトと化した母親は目撃者である目の前の夫を殺そうとするが、夫は奇跡的に逃れ、新一に電話で事の経緯を連絡。

父親から告げられた話に動揺する新一の目の前に、目撃者の父親を始末しようと自宅に戻ってきた母親を乗っ取ったパラサイトと遭遇。

悪夢のような現実を受け入れられず、ミギーの制止や説得も虚しく、母親だったものに話しかけるも、当然聞く耳持たれず心臓を貫かれ致命傷を負う。
本来ならそのまま程無くして死ぬはずだったが、ミギーが新一の体内に潜り込んで一時的に心臓と一体化。
蘇生を行いながら損傷を修復したことにより一命を取り留めた。


この際、ミギーの体組織が心臓から拡散し、ミギーの細胞と新一の細胞が一体化して新一の体が強靭化し身体能力が異常なまでに向上。
目を覚ますと母親のパラサイトに次は父親が狙われると考え、急いで旅行先の伊豆を目指す。
道中で出会ったもう一人の例外、宇田と協力して母親の身体を奪ったパラサイトを始末した。(殺したのは宇田のパラサイト、ジョー)

― 異変 ―


旅から帰ってきた際にはオールバックになって目つきも鋭くなり、驚異的な身体能力と普通の人間の動きがスローに見えるほどの反射神経を得た。
その反面、どちらかというとパラサイト寄りになった精神、価値観の変化はその後の彼に多大な影響を及ぼしていく。
聴覚が鋭くなり、動物が助けを呼ぶ声が分かり、助けられない子犬を抱きかかえ死に寄り添う…その一方で死んでしまった後は子犬をゴミ箱に捨てた。

「もう死んだんだよ……死んだイヌはイヌじゃない イヌの形をした肉だ」

その異常なほどの感情の切り替えの早さから、村野からも距離を置かれるようになる。
また、ミギーが変異する範囲が肘から先に限定された上、一日のうち連続して4時間程度「冬眠」してしまうようになってしまった。
『睡眠』自体は今までも行われていたが、瞬時に起きて活動できるので待機時に行っていた。
しかし『冬眠』は強制で4時間全くミギーが機能しなくなる為、その時に襲われる事は死活問題であった。

ほどなくして学校に「島田」という怪しい生徒が転校してくる。
ミギーを介して瞬時にパラサイトと見抜いた新一に、島田は『田宮涼子』から『田村玲子』に名前と顔を変えた彼女から、新一達の監視役として送られたと告げる。
島田は人間を喰わないように順応できるか実験中だと言い、ミギーも島田は話が分かるやつだと判断するが、実際は街に出て顔を変えて人食いをしていた。
そんな島田に違和感を覚えたクラスメートの女子生徒が彼を観察、島田の正体に気付いてしまう。
彼女は真偽を確かめるべく島田を呼び出し問いただすも、島田は正体を知った彼女を始末しようと襲い掛かった。
だが護身用に持っていた強酸をパラサイト部分に浴びた事で細胞が意思統率を取れなくなり、暴走状態となって学校内を彷徨いながら生徒や教師を虐殺。

事情を知らない新一は村野を助ける為、顔見知りの生徒や教師の死屍累々の山を平然と乗り越え助け出すが、同時に異常事態に対する自分の違和感を自覚。
そして暴走状態にあった島田を、学校の屋上に誘き出し、向かいのビルからの投石で心臓を貫き始末した。

【異変】後から新一に興味を持ち接近してくる他校の女生徒(スケ番?)、「加奈」に付きまとわれるようになる。
彼女は一種の超能力者であり、パラサイトの出す信号を感知する能力を持っていた。
この能力を使って新一の存在を感じ取り、行く先々で新一の前に姿を現していたのだった。
それを知った新一は、いつか自分ではなく間違えてパラサイトに出会ってしまう事を危惧して、その能力を使わないように警告する。
しかし加奈はこれを「運命の赤い糸」と信じ込むようになり、能力を乱用。その結果、加奈は泉と勘違いして人喰い現場に遭遇。
加奈の救難信号を感じ取って現場に駆け付けた新一だったが、すんでのところで加奈はパラサイトに致命傷を負わされてしまう。

「…………ミギー ぼ…………防御たのむ……………」

加奈を刺したパラサイトの人体を、右腕……ではなく、ただの自分の左腕で腹をぶち抜き、成人男性を貫いたまま持ち上げ、壁に叩きつけて壁ごと粉砕した。

そして加奈の最期を看取り、彼女の葬式に参列、第一発見者だった新一に向かって加奈に惚れていたミツオが殴り掛かる。
しかし助けられなかった自分自身の無力さ、さらに母や加奈が死んでも全く涙が出ない自分に苛立ちミツオにやり返してしまう。
葬式からの帰り道、自身の変貌に焦燥した新一は近くにあった大きな木の幹に頭を何度も強く打ち付け、血を流した。

「血の色は……赤いな 一応は…」


たまたま街中で出会った占い師に胸の穴と同時に心にも穴が空いてる事を指摘されるも、「その人物ともう一度会え」という助言を受け、苦笑する。

「……その相手なら殺したよ」

しかしある意味ミギー以上に異端なパラサイト、『田村玲子』に奇しくもこの胸の穴を塞がれる事になる。

― 襲撃 ―


『田村玲子』の手によって、倉森という私立探偵が新一の身辺調査を開始する。
数々の数奇な事件に関わってきた新一に倉森は好奇心を抱き、その結果ミギーの存在を知られてしまう。
宇田・ジョーを呼び寄せ協力して倉森を捕え、警告し、倉森が人間だと思っている田村の正体も明かす。
倉森に「自分(新一)一人の犠牲で人類が助かるなら、自身の存在を明るみにすべきだ」と云われるが、ミギーの擁護?で事無きを得た。

しかし新一達の警告を無視し、倉森は今度は田村の身辺調査をはじめる。
その結果、田村の関係者「三木」を尾行していた倉森の手下が「食事場」で襲われてしまう。
倉森に助けに呼ばれた新一が彼と共に食事場に行くがもぬけの殻で、そこに獲物と一緒に『食事』に来た別のパラサイトが登場。
連れてこられた女性は助けられず死亡するが、パラサイトを撃退。しかしこれにより「広川一派」に二人は危険視されてしまう。

まず新一を始末する為に、複数寄生体の「三木」が送り込まれる。
しかも都合悪く『冬眠』の時間に入ってしまったミギーを連れて逃走。足が遅かった為、何とか逃れて車に乗せてもらい遠くに逃げる。
しかし三木もトラックの荷台に乗り込み後を追ってきており、結局追いつかれてしまうが、ここでようやくミギーが目を覚ます。
最初は複数体のパラサイトによる同時攻撃というアドバンテージで一方的に攻め続けるが、肉体の統率が下手なせいで人間体の運動性が致命的だった。
そのちぐはぐな肉体バランスの虚を突き、三木の撃退に成功。しかしそこから後藤にバトンタッチした事で状況は一変。
全く太刀打ちできずに辛くも逃走。次は自分の家を狙うと見込み、電話で父親を説得して家から避難させた。

一方、倉森は調査から撤退したが、広川一派が自宅を襲撃、偶然外出中だったため代わりに妻子を殺害されてしまう。
警察の事情聴取を受け、新一達の名前は伏せつつ新一から得たパラサイト・広川一味の情報を提供した。

パラサイト側でも一悶着があり、草野という組織の幹部が快く思わない『田村玲子』を粛清しようとする。
部下を従え三人のパラサイトで襲い掛かるが、田村の頭脳戦には全く通用せず、逆にこれを返り討ちにして組織を脱退した。


― 邂逅 ―


田村が拠点を移そうとしたところ、警察から脱走した倉森が田村の作った赤ん坊(普通の人間の赤子)を攫い、田村を呼び出す。
向かう途中で田村は新一の自宅に寄り、そこへ偶然電話してきた新一と会話、倉森が指定した場所に呼ぶ。
倉森は妻子の復讐の為、田村の目の前で赤ん坊を公園の高台から下の道に投げ落とそうとするが、それを阻止しようとした田村に殺された。
(尚、投げ落とそうとしたのは『ふり』であり本気ではなかった。)

倉森自身が高台から落ち、自分を探していた警察と接触、そして最期まで新一の身を案じ隠し通した。

「……彼は……人間です……私と同じ……小さな家族があり……そして奪われ……苦しんで……」

警察は落ちてきた高台に向かう。そこには連絡を受けた新一も訪れていた。
田村は今までの研究結果から、自分達が何者であるかの自分なりの見解、そして広川一派の内部情報などを新一に伝える。
しかし話の途中で警察が現れ、平間警部が新一と田村にパラサイトでないかの確認をする。*3

そして田村がパラサイトだと確信した平間警部の一発の銃弾により、田村の正体がバレてしまう。
しかし田村はパラサイトだが抱いている赤ん坊はただの人間の赤ん坊。そんな事は知らない警察は一斉射撃を始める。

唯一事情を知る新一は、必死に抱いている赤ん坊の事を警察に訴えかける。
田村は赤ん坊を守る為に寄生体のガードを広げ、その為に弾を避けられず人体部分にどんどんダメージを負っていく。
反撃しようとすればできるはずなのに、それをせず田村は新一の方に歩み寄っていく。それを理解できないミギーが新一に離れるよう指示する。

まて 新一……ここで逃げられては困る……
どうすればお前を……お前という人間の心を………!

…シンイチ……

赤ん坊を守りながら近づいてくる田村の顔は、亡くなった新一の母親のものになっていた。

新一「かあさん…」
ミギー「だまされるなシンイチ!罠だ!思い出せ!胸の穴を!

新一「…………… いや…」

新一に当たってしまう距離まで近づいた為、警部が発砲を辞めさせ同時に様子が変であることにも気づく。


ずうっと考えていた…私は何のためにこの世に生まれてきたのかと…
一つの疑問が解けるとまた次の…疑問がわいてくる…
始まりを求め…終わりを求め…考えながら ただ ずっと 歩いていた…
何処まで行っても同じかもしれないし…歩くのを辞めてみるならそれもいい…
全ての終わりが告げられても…「ああ そうか」と思うだけだ
しかし…それでも今日…また一つ疑問の答えが出た
シンイチ この子供…結局使わなかった 何の変哲もない人間の子供だ…
人間達の手で 普通に育ててやってくれ…

…わかった

ありがとう…
(…ありがとう?)

…この前 人間の真似をして 鏡の前で大声で笑ってみた…
なかなか 気分が良かったぞ………

そして『田村玲子』は息絶えた。
刹那、銃撃の最中でも泣かなかったのに大声で泣きだす赤ん坊。
新一はその様を見ながら「お前の母さん…死んでしまったもんな」と、話しかけた。

あなたの胸に穴を開けた者にもう一度会うのよ

占い師の言葉が脳裏によぎる。
そして、亡くなった母親の思い出と共に、幻ではあるが無事に旅行から帰ってきた母の姿を見た。
「今…とても悲しい夢を…」

銃声を聞いて、一時は新一の事とは思いたくなくてその場を去ろうとするも、加奈の導きで駆け付けた村野が新一を呼ぶ。

全てを受け入れた新一は大粒の涙を流しながら、振り返った。

「…涙が…」

新一は田村の生き様を見て、母親を失った悲しみをきちんと受け入れる事、人間としての普通の感情を取り戻す事ができたのだった。

― 殲滅 ―


警察に重要参考人として呼ばれたパラサイト掃討作戦では殺人犯「浦上」と出会う。
その後パラサイトととしての本性を表した最強生物、後藤を田舎の方に誘い出して山の中で交戦するも圧倒的な強さに完敗、右手とミギーを失ってしまう。


しかし田舎に後藤を連れてきてしまった責任を取るために単独で交戦、
追い込まれるも唯一の弱点をつくことに成功してミギーを取り戻し勝利する。

虫の息である後藤に対し、様々なパラサイトと出会って、
「人間」としての思慮を深めていったシンイチは後藤にトドメをさしてその場を離れる。


その後ミギーに夢の中で別れを告げられて平穏な一年を過ごすも浦上の急襲にあってしまう。
これに巻き込まれた村野を救出する際にミギーが自分の中で生きている事を再確認する。





ミギーが徐々に人間の感情を理解していったのに対して、
シンイチは人間的感情が徐々に失われていくという対比の描写になっている。

これは致命傷から復活した際にミギーの細胞が体全体に行き渡ったためで、
復活以降はパラサイトにひけを取らない身体能力と感情の異常なまでの切り替えの速さなど、思考はパラサイト寄りなる。
本質的には優しく、人間としての誇りを持っているがパラサイトに近い思考が前面に出てしまい、「人間的感情」に苦悩していく事になる。



しかし田宮涼子に胸の穴を塞がれてからは母の死以降初めて涙を流し、復活前の「人間的感情」を取り戻すことになる。




ミギーに対しては復活以降信頼を寄せていくが、彼が人間的感情を無視した冷酷な策を打ち出した時は否定し、パラサイトの考え方そのものを否定し続けた。

とはいえ後半はミギーを友達、本物のヒーローと称するなどその絆は本物で、共存関係から種族を超えた仲となる。

母親を殺されて以降は手当たり次第にパラサイトを始末しようとするが、
ミギーとのやり取りや数多くのパラサイトと関わってきた事から最終的にパラサイトにもある程度の理解を示す。
田宮は最終的に「人間と寄生生物は一つの家族」という結論を出すが、彼もまた「狭い意味では敵だけど広い意味では味方」と、彼女に近い結論を出している。
その上で、ちっぽけな一人の「人間」として自身の安全を脅かすものを始末することに決めた。




尚、劇中で村野とやっちゃった。
いや、寄生獣という物語から見てもとても重要な事なのだが。




あっ……ちょ……何するんだ! よせ!
あ……うわっ や……、
ばっかっやっろ?




きみは悪くなんかない……でも………ごめんよ……。





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最終更新:2024年03月12日 23:55
添付ファイル

*1 後に田村玲子が赤ん坊を新一に託す事により、再び人間らしい感情を取り戻す事ができた

*2 パラサイトは人間の部分はおまけとしか思っておらず、Aもミギーと交戦中に人間部分である新一が動いて自分の弱点(人体)を刺すとは思いもよらなかった。

*3 パラサイトにとって「名前」とは重要なものではないらしく、何となくしか覚えていない。そのため「よく似ているが違う名前」で話しかける事により、その反応で見極めるという独自の方法。