戦闘員(特撮)

登録日:2011/04/03(日) 20:25:57
更新日:2019/03/11 Mon 18:22:42
所要時間:約 16 分で読めます










戦闘員…。
それは『仮面ライダー』をはじめとした人間サイズの特撮ヒーロー番組に欠かせない存在である。

本来、「戦闘員」という語は読んで字の如く戦闘従事者を表すが、
特撮においては怪人に随伴、あるいは彼等のみでの部隊を編成し、集団で作戦行動を行う雑魚敵を意味する。
怪人を戦車やヘリ、戦闘員を歩兵と考えると分かりやすいかもしれない。
戦闘以外にも組織の雑用もこなす。


彼らの特徴は

弱い

これに尽きる。

一般人に比べればやや強いほうだが、主人公を初めとするヒーローが相手だと呆気なくやられることが多い。
それどころか話の展開次第では一般人にすら負ける。竹刀を持った中学生にも負ける。ただの女子大生にも負ける。小学生にも負けていた。

彼らの役目はメインの敵キャラの強さを分かりやすく示すための指標だったり、ヒーローがちょっとした技を見せる相手だったりが多い。

例:
ヒーロー「分身の術!」→戦闘員「!?」(本物が分からず大苦戦)
ヒーロー「分身の術!」→強敵「全部攻撃すれば良い。」→ヒーロー「うわあ!」

相手が常に強敵だと必殺技以外のちょっとした技を見せる機会もなく、使ってもすぐ破るため、小技を華麗に披露するためのかませ犬として主人公の活躍をお膳立てしているのだ。

また、近年ではヒーロー側のチーム化も進んでいるため、ヒーローを数の暴力に頼る卑怯者のように見せないためにも重要な存在。

そのどこと無く哀愁を誘う姿や弱さは、この格差社会を生きる我々労働者の胸に突き刺さる…かもしれない。







かつてこんなCMが流れたことがある。


戦闘員「俺も仮面ライダーになりたかったなぁ…」


最近はNo.37564のような最強の戦闘員も生まれたりした(と言っても、彼の登場作品はヒーローものではないのだが)。

また、同じく電撃文庫の『VS(バーサス)!!』という作品は、戦隊物に出てくるような悪の組織の戦闘員達が主役となって、ヒーローを倒そうとするラノベである。


もしかしたら近い将来、彼らの時代が来るかもしれない。
その時まで負けるな…は無理だとしても、とにかく頑張れ戦闘員。
たとえ視聴者から「ヒーローとか数の暴力じゃねえかwww」と戦力として計算されていない発言をされたとしても!!






つイーッ!記・修せイーッ!は仮面ライダーに負けてからおねがイーッ!します。

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