仮面ライダー幽汽

登録日:2010/03/17(水) 08:08:06
更新日:2023/05/18 Thu 07:00:24
所要時間:約 4 分で読めます






スーツアクター:横山一敏

身長:199cm
体重:107kg
パンチ力:7.5t
キック力:9t
走力:100mを5秒
ジャンプ力:ひと跳び40m

諸事情でゴーストイマジンに憑依された野上良太郎(ディレクターズカット版のデータファイルでは「G良太郎」、劇場公開時では「A良太郎」と表記される)、或いは『さらば電王』の黒幕・死郎がユウキベルトで変身する。
イメージカラーは黒で、モチーフは海賊やシャチ。

黒いスカートや線路を模したマフラーを纏い、オーラアーマーや電仮面には生々しい歴戦の傷跡が無数に残っているという仮面ライダーとしては異色の外見をしている。

変身者によって『スカルフォーム』と『ハイジャックフォーム』という2つの形態に分かれるのだが、外見が変わっただけでスペックは全く同じ。
但し、変身者が違う関係で強さは段違いであるが…
電王シリーズでは唯一、悪役がフォームチェンジした仮面ライダーでもある。

因みにスーツは劇場版第一作『俺、誕生!』で登場した仮面ライダーガオウのスーツを改造した物となっている。
胸部や肩部に原型が残っているので一目で分かるだろう。


●共通ツール
【ライダーパス】
幽汽への変身に用いるパス。
電王が使用するものと同一。

【ユウキベルト】
変身ベルト。
外観、形状はガオウベルトと同一だが、カラーリングと電子音声などはそれと異なる。



【フォーム一覧】
スカルフォーム

変身。

\SKULL FORM/

丁度良い…一発で済む。

ゴーストイマジンに憑依された良太郎が変身する幽汽のフォーム。
電仮面の額に髑髏があり、マフラーの色は白となっている。

常に自信満々な態度を取っているが、時の砂漠でNEW電王と戦った時には苦戦している辺り、実はそれほど強くはない。
しかし、イマジンが相手なら話は別で、序盤から倒されるまでモモタロス達を追い詰め、モモタロスを殺しかけている。

イマジンに憑依されても完全に支配されない特異点である良太郎だが、ゴーストイマジンの支配力は凄まじく、劇中では殆ど抑え込まれていた。
さらに良太郎が変身している事を利用し、わざと変身を解除してモモタロス達を油断させた後、執拗に攻撃を加える卑劣な戦法も見せた。

良太郎に憑依していたときのみ変身していたが、タロスズのように憑依していなくても単独での変身は可能と思われる。

ちなみにコイツの変身待機音はフリー音源の冒頭を編集したものである。


●ツール
【ゴーストイマジンの剣】
ゴーストイマジン愛用の剣。
柄が緑色で、刀身は真剣状をしている。


●必殺技
【ターミネイトフラッシュ】
エネルギーを溜めた剣を地面に叩き付けて衝撃波を放つ。
威力はかなり高く、救援に駆け付けたゼロノスを一撃で倒し、病院送りにしている。


  • ゴーストイマジン

声:神谷浩史

死郎に雇われたイマジン。
黒いローブを纏った骸骨のような外見だが、モチーフになった童話や契約者は不明。
特異点である良太郎に憑依して、仮面ライダー幽汽として暴れまわった。
剣を自分の右肩に乗せる癖があり、幽汽に変身してもそれは変わらない。
幽汽に変身して度々モモタロス達を追い詰めたが、良太郎とモモタロス達の絆の力で憑依が解除されてしまい、最期は今までの強さが嘘のように
電王 クライマックスフォームにあっけなく倒された。



ハイジャックフォーム

変・身。

\HIJACK FORM/

何百年待ったと思う!!俺とソラの為に、お前ら生きてる奴は全員死ねえェェーッ!!

ゴーストイマジン亡き後、死郎が変身した形態。
額の髑髏が捻れた赤いレールに代わり、マフラーの色が赤く、左腕には連結器のようなアーマー「幽汽ガントレット」が装備されている。
幽汽のメイン変身者が死郎であると考えれば、本形態はゼロノスのアルタイルフォームやNEW電王のストライクフォームに位置する。

スペック的にはスカルフォームと一緒だが、死郎の高い戦闘能力によって、今まで無敵だった電王・クライマックスフォームを一方的にフルボッコにして倒したり、最終決戦では馬に乗ったり、電王 ソードフォームとライナーフォームを相手にしても簡単に圧倒していた。

武器はサヴェジガッシャー・ソードモード。他にも鞭や爆発する独楽を用いる事もある。

設定上、必殺技はスカルフォームと同じ『ターミネイトフラッシュ』だが、ハイジャックフォームは使わなかった。別に使わなくても強さは別格だ


●ツール
【サヴェジガッシャー】
デンガッシャーと同型の武器。
変則的な組み立てになっており、数多くのパーツが使われているが、腰に装着されているパーツは何一つ使われていない。
ソードモードは禍々しい大剣となっており、アックスモード時の刃が2つ装備されている。
玩具でもデンガッシャーを2セット分使えば、干渉するものの一応再現可能。

【鞭】
死郎が変身前にも携行する武器。
敵を打ち据えるほか、独楽の打ち出しや亡霊イマジンを操る際に使用される。
ハイジャックフォームへの変身時には振るったこれを腰に巻きつけ回転させることでユウキベルトを召喚する。

【独楽】
死郎が変身前にも携行する武器その2。
敵に命中すると炸裂する爆弾状の武器であり、それを分裂させたり上空から大量に降らせて複数の敵を攻撃する戦法を取る。
この攻撃で、NEW電王や今まで無敵だった電王 クライマックスフォームを変身解除まで追い込んだ。
また今まで倒されたイマジン達を蘇らせる事も可能。色違いの奴もいれば、TV本編で電王やゼロノスが倒してないイマジンもいる。


  • 死郎

死者の時間を彷徨う400年前の武士の怨霊。
良太郎を誘拐したグループの中心人物であり、本作の黒幕。
生身でNEW電王を撃破するなど結構強い。
ソラのことを大切に思っているが、彼女が悲しむと逆上する。
思い込みが激しい。ヤンデレ?

良太郎を利用し全ての死人を蘇らせようと目論むが、良太郎やタロス達の活躍で失敗。
その後幽汽に変身し、クライマックスフォームを撃破。
騎馬戦などでもライナーフォームとソードフォームを圧倒したが、最終的に加勢したNEW電王とライナー、ソードの必殺技の同時攻撃を受けて倒された。




【シリーズでの活躍】



幽汽やゴーストイマジン自体は登場しないが、最終回にて復活したアリゲーターイマジンがゴーストイマジン/幽汽 スカルフォームが愛用していた剣を装備していた。

仮面ライダージオウ
アナザーディケイドが召喚したダークライダーの1人として登場。
アナザー電王の変身者の義兄だった青年・ユキヒロを生贄としたアナザーワールドからハイジャックフォームの姿で出現した。ちなみにユキヒロと死朗には恋人を亡くしたという共通点があり、そんな彼を生贄として召喚されるのはかなり皮肉が効いている。
アクアやジオウと戦ったもののあまり活躍はせず、アナザーワールドが破壊されると共に消滅した。  


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最終更新:2023年05月18日 07:00