戦士/ウォーリア(FE)

登録日:2012/02/27(月) 22:00:37
更新日:2024/03/20 Wed 15:30:20
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戦士/ウォーリアとは、ファイアーエムブレムシリーズに登場するクラス(兵種)の一つ。
ここでは類似の斧歩兵についても解説する。


【概要】


戦士/ウォーリア

戦士
を用いて戦う屈強な荒くれ者。
作品によっては「アクスファイター」という名称で登場することもある。
仲間になるキャラは木こりや農夫等、元々は一般市民であることが多い。
HPと力が高いが、守備が弱い。

上級職は基本的にウォーリアだが、作品によっては上級職が「勇者」だったり、クラスチェンジ(CC)先が双方に分岐しているものもある。
勇者については「傭兵/勇者(FE)」の項を参照。

長らく男性専用のクラスだったが、『ファイアーエムブレムif』で遂に女性にも解禁された。
またそれまで少なかった正規軍所属のキャラも増え始めた。


【ウォーリア】
経験を積んだ戦士がクラスチェンジした姿。作品によっては「ウォーリアー」とも表記される。
戦士の長所であるHPと力に磨きがかかり、斧の他にも使えるようになった。
しかし力の高い斧使いとしては下記のバーサーカー、作品によっては守備の高いジェネラル等もライバルとなり得る。
命中率が高く剣使いにも攻撃を当てやすいこと、反撃を受けづらい=守備の低さを突かれにくい点から弓が主力になることも多い。
スナイパー等に比べて速さで劣り追撃しづらいが、攻撃力の高さからドラゴンマスターを一撃で落とせる場合もある。
2回攻撃できる勇者の弓は重く設定されている作品もあり、その場合は優秀な使い手となり得る。
なお、一部の作品では敵ウォーリアが斧偏重で全然弓を使ってこないことも。


その他の斧歩兵

山賊海賊/蛮族】
斧を振るって村を襲い金品を奪う賊。
山賊は山の、海賊は海の地形でも移動が可能。
大半の作品で敵専用だが、味方になる場合もある。

基本的に序盤に多く登場し、剣使いの多い自軍にとっては良い経験値となるが、作品によっては放っておくと村を襲って破壊し、訪問できなくしてしまうため早めに倒したい所。

戦士系と比べて技や耐久力、弓が無い点で劣る代わりに、速さや必殺発動率で優っている。

また、シリーズによっては戦士系と蛮族系が同系統の兵種として纏められることもある。
『聖魔』では見習い職の一つ「かけだし戦士」のCC先が戦士と海賊で分岐。
『暁』では戦士系の装備が斧と弩(直間両用で威力固定)で、若干だが必殺補正が付く。
『if』では戦士が山賊/海賊と統合されたためウォーリアーが存在せず、代わりに山賊の上級職・バーサーカー(か勇者に相当するブレイブヒーロー)にクラスチェンジする。

なお『烈火』では1ステージ限定で「湖賊*1」という敵専用クラスも登場する。グラフィックもステータスも海賊と全く同じなうえ、海賊であるダーツも湖を渡れる。
確かに該当マップに広がるのは海ではなく湖だが、たった1ステージのためだけに区別する必要はあったのだろうか……。

【バーサーカー】
斧を片手に戦場を駆け回る狂戦士
斧歩兵のバーサーカーは『トラキア』で敵として登場、自軍での参戦は『封印』から。
蛮族は自軍ユニットとして使える場合は大抵バーサーカーにクラスチェンジできる。
『烈火』では兵種名が「狂戦士」、『エンゲージ』ではノルウェー語読みの「ベルセルク」だが性質はほぼ同じ。
普通の歩兵では移動できない高い山、海の上を移動する事が可能で、高い地形効果を受けることができる。
斧しか扱えない代わりに速さが非常に高く、作品によっては必殺率ボーナスも付いている。

余談だが「バーサーカー」という名のクラスが初登場したのは『紋章の謎』。
但しこの時点でのバーサーカーは以後とは別物の剣歩兵であり、作中1回だけ登場するユニーク敵。魔防の無い劣化版勇者と言った所。
マスターソード」を持った緑服の剣士であり以後のバーサーカーとの共通点は薄い。
一応この「マスターソード」はのちの2回攻撃武器ではなく、高必殺である点は後のバーサーカーに通ずる所がある。
リメイクの『新紋章』では斧歩兵のバーサーカーが追加され、元「バーサーカー」は普通のソードマスターになった。


鬼人系

『if』で登場。暗夜王国のアクスファイター系と対になる、白夜王国の兵種。
主力武器は斧より威力が低いが命中と必殺に優れる「金棒」。

【鬼人】
鬼の面を被り、金棒で戦う戦士。
HPと力、守備に優れ、戦士とアーマーを合わせた様な兵種。
代わりに技が最低だが、金棒が多少は弱点を補う形になる。

【修羅】
金棒に加えて呪い(魔法)も使用可能になった上級職。
とはいえ呪いは魔力の低さから活かしづらい。
鬼人に比べて魔力や魔防の成長率が上がったが、HPは逆に下がっているので注意。
極めた場合は物理、魔法共になかなかの強さになるが、技がかなり低いので要注意。
最大の弱点は命中率。

【鍛冶】
金棒に加えて刀(剣)も使用可能になった上級職。
力や守備の成長率は落ちるが、HPや技は大きく上がる。
スキル『匠の技』*2が金策や錬成絡みで優秀。


【主な運用方法】

【長所】
  • 攻撃力を活かしたトドメ役
高いHPを生かし、肉を斬らせて骨を断つ戦法を取る。
剣士傭兵では分が悪いアーマー系や槍装備のソシアルナイトをカチ割ってやろう。
シリーズが進むとアーマー系殺しのハンマーをはじめとする特効武器や、必殺補正などの各要素で色々なユニットに対し一撃必殺を狙える様になる。

また近接オンリーという訳でもなく、手斧で間接攻撃にも対処できる。クラスによっては弓なども使用可能。

  • 時には盾にも
HPが高く特効属性もないため、一時的に攻撃の種類を問わない壁になれる事もある。
三すくみ導入後は地形効果を活かして槍/暗器装備ユニットの群れを迎え撃つケースも。


弱点
下記の様に短所も多く、特に初期の作品では「戦士は序盤から二軍落ち」なんて扱いを受ける事もしばしばあった。
たまに「『聖戦の系譜』までの斧や斧使いは序盤の敵用として意図的に弱くされていたからだ」という意見もあるが、それなら味方の斧使いまで弱く調整する必要はどう考えてもない。でもされちゃった。

  • 全般的に守りが弱い
戦士が切り込み役に向かない理由。
HPこそ高いが、守備・魔防が低いため相対的な耐久力は高いとは言えず、壁としてもアーマーに比べると安定感に欠ける。
加えて斧の重さや速さの伸びづらさからアーマー並、時にはそれ以下の鈍足ぶりを晒してしまうため、回避率が低く追撃もされやすい。
攻速・回避率・耐久力が全て低いのはかなり致命的であり、自慢のHPが敵の追撃でガリガリ削られるという悲惨な事になってしまう。
回復用の杖や薬の消費量もトップクラス。
おまけに幸運に難を抱えている事も多く、必殺の一撃の前には折角の膨大なHPも見かけ倒し。
逆に言えば敵に回しても対処し易いため、特に闘技場では高難易度モード、かつペガサスナイトかアーマーナイトを使っていなければカモ扱いされ易い。
なおGBA3部作ではウォーリアの守備限界は非常に高くなっているが、味方側にそれを活かせる成長率及び初期値を持ったキャラはおらず、敵ばかりに優位な要因となってしまっている。
そりゃ斧歩兵なのに守備が上がりやすいヘクトルが強キャラ扱いされるわな。

後に武器の重さを軽減できることや成長率の底上げにより鈍足ぶりはほぼ解消され、純粋に攻撃面に優れるが守備面が弱い兵種となった。
無論やっつけ負けには細心の注意を必要とする。

  • 初期値や成長率に恵まれたキャラクターが少ない
基本的に序盤から加入するが、特に初期の作品では、初期値や成長率のバランスの悪いキャラが多い。
公式のテーマソングでも「ヘナチョコ」呼ばわりされている。
中盤以降は他のクラスに斧使いの座を奪われてしまう事もしばしば。

作品の世代が進むと斧の性能見直しと並行して成長率の高い、あるいはバランスの良い戦士系も増えている。
現在では序盤の数少ない斧使いとして重宝する事はあっても、明らかに足を引っ張る弱キャラは少ない。

  • 使用武器である斧の扱いづらさ
このシリーズの斧は「一撃の威力に優れるが、重くて命中率に劣る」という特徴を持っている事が多い。
一撃ごとのダメージは確かに大きいが、重さによって速さが低下するために敵の攻撃を回避しづらい。
敵に対して追撃を行えるチャンスも少ないため、結果的にダメージ効率が悪くなってしまう。
そして命中率が悪いため、こちらが使っても速さに優れる相手に対して攻撃を命中させづらいのが問題。
当たれば倒せる、と言えば聞こえはいいが、0と100以外を信用できないFEにおいて当たるかどうかの運ゲーを常に強いられるというのはなかなかの不安要素。外した場合は手痛い反撃を覚悟しなければならない。

上述の通りウォーリアは弓をメイン、斧をサブ武器として運用するとそこそこ使いやすいが、そのためにはCCするまで戦士の斧を使い続けるか、叩き上げよりステに恵まれにくい初期上級職を起用する必要がある。

  • クラスチェンジが出来ない/そもそも敵専用な時がある
初期作品限定だが、最大の問題点。
唯でさえ自身の性能も武器も微妙な所に、CCまで無いとなったら、他クラスと同じ土俵に立つのは難しい。
これは『暗黒竜』『紋章の謎』第1部が該当。成長率の高いバーツなら何とか食らいついていけるかもしれないが…

そして『外伝』と『紋章の謎』第2部では味方に戦士系・斧使いが皆無。『紋章』第2部の銀の斧が換金用にしかならないのは悲しい。


【他クラスとの関係性】

力と速さに優れる剣歩兵。斧使いの天敵と言えるクラス。
当たらないわ追撃されるわで散々なので、よほど能力差が無い限りはバスター無しに喧嘩を売ってはいけない。
加えて作品によっては味方の勇者と斧使いの立ち位置すら争う関係。クラスチェンジした傭兵に斧だけ持っていかれて倉庫番という事も…。
余談だが、味方の戦士は初代のオグマ隊にはじまり、傭兵クラスのユニットを隊長として登場することが多い。
クラスチェンジ分岐が採用されている作品では、戦士も勇者を進路に選べる。

多くの場合で傭兵以上の速さ(回避)がある分、傭兵以上の天敵。
剣士に戦士の攻撃が当たった(当てられた)試しが無いというプレイヤーもいるかも。こちらの力量次第ではバスター系を持たせてもなお不安が残る。
力は傭兵より低めだが脆い戦士にとっては十分痛いし、傭兵よりも技(必殺)が高く、攻撃をあっさりかわされ追撃+必殺で呆気なく葬られかねない。
下手に挑んでもカモにされるだけである。

カモ。というより、序盤はこいつらくらいしか戦士は有利を取れない。
高難易度で鉄壁と化したアーマーを魔法なしに倒せるのは戦士の特権。ここぞとばかりにハンマーを叩き込んでやろう。
序盤、まだ未熟な他兵種では手痛い反撃で消耗しがち・仕留め損ねがちなソルジャーも、戦士なら軽く狩れる。

剣と槍を使い分ける騎兵。
槍なら有利、剣なら不利と相手の得物で相性が変わるため、確認はしっかりと。
傭兵剣士ほどテクニシャンではないので、こちらの強さ次第では剣持ちでもなんとかなることも。

FEの航空部隊。主に槍を使うため有利に戦える部類。
山に陣取ってドラゴンナイトの大部隊を一手に引き受ける斧使いの雄姿は必見。
特にペガサスナイトは力や耐久も低く、得意の速さも乙女の体格で潰されてる作品もあるので、ソルジャー並のカモにもなりうる。
ドラゴンナイトは近年の作品ではメインウェポンを斧に変えており、若干ライバルポジション気味に。

デッドオアアライブに近い。
魔防が基本的に紙同然のこちらには相手の魔法が非常に痛いが、相手もまた紙耐久。
銀と言わずとも「はがねのおの」でも力の強い戦士が当てたらHP最大からワンパンが狙えるケースは多く、リスクはあるものの厄介な敵魔道士を一体即座に叩き潰せるリターンも大きい。
重い魔法を持っていて回避が下がっている魔道士は狙い目。
有利になるか不利になるかは戦士の技、魔道士の回避に大きく左右される。
敵味方が逆になっても同じことが言えるため、こちらが魔道士を使うときは相手戦士の反撃には注意する事。

●主なユニット

暗黒竜と光の剣/紋章の謎】

当時の斧系ユニットは大半が敵専用。HPはやや高めだが、袋叩きにされなければ恐れるほどでもない。
戦士系は敵も味方も守備の成長率は悪くないが、初期値が低い&攻速関係が良くない&乱数マジックの都合で「守りが弱い」が定着することに…。
『暗黒竜と光の剣』の斧は強いとは言えないが、それ以上に斧を売っている店がろくに登場しないことが斧使いにとって厳しかった。
『暗黒竜と光の剣』ではアーマー特効の効果のあるハンマーが存在したが、『紋章の謎』では削除されてしまっていた。
強力な武器である銀の斧やデビルアクスが一点物とはいえ序盤で入手できるのが数少ない利点か。
なお『紋章の謎』のせいで斧だけがデビル系武器が最強というイメージがあるが、
実は『暗黒竜と光の剣』では剣の神器メリクルが主人公専用武器であったため、剣士系も最強武器はデビルソードである。
『紋章の謎』では「蛮族」が初登場。攻速や必殺率がダメな一方で、レベルが上がるほど「固い、強い、おそい!」ユニットに変貌していく。
一方、『紋章の謎』第2部では味方に斧使いが一人もおらず、高性能な銀の斧は売却用と悲惨な扱いだった。

タリスの木こり。
オリジナル版のサジは鈍足なものの技と守備に優れ場合によってはドーガより使えたが、マジは必ず伸びるHPと速さの成長以外は全体的に貧弱。
さらに旧作の戦士はクラスチェンジ自体ができず、イラナイツの代表格。
その上『暗黒竜と光の剣』では100%だったマジのHP成長率が、『紋章の謎』になった際になぜか10%にされるという異様な弱体化まで受けた。
しかも最強の斧であるデビルアクスが一定確率で自分を攻撃してしまうデメリット付き。
オマケに前述の通り『紋章の謎』第2部には出演できない残念な扱いであった。

だが、リメイク版では『新・暗黒竜』『新・紋章』共に仲間ユニットとして登場。
戦士及び斧の性能も改善されており、実戦投入可能なユニットとして復活を果たした。
サジは守備の低下で壁役には向かなくなったが、技に加えて武器レベルも高くなったことで技巧派としての存在感が強まった。
逆にマジは速さと幸運に優れる速攻派という個性が強調されたほか、戦士の力の成長率が高いので攻撃力不足も解消された。
計算式の変更や斧の強化により空振りのリスクはだいぶ減ったことから、オリジナル版とは逆にサジよりはマジの方が使いやすいだろう。
ただし、新・紋章ならサジにもハンマーのトライアングルアタックでラングを瞬殺するという見せ場はある。
マジの魔力成長率が微妙に高くなったため「ダークマジ」にする等の変則的な運用法も生まれた。

上述の2人に比べて優秀な成長率と初期値を誇るが、やはりクラスチェンジ出来ないのが痛い。
一応手斧が他の武器にない軽くて直間攻撃可能な武器であることもあり、1.5軍になるかというレベル。
がしかし、運良く守備力さえ伸びればバイファムキャラなだけあって結構頼りになる。
リメイク版ではイケメンになった上クラスチェンジが可能になったため、高い成長率が存分に活かされることとなり、隊長のオグマを喰う程まで大幅に強化された。
ぶっちゃけ『新・暗黒竜』『新・紋章』の自軍ユニットの中でも最強候補の一角である。

「バーツ隊長、すまねぇ…」は今作を象徴するコピペのひとつ。
バーツは静かに暮らしたい。

高難易度ではバーツの速さ成長率の高さもあり、速さで勝るバーサーカーに兵種変更した方が強力。
戦士やウォーリアーはそれまでの繋ぎとして使われることが多い。
だが実はウォーリアは速さ以外はかなり上限値が高く、弓を使えば3すくみの影響も受けずに済む。
ソードマスターや勇者などを狩りやすく、かなり汎用性の高い運用が可能となっている。

なお、『新・紋章』におけるサジマジバーツはファンにとっては念願のトライアングルアタックが可能となっている。
彼らの元々の攻撃力の高さもあり、高難易度ではハーディンメディウスに多大なダメージを与える手段として重宝する。
これにより、3人同時に育てる戦略的な意義が出てきたと言えるだろう。
また錬成のシステムにより通常は使用機会が殆どなくなったデビルアクスだが、トライアングルアタックを使えば、
呪いが発動せず必殺が出ればほぼ一撃で敵を葬れる威力が出せることから、もはや神武器と化している。

  • ダロス
自軍唯一の海賊だが、初代『暗黒竜』では上記の連中と同じくクラスチェンジできない。
さらに技の初期値が2なのに成長率0%を筆頭に劣悪な成長率(一応HP・力・守備は優秀だが、他が壊滅的に低い)から完全なお荷物で、『紋章』では存在自体が抹消。
リメイク版では復活し、クラスチェンジも可能になった事で活躍する。 …海賊/バーサーカーへの兵種変更可能な人数を増やす意味で。
本人は他の斧使いと比べてやはり弱いため、強力な海賊クラスだけサジマジバーツ等他の仲間に渡し、ダロス本人はベンチ行きになる事が大半。

歴代の斧使いの中でもワーストクラスに不遇な存在と言える。ちなみにシリーズ初の(カシムの可能性もあるが)会話で仲間になるキャラ。

  • ゴメス
暗黒竜・紋章1部、新暗黒竜でガルダの港を占領している海賊。
「俺様の手斧の切れ味を見せてやる!」と啖呵を切ってオグマ辺りにスパっと処理されるのがお約束の雑魚……なのは紋章までで、新暗黒竜ハード5では「俺様の手斧」と宣いながらトマホーク並みの凄まじい破壊力に戦慄するプレイヤー続出。

  • ハイマン
暗黒竜・紋章1部、新暗黒竜に登場するボス山賊。手斧を装備しているほか、レナさんから奪ったリライブをドロップする。
……だけなら良かったのだが、新暗黒竜では仕様変更に加えて速さの数値が跳ね上がり、凄まじい速さから高威力の手斧による追撃を仕掛けてくる序盤屈指の凶悪ボスへと変貌してしまった。
ハード5においては特にすさまじいことに。
直接攻撃武器しか持ってないこの後のボス達よりはるかに恐ろしい。


外伝Echoes

『外伝』ではそもそも斧使いが味方にならず、武器としての斧も登場しない。
序盤の敵「盗賊」が斧を使うが、システム的にはアイテムなし状態の剣・槍と同じく威力0命中90%重さ0で固定。

『Echoes』でも斧は相変わらず敵専用。なぜかデビルアクスは入手でき、性能も表記されているのに自軍は誰も装備できない。酷い。
一部の敵盗賊はデビルアクスを装備していることがある。

主人公の一人。クラス名は戦士だが武器は剣。他のシリーズのロードと同じ扱いで、性能としては傭兵系に近いタイプである。
初期値・成長率共に優秀で文句無く強い。
5章でセリカの隣にいると必殺が100%になるオマケ付き。


聖戦の系譜

今作では初めて剣・槍・斧の「3すくみ」が導入され、また斧戦士も上級職に昇格できるようになった。
しかし斧の性能が他の武器より明らかに低く、鉄の斧の威力が銀の剣と同等とはいえ重さや命中が劣悪*3
しかも親世代や他のサブキャラより能力の優秀な子供ユニットには斧戦士系が存在しない(親世代に騎兵のレックスがいるだけ)という、旧紋章ほどではないにせよ斧使いには辛い環境であった。
(なんでも持てるリーフに「余ったから」持たせる、なんて扱いになることもしばしば)
また、ストーリーは強力な神器を使う聖戦士達を中心に展開していくのだが、
斧の神器スワンチカの使い手は親世代でも子世代でも仲間にならない。

斧戦士系は序盤からヴェルダン王国軍や蛮族をはじめ敵としてよく出てくるが、味方として出てくるのは後半、しかも択一である。
本作では武器の重さが攻速どころか命中・回避率にまで影響を与えてしまうのもかなり痛く、使い分けられても使うメリットが薄かったというのが実情。
槍も斧に次いで重いが、あちらは剣使い共々軽くて必殺が出やすい『細身の』武器が追加され、しかも本作では威力も高めなので大分マシな立場にある。
手斧も威力・命中率とも手槍に劣り間接攻撃可能な武器の中でも特に使いづらい。

実は本作のアクスファイター系は守備が力と同等かそれに近いレベルで高く速さも平均程度にはあるという、技が低めな以外は意外とバランスの取れた能力。
だが敵ウォーリアは闘技場以外では殆ど弓を使わず、斧の性能が能力を殺してしまうのでヨハルヴァに弓を持たせない限りそれを実感することはほぼないだろう。

子世代に登場する、斧戦士ネールの血統を受け継ぐドズル公国の第3公子。
兄であるアクスナイトのヨハンとの二者択一で仲間になる。
親世代ではアクスファイター系のキャラは仲間にならないため、彼を仲間にしなければ使う機会はない。
ついでに当のドズル軍も斧騎兵隊『グラオリッター』が主力なのでアクスファイター達が群れる姿が見られるのはヨハルヴァ隊ぐらい。

初期値では速さが高く技が低いが、成長率は技が良く伸び速さは伸び悩むという、ヨハンとは正反対の能力傾向。
CCした上で勇者の斧やキラーボウ、追撃リングを持たせれば活躍も可能だが、普通にプレイしていると優秀な子世代の陰に隠れがち。
また、本作は「馬ゲー」と言われるほどマップが広いため、移動力や再移動を重視するプレイヤーからは経験値にされやすいのが悲しい。
ただ、幸いというか、同じ歩兵であるラクチェとは足並みを揃えやすい。

  • バーバリアン、マウンテンシーフ、パイレーツ
聖戦の敵専用斧雑魚達。
バーバリアンは全能力がアクスファイター以下の正真正銘最弱の兵種。
ヴェルダンの正規兵なのだが、まさに序盤で倒される雑魚そのものという設計である。
マウンテンシーフとパイレーツは村に張り付き、村を破壊するいつもの盗賊ポジション。
今作の村は賊が侵入しても9ターン持ち堪えられるが、敵がかなりのHPインフレを起こしているゲームの為、レベル次第では2回戦闘しないと倒せないことも。

  • デマジオ
序章のイベントの後ユングヴィ城を制圧しているボスで、本作の記念すべきボス1号。
……なのだが、城の守備についていて動かないのに「はがねのおの」しか持っておらず間接攻撃には無力。
急がない場合は大体アゼルに丸焼きにされる運命である。

  • ゲラルド
国境のエバンス城を守っているボスで、デマジオと同じアクスファイターなのだがこちらはLV20とかなり高く、その分ステータスも高い。
更にサブウェポンとして「ておの」を持っているため、間接攻撃を仕掛けても自動的に持ち替えて反撃を仕掛けてくる。
そのため、ミデェールで戦闘を仕掛けると特殊会話内で「ま、待て!飛び道具とは卑怯だぞ!」と言っておきながらちゃんと手斧で反撃してくることに。
聖戦の敵が武器を複数持っている場合は自動持ち替えによって反撃できるインチキを仕掛けてくるというシステム解説役を兼ねたボス。
普通に戦うとHP、攻撃、守備共にこの段階ではかなり高いため銀の剣を貰ったシグルド以外で倒すのはかなり苦戦するが、アルヴィスに話しかけないまま誘導し、ゲラルドの攻撃範囲まで連れてくると……?

  • キンボイス
ヴェルダンの第二王子で、下のガンドルフの弟にあたる。
エバンスを奪い返すべくジェノアから出撃し、同時にシャナンを人質にアイラに城の守備を命じる。
本人は上級職のウォーリアーで「ぎんのおの」「ておの」の二刀流。
普通に接近してくる上に部下の数もそこそこ多く、序章のバラバラに配置された敵集団と違って各個撃破がやりにくい「VS部隊戦闘」のチュートリアル。
本作の銀の斧は威力22と威力だけは最高クラスであり、攻撃力がこの段階では相当高い。
周りの敵の攻撃で削られたところで彼に殴られ「ドタマカチ割られる」事にだけは注意。
なお、彼はガンドルフと異なり使いまわし枠の顔グラ。
ちなみにある村の台詞によると「この村も何度も(キンボイスに)襲われて酷い目に遭いました」とか言われている。
一応ヴェルダン王国のちゃんとした王子なのに、やることが蛮族のそれである。

  • ガンドルフ
親世代の序盤で戦うことになるウォーリアであり、ヴェルダン王国の王子。
序盤のボス格だけあって他の斧使いの敵に比べると比較的マシなルックスをしているが、
ユングヴィの公女エーディンを手篭めにしようとする等、言動は王族というより蛮族そのものである。
序章のイベントで弓騎兵ミデェールを手斧による一撃で倒しているので強そうに見える。
が、実際に戦うときにはスキルがないため、この必殺は使えない。というか、そもそも本来なら絶対に必殺が出せない。
実際ステータスは高いのだが、手斧の弱さやスキルもないことから、大して苦戦することもないだろう。
倒すと技を補強するスキルリングが手に入るので、これを装備させたいキャラでトドメを刺そう。

  • ドライ
ユリウスを守る十二魔将の一人。
今作の戦士系では最高のステータスに加えて、スキル「追撃」「怒り」と自軍にスカウトしたくなるほどの逸材。
しかし、勇者系やキラーボウ等の強力な武器ではなく銀の斧持ちのため、ブリアン同様に能力が死んでいる。
怒りが発動する状況で攻撃さえしなければ楽な相手。

  • 余談
親世代で仲間になるボウファイターのジャムカは、初期設定ではアクスファイターだったとのこと。
しかし、完成した顔グラフィックを気に入ったディレクター・加賀氏がクラスを変更、スキルを追加する等し屈指の強キャラとなった。
やはりこの時代の斧は基本的に敵用で、アクスファイターが自軍で活躍することは最初から想定されていなかったということだろうか。


トラキア776

今作ではシリーズで初めて「体格システム」が導入されている。
これは、キャラ毎に設定されている体格の数値だけ武器の重さを軽減できるため、速さが下がらずに済むというもの。
斧使いは基本的に体格が良いため、重い斧を装備しても速さが下がらずに戦えるということになる。
これにより、常に武器の重さに悩まされていた斧使いが過去作とは比較にならないほどの活躍を見せるようになった。
さらにストーリーの関係で初期戦力が騎士団等ではなく村の義勇軍であるため斧戦士が第一章から何人も仲間になり、
体格の高さゆえに捕獲システムでも活躍することで本作の一味違う感を大きく演出している。

敵専用クラスであるバーサーカーは力と速さが高く、兵種スキルとして「怒り」を持つ厄介な存在。
間接攻撃のほか、トルードやマリータの剣の「見切り」で対処するか、剣使いで反撃を受けて倒す等の工夫が必要となる。
またハンマーを持っていることも多く、このせいでダルシンやゼーベイアが壁役として機能しづらい。

  • オーシン
フィアナ義勇軍の一員。クラスは「アクスファイター」。
ステータスが高く、スキル『怒り』、さらに間接攻撃が出来る上に命中と必殺率が高い専用の斧「プージ」を持つ。
恋人タニアから支援を受けて戦えばぺんぺん草も生えなくなる。が、守備面が少々脆いのでやっつけ負けに注意。
序盤から終盤までエースとして活躍できる、斧使いの汚名返上を成し遂げた立役者にして勝ち組。
実力やルックス的にサジマジではなく赤と緑の騎士枠だろうか。

‥‥なのだが、残念なことに(?)上級職は「ウォーリア」ではなく「マーシナリー(後の作品で言う勇者)」である。
何故だ。覆面と蟹歩きがカッコ悪いからか。

  • ハルヴァン
フィアナ義勇軍の一員。オーシンの相棒であり、クラスも同じ「アクスファイター」である。
成長率的にはHP・技・速さ・幸運が伸びるオーシンに対し、ハルヴァンは力・守備・体格が上がりやすい。
勇者の斧を入手でき、『待ち伏せ』のスキルがあるので先制2回攻撃で敵を次々屠っていく様は恐怖。
なのだが、オーシンに比べると如何せん地味なのと支援を受ける相手が少ないこと、勇者の斧が専用武器ではないこと等、
様々な要因が重なりオーシンに勇者の斧を取り上げられた挙句二軍行きになることも。相棒と言えども格差はあるようだ。
ただ『怒り』ではなく『待ち伏せ』を持つため、よりやっつけ負けを起こしにくいのは利点。
また強い斧使いが増えたといっても下記の通りマウンテンシーフ系はクセのある能力で、アクスナイト系は屋内では強制下馬と共に剣に持ち替えさせられる。
ステータス・スキルともにチートな斧使いもいるが加入は最終盤、なので斧使い全体から見てもハルヴァンはかなり優秀な方である。

お助け役の「ウォーリア」。
元は山賊だったが、エーヴェルに会うことで改心した。
体格が高く、「突撃」のスキルがあるので無理やり追撃して敵を次々捕獲していけるのが強み。
お助け役らしく成長率は低いので、聖戦士の書やドーピングでテコ入れしない限り後半はフェードアウトする。

  • マーティ
上記のダグダの部下。クラスは「マウンテンシーフ」。
ややこしいが、本作ではウォーリアの下級職は「アクスファイター」ではなく「マウンテンシーフ」なのである。
技や速さの初期値が0である上に成長率もHP・運・守備・体格以外は殆ど成長しないため、大変使いづらい。
捕獲要員として使うにも空振りや追撃を受ける危険も大きいのが辛い。
ただ序盤で手に入る聖戦士の書は技や速さの成長率を強化してくれるものが多いのと、ウォーリアにCCした際の補正値が高いので頑張れば魔力以外カンストもそう難しくはない。
自前の個人スキルがなく、追撃必殺係数も1なので結局趣味の領域であることは否めないが。

  • ゴメス
ダグダの部下だったが、貧しい生活に耐え切れず山賊活動を再開させる。
戦闘前の会話シーンではダグダと言い争っているが、倒すと死に際に謝罪の言葉を口にするのが切ない。
「不死身のゴメス」と異名を取っており、力や速さの高さなどかなりの強敵。
心情的には殺さず捕獲してやりたいかもしれないが、体格もカンスト寸前の高さなので難しい。
ちなみにアカネイアのゴメスとの関係は不明。なお『聖戦の系譜』の闘技場の最初の敵の名前はガザックである。

  • ドライ
『聖戦』に引き続き終章に登場。
直間両用+2回攻撃の「マスターアクス」を持つが、能力は全体的に低く、スキルもない。
再行動率が20%、移動力が10と高い点にさえ注意すれば、他の魔将よりも戦いやすい相手。
ダグダが再加入していない場合は顔グラが彼のものになるが、スキル「突撃」が付いたりはしない。


封印の剣

戦士系はサジマジポジションの二人とお助け役一人が登場。
また『暗黒竜』以来の自軍復帰を果たした海賊をはじめ、賊系の仲間も充実している。
特に山賊が仲間になるのは本作のみで、海賊共々バーサーカーにクラスチェンジする。
山賊は山、海賊は海を移動し地形効果も受けられ、バーサーカーは両方に対応する。
さらにバーサーカーはソードマスター同様に必殺補正+30%のボーナスが付く。
難所の21章では山に配置すると竜騎士部隊に対する強力な地雷となる。モブのドラゴンマスターが剣を使わなくて本当に良かった。

本作から斧使いはHPや力に優れるという特徴が強調され、力の上限値も最高となった。
ただキャラ性能的にはゴンザレスやギースは強いものの、戦士系やガレットは鈍足さなど能力の低さが足を引っ張りベンチ入りしがち。
クラス的にもウォーリアはバーサーカーに比べて若干技や耐久力が高く弓を使えるものの、速さ・必殺補正・地形移動力と多くの面で劣る。
速さ+5の補正がかかるミュルグレを持てばなかなか強いが、そこまで鍛えるのが大変な上にどう考えても遊牧騎兵に持たせた方が良い。
敵将もバーサーカーがやたら多いのに対し、ウォーリアはネームドキャラが皆無な上に何故か全く弓を使わないので存在感が薄い。
12章(レイが仲間になるマップ)では増援として異常に強いウォーリアレベル15が登場するので一撃で倒されないよう注意するぐらいか。
こいつもこいつで鋼の斧装備なので、それなりに鍛えている剣持ちで挑めば空振りを繰り返す経験値の塊と化す。

ただいくらバーサーカーが強くとも肝心の斧の命中率が低いのでCCする前の戦闘は厳しい。
そのためソシアルナイト系や傭兵といった育てやすく上級職になると斧を使えるクラスに出番を奪われることも。
ソードバスターなど3すくみを逆転できる武器が初めて導入され作品でもあるが、命中が低すぎて頼れない。
ウォーリアも守備が伸びれば弓が扱える壁として活用できるので、いつもバーサーカーばかり使っている人は試してみる価値はある。

『封印』は武器の命中が全体的に低めなのだが斧はそれに輪をかけて低く鉄の斧であっても命中65とひどい有様。
ポールアクスだの銀の斧だのは僅か55と相当技が高くても安定して当てられない。手斧に至っては50と支援の増強込みでないと常用出来ないレベル。
ハンマーの命中など45。聖戦の壊れた武器に毛が生えたような低さである。
まともに扱えるのは鉄の斧、キラーアクス、技の高い勇者やパラディンで扱う手斧、神将器のアルマーズくらいと言っても過言ではないほど。
次作『烈火』では斧を含む武器の命中が全体的に強化され、バスター系の3すくみ補正が2倍、さらに命中が上がり剣歩兵特攻効果まで持った斧版「ソードキラー」が登場。
斧自体の強化に加えて剣への逆襲も可能になった。
上限値も見直されカンスト状態のウォーリアは勇者の強化版にすら見えるほどだが、実際には速さの成長率の差で戦士系が遅れを取っていた。

両作のハードモード序盤では、普段不遇扱いされがちな戦士組が意外なほどの活躍を見せる。
HPと力が戦士並に強化されるソルジャーの対策として、3すくみで有利な本家戦士が起用されるためである。

西方三島出身のディーク傭兵団の一員である戦士。オワードル。
見た目通りの脳筋キャラで、支援会話でも他人からツッコミを入れられたりイジられることが多い。
HP・力は勿論のこと、技や幸運も意外と良く伸びるので、レベルが上がると斧の命中率の低さを補強できる。

反面、速さや耐久面が伸び悩む傾向にあり、特に速さの成長率は20%と自軍でも最低レベル。
下級職からの叩き上げキャラではバースに次ぐ低さ。
典型的な柔らか鈍足戦士であり、トドメ役はともかく壁役や地雷には向いていない。
ウォーリアになってから弓を使えばそれなりに役立つが、初期上級職のバアトルでも事足りてしまう。

こちらもワードと同じく西方三島出身で、ディーク傭兵団の一員である戦士。
脳筋が多いこの地の人間には珍しく思慮深く冷静な性格で、相棒のワードとは性格も成長率の傾向も正反対である。
ワードよりも速さ・守備の伸びが良く、特に守備の成長率は40%と高めだが、斧使いには珍しく力が伸び辛い。

本作の戦士系の中では比較的バランス良く育つが成長率合計は低めなので、高水準というよりは低水準で安定しがち。
とは言え、戦士系を使うなら彼が一番使いやすいのは間違えない。
ちなみに期待値では守備が一番高く、力技速さ守備全て20前後というウォーリアにあるまじきステータス。
ウォーリアになったら弓を持たせて間接攻撃もできるシューターの再来のような壁役として使う手もある。

西方三島でルート次第で仲間になるお助けウォーリア。
HPと力以外は初期値・成長率共に低いが力の初期値が22と抜きん出て高い。
弓を使えば他のアタッカーが育つまでの削り役として働ける。
顔は全く似ていないが、女剣士フィルの父親である。
ちなみに奥さんは既に病死しており、実は剣聖カレルの妹。

GBA三作の中で唯一味方になる山賊。
とても仲間になりそうには思えない強面の巨漢だが、実際は心優しい…というか、臆病。
化け物じみた風貌から人々に恐れられており、知恵遅れ気味なこともあってぼっち
悪党のパシリとして村を襲う命令を受け、しかも武器は生死なんてどうでもいいと言わんばかりにデビルアクス。泣ける。
村を襲うより前にリリーナで説得すると仲間になる。

HP・力・速さが良く伸び、それ以外(特に技と魔防)が伸びづらいという、クラスの特徴を象徴するユニット。
初期レベルと命中率の低さから育てるのには苦労するが、クラスチェンジすると一気に強くなる。
特に高い山の地形効果で回避+40%の恩恵が受けられ、21章でドラゴンナイト達の相手をさせるのに最適。
資産評価を気にしないなら秘伝の書を注ぎ込むと使いやすくなる。命中は勿論必殺も上がる。

9章で東西どちらの村を訪問したかで初期レベルが異なる(初期値は同じ)。
東の村を訪問するとレベル11、西の村だとレベル5からのスタートであり、後者の方が育てやすい。
ただしHPと力は成長率が高すぎてどちらのルートでもカンストする。
ちなみにバアトルが仲間になるのは東ルートである。

こちらは海賊。そして本作の下級斧使いで唯一のイケメン
船乗りだが食い詰めてやむなく海賊となった。
リリーナ…ではなくロイで説得すると仲間になる。

Lv、力、技、速さ、幸運、守備がほぼ横並びという斧使いとは思えないステータスで加入してくる。
技が斧使いにしてはかなり高い上に成長率がゴンザレスの倍、幸運の差もあり、命中率や必殺回避で勝る。
力の期待値も4位とゴンザレス程ではないが高い。ただし速さは初期値の低さゆえに平均的な数値に落ち着きやすい。

初期値も成長合計もゴンザレスをやや下回るが、あちらはHP・力・速さが早々にカンストするため、Lv20の期待値はギースの方が高い。
とはいえ、命中や必殺回避は支援で補いやすいこと、ギースの支援相手が微妙なことから、長い目で見るとゴンザレスの方が有望か。
ぶっちゃけどちらも強いので2人とも登用してしまっても問題はない。

顔グラは斧使いと思えないハンサムだが、グラフィックがモブと同じバンダナにタンクトップなので恐ろしく違和感がある。
バーサーカーになるとさらに悪化し、上半身裸に角付きフルマスクというさらにあらくれらしい恰好になる。

  • ガレット
初期バーサーカー。
過去に山賊に故郷を滅ぼされて自らも山賊となり、後に復讐を果たす。
現在でも村を襲ったりしているが性根までは腐っておらず、いらない殺生はしない主義らしく、まっとうな職を探している。
ゴンザレス同様にリリーナの説得で仲間になる。

ハードブーストの対象であり、ハードなら初期値で50を超えるHPは圧巻。斧使いとしてはやや高めな技も地味に魅力。
…しかし初期値・成長率共にHPと力以外が壊滅的で、特に速さが初期値・成長率共に終わっているのが致命的。
アーマーナイトのバースさんや上記のワードとタメを張れるほどトロい。
ちなみに同じ章で仲間になるパーシバルに対し、HP以外は力を含めて一つも勝る能力がない。
正直ハードブーストがあってなお弱いと言わざるを得ず、ノーマルに至っては言わずもがな。
21、23章のように山の地形効果を受けられる状況でなければ完全に足手まといとなる。
ギース・ゴンザレスの両方と支援できるので、斧縛りなら役立つかも。

  • ドリー
リキアの山賊団のボス。……なのだが、単なる山賊とは思えない強さの持ち主。
「おれの一撃を食らって立ってたやつはまだいねえ」と豪語するが、その言葉に偽りなし。
なんと今作の最強斧であるキラーアクスを装備している。接近戦はルトガーでも危険。
間接攻撃で倒そうとすれば手斧に持ち替えて反撃してくるため、救出を駆使しよう。
……と、ここまででもヤバいが、彼はハードモードでは更にパワーアップする。
ハードの彼は力が20(カンストに達する事があるとんでもない男なのだ。
手斧でも下手な魔法系ユニットなどが食らうと即死しかねないので要注意。

  • スコット
西方三島にて初めて遭遇するバーサーカー。
フィルからは「スコットどの」と呼ばれており、ある程度信頼されていたらしい。
最も、わざわざフィルに親切にしていた狙いはフィルの持っている「倭刀」だったのだが。
武器を奪って金にするのが目的だったようで、フィル本人に興味はなかったらしい。そしてその倭刀もそんなに高価なものではない。
そっち方面の価値を見出さないなんて……節穴すぎる
武器は「キラーアクス」「手斧」なのだが、元からキラーアクス装備で超危険なのに、バーサーカーは常時必殺+30というヤバすぎる補正がかかっており、一発が怖すぎる。
必殺率は驚異の60オーバー。
対バーサーカーがどういうものかを説明するためのチュートリアルを兼ねたボス。
間違ってもキラーアクスを持たせた状態で直接攻撃してはいけない。せめて手斧に持ち替えさせてからにしよう。
…と言えば恐ろしい相手だが、ハードでも力が15前後とドリーに比べるとかなり見劣りする。

  • ゲレロ
クラスはバーサーカー。
ベルンの罪人だったが、天雷の斧アルマーズを封印する洞窟がリキア同盟軍に見つからぬよう入口を隠してくることを条件に部下共々釈放された。
しかしベルン兵から洞窟の中には入るなと命令されているにも関わらず「このまま塞いだら中の宝は誰にも会えなくなる」と洞窟内の宝に情が移り、持ち出そうとする。
初戦時に「どぉーーーーー*4らぁ!」と張り上げ、「あがぁ…」と散る。

  • ローズ&マギー
ナバタ砂漠に出没する蛮族コンビ。
普段は砂漠の旅人に追い剥ぎをしているが、ナバタの里に辿り着くために自軍の後をつけてくる。
2人共外見は厳ついのに子供のような口調で喋るため、後述する強さもあって激しく不気味な雰囲気を醸し出している。
なお、『烈火』のポール&ジャスミンや『覚醒』のジョージ&ハンサム等、シリーズの他作品にも類似したコンビがいる。

どちらもバーサーカーで、HPや力を筆頭にこの時点ではかなり高いステータスを誇る。
マギーは騎馬系がまず使われないであろうこのマップで何故かポールアクスを装備しており、あまり脅威ではない。
しかし、ローズはデビルアクス持ちであり、バーサーカーの必殺補正30%もあり余程高レベルの勇者やソードマスターでない限り直接戦闘は厳禁。魔法や弓で仕留めよう。
ハードだとどちらも更にブーストされ、マギーもかなり危険な存在に。
7ターン目に増援を引き連れて登場するが、強制出撃である能力の貧弱なソフィーヤセシリアに追いつかれないよう注意。


烈火の剣

前作からの振り子調整がいろいろなされており、斧の命中率自体も一部を除いて10-15ほど向上。有利な相手に振るいやすくなった。
しかし主人公枠のヘクトルとの競合もあって主力に据える人は少なめで、他にハーケンや昇格後のオズインがいる。
その代わりか、上級職加入キャラはそこそこ戦える能力となっている。
なお今作と聖魔の鉄の斧は鋼の剣と同じ攻撃・命中・重さで安い上に回数が多いというコスパに優れる装備になっている。

なおこの作品のみバーサーカーは「狂戦士」という名前になっている。グラフィック及びモーション自体は前作のバーサーカーと共通である。
ヘクトル編ハード32章外伝の狭いマップを埋め尽くす狂戦士軍団は視覚的にも戦力的にも隠れたトラウマ。

ゲーム序盤で仲間になる戦士であり、『烈火』が誇るいいおとこ。
詳細は別項目を参照。ところで君はいい体をしt(アッー!
戦力としてはワードと同様の能力傾向なので使いづらい。
それでもヘクトル編ハードでは頼らざるを得ない。

  • バアトル
『封印』に登場したバアトルの若い頃の姿。
本作では下級職の戦士であり、ドルカスとコンビを組んで登場する。
外見に反して成長率が高くバランスも良いが、初期値で速さが3しかない上にCCでも伸びないので強くなるかは運が絡む。
また、序盤からより強い斧使いであるヘクトルがいるため、ベンチ入りしてしまうことが少なくない。

ヘクトル編では彼を育てておくと(31章外伝までにウォーリアLV5以上になることが条件)、
『封印』の支援会話で語られた、未来の嫁さんこと美脚おっぱい剣士カアラを仲間にできる。
こんな顔していながら、かなりの勝ち組である。
ただ能力的には微妙で、ここまで育てたバアトルの方が強いということもよくある。
彼は一度も嫁さんに勝てなかったらしいが、単に相性のせいじゃないの?とは言ってはいけない。ソードキラーでカチ割ってもいけない。
バアトルが強くなりすぎても弓を持たせれば嫁の安全は保障されるが、丸腰だとスルーされて仲間にならないので注意。

ファーガス海賊団の特攻隊長。
能力は『封印』のゴンザレスと同じようなタイプ。
しかし、本作の狂戦士はソドマス共々必殺補正が+15%と前作から半減。山も少ないため、地雷もできない。ただし、技上限が24から29に上がった他モブ敵の幸運は0で統一されたため実効必殺率はトントンの他安定性は上がっている。
また、クラスチェンジに必要なアイテムが英雄の証から超絶貴重&高価な覇者の証に変更。
他のクラスとの奪い合いはなくなったが、高価なので評価Sを目指す旅では資産評価を気にして二軍落ちに。

彼を使う場合は評価を気にせず、かつ秘伝の書を惜しみなく注ぎ込むのがオススメ。育成吟味も積極的に行いたい。
また、最初は鋼の斧しか持っていないため、15章で鉄の斧を購入しておこう。

レベッカの兄疑惑があるが、記憶喪失なので真偽不明でペアEDもない。
一方、ペガサス三姉妹次女のファリナとはペアEDがある。

  • ホークアイ
ナバタの里の守護者である狂戦士。
『封印』の時代のおける守護者イグレーヌの父親でもある。パントたちとも親交がある。
ヘクトルをもしのぐ巨漢だが非常に寡黙で、どこか常識離れした雰囲気を醸し出している。

外見通りHP・力・体格に優れるほか、クラスの特徴に反して速さは伸び悩み、技・幸運・魔防が良く伸びる。
最終的には攻守とも半端になりがちなことや支援相手が少なさからお助け役と割り切って使うのがオススメ。

ちなみに彼にはギースと違い専用グラフィックがある。
特に必殺のカッコよさは他の汎用バーサーカーを遥かに凌ぐ。

ルート分岐でワロ‥ワレスとの二者択一で仲間に出来るウォーリアで、仲間にするにはロード3人をしっかり鍛える必要がある。
柄が悪く飽きっぽいが実はベルガー商会のお坊ちゃんで、『封印』に登場するギースの兄。
ウォーリア系で最初から速さと弓レベルが高い人材は貴重であり、勇者の弓の使い手に最適。弓レベルSも夢ではない。
ハードモードではブーストがかかり、鍛えたバアトルやウィルの能力を上回るなど最後まで主力として使える能力になる。

暗殺組織【黒い牙】首領にしてリーダスの実父。
ソーニャの色仕掛けに騙され組織を乗っ取られた挙げ句に殺される色惚けオヤジ。
終章ではモルフとして復活し、裏神将器バシリコスの威力もあって凄まじい攻撃力を誇る。

  • オレグ
【黒い牙】幹部にして『烈火』が誇るいいおとこその2。
ハードではキラーボウを持ち、港町バトンにて失意のエリウッド達を暗闇から静かに狙う。
そこまでだ。

  • ポール&ジャスミン
ローズ&マギーと同じくナバタ砂漠に出没する蛮族コンビ。
ウォーリアらしく高い攻撃力を誇るのだが、
天下の魔道軍将パント様に喧嘩を売ってしまったためにかませ犬になる運命。
‥‥ただ、油断していると稀にキラーアクスによる必殺でパント様がお亡くなりになることも。
なお、持っているアイテムが欲しい場合は倒される前に盗まねばならないため、ある意味厄介な相手である。

  • ゲオルク
エリウッド編終盤でエリウッドが挑む試練の番人であり、八神将ローランのかつての従者。
全体的に能力が高い狂戦士であり、必殺補正が付く上にこちらが近づくと動くので大変恐ろしい。
しかも装備がトマホークとかなり強力で、油断していると壁越しにCC直後のエリウッドをたやすく仕留めてくれたりする。
とは言え、前章で入手したパビスの守りがあれば必殺を無効にできるので事故死は免れる。
壁ユニットで彼をおびき寄せた後、スルーしてそのまま拠点制圧でクリアしてしまうことも可能。トマホークが欲しければ倒すしかないが。
エリウッドで撃破すると専用の台詞になる。


聖魔の光石

今作では海賊・バーサーカーの素早さという特徴がなくなり、成長株のはずのロスも含めて全員鈍足なのが痛い。

ガルムは強力だが勇者ジストやジェネラルアメリアデュッセル等に奪われることも多い。

2回攻撃できる勇者シリーズがGBAシリーズで初めて店売りされるようになったのだが、封印・烈火時代の武器の価格設定を元非売品も含めて調整しないまま聖魔にもそのまま使いまわした事により、槍と弓は価格高騰、斧と剣は価格崩壊を引き起こしている。蒼炎の軌跡開発に人員奪われている中で短期間で制作するからこうなるんだよ
弓と槍が6000G〜7500Gと値が張る中勇者の斧だけ2200Gとお買い得になっているので、斧使いを主戦力にしている場合は買い込んでおこう。

  • ガルシア
下記のロスの父親。立派なモミアゲと顎髭が特徴。
かつてはルネス軍の部隊長を務めていた騎士で、戦場で知らぬ者はいなかった程の猛将。ゼトジストといった実力者からも敬意を払われている。
だが仕事一筋だったゆえ、妻のシルリアの死を看取れなかったばかりか、息子の顔もまともに覚えていなかった有様を悔いて退役したが、故郷であるイムの村が山賊に襲われ、エイリークらに救われた事をきっかけに仲間になる。

一線を退いてから随分経つためなのか、自軍には下級職の戦士として加入する。
能力はドルカスと酷似しているが、序盤では彼と息子の2人しかいない斧使いなので繋ぎにはなる。
期待値上はロスと大差無いどころか同職だとHPの差で父の方が強かったりするが、成長回数や必殺補正のあるクラスに就けるという点では息子の方が伸びしろがあり、ウォーリアの弓にこだわらないなら出番は少なめ。
やり込みや対戦基準だとウォーリアの上限値が高く、かつ支援属性と強力なクラスに就ける支援相手に恵まれているため活躍の場もある。
ウォーリア以外に勇者にもクラスチェンジできるが、鈍足さは殆ど解消されないうえに長所の力がスポイルされるのでオススメできない。

センシガルシアノムスコロス。
「かけだし戦士」という特殊なクラスで加入し、経験を積むと「戦士」か「海賊」にクラスチェンジできる。
加入当初は育成に苦労するが、クラスチェンジをニ段階行えることから成長の機会は多い。
しかし同系統のアメリアユアンに比べると成長率のバランスが悪く、速さの伸びにくさや斧使いとしては貧弱な体格から追撃にも注意が必要。
昇格先は体格と速さに優れ、必殺補正もつくバーサーカーがオススメ。

ラーチェルの従者であるバーサーカー。ガハハ!
風貌といい装備といいドワーフにしか見えない。
成長率は烈火のバアトル並に高いが、初期値は封印のガレットより低い。
難易度「ふつう」ではドラゴンアクスを使えばヴァルターを一撃で倒せる。
いかつい外見に似合わず、非常に個性的なオヤジであり、支援会話はどれも面白いため必見。

  • オニール
グラド帝国の小隊長。命からがらルネス城を脱出しフレリア王国へ亡命せんと急ぐエイリークゼトを追撃する部隊を率いる。
最初は部下に任せていたが、その部下が全滅すると本人自ら攻撃を仕掛けてくる。
が、はじめてモードでは操作説明のために必ず敗北する。
ステータスは序章ボスにしては割と高めで、『むずかしい』だとエイリークに任せるには結構荷が重かったりする。
兜を被った顔グラフィックのためか、後の章にてモブの会話キャラに流用されている。

  • ゲブ
名前の通りクッソ汚いグラドの将軍で、リグバルド要塞の指揮官も務めている。
非常に傲慢かつ、卑劣な性格をしており、部下たちを便利な道具としか思っていない。
抗議したアメリアや、捕らえたターナを性的な意味で食べようとしていた。
け、けだもの!
HPと力とちょっぴり高い守備にステータスを全振りしてしまったような感じ。てつの斧とキラーアクスを持っているが、後者で攻撃されないようにしたい。
装備してない方はドロップするので武器を持ち替えさせないよう倒してキラーアクスを頂戴しよう。
撃破時の台詞は案外あっけない。

  • ビンクス
パブロに5000ゴールドという格安で雇われ、エイリーク達を暗殺しようとした傭兵の隊長。
彼の言う通り、彼女らを相手に5000ゴールドでは相手がどうこう以前に全く割に合ってない。というか彼の部隊は約30人くらいの所帯のため、
一人頭で均等に割っても160ゴールド台にしかならず、これではまともな武器の調達はおろかきずぐすり代にすらならない。養うだけの食料すら危ういレベル。
頭の悪い彼は契約金を1桁見間違え、パブロに言われるがままに騙されて契約してしまったのだろう…。
ゲブと比べるとややバランスが取れたステータスで、武器も斧と弓を併用する。


蒼炎の軌跡暁の女神

戦士系列は『蒼炎』では戦士→ウォーリア、『暁』では戦士(ファイター)勇士(ウォーリア)斧雄士(アクスブレイブ)とクラスチェンジする。
バーサーカーは『蒼炎』にのみ登場。下級職にあたる存在は「バンデット」(『暁』では「強盗(バンデット)」表記)だが味方ユニットには存在しない。

戦士の鈍足ぶりが遂に解消され、敵味方共に存在感が増した。
『蒼炎』では槍装備や守備の高い敵が多いので斧が強い上に錬成の費用も安いが、騎馬兵や竜騎士も斧を使えるのが気がかりなところ。
奥義『鳴動』は奥義の中でも最弱レベルなので*5、付けるなら他のスキルにしよう。
『暁』では斧戦士は弩による高い対空能力や騎兵よりも高い能力上限で居場所を増やしており、武器の重さを「力」で相殺できるのもポイント。
普通にプレイしていると斧使いの主力は固くて強いハールになりやすいが、4部終章では守備よりも速さや力の差が物を言う。
なおグレイル漆黒の騎士との戦いで使っていた斧ウルヴァンは蒼炎でもデータ上は存在するが、実際に入手できるのは暁の4部終章直前になってから。
間接攻撃してくる敵の多さやラグズ王の存在から近接武器の使い手は肩身が狭いが、その中では基本性能が群を抜いて優秀かつ有用な魔防補正がかかり、他の斧との威力差も激しいので優先できる方。

ちなみに雑魚敵の戦士は序盤こそ重すぎる鋼の斧などで攻速落ちしているが、ウォーリアになる辺りまで進むと力が武器の重さを上回り始め、攻速落ちしなくなってくる。
また、HPが非常に高く、難易度によるが後半だとほぼ確実にカンストの60に達するほど。
守備と魔防は相変わらずそこまで高くないため剣士でも大ダメージを狙えるほか、弓も使えるが弓持ちウォーリアは少なく基本的に斧一本や手斧をサブに持ったパターンが多い。

グレイル傭兵団のムードメーカー。
『蒼炎』では戦士らしくHPと力がもりもり上がるが、守備面は弱いため、プレイヤーの間では「豆腐」と呼ばれ、前に出し過ぎるとあっさり死ぬことも。
クラスチェンジした後は近接攻撃せず力の強い弓兵として使った方が優秀かもしれない。
『暁』では守備の成長率がかなり高くなり前線に出せるようにはなったが、今度は魔防が初期値・成長率がかなり低いことから「麻婆豆腐」と呼ばれる羽目に。
初期値では速さや守備も低く、ハールやガトリーの影に隠れがち。

  • ラルゴ
『蒼炎』でのみ仲間になるバーサーカー。
賢者カリルに惚れており、アイクへの自分の売り込み方も彼女を真似ている。

初期値・成長率共に攻撃面は悪くないものの、耐久面が壊滅的過ぎて使いづらい。
本作では専門職の必殺補正もないため、水上を移動できる以外はほぼ劣化ボーレ。
北米版では専門職の必殺補正が復活したが、それでも実際に活躍できるかは疑問が残る。

『暁』ではカリルと共に酒場を開いているが、事故に遭ったという設定で戦線から離脱している。
前作の自軍ユニットで戦線離脱したのは彼のみのため、クラス自体が廃止(統合?)された関係での調整と思われる。
しかし、勇士(ウォーリア)に転職するのではダメだったのだろうか。

  • ノイス
『暁』の序盤から仲間になるナイスミドル。
デイン王国の義賊集団「暁の団」における実質的なリーダー的存在。
拠点会話でも年長者らしく他のメンバーを気遣う様子が見られる。

戦士ではあるが、成長率は技と速さを中心に伸びる剣士のようなタイプで、装備や拠点成長と好相性。
初期スキルが「見切り」で地属性なので支援効果で回避率が上がる等、暁の団・斧使い全体の中でも潜在能力は高い。
道中でも第1部で勇士に昇格し「天敵/獣の書」も入手すれば第3部で弩を使うことでラグズキラーとして活躍する。

また、北米版だと第3部の拠点会話で「タルヴォス(Tarvos)」という専用の斧を入手できる。
性能は威力18 命中100 必殺5 重さ12 射程1 耐久40 守備+4と、間接攻撃できない以外は斧版エタルドに近い強力な武器。
さすがにウルヴァンには見劣りするが、道中で使う用の武器としては最強レベルなので日本版には存在しないのが惜しい所。

  • ヒブッティ
『蒼炎』序盤で港から追い出す事になる海賊たちのボス。
名前通り豚のようなメタボ体系で口癖まで「ブヒヒ」という典型的な蛮族ボス。
マカロフを探してやってきたマーシャをだましてやってこさせ、そのまま兄の借金のカタとして乱暴しようとした「けだもの」枠でもある。
マニアックでは戦い方を調整しないと本当にマーシャが部下達にやられてしまうので要注意。
……と、ここまでが本来の役割だったのだが、何故か覚醒のバックグラウンドサイトで無関係のこいつがアンナと共に覚醒の裏話の解説役を務めた。
どういうことなの……。

  • ネダタ
『蒼炎』の序盤で戦う、ガリア沿岸部を荒らす海賊の首領。
ユーモラスな専用BGMととも「俺たちゃ海のならずもの~」と奇妙な歌を歌いながら登場し、歌いながら戦い、最期は歌と共に散る。
たらこ唇といい微妙に変人兄弟に近い雰囲気もあるが、顔グラありは彼1人でお供にモブ蛮族を引き連れる。
5ターン目、もしくは北西の民家に近づいたタイミングで出現するので早めに片付けてしまいたい所。

  • ガシラマ
14章のボスを務めるバーサーカー。行商団のリーダー。
正体は禁止されているはずのラグズ奴隷を扱う奴隷商のブローカーで「なりそこない」の知識まで持っている。
虎のなりそこないを2匹護衛代わりに飼っている上、モゥディやレテと戦わせると固有の戦闘会話があり「げえっ、虎か!?虎はやばい!なんとか騙して薬を飲ませねえと……」「雌猫か、雌ならいいぜ。趣味の合う奴に高く売れるからな」と何をしていたのかうかがえる言葉を吐く。
キラーアクス持ちの上にマニアックでは霧の向こうから突撃してくるため、最後の最後で事故に泣かされないよう要注意。

  • シークコ
蒼炎22章のボス。
デイン側に付いた傭兵で神殿内に隠れていたところ、クリミア軍がやってきたので始末されると思い込んで神殿の僧侶や司祭を肉壁兼戦闘要員として使いながら襲ってくるド外道。
神官パズルが非常に厄介だが、彼自身もキラーアクスとキラーボウの二刀流で戦闘に挑む。
最後に事故で泣かされないように注意。
ちなみに持ち替えさせるとキラーアクスを盗むことで持ち物両方手に入れられる他、彼の傍のウォーリアは「毒の斧」「毒の弓」を唯一盗めるような設計になっている。

ちなみに『暁』にはマギー&ローズの系譜に当たる変人兄弟、デス&ヘルが登場するが戦士系ではなく虎のラグズ
いつもの顔つきで申し訳程度に耳が尖っているがキャラ自体にネタ要素はなく、普通に凶悪な追い剥ぎである。

【新・暗黒竜と光の剣/新・紋章の謎

これまでのシリーズを反映して、概要通りの戦士→ウォーリア/海賊→バーサーカーの流れを確立。
基本的には本作では兵種変更を駆使した着地点として速さと必殺率の優れたバーサーカーが選ばれることが多く、特にルナティックで高速化した敵から追撃されないのが大きい。
ウォーリアは速さの上限が24と低めだが、それ以外は攻守ともに性能は高く、特に剣士系を相手にする場合などは3竦みの影響のない弓を使えるメリットが大きい。
武器の重さが『新・暗黒竜』では力依存、『新・紋章』では廃止されており、とても攻撃的な兵種になっている。
クラス成長率が高いので、ユニット成長率が高いキャラをこれにチェンジすることで訓練場で能力を5つ上げることができる。
斧自体も性能が大きく見直されており、威力や特殊効果などでも剣や槍に引けを取らないほど種類も豊富になった。
劇的な見直しの例として『新・暗黒竜と光の剣』におけるデビルアクスがあり、これが序盤の3章で入手可能にも関わらず
基本命中率100%で攻撃力が神器並に高くて重さは軽く、さらに要求武器レベルもDと非常にお手軽。
呪いのデメリットをカバーできる途中セーブ機能も相まって、序盤の攻略を助けてくれる有用な武器になっている。
ソドマスやホースメンといった速さに優れ高難易度に向くクラスが使い手を選ぶ魔法剣でしか直間両用の攻撃ができないのに対し、こちらは手斧を使える利点も大きい。
逆に剣や槍に劣る面としては、ドラゴンキラーやドラゴンランスに相当する竜特効の斧がなく終盤のドルーア軍との戦闘では火力が足りなくなる可能性があることか。

また、この作品から武器レベル依存で斧の命中率が上がるようになり、より当てやすくなる方向で強化されている。
とはいえDS2作品は超絶受けゲー(斧兵の攻撃を自軍の剣士が受けても命中65は硬いレベル)である上に敵の幸運が一律0。
そのため鍛え上げた戦士系や勇者が斧LVAになるころには技と幸運だけでも大体命中100を保てるのであまり恩恵はないが。

  • ダイス
『アカネイア戦記』と『新・紋章』に登場する戦士。
アカネイア戦記では娘である女剣士マリスと共にアカネイアに雇われていたが、盗賊リカードに買収されて仲間になる。
新紋章では10章クリア後に働き口を求めてマリス共々自動的に加入する。
名前の通りサイコロ賭博中毒で常に金欠というダメ人間。要はコイツのおっさん版。
成長率は全体的に低いが魔防の伸びだけは良いため、吟味して育ててみる手もなくはないか。

  • ジェイク
『新・暗黒竜』ではシューターだったが、『新・紋章』ではウォーリアーとして参戦。
グルニアの戦車部隊に所属していたが、魔性のおn…シーダの説得で加入する。
新紋章ではマーモトードの砂漠の秘密の店に向かっているところでこれまたシーダの説得を受けて加入する。超人過ぎである。
加入は中盤を過ぎてメンバーが固まってきた頃なので、レギュラー入りは厳しい。
しかし成長率は非常に高く、70数人いるユニットの中でもトップクラスであり(並ぶのはチキエストくらい)、
訓練所ですら5ピンが可能なため、訓練場に使う資金が余っているなら利用価値があるかもしれない。

  • ユミル
こちらも上級職のウォーリアーとして参戦する。
厳つい外見から化け物扱いされてきたが優しい性格の持ち主という、『封印』のゴンザレスと似た特徴を持つ。
ユニットとしては仲間になるのが遅く、ジェイクと違って成長率もさほど良くないので趣味キャラの域に入る。

前日編や外伝で戦うことになる暗殺組織に所属するバーサーカー。
カタリナクライネと同じ孤児であり、共に院長エレミヤに暗殺者として育てられた。
「全員で一人」の無尽蔵のローロー軍団を構成しており、そのため経験値稼ぎに利用されることが多い。


覚醒

戦士は『HP+5』や必殺率が5上がる『熱い心』、ウォーリアーは周囲2マスの味方の力を+4とする『力の叫び』や直接攻撃ダメージを返す『カウンター」を持つ。
蛮族は敵を倒すとランダムで資金を得る『強奪』や命中-5、必殺+10と熱い心よりハイリスクだが見返りの大きい『一発屋』、
バーサーカーがHPが半分以下で必殺+20となる『怒り』や斧装備時に攻撃力+5となる『斧の達人』を持つ。

特に今作では特定の武器への対策スキルである『●殺し』『大盾』『聖盾』や上記の『カウンター』と厄介なスキル持ちが多いため、高い攻撃力で斧と弓を使い分けられるウォーリアーは有用。
敵ウォーリアーは必殺や敵ソードマスター以上、滅殺持ちアサシン並の事故の素なので、ウォーリアーを見かけたらまずスキルを確認しておこう。
味方ウォーリアーは弓を装備しておくことで敵ウォーリアーの特攻によるカウンター強制発動を防ぐことも可能。

デフォルトで蛮族、という味方は居ないが、チェンジプルフを用いることで一部のキャラが蛮族へとクラスチェンジできる。
バーサーカーは力がジェネラルと並びトップタイ、速さもアサシンやソドマスに次ぐが技はグレートナイトに次いで低いのでスキルが発動しづらく、今作では必殺補正もない。
ウォーリアーは力がバーサーカーと大差なく技・守備・魔防で大幅に勝り、その上で弓も使えるのでスキル習得後はウォーリアーにした方が活躍しやすい。

また、今作も前作同様武器レベルで斧の命中が上がるようになっており、斧Aになればそれだけで剣相手の時以外は命中+15補正が入る。
前作と比べると斧の命中は若干抑えめになっている(というか前作が全体的に命中が高すぎる)が、この補正も加味すると大体の斧は十分実用に足る命中を維持できるようになっている。
手斧が買える事も相まって地雷戦術との相性も良く、3すくみのバランス自体は悪くないのも相まって鍛え上げた斧持ちのエースは非常に活躍しやすい。
戦士上がりの場合も勇者経由で「太陽」を持てるため、相手を選べば高い力を活かした地雷戦術で一気に敵を処理できる。

主人公クロム率いる自警団のメンバー。
『覚醒』で初期クラスが戦士の仲間キャラは彼のみである。
技・守備も意外と成長するが、速さがややヘタレやすく魔防は壊滅的である。
序盤は味方の斧使いが少ないこともあり活躍するが、中盤以降は速さの成長次第。
ついでに上限値の合計は覚醒全ユニットの中でも最下位タイである。

本人の性能よりも、子世代の父親として需要があるキャラである。
力が大きく伸びる上、スキルも強力な奥義である『太陽』『滅殺』、さらに子供が娘なら『武器節約』を覚える傭兵の職資質を渡せる。
娘の父親とする場合は『斧の達人』『怒り』『一発屋』等の男性専用スキルを継承させると、よりお得感が増す。
ただし能力の関係上マイユニと結婚すると生まれるマークはバジーリオの息子のマークの完全劣化になってしまう。

  • バジーリオ
フェリア王国の西の王。
初期クラスがウォーリアー。
「運命なんざ死人の言い訳だ!」という名台詞をボイス付きで作中で2回言ってくる。
終盤に参戦するが能力的には半端で結婚もマイユニットとしかできないため、趣味キャラと言える。
シナリオ的には逆境を生き延びたり敵軍を出し抜くなどカッコイイのだが‥‥。
ちなみに、結婚しても息子のマークは禿げず、黒髪になる。残念

なお、上限だけ見れば全てヴェイク以上だったりする。

  • ムスタファー
ペレジア王国の将であるバーサーカー。
義はエメリナにあることを承知しつつも、家族が見せしめになることを恐れ、クロム達と交戦する。
部下の撤退を認めるも、捨て石になろうとする彼の心意気に打たれた部下達は最後まで付き従った。
サイドストーリーではオリヴィエを見逃したり、部下の最期を看取る場面も見られる。
息子はヘンリーに似ていたらしい。

  • ジョージ&ハンサム
バーサーカーやウォーリア、時にはラグズとしても登場する、お馴染み変人兄弟。
今作ではバーサーカーであり、歴代の兄弟に比べてホモ臭く、砂漠での登場に拘らなくなったのが特徴。
アンナさんを捕まえて売り飛ばそうとする怖いもの知らず。
とは言え、タイマンならともかく多勢に無勢なので、レスキューなりダブルなりを駆使して迅速に救助したい。

スタッフのお気に入りなのか、DLCマップ「金と銀」「絆の収穫祭」にも登場している。
「金と銀」ではお小遣いを屍兵に盗まれる被害者。「絆の収穫祭」では善良な村人でリズにパーティ帽を貸す。

  • アルゴル
21章の敵将として登場するバーサーカー。
なんとボルトアクスを持って突撃する。ただし魔力は並にはある。
これだけの一発キャラと思いきや、本作屈指の胸糞マップ「異伝 生と死の境に」にも登場。
邪教の司祭で、最強の屍兵を作るため、村を襲い、人を殺していた。
それでいて散り際に「いやだ…助けて…くれ…」と叫ぶ正真正銘のクズ。
10ターン目に逃げるのでそれまでに彼を撃破するのが完全クリア目標。

  • ドライ
22章及びDLCマップ「無限の神器」に登場する魔将の一人であり、最凶の敵。
22章では今作最強の斧であるスワンチカをドロップ品として持っており、これをどうやって傷つけずに回収するかこちらの頭を悩ませてくる。
そしてハード以上ではカウンターも追加されて非常に厄介なことに。

無限の神器では武器こそ落とさないが様々な神器の斧を装備。
そして難易度不問のカウンターで大事故を誘発する。
間違いなく無限の神器最大の障害。
「無限の神器」は突き詰めると「如何にカウンターを喰らわずに神器を回収するか」が命題のマップである。

  • 異界の者
最難関DLC「最も強き者の名」ではバーサーカーが準ボスクラスの強敵として登場することが多い。
錬成トマホークやスワンチカという直間両用の斧を携え、命中の低さは『絶対命中』でカバー。
ダメージを与えれば、それを『カウンター』『復讐』で反撃に利用してくる、と隙の無い強敵。
スナイパーのバルフレチェやロングボウで削ってから、セリカの疾風でトドメを刺そう。


if

該当者のパラメータのクセが強めなため、守りよりも必殺補正や特効武器をからめたガン攻めで使われることが多い。
斧や金棒は、槍系だけでなく暗器・手裏剣系に強いという個性も付いた。
またGBA時代のソードバスターのように相性を逆転する逆金棒が全ルートで入手可能。
今作では武器の耐久が廃止されたこともあり、様々な敵に柔軟に対処できる。

●アクスファイター系
暗夜王国の兵種のため名称がカタカナになり、『HP+5』『斧の達人』を前作から継承。
スキル『大振り』は命中-10・必殺+10と『一発屋』よりもデメリットが重くなったため、技がある程度伸びるまでは外しておくのが無難。

またキラーアクスをさらに極端にしたような性能の「大金棒」はバーサーカーとの相性が抜群。
透魔編や白夜のキャッスルを訪問した時には入手しておきたい。

暗夜王国の第二王女であるエリーゼの配下の戦士。
悪を挫き、正義を守るというヒーロー的使命感に燃える男。
極端に運が悪いのが特徴であり、よくトラブルに巻き込まれる。

基本的にはバランス型だが幸運は初期値で1、成長率も5%しかなく、武器が斧であることも相まって常に空振りと必殺の恐怖に晒される。
バーサーカーとなれば個人スキル『不運の塊』や兵種の必殺補正などを活かし「殺られる前に殺る」運用も可能。
後衛や種馬とする場合は被必殺を考慮せずに済むので普通に優秀。
主力として育てるなら青銅の斧を購入し、女神の像も全て注ぎ込んでやると良い。

アクスファイターからクラスチェンジできる上級職はブレイブヒーロー(過去作で言う『勇者』)とバーサーカーの2択。
ブレイブヒーローなら専用グラがある上にイメージにも合うが、バーサーカーの方が相性が良いのは彼の不運ゆえか。

暗夜王国の国境警備兵。
一見純粋で優しい女性に見えるが、それは異性にモテるための演技であり、本性はガサツで夢は玉の輿というあざとい系女子。

HP・力・速さがハロルドよりも伸びるが、技と守備が伸び悩むという、典型的な戦士といった能力。
個人スキル『女の本性』は本編では女性の敵ユニットが少ないため発揮する場面が少ないのが残念。
とは言え、兵種スキルやクラス補正を生かせば、こちらも十分必殺アタッカーとして働ける。
必殺事故死の危険が少ない分、素の状態ではハロルドよりも使いやすい。

  • ウィリアム&ホルモン
カムイ(マイユニット)の子供カンナが登場する章で9ターン目に増援として登場する。
『覚醒』のハンサム&ジョージ同様にホモ臭い兄弟で、マムクートのカンナを飼い慣らそうとするぶっとんだ奴ら。
捕獲すると仲間ユニットとして使用可能だが、9ターン目に出現するので先に敵を全滅させないように注意。
ハンサム&ジョージを意識してか、DLCの「遺跡の財宝」「盗賊アンナ」にも登場。
「遺跡の財宝」では聖地の近くの住人で、聖地荒らし対策にカムイたちを夜通し見張らせる。
「盗賊アンナ」ではアンナさんを仲間にしようと12人の兄弟を呼び出す。兄弟の名前は肉の部位。
このマップで彼らは捕獲できないので注意。
なお、腐女子であるエポニーヌ曰く、「露骨すぎてピンとこない」とのこと。

魔符・サポーター名鑑に登録されるユニットの性質上『烈火』のポール&ジャスミンのような支援効果はない。
初期値は二人とも同等だが、成長率の面ではウィリアムは力と技、ホルモンは速さと守備が優れている。

  • バンバ
白夜王子リョウマの息子シノノメが加入する外伝の敵将。
異界から抜け出した彼に追い剥ぎをしようとした蛮族の頭目。
捕獲すれば白夜軍では貴重な斧(金棒)使いとして活躍できる。
特別なスキルこそないが、高いHPやバランス型の成長率で扱いやすい戦力。

  • ガザック
人攫いの蛮族の頭目で、暗夜王子レオン息子フォレオが加入する外伝の敵将。
彼の部下がフォレオを女の子と勘違いして攫ったため、救出に向かった自軍と戦闘となる。
ハロルドの息子ルッツが登場する別の外伝でも名前が知られており、相当悪名高い様子。
成長率は技・速さ・幸運が低いが、守備の成長率がダントツで、HPの伸びもトップクラス。
スキルは『しぶとい心』、ハード以上では『大盾』と『凶鳥の一撃』と豊富だが、使いこなせるかは成長次第。
名前の由来は『暗黒竜』における最初の敵将。散り際の台詞も同じ。

  • 暗夜兵
暗夜編で下記のガンズの近くにいるバーサーカーを捕獲して使うのも良い。
全難易度で攻撃時に敵からの物理ダメージ-10の『金剛の一撃』、ハード以上で攻撃時に命中率を上げる『凶鳥の一撃』、さらにルナティックでは周囲2マスの味方の攻守を強化する『戦闘指揮』を持つ。
初期レベルが18と高いので『斧の達人』を習得する前にカンストしてしまうのが残念。

  • ガンズ
マクベスと並ぶガロン王の重鎮。
重罪人だったがガロンにより特例で正規軍に加えられており、いずれは一国の王になるという野心を抱いている
名有りキャラや民間人を殺害する等、憎まれ役としての出番が多い。
他のルートでは大した相手ではないが暗夜編では終盤に登場するだけあって能力が高く、Sレベルの斧アウルゲルミルの威力込みで敵軍で最高の攻撃力を誇る。
『カウンター』や『金剛の一撃』などの豊富なスキルにより殴り合いには滅法強いため、神器サンダーソードをはじめとする間接攻撃で動き出す前に倒したい。
ただしルナティックだと『魔法カウンター』が追加されているため、弓聖モズメで蜂の巣にしてしまうのが無難。
倒すとアウルゲルミルをドロップしバーサーカーのみ使用できるが、一度戦闘すると次の戦闘まで力が半減するため使いづらい。


●鬼人系
力と守備に優れる白夜王国のパワー担当。
鬼人では相手の耐久を削る『魔防封じ』やテリウス編を彷彿させる『体当たり』のスキルを持つ。
修羅は攻撃時に必殺+20%となる『鬼神の一撃』や今回欠席のウォーリアーから受け継いだ『カウンター』
鍛冶は錬成や金策に貢献する『匠の技』や有効範囲の広い『槍殺し』を持つ。
鍛冶のスキルは暗夜編で役立ち、特に『匠の技』があればマークスの息子ジークベルトが加入する外伝は絶好の稼ぎ場となる。
しかし捕獲ユニット以外に鬼人の素質を持つキャラがいないため、カムイのサブ資質を鬼人にしておくのも良い。
装備が剣と斧なので武器レベルの面でも足を引っ張らずマリッジプルフによる譲渡も検討しやすい。

技や速さに優れるが力やHPに劣る、兵種や本人のイメージとギャップがありすぎる能力。
守備の成長こそ良いが、上記の欠点のせいで壁役としてもアタッカーとしても使いづらい。
個人スキル『炎の血』も物理相手だと活きづらく魔法相手だと死に直結するため微妙な所。
金棒使いが欲しいならクリムゾンや捕獲勢の方が使いやすい。

  • クマゲラ
暗夜編中盤で登場する白夜軍の将。クラスは修羅で、捕獲可能。
力や守備が高く、成長すれば技も伸びるため物理相手なら安定するが、速さや魔防が低いため、魔法攻撃には注意。
『凶鳥の一撃』、ハード以上なら『飛燕の一撃』『魔法カウンター』と豊富なスキルである程度カバーできるが過信は禁物。
幸運が低いので鍛冶に転職して『匠の技』を活かすなら『女神の像』をフル投入しよう。

【風花雪月】

今作ではどの兵種でも斧を装備可能になり、どのユニットでも斧術を上げれば、Dで威力・命中・必殺が上昇する「スマッシュ」とCで重装に有効(武器の威力を2倍)の「兜割り」を習得できる。重量システム・武器の耐久の復活による弊害もあるが装備の合計の重さを軽減するスキル「重さ-3・5」の存在、力が5毎に装備の重さが1軽減する攻速の仕様に剣・槍より武器の耐久が高いことによるコスパの良さに加えて斧術を要求する兵種が多いなど、今作では総じて使い勝手が良い。

●戦士(斧術or弓術or格闘術D)
初級職。斧・弓・格闘のどれか一つの技能をD以上にすれば就くことができる。
初級職の中で力の成長率が高い。兵種マスター時「力+2」と「体当たり」を習得する。

●ブリガンド(斧術C)
中級職。HPと力の成長率が高く斧術と少し格闘術も成長しやすい。
兵種マスター時自分から攻撃した時力+6の「鬼神の一撃」を習得する。物理アタッカーはこのスキルの存在で斧術が苦手な生徒でもスキルを習得するために兵種マスターをする先生もいる。

●ウォーリアー(斧術A)
上級職。兵種スキル「斧の達人」「斧必殺+10」を持ち斧術のみ技能が成長しやすい。
ブリガンドより高い成長率を持つが、ドラゴンナイトフォートレスといった斧術を要求するライバルも存在する。
兵種マスター時HPが50%以下で敵から攻撃された時、必殺+50の「怒り」を習得する。傭兵の兵種マスタースキル「待ち伏せ」と組み合わせると地雷戦法として有効に働く。

●ウォーマスター(斧術A・格闘術A)
男性専用の最上級職。兵種スキル「斧の達人」「格闘の達人」「必殺+20」を持ち斧術・格闘術が成長しやすい。高い攻撃力と必殺を兼ねそろえ、武器・スキルや騎士団などの組み合わせによっては必殺100を狙うことができる。
兵種マスター時HPが50%以上で敵から攻撃された時、必ず追撃する「切り返し」と命中が高くすべての敵に有効(武器の威力を2倍)の専用戦技「戦鬼の一撃」を習得する。
スキル「切り返し」は敵からの追撃を無効にできるためHP管理を怠らなければ「固い、強い、おそい!」の3拍子がそろった生徒との相性がいい。格闘BでHPを半分回復する戦技「瞑想」を習得したあとはそれを用いて行おう。

  • カスパル
黒鷲の学級に所属する喧嘩好きの少年。
帝国で軍務卿を務めるベルグリーズ伯爵家の子息、つまり貴族なのだが次男で家を継ぐわけでもないため腕ひとつで身を立てようとしている。
他学級の斧・格闘得意男子がアーマー寄りの成長なのに対し、彼は速さが並程度にあるのでウォーマスターまで育て上げた際の破壊力は群を抜く。
ちなみに父のベルグリーズ伯はそんなカスパルが恐れるほどのすさまじい腕っ節らしい。

金鹿の学級に所属する何をするにしても人任せの怠惰な少女。
同盟領ゴネリル公爵家の令嬢でフォドラ全土に名を轟かせる猛将ホルストの妹だが、兄に怠惰な生活を改めさせるために士官学校に入学させられた。
おしゃれに気を遣う美少女で、本人は後方支援志望であるが見た目にそぐわないパワー系の成長であり、デフォルトでは斧使い系の職種に進んでゆく。
カスパル同様、速さが伸びる斧使いなのだが女性ゆえウォーマスターになれないのが難点。
ブリガンドで『鬼神の一撃』をとったあとはドラゴンナイト系にする先生が多い。

  • アロイス
セイロス騎士団に所属する、ダジャレ好きな中年の騎士。
主人公の父ジェラルトのかつての部下であり主人公にもとても好意的で、教会を裏切る帝国ルートでもついてきてくれる。
商家の次男で紋章ももちろん持っておらず、騎士団の中での立場には苦労しているようだがなぜか職資質には『貴族』がある。
本作の上級加入の例に漏れず年の割には十分伸びるのだが、いかんせん加入が遅く『鬼神の一撃』も覚えていないため少々使いにくい。

  • ランドルフ
帝国の若い将軍。
カスパルの叔父に当たるのだが、ランドルフは後妻の連れ子という立場であり血のつながりはなく、面識すらほとんどない。
帝国ルート以外では帝国の将として主人公を大群で取り囲み追い詰めるのものの挑発に乗って火計にかかり戦線が崩壊、苦し紛れに将である主人公に向けて特攻するが討ち取られることになる。
特に王国ルートでは復讐心に囚われた状態のディミトリの命で捕縛され、口論で完全に負かされたうえ拷問されかけたとこを主人公に介錯されるという最期を迎えるためレスバ最弱将軍というあだ名がついてしまった。
帝国ルートでは味方であり、その好青年ぶりからモブ女性の間では評判がよかったことが分かるのだが、結局は死亡してしまう。
こちらでは教会の本軍を食い止め、撃退しての名誉の戦死であるのだが。

ちなみに本作の序章ボス・コスタスはシリーズの伝統に則り斧使いの賊ではあるが兵種は盗賊である。


エンゲージ

斧歩兵職として下級職が「アクスファイター」、CC先の上級職として斧専門の「ベルセルク」と斧+弓の「ウォーリアー」が存在する。
「連携」スタイルに属する兵種で、特にウォーリアーはシステム的に恵まれておりかなりの強兵種。
敵が自身の攻撃範囲内にいる場合仲間が攻撃した時に追撃をしかけ、敵の最大HPの10%、命中率80%の追撃をしかける。
初実装のブレイクシステムをより目立たせるためか歴代作品と比べると全体的に敵が硬いバランスなので、味方の戦闘に参加し追加ダメージを与えられる能力で戦闘に貢献しやすい。
特に射程2-3の長弓を持てるウォーリアーは連携職としてかなり優秀だが、その分敵側も弓装備ウォーリアーが頻繁に登場する。また、ウォーリアー職はエーティエら初期弓職の転職先候補にもなっている。
このようにウォーリーアーがシステム的に恵まれているせいか、斧上級職は力以外の上限は極端に低く「脆い、強い、おそい、不器用!」という悪い意味で斧戦士職特徴を先鋭化した能力になっている。ウォーリーアーはともかく一般的な斧歩兵のベルセルクは完全にとばっちりである
ソードマスターやウルフ・グリフォンナイトといったスピード自慢の職相手の直接戦闘となると、技の低さからには余り攻撃を当てられずノロさと守りの薄さから追撃でお陀仏なんてことも普通にあり得る。
自慢の攻撃力を活かして自身よりさらにノロマな重装兵や大型モンスターを一撃で葬ってやろう。そしてその戦闘で瀕死になる可能性も非常に高いため敵ターンで狙われないようにするなどのアフターフォローも忘れずに。
他、山賊系の敵専用職として斧装備の歩兵「蛮族」が存在している。

仲間になる斧歩兵キャラは下級職で加入する序盤2名と上級職で加入する中~後半加入の2名の計4名だが何故か序盤加入の2人は珍妙な成長傾向を持つ。

  • ブシュロン
フィレネ王国のアルフレッド王子の臣下であり、本作の初期斧戦士枠。クラスは「アクスファイター」。
恵まれた体躯を持つ巨漢で、涙もろく情に厚い性格。
外見とその初期職に違わずHPと体格が良く伸びるのであるが、力の個人成長率が20%とかなり低い(老賢者のリンデンより低く、魔法職の女の子であるオルテンシアと同等)。
その反面、技の個人成長率50%と全キャラトップ、速さ成長率も45%とかなり高く、女剣士やペガサスナイトの如き謎の成長率を持つ
そう書くと頼りなさそうに見えるが、低い力の成長率は斧歩兵職という高めの力補正がつく職で補っており、本作では体格ステータスが復活したこと、その体格と技、速さの成長率が高いことから重い斧でも命中・追撃させやすいテクニシャンである。序盤でハンマーなどの特効武器を入手できるのも追い風。
ブレイクシステムにより三すくみの影響が強い本作では斧使いもある程度育てなければならないが、序盤加入の斧キャラがジェイガン枠のヴァンドレと、ブシュロン以上にちぐはぐなステータスのアンナさん、斧を使うのに専用上級職へのCC必須のディアマンド、アーマー職のジェーデと言った面々なので彼に頼る場面は多いだろう。
斧資質しか持たないため、順当に育てるとCC先はベルセルクになるが高い技を生かした斧弓兼用職のウォーリアーも好適。

シリーズでお馴染みのアンナさん。今作ではイルシオン出身の少女として登場。
初期職はブシュロンと同じく「アクスファイター」だが少女なので体格が低く、重たい斧は攻速が落ちて扱いにくい。そして、その最大の特徴はブシュロン以上に成長傾向がおかしな事になっている点。
初期物理職なのに力の個人成長率は全キャラワースト3位の15%、守備の成長率もワースト2位の20%という状態な一方で、魔力成長率が全キャラトップの50%、更に技・速さ50%、幸運45%と魔法職に必要な能力が非常に良く伸びるという就職先を間違ったとしか思えない成長力を持つ。
それ故に魔法職に転職させれば非常に強力なユニットとなる。チェンジプルフが入手できる第8章までに頑張ってレベル10まで上げて、即座に魔法職にしたいところ。その時点でいる魔法専門職組がいまいち頼りないし。
…なのだが、10章をクリアすると指輪が敵に奪われてしまう。当然、セリカの指輪も奪われるため、魔法の素質を得るのが非常に面倒になる。セリカの指輪を取り戻すには20章をクリアしなければならないのも難儀。*6
なお、高い魔力成長率を利用して斧職のまま魔法武器使いにしようと考えた場合、本作の斧魔法武器は射程1・追撃不可・後攻確定・高重量の「風の大斧」というアンナさんに装備させるにはつらすぎる武器しかないという罠が待ち構えている。
実は天性素質は斧ではなく弓のため、斧職でいくならウォーリアーで弓を持たせた方がいいだろう。
また、個人スキルは敵を倒したときに幸運%で500G入手できるというもので、金策手段が乏しい今作では財布面でも頼りになる。

  • パネトネ
ソルム王国のミスティラ王女に仕える元ヤン淑女。初期上級職の「ベルセルク」で加入する。
初期上級職組がかなり強い本作の例に漏れず、力の初期値が25、更に個人成長率45%と全キャラトップのパワーファイター。
HPの伸びも良く、女性ながら体格の伸びも良好な反面、守備や速さ、魔防は低めというようやく仲間になった素直な成長をする斧戦士。
個人スキルはダメージを受けた状態だと必殺が+10されるという強力なもの。

  • ザフィーア
後半に加入するブロディア王国の将軍で、シリーズではニイメ以来の仲間老女。
初期職は「ウォーリアー」で勇者の斧を自前で持ってきてくれる。後半加入なのでやはり初期ステータス、特に体格が高く、重い遠投斧トマホークでも速さが1しか落ちない。
通常プレイでは初期キャラのブシュロン、攻撃特化のパネトネ、プレイスタイルによってはウォーリアーに転職したエーティエら育った斧歩兵がいるためベンチ入りする可能性が高いが、キャラ育成が困難なルナティックモードでは高い初期値&加入時点で高いSPを持つため即座に「デュアルアシスト+」が継承可能で連携要員としてすぐに完成するという即戦力性から一軍要員として起用できるポテンシャルを持ついぶし銀なキャラ。

  • ネルーケ
序盤に敵将として登場するイルシオン王国の将軍。クラスは「アクスファイター」でHP0にしても復活が可能となる「復活の石」のチュートリアル役。
どことなく前作のベルちゃんパパに似たちょびヒゲのおっさん。イベントシーンではコミカルな動きをするので1章限りの敵将では記憶に残りやすい方。
名前の由来は同じだが校長ではない

  • ミタン
アンナ外伝の敵将として登場するフィレネ王国の山賊のボス。クラスは敵専用の「蛮族」。
シリーズではかなり珍しい女性の山賊ボスで、中の人はシトリニカと同じ長谷川育美氏。
むっちむちの脚が特徴。

  • テランダ
フィレネ王国の山賊のボス。クラスは敵専用の「蛮族」。
集落一つ滅ぼした残虐な性格の典型的な山賊のハゲ。

  • テッツィ&トッツィ
ソルム王国の双子の山賊兄弟。シリーズでお馴染みの「砂漠の山賊兄弟」枠。
一人称が「僕」でやたらとねっとりした特徴的な口調をしている上に何故か異形兵を操る謎の能力を持つ。
イベントシーンでは間抜けな印象だが索敵マップでの登場に加えてルナティックモードでは面倒な個人スキルを持つボス2体撃破が必須という地味に難所と化している。
クラスは敵専用の「蛮族」。

  • アビューム
イルシオン王国の女性将軍。クラスは「ベルセルク」。
第18章のボスであるが、実は第3章でもボスとして登場している。
3章ではアーマー系で大きく服装が変わっていることや、過去に一度戦っていることについて言及が特にされないため、同一人物として気付かれないことがままある。


ヒーローズ

緑属性。基本的に斧歩兵はパワーキャラで魔防が低い。
今作では斧も必中で当たる都合、命中率の概念が無いので単純にキャラやチームのバランスとの兼ね合いで採用できる。
バアトルやハロルドが中心の「斧の会」、アクア(舞踏祭ver)やエーデルガルト(学生ver)が中心の「見えざる斧の会」の2つのサークルがあり、斧使いの新人が召喚されると勧誘合戦を繰り広げている。

シリーズおなじみのアンナさんが本作では斧歩兵。一般的な斧歩兵と異なり攻撃が低く速さに優れる。
型落ちは否めないが初期メンバー3人の中ではまだ戦える方。
なお、斧の会と見えざる斧の会の対立を煽って斧の売り上げを伸ばそうとしている黒幕である。

ムスペル王国の将軍の1人。粗暴な性格だが意外と優しい一面もある。

ヨトゥン王国第二王女。恋愛脳の姉とは正反対の好戦的で軽い性格。ただしおつむの出来と筋肉に関しては似た者同士である。








追記・修正はHPと力がカンストしてからお願いします。

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最終更新:2024年03月20日 15:30

*1 この呼称は実在する。日本でも室町中期から戦国時代にかけて琵琶湖に存在した。

*2 幸運%で発動。自分から攻撃して敵を倒した時、鉄の刀、薙刀、金棒、和弓、手裏剣の一つを入手。

*3 しかも本作は武器が壊れても修理できるので、守備が高い敵が相手でも無理に斧を使う必要がない

*4 ここで改行

*5 自分より体格の低い相手と戦う時、技の確率で力の1/4追加ダメージが発生する。『月光』よりも相手を選ぶ割に火力でも劣ることが殆ど。

*6 セリカは絆レベル6で魔法の素質を得られる。DLCで追加される紋章士であるセネリオ・ヴェロニカ・カミラ・クロムのいずれも魔法の素質を得られるのが絆レベル16~17と非常に遅い