ソムニウム(ベターマン)

登録日:2010/06/15(火) 22:32:57
更新日:2022/06/25 Sat 22:15:33
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ベターマン」に登場する種族。
同一世界観の勇者王ガオガイガーシリーズにも登場する。

紀元前以来から、人類の歴史にたびたび存在が確認されてきた謎の種族。人類からは『ベターマン』と呼称されている。
身体的特徴として、赤い目と胸にある胸腺<ぺクトフォレース>を持つ。また、<リミピッドチャンネル>とアニムスの実による変身の能力も持つ。

人類がL型アミノ酸で人体を構成しているのに対し、ソムニウムは地球の生命体で唯一、L型の正反対のD型アミノ酸で構成された光学異性体である。


【リミピッドチャンネル】
場に流れる意識の流れを読み取る能力。人々の意識や事象を受信することができる。
応用することで相手に自分の意思を伝えることも可能。ようはテレパシーみたいなもの。
この能力があるため肉声を使うのは稀。
使用時は額の中央が小さく光輝く。

登場人物の紗孔羅もこの能力を持っているが、受信することしかできない。

ラミアはこの能力を使い、沙孔羅のリミピッドチャンネルを介して火乃紀の居場所を突き止めていた。
またガオガイガーFINAL GGGでは光学異性体となったパピヨン(レプリジン)とラミアが交信した。


【ぺクトフォレース】
ソムニウムが胸に持つ胸腺から放つ免疫粒子。
対象に放つことで生命体に様々な生理作用を引き起こしたり、機器に電子的干渉をすることで自在に操ることができる。
放たれる免疫粒子の色によって効果が異なる。


<ウイリデ>
緑色に輝く粒子。電気信号を操ることができるため、機械の操作などに使われる。
作中でラミアはこの能力で飛行機を操った。
また、生物の記憶を消すことも可能。

<ルブルム>
赤く輝く粒子。対象の生物を破壊する。

<フラウム>
黄色に輝く粒子。対象の生物を麻痺させる。

<アルブム>
対象の生物の免疫機能を操ることができる。

<カレウム>
青く輝く粒子。T細胞を利用した攻撃。

<プルム>
褐色に輝く粒子。カレウムと同じく攻撃用。

ソムニウムが共通して持つ能力だが、ルーメは胸腺が無いので使用できないと思われる。


【アニムスの実】
ソムニウムはD型アミノ酸で構成された光学異性体であるため、人類と同じような食事を取ってもアミノ酸の摂取ができない。
しかし、アニムスの花はL型アミノ酸を鏡像反転させ、D型アミノ酸へと変換する性質を持つためアニムスの実はソムニウムにとって必須の食物。
このため、アルジャーノンによりアニムスが異常発生していた作中のような事態でなければ、ソムニウムの活動規模は大きく制約される。


【変身能力】
ソムニウムは耐性のあるアニムスの実を摂取することで、状況や環境などに適したベターな姿へと変身し、様々な能力を使用することができる。

正確には変身というより一種の生体装甲であるため、毒などでダメージを与えることはできない。

また、変身した状態でもぺクトフォレースは使用できる。

変身後は胸の胸腺にあたる場所から脱皮のように殻を破るように抜け出る。
抜け殻はすぐに石化(繊維化)して崩れてしまう。
歴史の中でソムニウムの痕跡が見当たらなかった訳はこのため。

変身後はソムニウムは自身を繭に包み一定時間睡眠をとらなければならないため、ソムニウム唯一の弱点とも言える。


追記・修正はアニムスの実を食した上でお願いします。

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最終更新:2022年06月25日 22:15