インベス

登録日:2013/11/28 Sun 16:26:00
更新日:2024/03/17 Sun 16:03:03
所要時間:約 16 分で読めます





インベスとは特撮作品『仮面ライダー鎧武』に登場する敵怪人の総称。



【概要】

「ヘルヘイムの森」と呼ばれる謎の異世界に生息する怪物。
ロックシードによって現実世界に呼び出され操作することが出来る。
ロックシードを起動するとジッパーが開くように空間に裂け目ができて出現し、ホログラムのような形で召喚される。

呼び出されたインベスは召喚者の意のままに動くが、召喚者の手からロックシードが離れるなどすると実体化した上に制御ができなくなり、
無差別に人を襲うという危険性も秘めている。
戦極ドライバーの装着者のみ、最初から実体化した状態で召喚して使役できるが、ロックシードを手元から離せば暴走することは変わらない。
後にロックシードのリミッターを解除する簡単な加工を施すことで、戦極ドライバーがなくても実体召喚ができるようになる「裏技」が発見されて、
多くのビートライダーズが実体インベスを召喚するようになった。

ホログラムのような形で召喚されるとパワーダウンするようで、ヘルヘイムの森の中でや実体化召喚された個体は、
戦闘員ポジションの初級インベスですら集団で襲い掛かればアーマードライダーを手こずらせるほどの強さを持つ。

初瀬がヘルヘイムの森の実を食べてインベス化したことと、
戦極凌馬のレポートで同じく実を食べた裕也やネズミがインベス化していることから、
その正体は森の実を食べたこちらの世界の生物(勿論人間を含む)である可能性が示唆されたが…











事態はより深刻であった。










20話で元々ヘルヘイムの森は人間の文明があった世界であり、
生息しているインベスの大部分は人間を含んだその世界の生命体がヘルヘイム植物を食して変化したものであることが明かされた。
戦極凌馬の説明によるとヘルヘイムの植物は元々の繁殖力の高さに加えて、「繁殖→果実を食べた生命体をインベス化→インベスに種を運ばせる→繁しょ(ry」という流れで生態系を広げることが判明した。
事実、野生のインベスに襲われた人間には体からヘルヘイムの植物が発芽する奇病が確認されており、インベスはヘルヘイムの植物が自らの果実で作り出したポリネーターに近い存在であると言える。
因みにロックシードで召喚されたインベスに襲われてもこのような症状は出ないらしい。
ゲームに使用するものなので何らかのフィルタリングがされていると思われる。

名前は基本的に「動物の和名+インベス」で統一されている。


ちなみに、
  • 青系は和風で「篠原保」がデザイン
  • 赤系は洋風で「NiΘ」がデザイン
  • 緑系は中華風で「山田章博」がデザイン
……といった具合に、色合いによってデザインの方向性とデザイナーが異なっている(『東映ヒーローMAX』や『語れ!平成仮面ライダー』より)。
この色とモチーフの組み合わせは、メインライダー三人(鎧武バロン龍玄)と対応しているのだが、武部P曰く、なかなか気付いてもらえないらしい。
なお、篠原氏以外の2名にとっては特撮キャラのデザインを手掛けるのは初めてとなる。


【種類】

○初級インベス

低クラスのロックシードで召喚できるインベスで、現在インベスゲームで最もよく使われている種類。
シリーズにおける戦闘員に相当する存在。
体色や体つきに微妙に差異(先述のの3タイプ)があるが、ほとんどの個体が同じような丸っこく可愛い外見をしている。

インベスゲームでは小さい姿で召喚されるが、ヘルヘイムの森に生息する実物は等身大。
召喚者の制御を離れると、頭部を開き鋭い牙を露わにした「凶暴体」になる。普段可愛いくせに頭部が開くと凶暴な顔になるその姿はまさにクリオネのよう。
また、翅の生えた「飛行体」という亜種も存在する。

着ぐるみの都合か動作が妙に愛らしく、微妙に間抜けな面構えやロックシードで召喚されれば絶対服従なのも相まって、
一部で癒やしキャラ的な扱いを受けている。



○上級インベス

高ランクのロックシードで召喚できるインベス。
もしくは初級インベスがロックシードを取り込むことで成長したもの。
こちらの方はシリーズにおける今週の怪人に相当する存在。
初級インベスとは違い動物に似た姿になる上に、各個体が固有の能力を持ち、初級とは次元の違う戦闘力を誇る。
インベスゲームでは初級とは違い等身大で呼び出される。
高ランクのロックシードは高額であるため所有者は限られており、インベスゲームではあまり見かけない。


なお、鎧武がライダーバトルを物語の主軸としている関係上、他の平成ライダーと比べて怪人(上級インベス)の登場回数や種類はかなり少ない。
エピソードごとに新規の怪人が登場するという基本パターンが中盤以降はほぼ廃されており、同種のインベスが何度も現れるようになっている。
そのためか、二度目以降に登場した同種インベスの別個体が前回のインベスにはなかったパワーアップを遂げて暴れるといった場面もしばしば見受けられる*1
また、上級インベスの出番が少ない分、戦闘員ポジションである初級インベスの登場回数は多めであり、平成ライダーの戦闘員の中でも活躍度は高い部類である(ライダー相手にある程度戦えている)。


◆各種類

  • ビャッコインベス
中華風デザイン。鎧武が初めて戦った種類である。
鳴滝「最初の敵が蜘蛛ではないなど邪道だ!」

白い体色の体の内、上半身が緑色の装甲で覆われているのが特徴。
これは硬質化した皮膚であり、非常に高い防御力を持つ。
また右手の爪が大きく発達しており、非常に鋭い切れ味を持つ。
パワーとスピードを生かした突進と爪による斬撃の他、上半身の文様から帯状のビームを放つことができる。

かなり特殊な種類であるらしく他の上級と違い、最初の個体以外が出現していない。

  • シカインベス
和風デザイン。

頭部と背中に大型の角が生えているのが特徴。
この角は非常に硬度が高く、相手の攻撃を受け止める盾の役割も備える。

  • コウモリインベス
洋風デザイン。

翼を持ち、空を自由に飛び回る。腕に小さな翼を持っており、
飛行能力を活かし接近した敵に切りつけるヒット・アンド・アウェイの攻撃を得意とする。

翼が白い『変種体』がクラックを通り、沢芽市に迷い込んだことがあるがこの変種体がどのような経緯で生まれた個体なのかは不明。

  • イノシシインベス
洋風デザイン。

強化体のみが登場。巨大なイノシシそのものといった風体で、巨体を生かした突進と角からは放つ真空波が武器。
凰蓮に呼び出され、暴走した初級インベスが、一度に大量のロックシードを食べたことで急成長して誕生した。

  • セイリュウインベス
中華風デザイン。

体が半金属化した皮膚に覆われているため生半可な攻撃が通じず、
劇中では基本形態の鎧武やバロン、龍玄ではダメージを与えることができなかった。
その絶大な防御力と口から吐く火球、鋭い爪が厄介な強敵。

同じ中華風のビャッコと違い、ロックシードで呼び出すことが可能。

  • カミキリインベス
和風デザイン。

触覚が長く幾つもの節に分かれており戦闘において鞭のように操る。
また全身の青い外骨格はしなやかかつ強固で龍玄の銃撃を受け付けなかった。

  • ヘキジャインベス
中華風デザイン。初瀬ちゃんの成れの果て。

全身の皮膚がセイリュウインベスと同様に半金属化しておりダメージを与えるのが困難。
大きく発達した右腕の鉤づめが最大の武器。

モチーフの『辟邪』は、中国における空想の動物。
鹿に似て二角をもち、邪悪をさけるといわれる。
ちなみにスーツは胸部、両腕、脚部がビャッコインベスの流用。

  • ライオンインベス
洋風デザイン。

インベスの中でも突出した身体能力を持っており非常に獰猛。
その圧倒的なパワーとスピード、両腕の爪で獲物に襲いかかる。
春休み合体スペシャルではヘルヘイムの実を食ってなぜか戦隊ロボと同じサイズにそのまま巨大化した

  • ヤギインベス
洋風デザイン。

頭の角を伸ばして、ドリルのように相手を突くことができる。
キカイダーのコラボスペシャルにて登場した、ライオンインベス以来、久々の新規上級インベス。

  • イナゴ怪人
和風デザイン。
厳密にはインベスとも異なる存在。小説ではウツボカズラ怪人と共に「異形の生態系」という括りに入れられている。

無数のイナゴに変貌して相手を攪乱・攻撃を回避したり、口から緑色の光弾を吐き出す。
口から光弾を吐き出す際に両目が赤く発光する。
身体能力も高く、バロン戦ではドロップキックをお見舞いした。
第37話にて登場した。

その後、最終話で再登場。邪武との連携で暴れまわり龍玄のスカッシュも耐えたものの、
黄金の果実型エネルギーとなった紘汰に押し潰されて爆死してしまう。

『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』に登場するコウガネがイナゴのような端末を用いることから、彼と何らかの関係があると思われる。
劇場版や最終話の描写から照らし合わせると、元々は大量のイナゴに分裂するコウガネの手下だったようである。


○インベス強化体

上級インベスがロックシードを取り込みさらに強化した形態。
初級インベスが一度に大量のロックシードを取り込み、過程をすっ飛ばしてこの形態になる場合もある。
姿が巨大化するだけでなく、上級インベスの時を上回るパワーと凶暴性を発揮する。
平成ライダーでおなじみのCGを駆使した怪人巨大形態のポジション。


○オーバーロード

ヘルヘイムの森の遺跡の奥深くに潜む謎のインベス。
ヘルヘイムの果実をそのまま人型にしたような配色で、マントを装備している。
これまでのインベスと違い、言語を操る高い知能に加え、単独でアーマードライダーをも圧倒する戦闘力を兼ね備えている。
ヘルヘイムの森の生態系で頂点に君臨する存在であり、多くの点が他のインベスとは一線を画する生命体である。
詳細は項目参照。


【ヘルヘイムの仮面ライダー】


仮面ライダー冠 シルバーアームズ


ソイヤ!
シルバーアームズ


白銀ニューステージ!

身長:210cm
体重:111kg
パンチ力:15.8t
キック力:19t
ジャンプ力:ひと跳び22m
走力:100mを6.2秒


ラピスが銀のリンゴロックシードを戦極ドライバーにセットして変身するアーマードライダー。
スーツアクターは藤田慧。

ライドウェアは銀色を基調とした和風タイプのデザインでアームズのメインカラーは水色
装甲が飾り切りした林檎のような形状をしているのは、ゴールデンアームズと同様。

劇中の活躍としては、サッカーボールに変身して鎧武の渾身のシュートを喰らわせ、紘汰にとどめを決めさせる
という感じで出番が少なかったが、ラピスは劇中人間の姿をしており、デェムシュのような怪物の姿ではなかったため、
冠はラピスのオーバーロード体の代わりの姿なのかもしれない。

なお、スーツは斬月・真のものをベースにしており、腕等の羽の模様が水色になっている。 


蒼銀杖
杖型のアームズウェポン。
先端部が兜飾りと同じ形状をしており、劇中ではこれでマルスの動きを封じていた。


【ヘルヘイムの森】

インベスが生息する異世界。
不気味な極彩色の植物が群生し、鬱蒼と生い茂っている。
植物達は「クラック」と呼ばれるジッパーのような次元の裂け目を介して現在の地球で繁殖を行う。
その正体はどこかから突如発生した「ヘルヘイムの果実」に侵食されて崩壊した別世界。
具体的な位置情報は不明で、貴虎は「宇宙の片鱗」、あるいは「時間軸の異なる並行世界」と推測される。

この森を支配する植物は
  • 気候はおろか時空の差異すらも克服し、あらゆる環境下で繁殖する人智を越えた圧倒的な生命力と繁殖能力
  • 芽吹いた土壌を改造・汚染し、ヘルヘイムの果実以外の植物を根こそぎ駆逐する性質
  • 果実を見た生物の食欲と飢餓を増大させ果実を喰わせようとする誘惑効果
  • 果実を貪った生物をインベスへと遺伝子レベルで改造・変異を引き起こす
  • インベスの爪が与える傷を介して他次元の生物に寄生することで繁殖域の拡大を行う
といった性質を持ち、この性質により爆発的な侵食速度で他世界で繁殖を行う。
異常な繁殖力・生命力・侵食速度もあって、有効とも言える対策はクラックが出来た事を素早く察知して即座に植物を根こそぎ焼き払うことのみ。
おまけにこれらは植物が生まれ持つ生態であり、其処に一切の害意や悪意、敵意の類は存在しない。

植物群の危険度から作中では「理由のない悪意」「時空を超えた侵略的外来種」と例えられる。

そして長らく明かされなかった森の真の目的は、「クラックで繋がった世界に侵新世界を到来させ、その次元の生命を進化させる試練」
森は数多の並行世界と隣接しており、クラックでどこかの並行世界に繋がると
  • クラックから植物及びインベスを送り込むことで新たなヘルヘイムを生み出し世界を滅ぼそうとする「侵略」
  • 繋がった世界に神の力に至る『黄金の果実』を1つずつ発生させ、果実を巡る闘争の果てに黄金の果実を掴み取ったただ1人の王の手で世界を次のステージへと導かせる「変革」
という2つの工程を経て接触した世界と生物を強引に進化を促す。

すなわち森そのものが、「滅び」を手段として種族の「進化」と世界の「変革」を促すという確立した意思を持つ人智を超えた異様な生命体である。
試練を与えられた世界にとっては迷惑極まりない存在であるが、ヘルヘイム自体には試練を与える以外の思惑はなく、
試練を乗り越え進化に至った生物や世界に対しては特に支配・干渉する意思は無く、放任を貫いている。
…が、逆を返せば試練に耐えられず破滅した世界に対しては特に思う事がないなど反省の色は持っていない。

この試練を行い、変革や闘争を促す存在こそが後述のDJサガラや始まりの女。
ただし始まりの女自体は試練を課された世界で生まれるので、実質世界に直接干渉する実行者はサガラのみとなる。

鎧武放送終了後は植物などは小物として使われる場合が多い。


インベスゲーム

インベスをロックシードで操り、特定のフィールド内で戦わせて勝敗を決するゲーム。
舞台である沢芽市では、ビートライダーズと呼ばれるダンスチームがダンスの公開場所を度々取り合う事態が起こっており、
以前はその件で暴力的な衝突にまで発展していた。
現在はそれらの揉め事をロックシードを用いてインベスを呼び出し戦わせ、その勝敗に委ねることが流行となっている。
ロックシードを使用するのであれば、アーマードライダーのような人間の参戦もアリ。
一方でアーマードライダー同士の戦いとなるとそれはインベスゲームとはいえないあたりめーだ為、代わりにロックビークルによるレースが新しいルールとして考案された。

ビートライダーズ以外の人間にロックシードが流通している場面は確認されておらず、
彼らのマネをしようとした凰蓮・ピエール・アルフォンゾは、制御方法を知らずインベスを召喚し、暴走させている。

ビートライダーズ合同ダンスイベントの成功によってチーム間の抗争が消滅したことで、インベスゲームも行われることはなくなった。
その実態は、ビートライダーズを利用してアーマードライダーのデータを収集する為ユグドラシル・コーポレーションが仕組んだ人体実験の場であり、
更にサガラが『黄金の果実』と『始まりの女』を巡って争い合うであろう人物を選定するための手段であった。


黄金の果実

別名「禁断の果実」「知恵の実」
  • 北欧神話の「黄金の林檎」
  • ギリシャ神話の「アムブロシア」
など、世界各地の神話に登場する神秘の力を持った果実の起源であり、伝承通り手にした者に大きな力を与える効果を持つ果実。
劇中では、上記の通り様々な名称で呼ばれている。
ヘルヘイムの森が1つの世界を蝕む毎に1つずつ発生し、果実を巡る闘争の果てに勝利し、「森に選ばれた」者だけが入手する資格があるらしい。
オーバーロード達の力の根源も、この果実にある。

劇中の時点で最後に入手したのは森に選定されたロシュオであったが、舞に王妃の面影を感じたロシュオの手によって、舞に黄金の果実が託された結果、彼女が始まりの女となった。
その後戒斗との決着を付けた絋汰に果実が与えられ、始まりの男となった彼は、その力を以てインベスやヘルヘイムの植物を未開の星へ転移した後、自身も舞と共にその星へ旅立った。


【関連人物】

  • 始まりの女/運命の巫女/オルタナティブ舞
気をつけて、貴方は運命を選ぼうとしている
この先に踏み込めばもう二度と後戻りはできない。最後まで戦い続けることになる。世界を己の色に染め上げるまで。

演:志田友美
物語終盤で「黄金の果実」を体に宿した舞が、それを受け入れ意識を果実に移し形を変えた存在。
皆の運命を変えさせるべく過去へと時間跳躍して、それぞれドライバーを手に入れたばかりの紘汰、戒斗、光実に接触し、アーマードライダーになるのを食い止めるべく警告しようとする。
しかしサガラが言うところの「時間の強制力」に逆らう事ができなかったため、思うように言葉を紡げない状態にあり曖昧な示唆に留まっていた。
この彼女の大切な仲間を護ろうとした決死の想いと行動が、
皮肉にもヘルヘイムの意思であるサガラに地球での新たな果実を巡って争い合う者達を見定めさせてしまう結果を招いた。

その後本来とは違う時間軸の世界に迷い込むが、絋汰が戒斗との決着を付けたことにより元の世界に帰還。
そして始まりの男となった絋汰と共にインベスを送り込んだ別の星へ旅立った。
なおフェムシンムでは、ロシュオの妻である王妃が始まりの女に選ばれた。


ちっぽけな人間の寿命なんて、瞬く間に過ぎていく……。
その刹那の合間にどれだけ輝き、どれだけ価値のあるものを残せるか……肝心なのはそこだろう?

演:山口智充
ビートライダーズを紹介するインターネット放送のDJを務める陽気な男であり、インベスゲームを流行らせた張本人。
だが、その裏ではユグドラシル社の暗部に関わるプロジェクトのメンバーでもある。
しかし、その一方でモルモットである筈のビートライダーズを見守る様な言動をしたり、
紘汰にゲネシスコアや新しい錠前を与える事でユグドラシル社の敵である鎧武をパワーアップさせるなど、度々矛盾した行動を取るトリックスター。

その正体はヘルヘイムの森の意思そのもの
人間の男性の姿は、ヘルヘイム植物によって形作られたアバターの様な幻影に過ぎない。
そのためオーバーロード(フェムシンム)達の前にも現れ、彼らの言語をも操り、オーバーロード達からは「蛇」と呼ばれている。
なお自分達ヘルヘイムのことは「永遠に蔓延る者。空を越えて茂る者」と呼称している。

行動原理はあくまで黄金の果実を託す始まりの女を選定し、人類から誰が黄金の果実をもたらされるのかを見届けること。
本来は時間をかけて果実を求めて争い合う人間や始まりの女を選定するのだが、今回は未来から時間を跳躍した「始まりの女」=舞の出現によって、
彼女と彼女が接触した若者、紘汰・戒斗・光実の3名に最初から目星をつけていた。
特に「他人を守る」という強い意志のもと、どういう結果になるか解らない紘汰には強い関心を持っている。
先述のアイテムの提供や各組織での暗躍などはこのためであり、彼の成長・選択を促しながら、戦いへと扇動していった。


全ての生命体はメガへクスと融合せよ!!

声:三木眞一郎
映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』に登場。
地球人同様ヘルヘイムの侵略という過酷な試練を乗り越えた者。
…であるが、その正体は自分の星ごと全生物を機械化し、個性までもを捨てて1つに統一した機械生命体。
つまり、生物でなくなればインベスになることはなくなるという強行手段で乗り越えたのだ。
結果、他の惑星の全生命体を自分達と同じ機械生命体に変え、自らと融合させようとする恐るべき侵略者に成り果てた。
同じ侵略者であっても(一応は)悪意自体は無かったヘルヘイムと比べ、こちらは悪意が剥き出しであるため性質の悪さはヘルヘイムとどっこいどっこい。
詳しくは項目を参照。



追記・編集をお願いします


画像出典:仮面ライダー鎧武
© 2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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最終更新:2024年03月17日 16:03
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*1 基本的に、仮面ライダーにおいて同種の怪人(≒再生怪人)は再登場しても弱体化していることが多いため、珍しいパターンであると言える