ネク(すばらしきこのせかい)

登録日:2011/09/06(火) 03:15:21
更新日:2024/04/08 Mon 09:36:39
所要時間:約 5 分で読めます






世界は俺一人でいい
自分自身がその全て






すばらしきこのせかい』の主人公。
フルネームは桜庭音操。
CV:内山昂輝

おもしろい名前だね
(大きなお世話だ)


ヘッドフォンが特徴的な、15歳の少年。何故か生前の記憶がない為、最初は自分が死んでいることにさえ気付いてなかった。
何も分からずにノイズに消されそうになっていたところ、シキに契約を迫られる。

性格はまさに厨二病真っ盛りといった感じ。無口で自分勝手、他人のことなど全く感心がない。特に序盤はパートナーであるシキの話も完全に無視し、信用もしていなかった。
常につけているヘッドフォンには、外の世界を遮断するという意味合いがある。
しかし唯一「CAT」というアーティストのことだけは尊敬しており、彼の「全力で今を楽しめ」という言葉はネクのライフスタイルになっている(そのわりに行動が伴っていないが)。
わけも分からないまま死神のゲームに参加させられ、さらに元々他人との交流も嫌いだった為、成り行きでパートナーとなったシキにはかなりキツく当たっていた。
しかしCATと同じ言葉を口にする羽狛早苗と出会い、彼に「パートナーを信頼しろ」と言われたことがきっかけとなって徐々に変わっていく。
ヨシュア編ではパートナーがパートナーだった為なかなか信頼することができずにいたが、ビイト編にまでくると最早別人である。ゲーム初日から2週間しか経ってないのに……

他人に全く感心がなかった為か、服もトレンドは気にせずに自分がいいと思ったものを選んで着ていたようだ。シキ曰く「ネクの格好って…その…………」。
でもスジはいいらしい。
因みに愛用しているランニングシャツのブランド名は「Jupiter of the Monkey(猿の木星)」。このブランドのアイテムには、ネクが装備することでアビリティが発動するものが多い。

余談だが、彼が装備することでアビリティが発動するチャイナドレスがある。




戦闘では多彩なサイキックを使って戦う。ショックウェイヴ系を使いまくって画面傷だらけというのはよくあること。

死神のゲームでは、人によって使えるバッジと使えないバッジがあるらしい。ネクは様々なバッジを使いこなせる為、シキには天才だと言われた。ネクはそれを「どうせお世辞だろ」と思ったようだが、強ち間違いではないかもしれない。
終盤になると、何故かあるノイズを召喚するバッジまで使えるようになる。



以下ネタバレ









最初のゲームのエントリー料は「記憶」。生前の記憶がなかったのは、エントリー料として徴収されていた為だった。
一周目はシキと協力してゲームに勝つも、「今回生き返れるのは一人だけ*1」と告げられ、ネクは生き返らずに次のゲームに参加することになった。しかしその際、エントリー料としてシキを徴収されてしまう。
即ち、自分が負ければ折角生き返れたシキまで消されてしまうことになる。絶対に負けられない二周目のゲームで、ネクは謎の少年ヨシュアとパートナーを組むことになった。というか勝手に契約された。
一周目のゲームに勝った為記憶は取り戻したものの、何故か死に際の記憶だけは戻らなかった。さらにヨシュアがゲームの参加者であることを確認する為にスキャンしたところ、自分の死に際が見えてしまった。
参加者はスキャンできないはず……という以前に、何故ヨシュアが自分の死に際を知っているのか、困惑するネク。
羽狛さんに「パートナーを信頼しろ」と言われていたが、自分を殺したかもしれない相手を信頼することはできなかった。

なお、エントリー料はその人の大事なものである。そして、2周目でシキを徴収されている。おかげで、後々そのことを知ったシキに照れられた、
もっとも、実はこの時の死神側は死者の蘇生ができないはずなので、それを隠すためのでっち上げの可能性もある。
いくら本来の容姿が分からないといっても探されたらばれかねない上に、死神化でも蘇生でもない半端な状態でキープできないなどの理由も考えられる。
ただし、少なくとも「シキが大事な存在」ということを全く否定しないので、100%捏造という訳でもないと思われる。これがパートナーとしてなのか恋愛感情なのかは不明。

以下さらにネタバレ









やっぱりネクを殺したのはヨシュアだった。
さらにヨシュアの正体はコン↑ポー↓ザー↑であり、ゲームマスターであるメグミちゃんこと北虹とのゲームの駒として、ネクは選ばれた。
ヨシュア編ラストで南師が犯人であるかのように思われていたが、この時南師が狙ったのはネクではなくヨシュア。
最後はコンポーザーとのゲームに敗北したものの、ビイト、ライム、シキとともに生き返る。
全力で今を楽しむ為には、他人と交流して自分の世界を拡げることが大事である……そのことに気付けたネクは、もう必要がなくなったヘッドフォンを外すのだった。
まあ、プレイヤーは彼のヘッドフォンをつけ続けるだろうけど。



クリア後の番外編では、味方キャラの中では最もキャラ崩壊が激しい。
1日が始まる時にお祈り(?)をしたり、マブスラに夢中だったり、バッジ博士こと南師を見て「怖い人キター」と思ったり等。
ただし他のキャラがほぼ全員ボケなので、ツッコミキャラというポジションは変わっていない。ビイト、シキ、ヨシュアを全員「こいつら天然だ」と斬り捨てた。
最初は黒に限りなく近いダークブルーと呼ばれていたが、ライムがブラックになった為ブルーに降格された。


KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]
トラヴァースタウンにてゲスト参戦。

本編後半の性格に近く、ソラへの鋭いツッコミが飛ぶ場面も。

隔てられた世界にいるシキと再会するべく、ソラを黒コートの男の所まで連れて行く。

ソラがシキに「ネクはキミを必死に探してた」と伝えた際にはかなり慌てていた。

残念ながら一緒には戦えないが、シキと合流した際には光球ラリーを披露してくれる。


でも確実なことはひとつ

俺は必ず追記修正しなきゃならない

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最終更新:2024年04月08日 09:36

*1 曰く、蘇生対象となる人数はコンポーザーによって決められるとのこと。もっとも、それが真実かどうかは不明。ネクを再度ゲームに引き込む方便だった可能性もある。