時縞ソウイチ

登録日:2013/11/30(日) 19:47:50
更新日:2024/03/21 Thu 20:56:29
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時縞ソウイチは、革命機ヴァルヴレイヴの登場人物。
CV:関俊彦

概要

時縞ハルトの父親にしてVVV計画の責任者。
VVV計画はジオール軍の国家機密であるため、守秘義務から身内のハルトには『製薬会社の社員』という偽りの肩書きを名乗っていた。
息子に対しては傍目には子煩悩な父親であるかのように接するが、実際は親子関係は疎遠で、まともな家族の絆を築いてきたような経緯は一切無い。
それゆえハルトがソウイチを呼ぶ「お父さん」という言葉には何処かよそよそしげなニュアンスが篭っている。

不健康そうな顔色、常に『八』の字を描いたように歪んだ眉と焦点の合わない三白眼、吊りあがった口角を隠すように生えた口髭と
キラキラお目目の美少年なハルトとは到底親子とは思えない怪しげな人相。あざといほどの胡散臭さである。



ジオール占領後はドルシアの王都の地下にある研究施設に他の研究員らと収容されていたが、救出にきたハルトと3年ぶりの再開を果たす。
ハルトの体を触って喜ぶなど、感動の再会…と思われたが
実は彼の息子に向ける愛情は『研究対象』としてのそれであり、その本性(といっても隠す気は希薄だが)は常識も倫理もぶっちぎり、目的のためには手段を選ばない
王道のマッドサイエンティストである。ヴァルヴレイヴを開発するなど技術者として類まれな才能はあったものの、その倫理の箍が外れた言動から人望は皆無であったようで、
貴生川タクミもソウイチのことを「悪魔と契約した存在」と称し恐れていた。


新たな人類である『第二霊長類』の創造を求め、結果としてマギウスとなった息子のハルトを最高傑作と呼び、ハルトのDNA配列を『息子の写真』として机に飾っている。
ドルシア軍によるジオール占領の折にドルシア側に捕えられてヴァルヴレイヴ関連の研究を強要されていたが、
本人は『潤沢な研究費』『医療憲章を守らなくていい』『人体実験やり放題』等の
研究のための最高の環境を提供してくれるドルシア軍を去る気は毛頭無く、逆にハルトに自身がヴァルヴレイヴの開発責任者である事と
VVV計画の非道な目的を明かし、自分の下に引きずりこもうとする。
しかし、当然ながらハルトがそんなことを了承するはずも無く、彼に返ってきたのは訣別の言葉と怒りの鉄拳であった。
結局彼はドルシア軍へ残り、時縞親子はこれを機に永久に断絶した…


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最終更新:2024年03月21日 20:56