スクリューのガー助

登録日:2011/06/10(金) 23:38:17
更新日:2024/01/09 Tue 20:05:02
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──「それ」は突然現れた。


アメリカのとある湖。

静かな湖面を裂き、万年前の世界から復活した太古の怪物。

一人、また一人と増える犠牲者。
繰り返される悲劇。


そんな中、男達が村の平和を、村人達の笑顔を、そして子供達の未来を守るべく立ち上がった───!



-H E R K I N M E R-



──近日公開──

勝つのは古代か、現代か。


STAFF
スティーブン・スピルバーグ監督
ジーグラー/ロイ・シャイダー
漁師/ロバート・ショウ
古生物学者/リチャード・ドレイファス
謎の邦人/藤岡弘、(特別出演)





















1960年代、アメリカのモンタナ州にある湖・フラットヘッド湖にて目撃された未確認生物

1962年頃からこの湖では、魚のような謎の巨大生物の目撃談が相次いでいた。さらに遡ると、1920年代から既に巨大魚の目撃談はあったという。

1954年には湖面の氷に穴を空け釣りをしていた男性が「ひとつの穴から顔を出し、4m離れたもうひとつの穴から尾をつき出したチョウザメ」を目撃している。


「ひとつの穴から顔を出し、4m離れたもうひとつの穴から尾をつき出したチョウザメ」を目撃している。


大事な事なので二回言いました。




数々の捕獲作戦や水中探索が行われたが、どれも失敗に終わり、賭けられた賞金の条件も「怪物・怪物と誤認の可能性がある4.2m以上の魚を捕まえたら1000ドル」というやや現実的なものだった。




だが1968年、事件が起こる。

その日、地元の保安官だったジーグラー氏は、最近ウワサの怪物を退治しようとフラットヘッド湖のボート小屋で家族と共に待ち伏せていた。


すると、そこに現れたのは──


長い首水鳥のような平たいクチバシ。全体的な大きさは判らなかったが、その大きさは水面に確認できる部分だけで8mはある。そんなまるでカモノハシ竜を思わせるかのような怪物が、船着き場の桟橋に身体を擦りつけていたというではないか。

ジーグラー氏は迷わず発砲、怪物はすぐさま水中に消えていったという。



この事件は、日本でも未確認生物を特集した数多くの児童書で紹介された。




が。




この怪物は現地でハーキンマーと呼ばれていたにもかかわらず、日本ではスクリューのガー助という何とも強烈な名前で紹介されたのだ。


スクリューのガー助

スクリューのガー助



ス ク リ ュ ー の ガ ー 助


いぃ名前だなぁ〜…。




そしてなんと!

今回この特集では、とある児童書に掲載されていた貴重なみずうみでつりをしていた人がとった、ガー助のしゃしんの入手に成功した。


それではご覧いただこう…






こ れ だ









































……お分かりだろうか。
湖の中から身を起こした巨大な恐竜と思しき怪物の姿が、鮮明に写っているではないか。


フラットヘッド湖には、間違いなく古代の怪物の生き残りが今でもひっそりと生き永らえているのである。



余談だが、オールのグー助という兄弟も目撃されている。







なお、「スクリューのガー助」はもちろん、実は「ハーキンマー」というのも現地の呼び名ではなく、どうも日本側でつけられた名前のようである。
……結局何から何まで全部日本人が作ったてことなんじゃあ……
ただこの湖で未確認生物の目撃談があったのは事実のようである。




「怪物退治の賞金1000ドルは
現金かね、小切手かね?」

「この船じゃ小さすぎる…!」

「8mだ、重さは3000kg」


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最終更新:2024年01月09日 20:05