ハール(FE)

登録日:2010/03/04(木) 00:24:56
更新日:2023/07/18 Tue 02:33:36
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出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレムシリーズの『蒼炎の軌跡』と『暁の女神』に登場するキャラクター。



【蒼炎の軌跡】

デイン王国軍におけるジルの上官であり、ジルの父シハラム将軍の部下でもある。

シハラムが腐敗した貴族に見切りをつけてベグニオンからデインに亡命した際に付いて行った一人。

敬愛する上官シハラムを死に追いやったデインに復讐を試みるも看破され、決死隊としての最後を余儀なくさせられたところをジルの説得を受け、クリミア軍に投降。

お約束となりつつある飄々たる仮眠症騎士
渋めの容貌でありながら、話し振りが若々しい。茶色い髪をオールバックにし眼帯を付けている、普通にかっこいいおじさま。

初登場は11章だが、ユニットとしての参戦は23章まで待つことになる。

○初期値と成長率
ドラゴンマスター LV11
HP-47(65)
力-21(60)
魔力-8(5)
技-19(60)
速さ-17(35)
幸運-12(15)
守備-20(45)
魔防-10(20)
移動-9
重量-42
体格-13
属性-風
スキル-キャンセル
槍B斧B

19章及び20章の再登場時には、ジルの裏切りに関する重要なヒントを念入りなほどに教えてくれる。
また主人公からしてフラグクラッシャーの傾向がある本作の男性キャラとしては稀有なことに、支援による恋愛フラグを鮮やかに回収する人でもある。
ちなみに、その相手の女性は元部下でもある恩師の娘で、年は親子並(30代半ばと10代後半)に離れている。

竜騎士だけあって力や守備に優れるほか、技も高くスキル「キャンセル」を持つ歴戦の騎士らしい能力。
石像の欠片を使えば、化身後のイナを空輸できる唯一のユニットとなる。
速さに劣るのが難点だが、飛行系や騎馬系が強いゲームなのでドーピングして主力にするのも手。


【暁の女神】

2部序章で荷運びの仕事中に通り掛かったところをマーシャの説得で加入する。

第3部ではクリミアの民兵たちと共にグレイル傭兵団に同行する。
本人曰く、「傭兵団の気楽な雰囲気と帝国潰しってのが気に入ってる」とのこと。

元ベグニオンの竜騎士というだけありボスとの会話も豊富。
特に4部終章ではデギンハンザーとアスタルテ以外のボスと専用会話がある。

神使親衛隊隊長のシグルーンとも面識があったようで、シハラム隊の生き残り達の世話を彼女に依頼したようだ。

エンディングでは支援Aにするとジルと結婚する。


○初期値と成長率、CCボーナス
聖竜騎士(ドラゴマスター) LV11
HP-46(30)+4
力-23(70)+2
魔力-2(5)+4
技-24(70)+2
速さ-20(30)+2
幸運-13(45)
守備-23(65)+3
魔防-7(20)+4
移動-9
重量-42+1
体格-12
属性-風
スキル-再移動
槍A斧A

始めからステータスがかなり高く、前作からの能力引き継ぎをすればさらに頼もしくなる。
最上級職の神竜騎士(リンドブルム)はベオクの中では力上限が漆黒の騎士と同じで、守備上限はアーマー系()を凌ぎ全ベオク中最高。
その高い守備のため「ハールの動く城」と呼ばれることも。
しかし魔防は低いので魔道士、特に竜特効を持つ雷魔導使いには近付かないようにしたい。

4部終章では終盤の敵が魔法系中心なので攻守の高さを活かしづらくなり、速さや魔防の上限の低さという弱点が響いてくる。
特にラスボスアスタルテには速さがカンストしても追撃が出せない。
ベオク最高の力とそこそこ速さのある斧雄士(アクスブレイブ)、同じ神竜騎士でも女性でありスピード型の上限を持つジルの方が使い勝手が良い。

しかし斧SSにできるキャラの中でハールは育成を意識しなくても自然に主力になる稀有な存在。
他の候補はミカヤ軍の所属なので育成環境に恵まれないノイスやジル、精鋭揃いの傭兵団の中で埋もれがちなボーレ
上限値の低めな騎馬系ティアマトケビン、そこそこ強いが劣化ハールに近いチャップなどどこかしら癖がある。
なので普通にプレイすると最強の斧ウルヴァンはハールの手に渡りやすい。

もっとも4部終章は敵から間接攻撃を受ける機会が多く、基本性能は高いが射程1のウルヴァンはボス戦ならともかく雑魚戦では間接攻撃の的になり反撃の効率を下げてしまうこともままある。
加えて上記の通りハールの能力自体も終盤の戦闘には向かない。
そのためアイクが斧SSになっている場合、加護付きウルヴァンをアイクに渡したらそれ以降はハールは留守番させておくのも一つの手ではある。


FEH


2019年4月でジルより先走って大英雄戦で登場。イラストは霜村航氏。
原作同様、飛行・斧ユニット。
アスク王国でも仮眠症は健在で同じ仮眠同士のパイソンに最適の場所を教えるほど話は噛み合う。

武器スキルは自分から攻撃した時2回攻撃 速さ-5『勇者の斧+』
Bスキルは戦闘開始時、自身のHPが80%以上なら敵の奥義発動カウント変動量-1『キャンセル3』
Cスキルは奇数ターン開始時、自分と周囲1マスの味方の守備+6(1ターン)(周囲1マスに味方がいなくても自分は強化される)『守備の波・奇数3』

スキル以外は初期でいたセルジュとステータスと武器の方向性が全く一緒。
しかし後年からの実装で守備はハールが高い。
比較的育成もスキル継承のコストも低いので育てやすく、使いやすい。

2022年9月のアップデートから専用武器『黒疾風の爪斧』が追加。
威力は勇者の斧+の上位互換だが飛行特攻無効が付く。代わりに青魔特攻のデメリット。
これは暁のドラゴンナイトの仕様で弓などの特攻は受けず、雷魔法特攻を受ける原作に因んだ能力再現である。
特殊錬成は自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5、かつ受けるダメージ-自分の守備の15%(範囲奥義を除く)、かつ 敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果複数時、最大値適用)

自慢の守備を活かして飛行特攻の影響を受けずに戦闘を行えるが青魔全般で大ダメージを喰らうため、雷属性だけと油断しないように。

追記、修正は仮眠を取ってからお願いします。

因みに、名前の『ハール』だが、これの元ネタは、北欧神話の主神・オーディンの別名の一つ。
そして『隻眼の英雄』というような意味があるらしい。
FEシリーズは結構各地の神話からそのまま持ってきただけのネーミングも多いが、彼はひと捻りされている。

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最終更新:2023年07月18日 02:33
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