ライダーキック

登録日:2012/04/02 Mon 09:51:02
更新日:2024/04/09 Tue 10:25:03
所要時間:約 10 分で読めます







トォゥッ!ライダァーーッ!キェアアーーッ!!



うおりゃァアーッ!!



お前を止められるのはただ一人!俺だ!!

ラ     
イ     
ジ     
ン     
グインパクト


ライダーキックとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズのヒーロー、仮面ライダー達が使うキックタイプ必殺技の総称である。



【概要】

初代仮面ライダーこと仮面ライダー1号の頃から続く、仮面ライダーの必殺技の代表格。
明確な必殺技ではなくてもシリーズのライダー達はほぼ確実にキック技を持っている。
ウルトラマンの「スペシウム光線」と並んで、日本の特撮作品を代表する有名な技で男の夢とロマンの塊。
その一般への浸透率の高さから一部のプロレスラーも、変形型のミサイルキックに「ライダーキック」と名付けて使用する選手がいる(ザ・グレート・サスケが有名)。

ライダーキックは再現しようとすると大怪我をするので、狂気のサムライ集団大野剣友会やジャパンアクションエンタープライズのメンバー以外は絶対に真似しないで下さい。
実際、初代『仮面ライダー』放送当時も実際に怪我人が出た事態を受けて、劇中で本郷猛が「仮面ライダーのライダーキックはな、仮面ライダーだから出来るんだ!」と子供達に注意する場面が第68話で挟まれた。

そして『仮面ライダー』という作品が大人気を博した事もあり、ウルトラシリーズの方でもウルトラマンレオが早速必殺技にキックを取り入れたり、バッタをモチーフにしたポケモンが蹴り技を覚えたりと、後の時代に残した影響は決して少なくない。


【種類】

先述の通り仮面ライダーの代名詞と言えるこの技だが、終始同じ技だけ使うという例は実は少なく、
第1作の時点から強豪怪人打倒・あるいはメタ的にマンネリ打破のため、日夜新たなフォームのライダーキックが開発され、誕生している。

基本的に昭和ライダーは技名を熱く絶叫し平成ライダー以降はかけ声+アイテムの電子音声でクールにキメるというパターンが多い。
しかし、平成でも1期後半に入ると王道ヒーローらしい良い意味での「クサさ」を追求するムーブメントが再燃し、素直に技名をコールするタイプのライダーもそれなりに登場するようになった。

※一人で複数のタイプのキックを習得しているライダーも当然存在する。怪人側にも使用者が存在する場合があるが、後述。

・跳び蹴り(垂直上昇型)

超人的脚力で跳躍し、キックを叩き込む最も標準的なタイプ。
空中で前転や宙返りを行って威力を倍増させる事もある。何故真上に跳んで斜めに降下するのかは永遠の謎。
元々は番組企画の過程で『バッタモチーフのヒーロー』なる当時としては斬新すぎて誰もやらないアイディアに対する「バッタなんてムシじゃないですか~?チョー弱そ~~!」(意訳)という至極もっともな意見をねじ伏せるべく、
「そのムシのパワーを等身大に拡大したらこれだけスゴイことができる!」という反例として、仮面ライダーの威力を表現するために生み出された。

仮面ライダーアギト』や『仮面ライダーディケイド』では対空軌道で蹴り込むシーンもある。

主な使用ライダー:1号、龍騎ディケイド等多数

・跳び蹴り(助走型)

こちらは一般的な「跳び蹴り」に近いタイプ。相手に向かって走って行くか、もしくは斜め前方に向かって跳躍し、低軌道で蹴りをかます。物理学的にもこっちの方が納得しやすい。
平成ライダー(特に一期)にはこれが多い。

主な使用ライダー:BLACK、クウガファイズブレイド等多数

・ドロップキック

跳び蹴りと似ているが、こちらは両足を揃える。
足一本のものと違って力強い印象があるが、言い換えれば空中で仰向けになったまま突っ込んでいくだけなので美しいフォームで放つのは大変難しい。
ちなみに記念すべき史上初のライダーキックは両脚キックということは案外知られていない(※第1話:VS蜘蛛男)。

主な使用ライダー:シャドームーンカイザアマゾンオメガ

・浴びせ蹴り

空中で身体を大きく捻り、体重を乗せて脚を浴びせかけるようにしてサッカーのオーバーヘッドキックの如く蹴り込む。ダイナミックでカッコいい。

主な使用ライダー:ギャレンウィザード*1

・錐揉みキック

蹴り脚を軸に捻りを加えて放つキック。
回転速度が上がるとドリル竜巻のようなエフェクトが発生する事も。見た目もかっこいい。

主な使用ライダー:2号ストロンガーカリス

・反転キック

「相手を蹴った後、その反動でもう一度飛び上がりキックを叩き込む」という掟破りの必殺技。
また、壁を蹴ってその反動で敵にキックを叩き込むというタイプもある。

主な使用ライダー
 連続蹴りタイプ…V3、スカイライダー、スーパー1キックホッパー
 壁蹴りタイプ…1号、スカイライダー、キックホッパー(ゲーム版)

・踵落とし

足を高く振り上げて振り下ろし、踵を叩き付ける。空中で回転しながら決めるタイプもある。2000年代格闘技ブームの波を感じる技。

主な使用ライダー:ギルスダークカブト(ゲーム版)、アマゾンオメガ

・廻し蹴り

その場で回転し、相手を蹴り上げる。
襲いかかってくる相手にカウンター気味に放つのが基本だが、飛び廻し蹴りを使うライダーもいる。

主な使用ライダー:
廻し蹴り…カブトクロノスエボル
飛び廻し蹴り…ガタックアクセルクローズ最光 エックスソードマン ワンダフル

・シザーキック

両足を開き、相手を挟むように蹴る。
レンゲルは(ラウズカードの効果という形で)コブラ、ローグはワニ、オーズはその両方、スーパーガッチャード クロスエックスレックスはT-レックス(ティラノサウルス)と、使用するライダーのモチーフが偏っているのも特徴。
コブラモチーフの王蛇はシザーキックではないが、ダイナミックな開脚から連続蹴りを繰り出している。

主な使用ライダー:レンゲル、オーズ ブラカワニコンボ、ローグスーパーガッチャード クロスエックスレックス

・跳び膝蹴り

ジャンプして膝蹴りを叩き込む。使用者は少ないが、書籍や公式サイトのライダー図解などでは膝当てに類するパーツの説明に『膝蹴りの威力は超スゴイ!』系の記述があるのはざら。
もっと活用してあげてもいいかもしれない。

主な使用ライダー:1号、インペラーロポ

・風車回転キック

錐揉みでも前転でもなく、空中で全身を風車や円盤のように横回転させながら、その遠心力を利用して蹴る。
主に両手足を広げて使用する事が多い。ウルトラマンシリーズでもたまに見る攻撃方法

主な使用ライダー:V3、ストロンガー、スカイライダー、W ファングジョーカー

・複数人での同時キック

主にタイマンでは勝ち目がない程に強い大ボス格の怪人に使用する合体技(平成では悪のダーが喰らう事も多い)。
複数のライダー達がそれぞれのライダーキックを同時に繰り出すライダー同士の結束や絆の象徴ともいえる必殺技で、非常に盛り上がる。
その一方で「そこに至るまでの過程がgdgdでも、これでシメるだけで一部のファンはコロッと感動してしまう」という魔性の演出でもあるが…
中にはてつをのように同一人物で4連キックとかダディもやしのように一人で分身して放つツワモノも。
ガタキリバオールライダーキックオールトゥエンティタイムブレークは反則クラス。
極め付けとして、平成ライダー最後の劇場版となった冬・夏の作品では平成ライダー20人がそれぞれのキックを原典へのオマージュたっぷりに連続で放ったり、
平成ライダー20人(最強フォーム)+ゲイツが各々の番組タイトルを背負って一斉にキックを放つ「平成ライダーキック」という技を披露している。
また、リバイスはその性質上、ダブルライダーキックが基本となる。

なお、ライダー2人でのキックは雑誌媒体などで「ダブルライダーキック」と呼ばれる事が多いが、元祖である1号2号によるものは「ライダーダブルキック」である。
第51話のサブタイトルやゲスト出演では「ダブルライダーキック」となっている事もあるが、基本的に藤岡弘、氏、佐々木剛氏の両名が出演した映像作品での呼称は一貫して「ライダーダブルキック」なので注意しよう。*2

・巨大化キック

その名の通り、巨大化してキックをお見舞いする。
もはやキックというより巨体を用いた圧殺だが、大体相手も巨大なので問題ない。迫力は凄まじい。
でも巨大化系ヒーローの目線で見ると単なるジャンプ大キックだよなコレ……

主な使用ライダー:1号、Jキバ、ディケイド コンプリートフォーム ジャンボフォーメーション等

・連続キック

一度では終わらず、左右の足を交互に蹴り込んで畳みかけるような怒涛のキックをくらわせる。
強力ではあるがスピーディに演出するのは難しく、『バタ足キック』などとコミカルに受け取られてしまう場合も……。

主な使用ライダー:王蛇、アクセル(アクセルトライアル)、エグゼイドサウザー

・捕まえてキック

相手を抱え込んで蹴り飛ばす。
1号が「ライダーハンマーキック」*3として使ったがトドメには至らず、その後も必殺技として使われるケースは少ない。

主な使用ライダー:1号、V3

・上段蹴り

目の前の敵に直立の状態から蹴りを入れる、カブトなどの回し蹴りとはまた違ったカッコ良さのあるライダーキック。
……といえば聞こえはいいが、ライダーキックとしては使用者がまだ少なく、むしろ違う意味で印象に残る人の方が多い。

主な使用ライダー:ビルド(ラビットタンクハザードフォームジーニアス)、ザイア



【オプション】

キックの物理的な威力だけでなく、足を通じて相手に何らかのエネルギーを流し込んで威力を増加させるタイプも多い。
代表例はストロンガーのストロンガー電キックや、ファイズのクリムゾンスマッシュ。
またキックの前に決めポーズなどアクションが入るタイプがあり、特に平成ライダー以降ではアイテムを使用するライダーが多いため、カードを使ったり、キック用装備を装着したりと、キックの種類に限らず様々なバリエーションがある。
技によってはCGによる派手なエフェクトが付く事も。

徒手空拳の肉弾戦で戦う仮面ライダーだが、実は玩具販促との相性が最悪であり、「商品を売るためにはどうにかしてキックをアイテムと連動させなければ始まらない」という大人の事情もある。
平成以降のライダーの制作スタッフやスポンサーは毎年『今年はどんなキックにしようか』と頭を悩ませているらしい。

また、序盤では活躍を見せるものの、中間フォームや最強フォーム登場後は他の必殺技に取って代わられる事も多い。
しかしその一方で最終決戦で敢えて初心に返って渾身のライダーキックを繰り出し、戦いに終止符を打つという熱い展開もよく見られる(例:555、カブト、W、フォーゼ、エグゼイド等)。

平成初代の『クウガ』では、動きをリアルにすると共に相手を倒すときの爆発にも考察を加えた。
番組後半では能力の強化に伴い、キックで発する封印エネルギーが強くなると同時に敵も強力になったとの設定から、
半径3Kmが壊滅したり、巨大な火柱が発生する等の被害が生じる演出によりライダーと云う「超人」を描いた(※リアルな考察が逆に能力の拡大を呼び込んだ稀有な例である)。
ここから生まれた必殺技の使用には警察との連携が必要不可欠とする等のリアルな描写は、
以降の平成ライダーシリーズの「ドラマ」主体の演出の基礎となった。


【特徴的なライダーキック】

上記のようにライダーシリーズ(特に平成以降)ではシンプルなキックにどれだけプラスアルファの演出を盛り込めるかを実験している面も強く、
下記のように毎年個性的なキックが生み出されている。

昭和ライダーシリーズ

  • ライダーキック(1号・2号)
いきなり何を……と言うかもしれないが、実は同じ「ライダーキック」の中でも随一のバリエーションを誇るのがこの2人。
というのも当初手探りの製作体制だった『仮面ライダー』は当然必殺技をバンクシーンにするという考え方もなく、結果的にかなりのバリエーションが生み出された。
「垂直にジャンプして前宙、右足を伸ばしてキックを決める」というフォーマットが固まったのはだいたい2号編の後半(死神博士着任の頃)であり、
……といった具合に実にさまざまなパターンが試行錯誤されていった。

また、話数が多いだけに派生技も他のライダー以上に豊富。
とりわけ旧1号編終盤でトカゲロンを撃破した「電光ライダーキック」は、一度しか使われていないにもかかわらず「技の1号」が誇る最強の必殺技として非常に高い人気と知名度を誇り、ゲーム作品に1号が参戦する際もほぼ必ず実装されている。

  • Xキック(X
空中に向かって放り投げたライドルスティックを支えに大車輪、その勢いを載せて打つキック。
基本的に「X」という文字がエフェクトとして出現し、放送初期は本当にしつこいぐらい「X」が強調されていた。
その威力たるや42㎝の鉄板(戦車の前面装甲ですら30㎝がやっとなのに)をぶち抜くほどで、怪人などひとたまりもない。
番組後半はマーキュリー回路の力で編み出された新技「真空地獄車」で敵を空中まで吹き飛ばし、無防備なところにXキックを叩き込むのが黄金パターン。
放つ際には空中で何度もグルグル回りまくるため、「どんな高さまで投げとんねん」と当時からよく突っ込まれていたが、
映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』でようやくそのメカニズム……なんと空中にライドルスティックが固定されているところを大車輪するというものが明かされ、今の子供達は勿論、当時子供だったおじさんおばさん視聴者達の膝も打たせた。

  • ストロンガー電キック(ストロンガー)
合成による派手なエフェクトがふんだんに盛り込まれた華やかなライダーキック。
命中した際も勢いよく火花が飛び散る、電気人間であるストロンガーらしい演出が用いられた(後にはスーパー1にも受け継がれている)。
流石に現代の映像技術を基準にすれば見劣りする部分もあるのは否めないが、平成以降のライダーでは定番になった派手なエフェクトで彩られたライダーキックの先駆者とも言える必殺技である。
また、作劇の上でも重要な役割を果たした必殺技でもある。
前半のブラックサタン編では積極的に決め技として使われて視聴者にこの技の強さを見せつけたのだが、第27話からのデルザー軍団相手には基本的にそのままでは全く効かなかった。
これにより、「今まで絶対的な決め技だった電キックが効かない」という事で視聴者にデルザー軍団の恐ろしさを否応なく教える役割も果たした。
が、城茂の成長で威力が上がったのか、終盤には磁石団長に対してダメージを与える事に成功している。
更に『MOVIE大戦 MEGAMAX』では複製テラー・ドーパントに対して初手で繰り出し、文字通りの一撃で粉砕。
「Stronger」の名に恥じない圧倒的な強さを平成の子供達に見せつけた。

  • 超電子ドリルキック(ストロンガー)
こちらは超電子ダイナモの力を使い、超電子人間に「チャージアップ」したストロンガーが放つキック。
先述した電キックが合成によるエフェクトで表現されていたのに対し、こちらは「本物の火花を全身から撒き散らしつつ、錐揉み回転」というアナログな手法で電キックにも劣らぬ派手さを演出した、これまたストロンガーの作風とマッチした豪快なライダーキックである。
その威力は電キックが通じなかったドクロ少佐の首が一撃で千切れ飛ぶほどの凄まじいもので、以降もデルザー軍団の改造魔人を次々に葬っていった。
また、超電子エネルギーの使用には1分の時間制限があるため、劇中においてチャージアップは基本的にこの技を放つためだけに行っていた*4
フォームチェンジが定番化した平成以降のライダーでも、「必殺技を使うためのフォームチェンジ」はクウガのライジングフォームくらいしか例がなく、まさに先駆者にして異端者としての個性を発揮している。
なお、後年の客演においてはスーツの都合茂が成長したからか、チャージアップせずに超電子ドリルキックを放てるようになっている。

  • ライダーパンチ&ライダーキック(BLACK)
キングストーンが生み出すエネルギーを利用して攻撃の威力を増幅する「バイタルチャージ」を活用した必殺技であり、パンチとキックの組み合わせで一つの技という意外とレアなタイプ。
単発でも十分高い威力があり、序盤はどちらか片方だけで怪人を倒すケースも多かったが、カニ怪人の堅牢な甲羅にライダーパンチが効かず苦戦した光太郎が威力を高めるために特訓を行い、技に全身のバネを加えたフォームを編み出して見事リベンジ。
以降はライダーパンチをぶち当ててグロッキーになった怪人に続けざまにライダーキックを叩き込んでトドメというそこはかとなくオーバーキル感の漂うコンボ攻撃でのフィニッシュが定番となった。
終盤でクジラ怪人の「命のエキス」で蘇生してからは更に威力が強化されている。
他にはライダーチョップを部位破壊に、キングストーンフラッシュとパワーストライプを窮地からの脱出に何度か使ったくらいで、ラスボスの創世王以外全ての敵をライダーパンチとライダーキックのみで撃破。
「終始同じ技だけ使うパターンは実は少ない」と前述したが、その数少ない例外がまさに彼である。
あまりの強力さから、ファンからは「10割コンボ」の愛称で呼ばれるように*5
ベルトを操作する動きを違和感なく組み込んだバイタルチャージの構えや、当時の最新技術を総動員したド派手なビデオ合成も印象に残る。
ちなみにBLACKは後の『仮面ライダー 世界に駆ける』で、ゴルゴム怪人より強力なはずのクライシス帝国の怪人の顔面を、バイタルチャージすらしていない名ばかりのライダーパンチ1発で陥没させている。
これにライダーキックまでプラスされたとなると、ゴルゴム怪人がこの10割コンボを前に尽く粉砕されていったのも納得というものだろう。

なお、ライバルのシャドームーンも同じくバイタルチャージは使用可能であり、怪人による模倣ではない正真正銘の「悪のライダーキック」の先駆けであるシャドーキックを必殺技としている。


平成1期ライダーシリーズ

アギトがグランドフォーム時に放つライダーキックは、発動前に頭部の兜飾りであるクロスホーンが展開。
2本角から翼を広げたような6本角に変わり、足元にアギトの紋章が光り輝いて右足に吸い込まれた後、跳躍してアンノウンへとキックを放つ。
第1話のクライマックスから流れる挿入歌「BELIEVE YOURSELF」と共に繰り出され、ヒット後「おひけえなすって」と言わんばかりに右手を構えて背を向けた後、アンノウンが爆発するシークエンスのおかげでインパクトは抜群。
派生技として、飛行モード・スライダーモードに変形したバイクであるマシントルネイダーを駆って放つライダーブレイク、トリニティフォームから繰り出すドロップキックのライダーシュートなどがある。
『仮面ライダー龍騎 ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』では龍騎もちゃっかり真似ており、ちゃんと足元の紋章が龍騎のライダーズクレストになっている。

  • ドラゴンライダーキック(龍騎
契約モンスターであるドラグレッダーと共に飛び上がり、空中で体を捻らせてキックの体勢を取り、ドラグレッダーの吐くと共にキックを放つ。AP:6000。
初めて「真上に飛び上がったのにどうやって斜め下に落下するのか」を明確に描いたキックであり、威力は驚くなかれ300t。通常キックの15倍である。
一連の流れがバンクシーンとなっているだけあってかなり派手であり、これで仕留めきれなかった敵は本編ではいない*6まさに必殺である。
発動音声の「FINAL VENT」はかの「リボルケイン!」ばりの死刑宣告といっても過言ではないだろう。
龍騎とは鏡写しの存在であるリュウガも使用する他、ディケイドは龍騎をリュウキドラグレッダーにファイナルフォームライドさせる事で「ディケイドドラグーン」として使用した。
映画『平成ジェネレーションズFOREVER』の20大ライダーキックオンパレードでは堂々の先鋒を務めた。
そう考えるとアナザーアルティメットクウガの敗北はこの時点で決まっていたのかもしれない。
北米リメイク版『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』では何度か敵を仕留め損なってしまったものの、
いずれも技の発動そのものを妨害されたり、瞬間移動で避けられたりといったものであり、直撃しても耐え抜いた敵はやはり皆無だった。

ミッションメモリーをセットしたファイズポインターを右足に装着。
ファイズポインターから放たれた円錐形のフォトンブラッドが相手をロックオンし、そこに向かっての飛び蹴りと同時に相手をフォトンブラッドのドリルで抉るような演出がなされる。
そして相手を突き抜けて着地すると同時に、相手は「Φ」のマークを刻まれ、蒼い爆炎と共に灰燼と化す。
派手かつスタイリッシュな演出は非常に評価されており、劇中での使用頻度も高いが、翻ってロックオンを弾かれるなどして回避されるケースも多い。
複数体、あるいは単体を複数ロックオンして高速連続攻撃を行う強化クリムゾンスマッシュ(アクセルクリムゾンスマッシュ)や、
ヒットした瞬間に超巨大なフォトンブラッドの渦が生じて周囲を巻き込む超強化クリムゾンスマッシュ(ブラスタークリムゾンスマッシュ)といった上位バージョンも充実している。

カブトゼクターのボタンを左から順に3つ押した後、ゼクターホーンを一旦元に戻してから再度倒して発動。
「ライダー……キック」と呟くと共にゼクターが「RIDER KICK」とコール。
アギト以来となる「ライダーキック」という名称のライダーキックであるうえに「ライダーキック」と実際に言う、平成以降では希少なライダーキックである(『カブト』では他にも数名いる)。
劇中では様々なパターンで発動したが、襲いかかってくる敵に対して背を向けたまま、カウンター気味の上段廻し蹴りで放つのが基本パターン
絵的な盛り上がりに欠けるために「跳ばないキックは決め技にあらず」という見方が支配的だったライダーキック界に、
「無駄な動作を切り詰める事で逆に際立ったスタイリッシュさを魅せる」という「引き算の美学」と、
ヒット後に「天上天下唯我独尊」と言わんばかりに天を指差すポーズで、変身者である「天道総司」というキャラクターとを見事に提示してみせた。
一方でハイパーフォームになると上段回し蹴りは使わず、これまでの作品同様に通常の飛び蹴りで使用している。

  • ダークネスムーンブレイク(キバ
キバットにより空へ振り上げた左足の鎖を解き放ち、その体勢のまま飛び上がってキックを放つ。
この時、周囲は夜の闇に包まれるという特徴的な演出はキバのイメージにぴったりでカッコ良いが、撮影に手間が掛かる*7という理由でこの演出はされなくなっていった。
平成の終わり頃にはキバのスーツアクターを務めた高岩成二氏が『ルパンの娘』第1シーズン最終話でこれをパロっていた。
映画『平成ライダージェネレーションズFOREVER』では劇場版予算のおかげなのか、初期の演出が復活。
「ストライクウィザード」発動のためにウィザードが飛び上がる→途端に周囲が暗くなり、両者が同時にライダーキックを発動すると共に闇夜に満月と紅蓮の炎が輝くという名シーンに仕上がった。

  • エンペラームーンブレイク(キバ エンペラーフォーム)
タツロットのホーントリガーを引いてインペリアルスロットを回し、タツロットの「ウェイクアップ、フィーバー!」のコールと共に発動。赤いキバの紋章を模したエネルギーを纏った蹴りを放つ。
跳び蹴り・両足蹴り・連続キック・ドリルキック・回し蹴りなどバリエーション豊富なのが特徴。
映画『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』ではキャッスルドランと合体し超巨大化して「ジャイアントムーンブレイク」を放ち、名前に恥じずラスボスレジェンドアークを月面まで蹴り込み、粉砕した(使ったのは厳密にはエンペラーフォームではなく飛翔態だが)。

世界の破壊者・ディケイドがファイナルアタックライドカードをディケイドライバーにセットすることで発動。
「ディディディケイド!!」の音声と共に自身と標的の間に10枚のライダーカード型エネルギーが出現。
ディケイドがキックを繰り出すとエネルギーを突き抜けて威力が強化され、標的を粉砕する。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』では、飛行中のスカイライダー目がけて執拗に無数のカードの列が伸びていくという破壊者ならではの衝撃を与えた*8

平成2期ライダーシリーズ

  • ジョーカーエクストリーム(W
サイクロンメモリの風の力で上昇、そのままジョーカーメモリの身体能力を活かした「時間差」のある両足蹴りを相手に放つ。
というのも空中でポーズを取った瞬間、ボディが正中線で真っ二つに分かれそのまま片足ずつ突っ込んでいくからだ。
まさかの半身ずつ分割して放たれる通称「半分こキック」。これに度肝を抜かれた視聴者も多かっただろう。
そのインパクト抜群のビジュアルから、バラエティ番組で仮面ライダー特集が組まれる際はファイズの「携帯電話で変身」や電王の「電車がライダーマシン」と並んで紹介される事も多い。

オースキャナーでコアメダルを再スキャンした後、バッタの跳躍力で跳び上がり、タカの目で敵を捉え、各メダルのリングを通り、命中した瞬間タイトルロゴの「OOO」が現れる。
基本形態の必殺技であり、演出も至極真っ当にカッコいいのだが、全編通してまともに決まったためしがなく(1回目ですら邪魔が入って失敗)トラメダルウヴァと並ぶオーズ三大不遇の一角と言われているとかいないとか。
「ジオウのスキャニングタイムブレークのアレンジは命中率にかかっているのでは?」と言われる始末。

鳥系コンボ・タジャドルコンボの最強必殺技。
上記の「タトバキック」同様空中からのドロップキックであるが、こちらは踵と膝の装甲が浮き上がり、猛禽の爪となって空中から相手に襲い掛かるというもの。テキサスコンドルキーック!
つまり、足の裏ではなくスネ(のすぐ前)をブチ当てるという極めて珍しいライダーキックである。

  • ライダーロケットドリルキック(フォーゼ
旧来のライダーキックは「何故真上に飛びあがったのに斜め下に降りられるのか」の説明がおざなりになっていたが、
このライダーロケットドリルキックは右腕にロケットモジュール、左足にドリルモジュールを装着して放たれ、ロケットの推力で飛ぶので軌道修正されるという描き方になっている。
同時に見ただけで「絶対痛そう!」というのが一目で分かる稀有なキックとなっている。

発展技として、ロケットランチャーの爆風で浮かせた敵を打ち上げ台「パワーダイザー」で射出したバイクで垂直に打ち上げ、
最終的に宇宙まで飛んで行って放つ「ライダーロケットドリル宇宙キック」(長い!)もある*9

なお、ドリルを脚に装着する性質上、ロケットモジュールを装備できないフォームでは自力で助走→跳び出しができない*10ため、代わりに「高所から跳び下りる」「パワーダイザーに投げ飛ばしてもらう」といった形で一工夫している。
ちなみに主役ライダーでは珍しい左足キックでもある。

歴代で一番執念深いライダーキック。
愛車トライドロンに敵の周囲を高速で円を描くように走らせ、その外壁を蹴りまくってピンボールのように相手に何十発とキックをぶちかますというもので、
着地時にはドライブの靴底から煙や火花が散る描写からもその威力が伺える。
そもそも前段階からして高速回転するタイヤ状のエネルギー波で相手が逃げられないように四方から抑え込むというえげつなさ。
トライドロンなし版もある。
「轢き殺せばいいじゃん」的な声も聞くが、そういう技も実際ある。
終盤ではマッハチェイサーの2人の愛車と連携してトリプルライダーキックをぶちかますという荒業もある。

  • ボルテックフィニッシュ(ビルド
グラフ(を模したエネルギー)で敵を拘束した後、跳躍してグラフの滑り台曲線に沿って放ち、命中と同時にタンク右足のキャタピラで相手を抉る。物理学者として正しいのか正しくないのか
通称「グラフキック」
最強フォームのジーニアスフォームでも同じ形式で発動することがある。こちらはグラフが虹色になっており、左足でキックを打ち込む。ちなみにグラフキック以外では右足。
仮面ライダー芸人ではアマゾンとのコラボも見せた。
なお、この技に限らずビルドの必殺技使用時などには数式が周囲に飛び交う演出があるが、
ジオウがビルドアーマーで使用した場合、本人の理解力のせいで「むずかしい数式」「1年の時に習った奴」という腰砕けな文面が飛び出した(ゲイツが使用した場合は原典通り「難しい式」が登場した)。

最初無数の「キック」「きっく」の文字が実体化して敵を取り囲み、
一つにまとまり、右脚のシューズ「ジオウリープシューズ/ゲイツリープシューズ」の裏側に記された「キック」「きっく」の字に吸い込まれ、顔の「ライダー」「らいだー」の文字と共に発光して放たれる。
平成最後のライダーは顔だけでなく必殺技もインパクトが大きかった。

令和ライダーシリーズ

令和初の仮面ライダーであるゼロワンの必殺キックは原点に立ち返るかの如くシンプルなジャンプキックだが、
発動時に機械の足のイメージが浮かび、上に浮かせた後光のラインをまといながら高速移動してマギアを粉砕した後
某『血界戦線』よろしくカタカナが連続して画面に映りこんで必殺技名がデッカデカと浮かび上がる演出が特徴。
必殺技名を画面に映すのはエグゼイドもやったが、彼もびっくりである。
また、メタルクラスタホッパーが放つ強化版の「メタルライジングインパクト」では装甲から分身を作って分身だけでのダブルライダーキックを繰り出したり、
カウンターで破壊された分身をドリル状に変形させて上述のクリムゾンスマッシュの如くキックするパターンに進化している。
他にも『機界戦隊ゼンカイジャー第20カイ!ではゼンカイガオーンライダーギア令和01 仮面ライダーゼロワンの力を使って発動している。
更に後輩の仮面ライダーリバイバイスがTV本編でゼロワンをモチーフにしたゲノムチェンジのネオバッタゲノムで必殺技・ネオバッタスタンピングフィニッシュを使用した際にも本家同様のカットイン演出が入ったりと、ゼロワンを代表する演出としても扱われている。

バンクシーンにて、すぐ後に取る動きがパラパラ漫画の要領で画面右の本に次々と現れ、遅れてセイバーがその動きを取る。
その後バンクが終わって相手に蹴りを入れる際にも上記の演出が発生し、蹴りが当たった後はこの演出と6冊程の本を潜って相手を爆殺する。
2冊・3冊の装填時は両足蹴りとなる。

  • レックススタンピングフィニッシュ(リバイバイス レックスゲノム)
リバイスドライバーにセットされたレックスバイスタンプを2回連続で倒す事により、リバイだけではなくバイスと同時に発動。
リバイが右足、バイスが左足に巨大なバイスタンプを模したエネルギーを纏わせ、同時にシャキーン♪と跳び蹴りを繰り出す。そして敵はバイスの3カウント後に盛大に爆発する。
彼らは一人で二人の仮面ライダーであるためか、何気に1話目で初めてライダーダブルキックを披露していたりする。
回によってはジャンプキックではなくハイキックで繰り出すこともある。
なお、レックススタンピングフィニッシュはリバイスレックスにリミックス変身後も発動出来るが、その場合は巨大なリバイスレックスレッグに全体重を乗せて蹴りつけると同時に相手を押し潰す形となる。
ちなみにリバイの脚裏には「5」、バイスの脚裏には「0」の文字が刻印されており、揃ってキックを繰り出すと「50」の文字になるという、仮面ライダーシリーズ生誕50周年を意識した芸コマなお遊びが含まれている。
また、『リバイス』の世界においてライダーキックは単なる必殺技ではなく、上級契約によりフェーズ2のデッドマンと化した人間と悪魔獣を分離出来る手段でもある。

そんなリバイとバイスの融合形態が繰り出す必殺キック。
ローリングバイスタンプを2回倒した後、全身が発光し周囲に黒インク状の液体が発生。
そのフィールドに潜り込み敵の背後から不意打ちで打ち上げたジャックバイスが飛び上がり、渦巻き状に回転しながら追い打ちをかけた後、上下のローリングバイスタンプ状のエネルギーで轢き潰してそのまま自身も漆黒のエネルギーを纏い、ライダーキックを炸裂させる。

リバイとバイスの最強形態が繰り出すリミックス技。
互いのギファードレックスバイスタンプを連結させてリミックスロッドにした状態で、リバイ側のリバイスドライバーに装填する事で発動。
アルティメットバイスがボール状に変化し、アルティメットリバイがそのままオーバーヘッドキックを決めた後インク稲妻や風を纏わせながら敵を攻撃する。

  • マグナムブーストグランドビクトリー(ギーツ
専用バイク・ブーストライカーを狐型のギーツモードに変形させ、自身は足裏に燃え盛るライダーズクレストを浮かべながら、同じく炎を纏ったブーストライカーと共に相手に突撃する、見るからに「熱そう」なライダーキック。
今までもアギトの「ライダーブレイク」やウィザードの「ストライクエンド」のように「バイクおよびその系統メカ・モンスターと連携して放つライダーキック」はあったが、それを基本技として使用するのは何気にギーツが初。

スーパーガッチャード クロスユーフォーエックスが放つ必殺技。
両腕の「クロスレコーダ」を分離して敵をこちらに転送。敵もろとも空中浮遊し、そのまま回転キックを回りながら行う。


【怪人側によるライダーキックパロディ】

何もキックを放つのは仮面ライダーだけではない。時には怪人側が意趣返しとしてキックを放つ事がある。
そもそも、元を辿れば仮面ライダーも怪人バッタ男として生み出されたのだが。

カミキリキッドとの特訓中に使用。効かずに慢心するカミキリキッドに「本物はこの10倍は凄い」と忠告した。
実際カミキリキッドは複合ダメージがあったとはいえ、本物のライダーキックに敗れている。
実戦では使用していない事もあり、実用に耐えうるものではない模様。

1年がかりでスカイライダー99の技を全て研究し、スカイキックが全エネルギーを集中させているために着地後の0.5秒間エネルギーが0になる弱点を発見。
自らも意趣返しとしてアブンガースカイキックをマスターし、スカイキックの技を身に着けたアリコマンドを実験台に作戦の有効性を念入りに検証。「それと同じアリコマンドを沢山用意してけしかけた方が効率的なんじゃないか」と突っ込んではいけない
更に人質を取ってスカイライダーの10万カロリーを消費させた上でスカイライダーの0.5秒の死角をついて決める。
なお、スカイライダーはグロッキーにはなったものの、ダメージそのものは大きくはなく、
再度のアブンガースカイキックを試みた際に、取り囲んで甚振っていたアリコマンドをにし、その爆風でエネルギーを回復
慌てて3発目を放つも、スカイキックをカウンターでぶつけて相殺してからもう一度スカイキックを叩き込む新技「スカイダブルキック」の前に敗れ去った。おおよそヒーローとは思えない逆転劇だが、昭和ライダーではよくあること

仮面ライダークウガ』のある意味名物でもある嘘予告でゴ・ベミウ・ギと連携してライダーキックらしき技を放つカットが見られた。
初変身の際のポーズや体色、真紅のマフラーにバイクの名前など、1号の要素が強いにもかかわらず、本編では戦闘もゲゲルも終始バイクに乗って行われたため、ライダーキックを披露する機会は訪れなかった。

「破壊のカリスマ」ことゴ・ガドル・バはクウガのライジングフォームを参考に手に入れた金の力を利用した錐揉みドロップキック「電撃(ゼンゲビ) ()キック(ビブブ)」を使用。
一度はクウガを意識不明の重体に追い込み、2回目の使用時はアメイジングマイティキックと激突したが、先に立ち上がったのはガドルだった事からもその威力が窺い知れる。
しかし、打ち込まれた2つの封印エネルギーによりガドルは敗北してしまった。
恐らく元ネタは「強化変身し、電撃キックを必殺技とするカブトムシ」という点から、先述した超電子ドリルキックであると思われる。

『ディケイド』の十面鬼はクウガ~ディケイドまでの10大平成ライダー達の攻撃をそのままカウンター技として放つが出来、カメンライド形態にもそれは適用される。
劇中ではクウガのマイティキックに対しては構えまで完コピしたカウンターキック「クウガ返し」を繰り出し、ディケイド相手にもディメンションキックに対して「ディケイド返し」で対抗している。

正義」を取り扱ったエピソードに登場し、かつバッタモチーフということで何かと話題になるバッタヤミーもライダーキックの使い手であり、オーズタジャドルコンボとの戦闘で披露。
……が、使用タイミングはよりにもよってギガスキャン技であるマグナブレイズに対するカウンターであり、一瞬で打ち負けてあっさり爆散してしまった。合掌……

ジオウの敵・アナザーライダーは、タイムジャッカーによって本物の平成ライダーから力と歴史を奪って生み出された怪人であり、そのため一部は本家のようなライダーキックを使うこともできる。
アナザーファイズは本家ファイズ ブラスターフォームの「超強化クリムゾンスマッシュ」を意識したと思われるドス黒いエネルギーを纏ったライダーキックを繰り出した。
アナザーゴーストは本家ゴーストの「オメガドライブ オレ」が赤黒くなったようなライダーキックを放ち、協力者として現れたディケイドゴーストとのダブルライダーキックで仮面ライダーゲイツ ゴーストアーマーを撃破した。
アナザーカブトはほぼ本家と同じようなライダーキックを放つ。キックに合わせて炎が吹き出していた事から、中距離に対応できるのかもしれない。
アナザーディケイドのキックは潜るカード型エネルギーが紫色の禍々しいものである以外はオリジナルのディメンションキックと性質は変わらないが、威力が段違いに上がっている。


追記・修正はオールライダーキックとともにお願いします。

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最終更新:2024年04月09日 10:25

*1 ただし、飛び上がって捻りをかけた後、直線状に加速して普通の飛び蹴りを繰り出す事もある。

*2 近年では2人でのキック全般を「ダブルライダーキック」と呼び、その中でも1号と2号によるものを「ライダーダブルキック」と呼称することが多い。

*3 劇場版『仮面ライダー対ショッカー」でも同名の技が使われたが、こちらは「ダブルライダーが怪人を抱えて跳躍し、空中で怪人の頭と頭をぶつけて倒す」という全く別の技

*4 ED映像ではチャージアップしたままの状態で戦闘員と格闘を繰り広げていた他、狼長官戦ではエネルギー制御のコツを覚えたのか、98秒に渡ってチャージアップしたまま戦っていた。

*5 ただし、ライダーキックをビシュムに妨害されて不発に終わったムカデ怪人戦(初戦)、打ち合いに敗れて敗北したシャドームーン戦など、トドメに至らなかったケースは何件かある。

*6 本編外も含めるのであれば、先述のハイパーバトルビデオに登場した仮面ライダーアギト(幻)がドラゴンライダーキックの直撃に耐え抜いている。

*7 昼と夜に同じ場所で撮影する必要があり、ロケ地確保などの面倒さが増す。

*8 ファンの間では「ディメンションキック」と「ディメンションブラスト」のどちらかで意見が分かれていたが、『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』及びWebサイト『仮面ライダー図鑑』では「全身を発光体と化して対象を追尾する変則的なディメンションキック(要約)」としている。

*9 撃破時の爆発が極端に大きくなる一部の敵に対して、地上に影響を出さないために使う。

*10 跳躍用の装備もあるにはあるが、ドリルと同じ左脚用。