大星淡

登録日:2012/10/28(日) 09:25:24
更新日:2024/04/14 Sun 23:20:10
所要時間:約 3 分で読めます






アハ 「数え」くらいくれてやる


大星淡は咲-Saki-及び咲-Saki- 阿知賀編に登場するキャラクター。
金髪青眼の少女。
本編7巻が初登場。

高校一年生だが、名門白糸台高校麻雀部のチーム「虎姫」にて宮永照に代わって大将を務める実力者。

アニメ版の声優は斎藤千和、実写版の演者は志田友美。


【性格】

素の性格は天然アホの子。精神年齢はかなり低く、
  • ミーティングの時には「むぅ~タイクツぅ~」とだらけている
  • 先輩である照や渋谷を「テルー」や「タカミー」と呼んで敬語をあまり使わない
  • 「私は実力から言えば高校100年生だよ!」などの迷言多数


上述の通り、上級生に対しても特に敬語は使わずフランクに接しているが、特に照に懐いており

  • 照の試合中は前のめりになって観戦している
  • 照が戻ってきてからはずっと照の隣に座っている
  • 動画から菫のクセを探す際、自分のタブレットではなく照のタブレットを覗き込む

など、照に対して好意を持っている描写がいくつかある
照の方はどう思っているのかは不明だが、これらの行動に対し特に注意していないので不快には感じていないのだろう。

…まぁ彼女はあまり表情を面に出さないからよくわからないが。

麻雀においては、自身の圧倒的な雀力からか非常に尊大。
基本的に照以外の選手は(同じチーム虎姫の選手も)雑魚と見做していて、明確に見下す発言も多い。
例えば、副将の亦野誠子が点数を大幅に削られ、同時に自身の失点が確定しても「倍満くらいくれてやる」「「数え(役満)」くらいくれてやる」と嘯いたり、逆転を目指す主人公・穏乃を「哀れなやつ」かませ犬でしかないセリフで見下したりしている。淡れな奴
一方、自身に想定外の攻撃を加えるなどして実力を示した相手は素直に認めるタイプで、目を輝かせながら「イイ!最高じゃん!」と漏らしたことも。


【能力】

絶対安全圏

他家の配牌を悪化させ、5~6向聴にする防御系能力。これだけでも十二分に凶悪。
その圧倒的な支配力は基本的に個人の能力では破れないとされ、作中ではプロ複数人を含めた白糸台OBなどと練習試合をしていたようだが、破られることはなかった。

ダブリー270°

ダブルリーチをした後にカドでカンをして和了するとカン裏が全て乗る。絶対安全圏と対をなす、凶悪な攻撃系能力。
「ダブリー」=「配牌操作」も「リーチ後のカン、カン裏」=「山操作」も、淡の強大な支配力の賜物。
弘世菫曰く、白糸台で淡のダブリーを破れる高校生は宮永照のみ、全国でも他にいないだろうとのこと。
(ただし、照は「たぶん10人くらいいると思う」と評していたが……)

淡の(ひいては白糸台の)秘密兵器であり、校内の練習試合ですら滅多に使っていない。
公式戦に至っては県大会決勝で1度しか見せていない。
使用した理由も「だってタカミに総合獲得点で負けたくなかったんだもーん。テルはいいけど!」だったりする。
このたった一回の甘さが、後に淡を苦しめることになる。

…というか、凶悪な能力でこそあるものの、逆に言えばカンが入る前に当たり牌を出してしまえばダブリ―のみで済むということでもある。作中では現状、カンの前に当たり牌を出されてしまった描写はないが、仮にその場合ノミ手で妥協してあがるのだろうか?彼女の性格を考えれば、見逃してツモ専になりそうな気もするが…

最強の初見殺しではあるものの、手の内が割れてしまえば、カンが入る前に危険牌を多く切り、カンが入ったら安牌以外切らずにあわよくば回し打ちでかわす、という素人でもできそうなやり方で回避可能であろう。
また、牌山を円形にして角をなくすだけで発動しなくなるような脆弱な能力であるため、その強力さに反して意外に脆い一面があると言えよう。さすがに公式戦でそんな暴挙はできないだろうが


他にも「3日前の昼は雨で全然だめだったけど 今は天にカペラやプロキオンがいるのがわかる」という発言もあり、天江衣同様の「夜空の様子に影響される能力」を隠し持っていることが推察される。


【戦績】

上記のように強力な能力を持っているが、準決勝では相手が
  • プロでもやぶれないと称される「リザベーション」による援護を受け、二人分の力で戦う姫子
  • 元々の地力の高さと「無極点」に加え、「枕神怜ちゃん」を受け渡され、やはり二人分の力で戦う竜華
  • 山の奥深くに限っては天江衣さえ凌駕する、圧倒的な支配力を誇る阿知賀編主人公・穏乃
という強敵揃いだった為、あとマタンゴさんがいいようにやられて失点を確定しまくったせいで、20000点近く失点してしまい個人戦績は4位。
団体戦績も2位にしてしまった。

ただ、相性の悪さもあったとはいえ、一番の敗因は彼女の慢心であろう。少なくとも新道寺のリザベーションが来るのは分かっていたわけで、そこに対する放銃は防げたはずである。
特に顕著だったのが後半戦の南3局で、新道寺の数え役満が極めて濃厚で、点差にもそこまで余裕がない中で無謀なリーチを敢行。案の定ツモられ、リーチしなければあったはずの阿知賀からのハネ直条件が消えてしまった。
しかしその一方で、プライドゆえにオーラス見逃しツモを敢行したことが結果的に僅差での勝ち抜けにつながっており、何とも御しがたいものである。


【余談】

天照大神

ファンの間では全国編以前から、「牌に愛された子供」である「天江衣」「神代小蒔」「宮永照」から一文字ずつ取ると「天照大神」が浮かび上がることが指摘されていた。
そのため、「『大』の字が入ったキャラクターが登場するなら、そのキャラクターは上3人並の化け物、全国区の魑魅魍魎の1人ではないか」と噂されていた。
その後登場した大星淡は実際化け物であり、フナQ曰く「最高状態の竜華でも手こずりそう」とのこと。 

みなも…さかな…

102局に出てきたとある金髪少女が淡では?という説もあったが、あの少女は足が不自由で車イス生活にある事が判明し、否定された。

二次創作

阿知賀編で本格的に登場するまで、本編でのセリフは「へー」の一言だけであった。
そのため二次創作ではさまざまな性格づけがなされ、特に"小生意気だが先輩に対しては従順な後輩キャラ"というキャラ設定にされていたことが多かった。
後に上記のようなキャラと判明したことにより、彼女のイメージが変わったという人は多い。

二次創作では何故か作中で面識すらない人とのカップリングがやたら多く、キーワード入力補助候補に普通に入っている程。

おもち

阿知賀編では貧~普くらいのサイズで統一されていたが、本編中で登場する度、凄い勢いでおもちをおもちになっている。
あんまりにおもちが立派になりつづけるため、流石にこれは絵柄の変化によるものだろうと考えられていたが、
後に回想中の過去シーンと現在シーンの胸のサイズが明確に異なる回が登場し、とどめに作者ブログで「胸のサイズは今回は全部合っています。」と明記された
どうやら何らかの理由で実際におもちが膨らんでいるらしい。さすが高校100年生
考察の主流はインハイ中に急成長が来た派(やっぱり単に大きくなったよ派)、雀力の充溢に合わせておもちになるよ派(おもち具合が能力に関連するよ派)など。

咲日和

上述したようなギャグ向きの性格や戦績ゆえか、スピンオフのギャグ4コマ「咲日和」では大活躍。
おおむね相方になる照がボケ倒すせいもあり、ツッコミに回ることも多々。
_人人人人人人人人_
> きょ・・・競合他社 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄



3日前の記事は荒れて全然だめだったけど 今はwikiに追記や修正が要るのがわかる…

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • かませ犬
  • 戦犯顔
  • 高校100年生
  • 咲-Saki-
  • 哀れなやつだな
  • 哀れな子
  • 淡れ
  • 現地妹
  • あわや戦犯
  • 金髪
  • 白糸台
  • 阿知賀編
  • 斎藤千和
  • 志田友美

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月14日 23:20