◆サブマシンガン(SMG)
とにかく軽く、癖がない。腕の反動吸収もそこまで求められない。
しかし、火力インフレが進んだVer.4.0以降は相対的な地位低下が著しく、厳しい立場に立たされている。
かつては「強襲三種の神器」に数えられた、秒間火力・マガジン火力・射撃精度が高レベルでまとまった名銃「M99サーペント」が白眉。
初期装備ながらマガジン火力以外は中々のハイバランスな「M90サブマシンガン」も見逃せない。
◆ヴォルペ突撃銃
アサルトライフル。「ヴォルペ突撃銃FAM」を除き、1トリガーで3発弾が出る(3点バースト)のが特徴。
SMGよりも単発火力が高いが、反動が強い。さらに三点射故に本来の火力を出すには特定のタイミングで連打する「目押し」技術が必要。
極まったプレイヤーはまるでフルオートライフルの様な連射を繰り出してくる。
唯一フルオートながらあまりに連射制度が悪く、マガジン火力も低い「FAM」は不動のネタ武器扱い。……だったのだが、「エックス ゼロ プラス」移行時に謎の超強化を受け大躍進。今では軽量主武器の筆頭に。
人気なのは徹底したハイバランスモデル「ヴォルペ・スコーピオ」。長年サーペントと地位を争っていたが、現在はあちらを突き放した感がある。
重量以外は初期「ヴォルペ突撃銃」の純粋な上位互換モデルで、理論上は重火力の名武器GAXエレファントにも匹敵する火力と射撃精度を両立する。
登場当初はFAMに次ぐネタ武器扱いだった重突撃銃「ヴォルペ・メガロ」も、度重なるアップデートで実戦級に強化され、ユーザーを獲得している。
◆電磁加速砲
ニュードの力で実弾を高初速で発射する、強襲版機関砲。
リロードと連射速度は遅いが単発威力が重い、中遠距離戦闘に適した系統。どのモデルも実戦級だが、非常に癖が強い。
更に攻撃属性はニュードと実弾のハイブリッドで、施設攻撃効率は高いがコア攻撃効率が落ちる。副武器で補おう。
目押しタイミングがルーズで扱いやすく、精度火力も高い3点射モデル「電磁加速砲・弐式」と、連射速度を超絶強化した代償にマガジン火力が極小となった「電磁加速砲・速式」が扱いやすさと強さを両立しており、評価が高い。
威力、精度、瞬間火力を大幅強化し、「使いこなせるなら最強」とまで言われる単発タイプ「電磁加速砲・紫電」には熱心な信者が存在する。
PS4版ではラインナップに若干の変更が加えられたほか、実装の約1年後に「電磁加速砲・陸式」が、さらにその約2年半後に「電磁加速砲・零式」が追加。
前者は速式をさらに尖らせて瞬間火力を向上しマガジン火力を落とした非常にピーキーなタイプ。
ちなみにコラボ武器としてメカニックデザイナーの柳瀬敬之氏がデザインしたため、既存の電磁加速砲シリーズとはディテールや色使いなど雰囲気が少し異なる。
後者は突出した性能はないものの、瞬間火力・マガジン火力・射撃精度・反動など諸々のスペックを高次元で両立したフルオートモデルで、本シリーズでは珍しく癖のない扱いやすさが特徴のバランス型。
また、最新鋭モデルという設定になっているためか、陸式のようなデザイナーコラボ武器ではないにもかかわらず既存とは異なるデザインになっている。特に、縦に並んでいた射出レールが横になったのが最大の違い。
◆VOLT
荷電したニュードを打ち出すビーム突撃銃。施設や障害物に対しての攻撃力は他の追随を許さないが、コア攻撃効率が大きく落ちるのが痛い。
射撃精度も悪く、秒間火力も低いため、ボーダーからの人気はイマイチ。
唯一「VOLT-RX」は他を隔絶する射撃精度を持ち、フルオートモデルということもあって一部から根強く支持されている。中距離からのハイエナ用武器なんて言うな
PS4版においては2023年1月にRXの上位モデル「VOLT-RFX」が実装。
秒間火力が大きく向上し、マガジン火力はやや落ちたもののリロード時間の短縮でカバー、RXの時点でトップだった射撃精度と反動はさらに改善と、非常に扱いやすいハイバランス型に仕上がっている。
余談だが、このRFXはコラボ武器としてイラストレーターの島田フミカネ氏がデザインしており、他のVOLTシリーズとは外見が大きく異なる。
◆STAR
単射型の突撃銃。1トリガー1発なので使用者の連打力&AIM力に性能が左右される。反動も強い。
修練すれば近距離戦闘では比類無き強さを誇り、モデルによっては遠距離にも対応できる。どのモデルも十分一線を張れるかなりの強系統。
M99のマガジン火力にスコーピオ以上の瞬間火力を合わせ、余りの強さに下方修正がかかる前は一時代を築いた「STAR-10C」、
「10」を更に強化し、暴力的な反動と引き換えに大半の中量級頭部からノックバックをとれるようになった「STAR-20」、
「05」の射撃精度と単発火力を更に強化した瞬間火力特化型「STAR-30S」が特に人気。
◆スイッチアサルト
射程・精度優先の3点射「Aモード」と、フルオートの「Bモード」をスイッチ(切り替え)できるアサルトライフル。
劣化ヴォルペと微強化SMGを併せ持っている認識でOK。対応力が高いが全体的に重い。
「劣化スコーピオ+強化FAM」のマイルド型「スイッチアサルトC」と、全強襲武器の中でも最高火力の暴れ馬「スイッチアサルトⅢS」が人気。
◆SSG
機関散弾銃(マシンショットガン)。極小のマガジン火力と引き換えに圧倒的な瞬間火力を手に入れた連射型の散弾銃。
射程は短く、上手くクリティカルショットを狙わないと1マガジンでの敵機撃墜はまず不可能。
しかしリロードも早く、高速リロード腕と合わせると絶大な火力をたたき出す。
「SSG-ストーム」は月影・烈風腕と合わせて一強状態を作り出した。余りに暴れたのでVer.5.0からは腕部全体のリロードが弱体化する。
◆アイビス
通常の突撃銃である「Aモード」と、スコープをのぞく狙撃モード「Bモード」を切り替えられるアサルトライフル。
ヴォルペやスイッチアサルトよりも連射速度が低いが、その分目押しをしやすい。
火力が中途半端で、重いのが難点。
◆ウェーブショット
そんなものはない
………ちゃんと説明しろって? 一言で言えばチャージすることで攻撃判定が広がるセミオート式のVOLT。強襲初のチャージ主武器。
火力低すぎ・糞重い・要求素材が高すぎる。「少し使いやすい」所以外まるでいいところなしの産業廃棄物。この系統を作った奴は誰だぁ!
それまで致命的な産廃武器が存在しなかった強襲主武器だっただけに、多くの強襲ユーザーが衝撃を受けた。アップデートが待たれる。
そしてついに来たアップデート。
ゼロプラス稼働時に強化を受け威力が改善。元々の胡散臭いCS判定も相まって奪よろけ性能に特化、防衛主体の強襲乗りにピッタリの武器に変貌した。
◆速射機銃
フルオートアサルトカービン。Ver.5.0におけるデュアルマシンガンの穴を埋める形で登場した。
重量と引き換えに強化されたSMGという仕上がり。安定した性能ではあるが、重い上に弾が凄まじく散るため遠距離戦には向かない。
秒間火力とマガジン火力を両立したハイバランス型、UK57速射機銃・弍は強襲主武器のシェア1位を誇るベストセラー。
◆MPG
実体弾を使用するAモード、ニュードレーザー弾を使用するBモードを切り替え可能な特殊マシンガン。
実弾モードは秒間火力に優れ、ニュードモードは射撃精度に優れ施設破壊に有用。
どちらもフルオートなので、モード切り替えに慣れればかなりマイルドな性能で扱いやすいが、マガジン火力に難点アリ。
◆スムレラ投射長銃(PS4新規)
フルオートのニュードアサルトライフル。高精度・低反動だが、連射速度はセミオートのSTARよりも遅い。
wiki篭り諸君の想像する
ビームライフルをニュード技術で作った物と想像すればおおよそイメージ通りだと思われる。
単発威力が高いためヘッドショットによる仰け反りが発生しやすい。
フルオートといえど、連射速度の遅さ故にプレイヤーのAIM力が強さに直結する玄人向けの武器。
そのため、ヘッドショット連発で半ばハメ殺しの一方的な攻撃ができるか、当てる事すらままならず返り討ちに遭うかはあなた次第。
◆DBR(PS4新規)
二連装のフルオート型アサルトライフル。Double Barrel RifleでDBRである。
サブマシンガンや速射機銃を色んな意味ででかくしたものという解説でカタが付いてしまう性能。
高重量でアセン負荷が大きい・反動がでかくてブレる・射撃精度が悪くて散る・マガジン2本あるからかリロードも遅いと欠点も多いが、
秒間火力もマガジン火力もでかい・フルオートなので操作は簡単という実に潔い性能の主武器。
◆掃射機銃(PS4新規)
重火力兵装のものより小型のガトリングガン。強襲(アサルト)のガトリングで通称「麻ガト」。空転こそあるがマガジン火力も秒間火力も優秀。
…が、その空転がとかくプレイヤー達に不評で、何度も何度も繰り返し上方調整が行われているにもかかわらず使用率は低迷している。
そんな不遇の武器だったが実装から3年半以上を経た2023年、老舗重機メーカー出雲重機(という設定・名義でメカデザインを提供するデザイナー大久保淳二氏)とのコラボ武器として新モデル「G74掃射機銃イ型」が登場。
当初プレイヤー達にはネタ枠として見られていたが、蓋を開けてみると「非常に短い空転時間」「連射を一瞬止めるだけで完了する排熱」「秒間火力7500オーバー」という半ばヤケクソ気味のスペックで、ランクマッチ上位帯のプレイヤーも採用するほど流行。なんと使用率ランキング1位を記録した。
もっともここまでしないと環境入りできないという意味では、むしろ本系統が持つ空転のデメリットが、機動力を活かした突発的な戦闘を得意とする強襲兵装にとってどれだけ重いかを証明してしまったと言えるのかもしれない…。
なお、デュアルマシンガン系統はAC版Ver.5.0にて遊撃兵装に異動している。