ジナイーダ

登録日:2009/05/31(日) 21:58:34
更新日:2023/11/16 Thu 07:02:13
所要時間:約 4 分で読めます






手間は取らせん…

お前が真のレイヴンでなければ

結果は見えている


アーマードコアラストレイヴンに登場するレイヴン。CVは浅野まゆみ。

いずれの勢力にも属さず、依頼があればどこにでもつく中立の立場のレイヴンではあるが、依頼が終わるまでは依頼主の命令は絶対に守るのでどの勢力からも厚い信頼を寄せられている。


概要

彼女に関する情報は全くないと言っていいほど少なく、バーテックスが攻撃予告をして以降数時間の戦果でしか知られていない。ただ、そのごく少ない時間において圧倒的なまでの実力を示している。またアライアンス側のモリ・カドルを追っているらしいが、こちらに関しては理由などは分からない。

また、ネクサスではジナイーダと呼ばれるレイヴンは確認されておらず、特攻兵器の襲来以降に表れたものと思われる。



搭乗機


「ファシネイター」

頭部 CR-H98XS-EYE2
コア CR-C06U5
腕部 CR-A92XS
脚部 LH09-COUGAR2
エクステンション FUNI
右肩武器 KINNARA
左肩武器 CR-WB78RP2
右腕武器 WR07M-PIXIE3
左腕武器 CR-WL79LB2

EYE2の細い顔立ちと新コアパーツ「CR-C06U5」の凄まじいくびれが、どこか女性らしいシルエットを形作っている。
が、ゲーム中で実際に組むと既存のコアより一回り大きなコアパーツのサイズのせいで、
上半身に比べて下半身が貧弱すぎるアンバランスな体格になってしまう。
これはファシネイターに限らずCR-C06U5(CR-YC03U4)を絡めたアセンをするとこうなりがちなので、ヴィジュアルを意識し始めるとアセンブルのセンスが問われる。

あらゆる距離や状況に対応出来る武装――具体的にはミサイルにロケット、マシンガン、そしてブレード――を揃えた、汎用性の高い中量二脚の機体。ジナイーダ自身の実力もあり、かなりの強さを誇る。
機体色が背景に溶け込みやすい色であることや、強化人間の補正、そしてマップが狭いこともあって、機体の元の速度以上に速く感じる。



作中での活躍

ゲーム開始時のムービーと、ミッションの両方に登場する。

ムービーでは基地を襲撃する四脚型MTにロックされ天井ごとミサイルで攻撃されるが、その噴煙の中から現れ空中からマシンガンで攻撃し一機を早速撃破。
その後は敵のミサイルをかわしつつブレードでさらに一機を撃破、直後に距離を取ってマシンガンで牽制するというヒットアンドアウェイ戦法を取る。
MTはミサイルで追撃するもののこれをかわし、マイクロミサイルでMTを撃破して戦闘を終わらせた。
その後はコアのコックピットハッチを開放し、パイロットのジナイーダが基地の兵士の前に姿を表す。

『MoA』『2』『3』など、過去作でもパイロットやオペレーターの体の一部が描かれることはあったが、
このムービーはAC史上初の「コックピットハッチを開放してパイロットが登場する」という演出を行い、レイヴン達の間で話題となった。
…が、その平坦なバストのせいで「ジナイーダは貧乳」というネタ方面の話題もレイヴンたちに提供してしまい、
「ジナイーダは貧乳」という設定は暫くの間創作系レイヴンの間で良くも悪くも定着してしまった。
パイスーで押さえつけられてるだけだと思うんですけど(名推理)

ゲーム中では二度戦う機会があるのだが、どちらのミッションでも邪魔が入って最後までは戦えない。
クリア後に解禁されるEXアリーナで、ようやくまともに戦える。
強化人間補正がかかっているためスピードが早く動きもいい難敵。ただしシングルトリガーなので火力は低め。




以下ネタバレ




お前か…

矢張りな…

そんな気がしていた…

私達の存在…

それが何を意味するのか、これで分かる気がする…

…お前を倒し…最後の一人となった…

その時に…!!



ジャック・Oに強者、すなわちドミナントとして見出だされた者の一人。

あるルートではラストミッション「中枢突入」で、最後の傭兵(レイヴン)の名を賭けて、主人公との一騎打ちに臨む。
ちなみにこのルートのみEDロールが他のルートと異なる。

この最終決戦においては乗機ファシネイターの機体構成が変更されており。
ブレードを投げ捨ててハンドレールガン+マシンガンのダブルトリガーに腕武器を変更、
背部にはパルスキャノンにデュアルミサイル、ダメ押しとばかりに格納武器に「リボハン」こと「CR-WH01HP」を仕込む。
さらに強化人間の性能補正に加えてラスボス補正でブースタ推力が強化されており凄まじい早さで飛び回りながら怒涛の瞬間火力を発揮する。肩のパルスキャノンは相当痛い。

初心者に優しくない難易度である「アーマードコア」シリーズの中でもその強さは最高峰に位置する。
異常な速度と火力を兼ね備え、「産廃」と名高いハンドレールガンをハンデと思わせないほどの精度でぶっ放す圧倒的な強さは今なお多くのレイヴンのトラウマとなった。

ありのままに起こったことを話してる間もなくプレイヤーを叩き潰すその姿は正しく鬼畜である。ただこの鬼畜をとっつき(しかも仁王で)やタンクで打ち破るドミナントも確認されている。

ああ、決戦前にコアは破損してるね。それが何か?



しかし彼女が最期に残した言葉には誰しもが感慨深い気持ちを抱くことだろう。
それは正に、ラストレイヴンとしての証であり、レイヴンの時代の終焉を飾るにふさわしいものである。




私はただひたすらに強くあろうとした…

それが私の生きる理由であると信じていた…

やっと追い続けたものに手が届いた気がする…

レイヴン…その称号は

お前にこそふさわしい



―レイヴン、聞こえるか…この項目には完了していない箇所もあるようだ、修正や追記をして完了してくれ…―

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最終更新:2023年11月16日 07:02