白粉花(ベン・トー)

登録日:2013/11/29(日) 10:50:19
更新日:2021/03/31 Wed 18:27:49
所要時間:約 5 分で読めます




白粉 花(おしろい・はな)はアサウラのライトノベル、『ベン・トー』登場人物の一人で、女子高校生、狼、そして腐女子である。

主人公・佐藤洋と同じ烏田高校の1年生であり、何も知らないまま半額弁当を手にしようとしたため、狼たちになぎ払われてしまう。その時は何が起こったか分からず、真相を見極めるため訪れたスーパーで自分と同じようになぎ払われる佐藤、そして彼らと戦う槍水仙と出会う。
その後、HP同好会に所属し、半額弁当を獲る戦いに身を投じることとなる。

高校ではHP同好会以外にライトノベル同好会にも入っており、同人小説を書いているのだが…

その内容はいわゆる「ガチムチ」である。その世界では有名な作家であり、特にサト…サイトウ刑事の活躍を描く「筋肉刑事(マッスルデカ)」シリーズはまるでモデルが居るかのような見事な描写からネット上で多くのファンを獲得しているという。

以前は虐められていた事も有り、他人との接触を極度に嫌う。自分の持っている者を誰かに渡す際もわざわざアルコール除菌する程である。

白梅梅からは溺愛されており、花自身も心を許す数少ない友人の一人である。

狼としての戦闘力は余り高く無いため、仙や佐藤のような武闘派では無いが、何故かいつも半額弁当を手に入れることが出来、奪取率は佐藤よりも安定して高い。争奪戦中はメガネを外している。














以下、ネタバレ注意












二つ名は<<幽霊(ザ・ゴースト)>>。他者の視線や攻撃を予測し回避することで乱闘の合間を通り抜け、弁当を奪取するスタイル。冷静な観察眼と俊敏さを強みとする。
ただし、相手の隙を狙っていく戦法の為、狙った弁当を奪取出来ない事も多く、全員の意識が集中する月桂冠を奪取することも難しい。
その特殊な戦闘スタイルから「退魔師」と呼ばれる狼に執拗に狙われたこともある。







以下、11巻のネタバレ注意
















白粉花が強い決意を持ってメガネをかけて争奪戦に臨む時、その真の能力が開花する。

本来なら回避するために使っていた他者の視線だけでなく、その心理までを推測することで数秒後にフィールドに発生する動きを予測する「未来を予測する」能力。
確実に予測出来るのは一秒、数パターンに絞れる未来は二秒程度と乱戦の中では十分すぎるレベルでの予測が可能であり、これまでの回避だけでは無く「あえて攻撃を受けることによる移動」や「他者の攻撃をうまく利用した撃破」などまさに「幽霊」の名に恥じない動きをする。
しかし、行動予測が体に与える負担は凄まじく高熱、頭痛を来たし鼻血を流すほどである。

「ベン・トー 11」においてはHP同好会を立て直すため、最強と言われる狼「魔術師」に挑む際に編み出した技で最終的には三秒先の未来までを予測するように能力を酷使するも、その能力に気づいた「魔術師」の「本来かわせる攻撃をあえて受ける」などの不確定要素を大量に盛り込まれ、後一歩及ばず敗れ去った。だが、一時的にとは言え、「魔術師」を追いつめたその能力はHP同好会会員、そして仙の後輩に恥じぬ活躍で有った。
戦闘後のダメージが激しく、白梅により病院へ搬送された。


追記、修正はサト…サイトウ刑事の熱い肉棒をぶち込まれた状態でお願いし・・・あぅ

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最終更新:2021年03月31日 18:27