ディーク(FE)

登録日:2012/01/31(火) 01:29:10
更新日:2023/11/18 Sat 05:32:46
所要時間:約 3 分で読めます




戦いってのは一人でやるもんじゃねぇぜ


ディークとはファイアーエムブレム 封印の剣に登場する傭兵であり、この作品におけるオグマポジションのキャラである。

CV:帆世雄一(FEヒーローズ)

クラス:傭兵→勇者
年齢:30代
性別:男
称号:手負いの虎
出身:西方三島
身分:傭兵


【初期値と成長率、CCボーナス】
傭兵 LV5
HP-26(90)+4
力-9(40)+2
技-12(40)+1
速さ-10(30)+2
幸運-5(35)
守備-6(20)+4
魔防-1(15)+2
体格-13+1
属性-雷
剣C

【所持品】
鉄の大剣
鉄の剣




【加入条件】
2章「ベルンの王女」にて、2ターン目に援軍として登場する。


○容姿
上半身裸で、全身の傷を隠そうともしないワイルドな姿をしている。また、髪は薄い緑のショートヘア。おかげで海賊狩りっぽいってのはよく言われる話。


○性格
幾多の戦いを勝ち抜いてきた、百戦錬磨のベテラン戦士。
ただ、奴隷のような身分の過去や、かつて雇い主に裏切られたという事のせいで、知らないうちに人と深く関わらないようにしている節がある。


○人物
傭兵としてエレブ大陸を転々としていた。
部下への面倒見は非常に良い。

少年時代は奴隷剣士であり、全身の傷はクレインを虎から庇って受けた傷であり、そのおかげでリグレ公爵家に専属の剣闘士として引き取られた。
公爵夫妻は彼を我が子のように可愛がりクレインからも兄のように慕われていたが、卑しい身分の自分が居る事で公爵家の名を汚すと感じ、貯めた金で身分を買って公爵家を離れた過去がある。
(実際公爵たちは周囲からその事で忠告や罵声を浴びていた事も明らかになるが、夫妻は聞く耳を持たず変わらぬ愛情を注ぎ続けていた)
冒頭でも記述しているが、雇い主に裏切られ仲間を皆殺しにされた上で敵軍に拷問された過去もある。

エンディング後は傭兵団を解散し、一人で旅に出る。
支援会話でシャニーといい雰囲気になろうがルトガーと良いコンビになろうがパントの所に挨拶に行くと約束しようが旅に出る。
ペアエンドが無いんだから仕方ないよね。
後に彼の武勇は伝説となり、姿を見せるだけで数百の敵が逃げ出した。
これなんて呂布

人気投票の結果は9位。
決して低くはないが、ウォルトに負けてる。


支援相手
傭兵団員のワード、ロットシャニーとキルソ剣士のルトガー、リグレ家のクレインとクラリーネがいる。
傭兵団のメンバーに対しては傭兵としての心得を説く。
ロットに対しては自身の過去も語った上で、今の雇い主であるロイの器量を案じている。

ルトガーとは戦場で敵として戦ったこともあるが、今では立派な好敵手として共に戦っている。
いきなり斬りかかられたと思えばちゃっかりルトガーの仇である指揮官も討ち取っちゃったりも。

クレインからは上記の理由で距離を置こうとするがパントらに会うように説得され、最終的には独り善がりでしかなかった事に気づき、戦いの後に再びリグレ家に行く事を約束する。
その妹クラリーネはその時の事を含めた色々な話を聞こうとディークに付きまとっているようだ。

ちなみに、西方出身で年齢が近く、クラスまで同じなエキドナからは何故か声をかけられなかった。何故だ。


○ユニット性能
オグマ系傭兵の名に恥じない強力なユニット。
戦士系並の体格を持つ剣使いであり、傭兵らしく技も高いため、重くて命中率の低い大剣も使いこなせる貴重な存在。
CC前は唯一鋼の大剣で僅かに攻速落ちしてしまうが、4章の村訪問イベントで「宝剣(笑)」「攻速調整用の錘」とネタにされるこの武器を最もまともに活用できる。
CC後では同じ剣歩兵で必殺補正のあるソードマスターの強さが圧倒的だが、斧の使用が解禁されることで差別化が可能となる。
技の低い者が多い斧使いの中で勇者は技の上限が最高の30、ディークの技の期待値も27と自軍トップクラスなので空振りが少ない点が大きな強みとなる。
鋼の斧や勇者の斧、特効武器などで攻速落ちも見られるがそれでも大抵1か2程度で留まり、最強の斧であるアルマーズは攻速落ちせずに使える。
強力なバーサーカーになれるギースゴンザレスもCCするまでの育成は結構大変なので、最初から強くて育てやすいディークを斧使いの主力にする人は多いらしい。

オグマ枠なので初期値も凄いわバカスカ成長もすると思われがちだが、成長率自体はHP以外あまり高い部類ではない。
技はそこそこだが力は並、速さは30%と結構ヘタれやすく、それ以上に守備が伸び悩む。
しかし一回一回の成長は鈍くとも初期ステの高さもあって着実に実力を身に着け、気づいた時にはエースになっている事も多い。
少なくとも同じ傭兵系では小柄で初期値の低いオージェや初期上級職のエキドナよりは使いやすい。
何より2章から登場という参戦の早さが最大のウリで、派手さは無いが堅実に軍を支える大黒柱となれる。

欠点は力の上限値が低めでソドマスがバーサーカーのような必殺補正もない、かつ本人の速さの成長率も低めなので爆発力に欠ける点。
しかしCC後に追加されると手斧の存在を考えると汎用性は高く、バーサーカーに比べて命中率の低さも比較的カバーしやすい。
7章で手に入る英雄の証はルトガーに使いがちだが、本作は手槍や手斧でチマチマ間接攻撃を仕掛けてくる連中が多く間接攻撃の手段が少ないルトガーだと一方的に間接攻撃を受けまくってテンポが悪い。
だがディークを勇者にCCさせて手斧を使えるようにするとそういう連中をバッタバッタと薙ぎ払えるので非常に爽快。直後の8~12章は特に敵を薙ぎ払いながら急いで進軍する事が求められる場面が多いのでこの利点が輝く。
しかも7章にはおあつらえ向きに闘技場があるのでそこで育てればハードモードでも8章から一気にノーマルモード感覚でサクサク進めるようになる。

どちらかと言えばソドマスよりも、槍も使えて移動力も高いパラディン連中の方がライバル候補か。
アレンとランスは序章から使えて相互支援可能、技の成長率もディークと同等やそれ以上なので彼らが良く育っていると影が薄くなるかもしれない。


〇FEH
2020年11月に登場。
勇者となってからを反映したのか、斧装備の歩行ユニットになった。

武器スキルは奥義が発動しやすく、自分から攻撃した時または周囲2マスに味方がいる時、戦闘中全ステータスを+5にし、かつ戦闘開始時の敵のHPが100%なら自分は絶対追撃する『虎の剛斧』。
Aスキルは近距離攻撃の敵から攻撃された時、戦闘中、守備、魔防+8、かつ敵の強化の+を無効にする『近距離防御4』。
Bスキルは戦闘中敵の絶対追撃を無効かつ自分の追撃不可を無効にする『見切り・追撃効果3』
Cスキルはターン開始時周囲2マス以内に敵がいる場合、自分の攻撃、守備を+5にし、かつ周囲2マス以内の敵の攻撃、守備を-5する『攻撃守備の威嚇3』。

自ら攻めれば高い攻撃に加えて敵のHPが満タンなら絶対追撃。受けに回っても近距離防御と見切りで近距離武器には無類の強さ。
だが、射程2の遠距離攻撃にはほぼ無力。




追記・修正は虎と決闘して勝ってからお願いします

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最終更新:2023年11月18日 05:32