アニヲタWiki(仮)
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オービタル7

登録日：2011/11/04(金) 16:25:12
更新日：2024/01/18 Thu 19:42:34
所要時間：約 3 分で読めます



「カシコマリ！」


オービタル7（セブン）とは、遊戯王ZEXALに登場するロボットである。
名前の由来は電子殼より細かい電子軌道(s軌道、p軌道、d軌道、f軌道)を表す「オービタル」より。
CV：前野智昭

ナンバーズ回収のために天城カイトに付き従い、サポートを行うロボット。
口癖は「～であります」。カイトからの命令の受け答えは「カシコマリ」。

遊戯王ZEXALで登場する他のロボットとは比べ物にならないくらいの高度な自我を持っている。
そのためか、熟睡したり、カイトから廃棄されるのを恐れたり、蹴られて怒ったりする等と喜怒哀楽が豊かで、非常に人間臭い。

色々人間離れしながらも結局一般人枠のカイトが、遊馬＆シャークという超人たちと張り合える最大の理由がコイツの存在。
カイトのサポートをするに当たって以下の機能が付属されている。

◆ハングモード
腕がグライダーとなり、カイトの背中に背負われる形となる。これでカイトはゲリラカイトとなる
上空からの下降だけでなく、下降からの上昇もできる。また、この形態で単独飛行も可能。

◆バイク
小型バイクに変形。質量的に変形に無理がある気がするけど遊戯王ではよくあること

◆戦闘モード
遊馬の皇の鍵を盗もうとするも凌牙によって妨害され、
キックによりロッカーに亀裂と凹みができる程の衝撃を与えられ、怒った際に初披露した姿。

両手足がコードによって伸び、全長は少なくとも2m以上は軽く越えている。
両手がドリルに変形し、直接攻撃をしかけてくる等と、彼もまたリアルファイターの1人。

オービタル7「私のターンであります！ダイレクトアタックであります！」ｳｨｨｨｨﾝ


◆時間・空間制御
No.(ナンバーズ)所有者以外の時間を通常の1万分の1の早さにする能力。
空間そのものが時間制御されるため、雨粒や車等の動きも1万分の1になる。

この時間制御中の間にカイトがナンバーズを狩る。
誰にも見られずに済むように円滑に仕事を進めるには欠かせない能力と言える。

突っ込み所満載だけど遊戯王では(ry


バリアン界の鉱物であるバリアライトなる物質を動力源としており、これ無しでは機能が停止してしまう。

このバリアライトは皇の鍵と波長が合う等と、今後の物語でも重要な物質となっていくだろう。


オービタル7「流石カイト様！　で、肝心のバリアライトは？」

カイト「お前のを使え」

オービタル7「えぇ！これがないと私は死んでしまうであります！」

カイト「少しなら問題ないだろ」

オービタル7「か、カシコマリ……」


オービタル7ェ……


ちなみに遊馬のことはトンマと呼ぶ。小鳥ちゃんはカイトより怖いらしい。
55話では遊馬のことを元祖かしこまリング(かっとビング)と呼んでいる。しかし、小鳥ちゃんへは恐怖のスクラップ女と呼んで恐れている。

一応敵サイドのはずだが、さりげなく3期OPの集合シーンに混じっている。

あと、実はカイトがナンバーズ・ハンターになる前からカイトに仕えていた事実が判明した。
元々はカイトが作ったハルトの御守りロボットである模様。

デュエルカーニバル後半ではハルトの元へ遊馬を連れていく為に遊馬に装備した。
また、ゴミ処理場では久々にリアルファイトモードになった他、施設の電源をダウンさせるというファインプレーを見せたが代償として暫く小鳥の膝の上で休眠する羽目に。

「カシコマリングです、ワタクシ！」

フェイカー戦の後には復活、小鳥＋シャーク＋ハルトと3人を抱えた状態で飛行して地上へと脱出した。
余談だがオービタル5、6などの兄弟機も存在する。


バリアンとの戦いが本格的に始まった「ZEXALⅡ」でも相変わらずカイトのおともとして登場。
小鳥と一緒に解説役になったり、サルガッソで飛行船の危機回避に貢献したり、と地味ながらも重要な活躍を見せた。

さらに二期序盤では、九十九家のお手伝いロボット・オボミに一目惚れし、
そこから生じた勘違いで遊馬とデュエルを行ったことも(これによりオボミに続き過去シリーズでも登場した「機械のデュエリスト」枠となった)。

終盤ではバイクや宇宙服への変形、カイトの脳にリンクしてのサポートなどさらなる機能を披露。
そして、これら全ての機能をカイトが付与していたこともさらっと明かされた。


だが、月面でのミザエルとの決戦にて、ネオタキオンの攻撃を立て続けに喰らったためにダメージが蓄積し、機能が完全に停止。
カイト自身も生命維持を行っていたオービタルの機能停止と、ここまでの戦いのダメージにより死亡してしまい、主従で運命を共にすることになってしまった。


最終的にはアストラルの使用したヌメロン・コードによって復活(カイトが直した可能性もあるが)し、相変わらずカイトのサポートとして活動。
この時期にはオボミが九十九家から引っ越してきており、恐らくカイト製と思われる子機が3体ほど帯同していた。



そして……


  • オービタル 7
星4/光属性/機械族/攻500/守2000
(1)：このカードがリバースした場合に発動する。このカードにカシコマリカウンターを１つ置く。
(2)：自分メインフェイズに、このカードのカシコマリカウンターを全て取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は２０００になり、このターン直接攻撃できず、エンドフェイズに墓地へ送られる。
(3)：このカードをリリースし、自分の墓地の、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

ま・さ・か・のOCG化

ダーク・ヒーロー ゾンバイア等と同じくカードとは関係無い原作・アニメのキャラクターがOCG化したモンスター。
5D'sではこのような事例はなかったので、GXの戦士ラーズ以来となる。

イラストの背景にはアニメ第22話で披露した攻撃モードが描かれているが、これは攻撃力上昇効果を意識してのチョイスだろう。
攻撃力上昇効果も自爆自壊効果も作中で披露したものであり、サルベージ効果はカイトの助手だからつけられたのだろう。

フォトン・ギャラクシー・銀河眼ともにそれほど相性はよくないが、同じくOCG化しているオボミと併せれば、
オボミの効果でオービタルを蘇生→オービタルをリリースしてサルベージ→オボミをリリースしてサルベージしたモンスターを展開、と繋げられる。

攻撃力上昇効果を使うと「ダイレクトアタックであります！」が再現出来なくなるが、作中では変形後の直接攻撃は全て失敗してるのである意味原作再現とも言える。
ちなみに後ろに描かれている変形形態は1期でシャークとやり合った時のもの。恐らくこの時に攻撃力2000になるのだろう。
ということは、これとやり合ったシャークさんも攻撃力2000なのだろうか？

相性のいいカードとしては機械族なのでギア・ギガントXやブリキンギヨ、共通効果の対象になってるSDロボなどである。
タンホイザーゲートを利用すれば廃品眼の太鼓竜(ガラクターアイズ・ファット・ドラゴン)も出せる。

また、攻撃力500なので機械複製術やデブリ・ドラゴンに対応しており、
条件を満たすレベル4・機械族の中ではパラディオスなどの光属性縛りのランク4に対応してるのが強みである。

ちなみにフォトン・スラッシャーと組み合わせると、同時に展開してパラディオスをエクシーズしたり、
銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)を出したり、墓地のスラッシャーをサルベージしたりとカイトとの絆を再現するかのようなコンボが出来る。

変わった所では
カオス・インフィニティでリバースしつつ、攻撃力を上げる→特殊召喚した機皇兵と一緒に攻撃→メイン2でエクシーズ
と言ったコンボもある。

激突！デュエルカーニバル！においてオービタル7に専用ボイスが用意されている。
召喚時の台詞は「助けてちょうだい！おいらの分身！《オービタル 7》！」
なお召喚以外は《オービタル 7》に「おいら」とルビが振られている。


さらに、2018年。
  • フォトン・オービタル
星4/光属性/機械族/攻500/守2000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに自分フィールドの「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのカードを攻撃力500アップの装備カードとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは戦闘では破壊されない。
②：装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキから「フォトン・オービタル」以外の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。

フォトンモンスターとしてリメイクされた。
元のオービタル 7がロボットとしてのオービタルであれば、こちらはミザエルとの最終戦でカイトを保護したアストロスーツモードがモチーフだろう（イラストはII序盤で遊馬とデュエルした際のもの）。
ただ、肝心のナンバーズハンターには装備できないのが惜しいところ。
フォトン・ギャラクシーの万能サーチとして機能するが、変わったところではFA(フルアーマー)・フォトン・ドラゴンの効果を能動的に発動できる。


アニメでの使用カード

箸休めの日常回で、一回だけ遊馬と対戦している。その時に使用したのが【ＳＤロボ】というカテゴリである。
ちなみに「スーパーデフォルメ」ではなく「スーパーディフェンス」で、その名の通り守備力の高い連中。３体しかいないものの相互のシナジーが強く、エクシーズを主体にすれば十分戦える。
なお、いずれも召喚時にＳＤロボか、上記のオービタル7を手札から呼び出す共通効果がある。

  • ＳＤロボ・ライオ
効果モンスター
星４/地属性/機械族/攻1200/守1600
このカードが召喚に成功した時、手札から「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体を特殊召喚できる。
また、１ターンに１度、自分の墓地から「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体が自分の手札に加わった時、そのモンスターを手札から特殊召喚できる。

  • ＳＤロボ・エレファン
効果モンスター
星８/地属性/機械族/攻1400/守2500
このカードが召喚に成功した時、手札から「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体を特殊召喚できる。
１ターンに１度、自分フィールド上の「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体を選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルをエンドフェイズ時まで８にする。
また、このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、機械族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。

  • ＳＤロボ・モンキ
効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻 800/守1200
このカードが召喚に成功した時、手札から「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体を特殊召喚できる。
また、１ターンに１度、自分の墓地の機械族モンスター１体をゲームから除外して発動できる。
自分の墓地から「ＳＤロボ」と名のついたモンスターまたは「オービタル ７」１体を選択して手札に加える。

以上３体がＳＤロボ。
下級２体の効果でエレファンを呼び、レベルを８にしてエクシーズ召喚するのが基本戦術となる。呼び出す筆頭候補となるのがこちら。


きらめく銀河よ、恋の光となりてオイラに宿れ！
ガレキの化身、ここに降臨！

現れろ、廃品眼の太鼓竜(ガラクターアイズ・ファット・ドラゴン)！

  • 廃品眼の太鼓竜(ガラクターアイズ・ファット・ドラゴン)
エクシーズ・効果モンスター
ランク８/地属性/機械族/攻3000/守2500
機械族レベル８モンスター×２
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は次の相手のエンドフェイズ時まで１０００ポイントアップする。
エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊された場合、自分の墓地の「ＳＤロボ」と名のついたモンスター１体をゲームから除外する事で、このカードを墓地から特殊召喚する。
その後、自分の墓地の「ＳＤロボ」と名のついたモンスター１体を選んで、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。

オービタルのエースモンスターで、銀河眼の光子竜のパロディカード。とはいえポテンシャルは高く、ステータスだけなら本家ギャラクシーアイズと並ぶ。
素材のある状態で破壊された場合、墓地のＳＤロボをコストに自己再生し、墓地から素材を補給できる。ただし、自己再生後は素材が一つしかないので、自己再生か強化かの二択になる。こいつ自身の攻撃力も十分高いので、自己再生に徹すればかなりしぶとく戦える。

このほか、「機械族でランク８特化」という構造上、ギミック・パペットとも割とシナジーする。



カイト「追記・修正しろ、オービタル」

オービタル7「カシコマリ！」

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