ルピ・アンテノール

登録日: 2012/10/15(月) 19:14:40
更新日:2023/10/02 Mon 20:49:34
所要時間:約 4 分で読めます






ア・ごめーん






#6 ルピ・アンテノール        
Luppi Antenor

[種族]破面(アランカル)
[階級]第6十刃(セスタ・エスパーダ)

 [司る死の形]破壊
 [帰刃]蔦嬢(トレパドーラ)
 [解号] 縊れ「蔦嬢」
 [誕生日]6月5日(ふたご座)
 [身長]161cm
 [体重]45kg
 [虚の孔]不明
 [刻印]右腰前部
 [CV]岸尾だいすけ




漫画『BLEACH』破面篇の登場人物。


 概要



独断行動の罰として十刃の座を失ったグリムジョーの後任として十刃入りした破面

幼い少年の様な外見。左の額にダイヤを模したピンク色の仮面紋(エスティグマ)が三つ並んでおり、左側頭部に髪飾りのような仮面の名残がある。
中性的な顔立ちで初見では男性だと気付きにくい。見ようによっちゃ可愛いレベル。
服装は脇腹が開いている他、袖のサイズはぶかぶかでちっとも合っていない。いわゆる萌え袖。

性格はおしゃべりでお調子乗り。自身過剰とも言う。
他人を馬鹿にしたような言動を好む。実際グリムジョーの事もかなり見下していた。
わざとらしく「ア・ごめーん」と言うのが口癖。

グリムジョーの穴埋めという印象が強いが、十刃入りするだけあって実力はそれなりに備わっており、
少なくとも副隊長クラス3人相手に有利に立ち回れるくらいの戦闘力はある。
更に尸魂界の計測によると他の十刃達と遜色の無い霊圧を持っているらしい。

司る死の形は不明であったが、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」ではグリムジョーと同じ「破壊」であることが明かされた。
ドルドーニやチルッチなどの候補を差し置いてNo.6に選ばれたのは、
グリムジョーとは性格が異なるが、破壊することに悦楽を感じる点で共通しているためであることを、かつてザエルアポロが推測していた。


 能力





私の胸に深く突き刺さるその声は
鳴り止まぬ歓声に似ている

(BLEACH26 THE MASCARON DRIVE)



帰刃(レスレクシオン)蔦嬢(トレパドーラ)


解号は「(くび)れ~」。

解放すると背中の円盤から8本の太い触手が生え、多方面からの攻撃が可能となる。
触手を自在に伸縮させて敵を攻撃するほか、巻き付けて拘束したり、先端から棘を生やすことも出来る。
一本一本の攻撃性能は高く、一人で多人数の敵を同時に相手取って圧倒する実力を誇る。

◆技

  • ◇─ 蝕槍(ランサ・テンタクーロ)
「蔦嬢」の基本攻撃能力で、触手を槍のように伸ばして敵を突く。

  • ◇─ 蝕檻(ハウラ・テンタクーロ)
8本の触手で一斉に「蝕檻」を放ち、敵を取り囲むように襲いかからせる。

  • ◇─ 旋腕陣(ラ・ヘリーセ)
背中の円盤を高速で回転させ、8本の触手で周囲の敵を薙ぎ払う。

  • ◇─ 鉄の処女(イエロ・ビルヘン)
触手の先端に無数の鋭いトゲを生やし、敵を串刺しにする。



 活躍



【破面篇】

グリムジョー、ヤミーワンダーワイスと共に空座町の日番谷先遣隊を襲撃。

一時は日番谷を倒し、乱菊一角弓親を同時に相手してもなお優勢に立ち続けた。
しかし自身過剰な性格が災いし、実は倒せていなかった日番谷に知らない間に凍らされ、その直後千年氷牢を喰らって戦闘不能に。
一応反膜(ネガシオン)で救出されて脱出は出来たが、余程キレていたのか、口調が初期と比べかなり荒んでいる。

実は彼は井上織姫を拉致する上での囮でしかなかった。
実際、藍染も彼を捨て駒扱いしていたようだ。(もっともそれは破面全員に言えることだが)。


最終的に彼に対して怒りを持っていたグリムジョーの左腕が修復され、
その直後、至近距離で虚閃を不意打ちというか奇襲で喰らって上半身が吹き飛んで死亡した。
(虚閃で即死って…?と思うかもしれないが、グリムジョーに近しい実力だと思われる上に臨戦態勢でもなかった上で至近距離から喰らうなど、条件が悪すぎたことが原因だと思われる)

そんなこんなでほとんど活躍せず終わってしまい、十刃の中でも最も不遇と言っても良いキャラである。
ただ、副隊長級の面子に対しては終始完全に圧倒していたため、十刃に相応しい強さはあったと言える。


【千年血戦篇】

それっきり死亡していたのだが、千年血戦篇でマユリ様の手により復活する。
ザエルアポロの保管庫から回収したと言っているので、おそらくザエルアポロが欠片まで回収していたか、ドラゴンボールのセルのように身体を再生させる医療技術を使っていたのだろうが、
あんな状態から復活させられるマユリ様マジパネェ、ていうかなんでコイツ復活してんの?

ドルドーニ達にゾンビの血を避ける必要がないことを教える、ゾンビ化したモブ死神、乱菊、ローズ、拳西をドルドーニ達と一緒に倒すという活躍をしたが、特に目立ちはしなかった。
ルピは乱菊を担当(乱菊とは破面篇でも交戦していたため、奇しくも一応リベンジを果たす形に)。

千年血戦篇の後日談小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」ではグリムジョーへのリベンジを果たし、互いに以前より強くなっていたため戦況は拮抗していた*1が、産絹彦禰が乱入したことで戦闘を中断してグリムジョーと共闘する。


 能力(復活後)


マユリ様の改造によって生前より霊圧が上昇した上、鋼皮も強化されており、体内には様々な毒が仕込まれている。

◇─ 帰刃「蔦嬢」(トレパドーラ)

触手から虚閃を放つことが出来るようになった。複数の触手から放った場合は怒涛のラッシュ攻撃と化す。グリムジョーの手口を真似て、血を混ぜることで威力を上げることも可能。

◇─ 王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)

解放状態の十刃が放つ最強の虚閃。
全ての触手から一斉に撃てばグリムジョー最大の必殺技である「豹王の爪(デスガロン)」にも引けを取らない威力となる。


 その他



補充要員だったとはいえ、実は十刃の中で初めて帰刃形態を披露した破面だったりする。

が、後に登場したアーロニーロルキアと相対した際に、

「見せてやろう、
 十刃の刀剣解放というものを!」

とか

「十刃の刀剣解放が凡百の破面のそれと
 同じと思うな!」

とか、
どうにもコイツの存在が忘れられているようなセリフを言っていたりする。
まあどう贔屓目に見ても捨て駒臭かったから仕方ないのかもしれないが…



ちなみに、市丸ギンと仲が良かったらしい。
特に説明はされなかったが、どうして仲が良かったのかは二人の性格からお察し頂けるだろう。
とは言え、余りにも人格に問題のある連中揃いの十刃においては、やや嫌味だが社交性の有る様子は垣間見えるのでむしろ(虚として見れば)善良な部類である。前述の小説ではハリベルと再会した際に挨拶を交わしていたし。




「ア・ごめーん 追記・修正だっけ」

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最終更新:2023年10月02日 20:49

*1 ドルドーニとチルッチからは「2年前は不意討ち気味だったとはいえグリムジョーにあっさり負けたのに大丈夫なのか」と心配されていた。