ビオラ(ポケモン)

登録日: 2013/11/13 Wed 12:45:28
更新日:2023/06/13 Tue 19:58:50
所要時間:約 2 分で読めます




勝負に 挑む その表情
いいんじゃない いいんじゃないの!


ポケットモンスター X・Yのキャラクター。
ハクダンシティジムのジムリーダーを務める女性であり、むしタイプの使い手。くさタイプではない。


◆原作


ジムリーダーとしての職務の傍ら、カメラマンとしても著名。
太眉とカールした前髪が特徴。立ち絵ではおっぱいがカメラに隠れて見えにくいのが残念。
口癖は「いいんじゃない いいんじゃないの!」。
普段の格好はタンクトップにカーゴパンツで、服装には無頓着なタイプ。
スタイルの良さが分かりやすい格好であることと、彼女が美人であるゆえ気になりにくいだけに過ぎない。

ミアレ出版社に勤めるジャーナリストの姉・パンジーがいる。
彼女はビオラに勝利してから話しかけると「がくしゅうそうち」をくれる。
この姉、XYがヌルゲー呼ばわりされる要因となる道具をくれる重要人物。

ジムの構造は蜘蛛の巣状になった足場を歩きながらジムリーダーのもとを目指すというもの。
特に仕掛けはなく、水滴を辿って歩けばビオラのいる場所に着く。
このとき蜘蛛の巣状の足場を斜め方向に移動したり、水滴の上を歩くと水滴が下に落ちたり、
クオリティが大幅に向上したフィールドグラフィックの恩恵を大いに受けている。
入り口にはビオラが撮影した写真が引き伸ばしにされて飾られており、この内右側の写真は出口用のどんでん返しになっている。

何気にむしタイプ使いでは初の女性でもある。

その後は7番道路にあるバトルシャトーにも登場。
主人公の実力をシャトーの案内人・イッコンに推薦し、バロンの爵位を授けてもらえるよう手配する。


◆手持ちポケモン


●ジム戦

アメタマ♀Lv.10
ビビヨン♀Lv.12

ほのおタイプで余裕勝ちしようと思っていたら思わぬ落とし穴となるアメタマ。
厄介なのが「みずあそび」を使った状態をビビヨン戦に引き継がれてしまうこと。
フォッコシシコで勝負するより、ハクダンの森で捕まえられるピカチュウヤヤコマで戦った方が楽。

ビビヨンは新技「まとわりつく」を使ってくるが、大して怖くない。一気に焼いてしまおう。

勝利すると、バグバッジわざマシン83「まとわりつく」をもらえる。


●バトルシャトー

爵位はマーショネス。
挑戦状を出すことにより、使用ポケモンのレベルが上がる。
殿堂入り後、主人公の爵位がデューク、ダッチェス以上だと手持ちポケモンのレベルが変わる。

  • 手持ちポケモンA
アメモース♀Lv.40
ビビヨン♀Lv.40

  • 手持ちポケモンB
アメモース♀Lv.50
ビビヨン♀Lv.50


アニメ版



第5話のハクダンシティジム戦にて初登場。
原作では地味だったが、アニメではかなり可愛いと評判に。
カメラで隠れていた豊乳もお披露目*1となり、一気に株が上がっている。
その美貌に一目惚れしたユリーカに、シトロンの嫁候補に薦められたほど。

後にバトルシャトーにて再登場した際は、ロングヘアを結った髪型に正装とで、大人の女性としての美しさを如何なく見せつけてくれた。
ザクロとはバトルシャトーの頂点をかけて競い合う仲。だが終盤では何故かそれ以上の関係になりつつあった


使用ポケモンは原作通りだが、原作よりも強力な技を使用。
更に、これまでのシリーズでも珍しい、使用ポケモンのタイプと全く異なる技で、フィールドを最大限活かした奇策や連携といった巧みな戦法を用いる。

あっ(^p^)≡(^p^)あっ
アメタマはタイプ一致の「シグナルビーム」の他、「れいとうビーム」でスタジオの床を凍らせてアメンボの滑る動きを最大限活かせる氷のフィールドを作成。
それまでの間は「まもる」で凌ぐ。
更に、飛行タイプ等上空に居て氷のフィールドの影響を受けない相手には、連射可能な「ねばねばネット」で対空対策もばっちり。
ビビヨンは、現実でもガチな「ねむりごな」と、「ソーラービーム」のコンボで相手を確実に仕留める。
暴風のような威力の「かぜおこし」で相手をなかなか寄せ付けず、近寄られても近距離戦用の「サイコキネシス」も完備。

中でも、「ねばねばネット」と「かぜおこし」のコンボが強力。
アメタマの氷のフィールドを飛行することで逃れた場合、アメタマに「ねばねばネット」を予め撒き散らされてしまう。
その後ビビヨンとの戦いに突入した際には「かぜおこし」で「ねばねばネット」に絡め取られてしまう確率が飛躍的に高まるので、こうなっては勝ち目が無い。
この状態に陥らずに勝利するには、空中戦を仕掛けずに、氷のフィールドで高機動のアメタマを相手に地上戦で倒す。
もしくは空中からアメタマを瞬殺する必要があるが、これはなかなか困難である。


サトシとの戦いでは、まずアメタマは「れいとうビーム」でスタジアムの床を凍らせ、ピカチュウの動きを封じ込め、かつアメタマの動きに翻弄され、
踏ん張りも利かないピカチュウは、攻撃の威力も殺されて、完全に圧倒され撃破。
続くヤヤコマは、「れいとうビーム」や「ねばねばネット」の雨霰を掻い潜ってアメタマを撃破し、一矢報いる。
が、ビビヨンは上記の連携で、「かぜおこし」でもってヤヤコマをアメタマの「ねばねばネット」に貼り付け、「ソーラービーム」で撃破。
一戦目はサトシに圧勝した。

ヤヤコマを「折角のフィールドだから貴方も使って!」と言いつつ、凍らせた床に叩き付けたり、
ねばねばネットに張り付いた際には「最高のシャッターチャンス!」と叫んでおり、ドS疑惑も囁かれている。

鬼畜染みた難易度のジムだが、ジムリーダーの講じた創意工夫をトレーナーがどう攻略するか。
その対応力とポケモンの基礎戦闘力の両方が求められる良いジムだと言える……んじゃねえかなぁ。
実際にこんなジムがプレイ中に出て来たら、大半のプレイヤーがゲーム機を放り投げるだろうけど。

その後、パンジー(CV:遠藤綾)の特訓で「かぜおこし」を、シトロンの特訓で「ねばねばネット」を克服したサトシと第2戦を行う。
アメタマは第1戦と同じ方法でピカチュウを追いつめるが、「10まんボルト」に打ち負けて敗北。
続くビビヨンは高速で飛び回るヤヤコマに一時翻弄される。ヤヤコマは一戦目のように「かぜおこし」で壁まで吹っ飛ばされることもなく見事に対応したものの、
「ねむりごな」で動きを止めたところを「ソーラービーム」を撃ち込み撃破。
ピカチュウも「ねむりごな」で動きを止めようとするものの、「エレキボール」を自分に食らわせることでピカチュウは眠気を吹き飛ばす。
最後はアメタマが凍らせた植物の欠片が羽に張り付いたことで動きが鈍くなり、その隙を突かれて「10まんボルト」を食らい敗北する。

なお、シトロンがこだわり抜いて作り上げた「対ねばねばネット用対策マシン」の成果は、
「ねばねばネット」を喰らった上で脱出する等の完全な克服が描かれることはなかったが、
ピカチュウがねばねばネットを容易くアクロバティックに回避したところを見ると相応の成果はあった。…多分。

ちなみに原作での口癖「いいんじゃない いいんじゃないの!」は全く言わなかった。


ポケットモンスターSPECIAL


第12章にて初登場。
第1話で姉と共にワイの取材のためにアサメタウンを訪れていたが、マスコミへの不信感が根強い彼女の反応は非常に冷たかった。*2
しかし、ゼルネアスイベルタルの激突に巻き込まれたことで取材は中止。
その後ハクダンシティにてエックス達と再会。撮影した写真をもとに事件解決への協力を申し出るが、サナは反発。
結局4人でハクダンジムに行くことになり、写真を調べている間にビオラはエックスとのバトルを行い、戻ってきたサナも含めた5人をジムに泊めた。
だがサナはギルガルドに洗脳されており、ワイにヒトツキで斬りかかってきたのを庇ってビオラは額を斬られてしまう。
これはなんとか軽傷で済み、エックスのメガリングとの類似性に気づいて呼び寄せていたコルニの助けを借りてフレア団を撃退したが、5人に旅の危険性を改めて知らしめることとなった。


◆余談


ビオラ役の下屋女史は過去に同じジムリーダーのスズナ役を、姉のパンジー役の遠藤女史はスモモの役をそれぞれ演じていた。
ラフな格好からも分かるように、彼女自身の女子力はかなり低いらしい。
姉からはもうちょっと身なりに気を使いなさいと言われているようだ。
普段はバレットを使って髪を簡単にまとめているが、このバレットはマーシュからの貰い物。
また、アニメではフォーマル時に髪をひとつ結びでまとめていたが、これはゲーフリの設定画に準拠している。

名前の由来はスミレ科の一年草「パンジー」の小型種「ビオラ」。
花言葉は「誠実な愛」「信頼」「忠実」「少女の恋」「私のことを想ってください」。
こう見えて案外と寂しがり屋なのかもしれない。
だからこそポケモンや相手と触れ合える瞬間を大事にし、カメラに収めようとしているのだろう。





追記・修正したら いいんじゃない いいんじゃないの!

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最終更新:2023年06月13日 19:58

*1 XY5話では、無印以降は性的な表現が殆ど無いアニポケとしては珍しく、横乳を晒すカットが存在している。つまりタンクトップの下はノーブラの可能性が存在する…?

*2 学校に申し込まれた取材依頼が、ワイを苛めていたミソラの手によって伝わっていなかったことも原因だったのだが